ポケモンSVがひどいと言われる理由と処理落ちの改善策

ポケモンSVがひどいと言われる理由と処理落ちの改善策

「ポケモンSV ひどい」と検索すると、処理落ち・バグ・グラフィックといった批判が多数出てきます。発売直後から「ひどい」「つまらない」という声が多く上がり、海外ユーザースコアが2.6という驚愕の評価も話題になりました。

一方で、ファミ通スコアは9.5、GameWithの評価は21/25と、国内メディアからは比較的高い評価を受けています。同じゲームでも評価が大きく割れているのがポケモンSVの特徴です。

では、具体的に何が問題で、何が評価されているのでしょうか。この記事では処理落ちやバグ、グラフィック、オープンワールドとしての課題など、批判を受けた点を整理するとともに、処理落ちへの対処法と評価されている点もあわせて紹介します。購入を検討している方や、プレイ中に不満を感じている方の参考になれば幸いです。

この記事のポイント
  • ポケモンSVがひどいと言われる最大の原因は発売直後からの処理落ちとフレームレート問題
  • バグの多さとオートセーブ設定によるデータ消失リスクも批判を受けた原因のひとつ
  • オープンワールドとしての作り込みの甘さや攻略ルートの実質固定が不満を生んだ
  • ストーリー・BGM・技の思い出しシステムは高く評価されており、処理落ちには改善策もある
目次

ポケモンSVがひどいと言われる技術的な問題点

  • 発売直後から多数報告された処理落ちとフレームレートの不安定さ
  • 遠景グラフィックの低品質とNPCの不自然な挙動への批判
  • バグの多さとセーブデータ消失のリスク

ポケモンSVがひどいと言われる処理落ちとフレームレート問題

ポケモンSVがひどいと言われる処理落ちとフレームレート問題

ポケモンSVに対する批判の中で最も多く取り上げられるのが、処理落ちとフレームレートの不安定さです。発売直後からYouTubeやゲームレビューサイトで処理落ちやエラー落ちの報告が多数寄せられ、「ひどい」という声が広まりました。

処理落ちって具体的にどんな場面で起きるの?

水面付近の処理落ちがとくにひどく、「そらをとぶ」やポケモンボックスを開く際にもロードが入るようです。

特に水面近くでの処理落ちがひどいという声は複数のレビューで確認されています。「1番の不満点は処理落ちで、発売延期してでも直した方がよかった。カクつきがあり特に水面近くは酷い」—ファミ通のレビューに掲載された声。

「そらをとぶ」を使う際には毎回ロードが入り、物語が進むにつれてファストトラベルの使用頻度が増えるため、このロード時間が継続的なストレスになるという指摘もあります。またポケモンボックスを開く際にも読み込みが発生するため、育成作業を多く行うプレイヤーほど影響を受けやすい状況でした。

フリーズまで発展するケースはそれほど多くないものの、処理落ち(FPSが低下して画面がガクガクになる状態)は結構な頻度で発生していました。発売後もプレイヤーを悩ませ続けた問題。

処理落ちの原因として指摘されているのは、主にゲーム内部の処理最適化の不足と、ニンテンドースイッチというゲームハード自体の古い設計の2点です。オープンワールドを採用し、ポケモンを自動で戦闘させるシステムなども搭載した結果、内部処理が重くなったことが処理落ちにつながっているようです。

海外のレビューサイトでも「2022年のゲームとは思えない最悪なプレイフィール」という批判が確認されている。フレームレートの不安定さがプレイフィール全体に与えた影響の大きさ。これが発売直後から「ひどい」という評価が広まった背景のひとつです。

処理落ちはSDカードの種類や本体設定によって改善できる場合があります。詳しくは後述の改善策を参照してください。

グラフィックの低品質とNPCの挙動に対する批判

グラフィックの低品質とNPCの挙動に対する批判

ポケモンSVに対する批判の中で、処理落ちと並んで多いのがグラフィックの低品質とNPCの挙動への不満です。

遠景のグラフィックについては「劣悪」「めまいがした」という表現が使われるほど厳しい評価が見られます。ゲーム序盤、ネモがパルデア地方を紹介するシーンで早くも露呈した遠景の粗さ。

海外ユーザーからは「フレームレートとグラフィックは言うまでもなく酷い」「見た目もひどく、誰にもお勧めしない」といった声が上がっています。

NPCの挙動についても批判が集まりました。バトル中にNPCが横切る問題、何もないテーブルに誰もいないのにひとり微笑んでいる不気味さ。「2022年のゲームとは思えない」という声は複数のレビューで共通して確認されています。

街の作り込みについても批判があります。同じような施設ばかりで、入れない家がほとんどという「ハリボテ感」が指摘されました。パルデア地方全体として、街やNPCに特色がないという批判も目立ちます。

グラフィックの問題はオープンワールド化によって描画範囲が広がったことも一因です。ニンテンドースイッチのハード性能の限界も背景にあります。

バグの多さとセーブデータへのリスク

バグの多さとセーブデータへのリスク

ポケモンSVに対する批判の3点目として、バグの多さとそれに伴うセーブデータへのリスクがあります。

発売直後から多数のバグ報告が寄せられました。ポケモンが捕まらなくなるバグ、フリーズや動けなくなるバグ、一部では進行不能になるバグ。発売当初のポケモンSVを取り巻く状況。

ポケモンSVでは「バグだらけ、未完成」「絶対に受け入れられない、未完成のゲーム」という海外ユーザーの声が出るほどの量が報告されました。

特に注意が必要なのがセーブデータへのリスクです。オートセーブにしておかないと、フリーズや動けなくなるバグが発生した際に進捗が消えてしまうリスクがあります。手動セーブ中に5時間分のデータが消えた事例—「本当に鬱になる」という声も上がったセーブデータ消失の深刻さ。

最悪の場合、手動セーブのまま長時間プレイし続けていると全データが消える可能性があります。これがオートセーブ設定の重要性が発売直後から叫ばれた理由。

セーブデータを守るため、オートセーブは必ずオンに設定しておくことをおすすめします。手動セーブだけに頼ると、バグやフリーズ時にデータを失うリスクがあります。

発売から時間が経過した後にプレイを開始したユーザーからは「バグは気にならなかった」という声もあります。アップデートによる修正が進んだためです。

ゲームシステムの問題点と評価の実態

  • サブクエストのなさとフィールド探索の導線の弱さ
  • 攻略ルートが実質固定されているという自由度の問題
  • 海外ユーザースコア2.6が示すポケモンSVの評価の実態
  • 処理落ちの改善策とポケモンSVが評価されている点

オープンワールドとしての課題と探索面の問題点

オープンワールドとしての課題と探索面の問題点

ポケモンSVはシリーズ初のオープンワールドを採用しましたが、オープンワールドRPGとしての完成度については厳しい評価も多い。

最も大きな課題として指摘されているのが、フィールドを探索させるための導線の弱さです。他のオープンワールドゲームでは、探索中にランドマークを見つけてそこに行きたくなる、サブクエストに誘導されるといった仕掛けがありますが、ポケモンSVにはサブクエストがほぼなく、メインクエスト3種のみで構成されているようです。ランダムイベントも存在しないため、フィールドを歩き回る動機が生まれにくいという批判もあります。探索欲を刺激する仕掛けの不足。

パルデア地方のフィールドについては「殺風景すぎる」という評価も確認されています。道具が落ちているのは探索要素の一つですが、お店で購入できるようなものが落ちているだけでは収集欲を刺激しない—オープンワールドとしての探索の薄さ。

各地にいるポケモントレーナーについても、対戦する動機が弱いという批判があります。従来のポケモンシリーズでは無理やりバトルに引き込まれる仕組みがありましたが、ポケモンSVでは話しかける必要があるため、プレイヤーのモチベーションがない限りバトルが発生しません。従来の自動エンカウントとの大きな違い。

新要素のテラスタルについては、シングルプレイでは「演出は派手だが弱いため、あっさり倒せてしまう」「無用の長物」という批判があります。通信対戦では有用な場面もありますが、シングルプレイのみのユーザーには効果が地味に映ることがあります。シングルプレイでの存在感の薄さ。

オープンワールドになったメリットとして認められているのは「ポケモンが出てくる順番が決まりきったものではなくなった」点くらいという評価もあります。オープンワールドを採用したことでかえってパフォーマンスが致命的に低下した—批判の根底にある問題。

攻略ルートが実質固定されている自由度の問題

攻略ルートが実質固定されている自由度の問題

ポケモンSVは「自由な冒険」を強調して宣伝されましたが、実際に遊んだプレイヤーからは「自由とは言えない」という声が多く上がりました。ではどこが「自由ではない」と感じられたのでしょうか。

最大の問題はジムリーダーのレベルが固定されていることです。他のオープンワールドRPGではプレイヤーのレベルに応じてエネミーが変動するレベルスケーリングが採用されることが多いですが、ポケモンSVではジムリーダーのレベルが決まっているため、想定された順番通りにジムに挑むしかない状況になっています。

仮に強いジムに挑んで順番を入れ替えることができたとしても、特にメリットはないという指摘もあります。「バッジの数でジムリーダーのレベルが変化する設定があればよかった」—複数の場所で確認されたプレイヤーの声。

出現するポケモンのレベルも地域によって決まっているため、極端に自由な行動をとるとすぐにやられてしまうケースがあります。「自由を強調して宣伝しているが、実際には保守的なシリーズ作品と変わらない」—これがプレイヤーの率直な感想。

ジム挑戦のシステムについても変更点への不満があります。従来のポケモンシリーズではジムのギミックをくぐり抜けながらトレーナーと戦いつつジムリーダーのもとへ向かう形式でしたが、ポケモンSVではリーダーに挑む前に特定のミニゲームをこなす必要があります。「何故?と思うような内容もある」「変なミニゲームをやらされる」—従来のジム形式を好むプレイヤーからの声。

ポケモンSVの「自由な冒険」は、あくまで訪れる地域の順番を変えられるという意味です。実質的な攻略ルートはおおよそ固定されていることを念頭に置くと、期待値の調整がしやすくなります。

海外ユーザースコア2.6が示すポケモンSVの評価の実態

海外ユーザースコア2.6が示すポケモンSVの評価の実態

ポケモンSVの評価で最も話題になったのが、海外ユーザースコアの低さです。海外の有名レビューサイトのユーザースコアは2.6(10点満点中)という驚愕の数字が記録されています。

この数値はメディア(プロのレビュアー)によるメタスコアの77とは大きくかけ離れており、ユーザー目線での評価がいかに厳しいかを示しています。Amazonの評価も★3と、人気シリーズにしては相当低い結果でした。前作「ポケモンレジェンズ アルセウス」の★4.4と比較した際の歴然とした差。

海外ユーザーからは「ゲームフリークの恥」「怠惰な作品」「このゲームには体験を大きく妨げる技術的な問題やバグがたくさんある」といった厳しい声が寄せられています。「面白さを語る以前のパフォーマンスの問題」—ゲームの内容以前に動作品質自体が問われた評価の実態。

一方、国内のレビューサイトでの評価はやや異なります。ファミ通スコアは9.5/10、攻略サイトのGameWithでは21/25という評価でした。ファミ通レビューには「1番の不満点は処理落ちで、発売延期してでも直した方がよかった」という厳しい声も含まれていましたが、ストーリーや新要素については肯定的な意見も多く見られました。

海外では「ポケモンだからといって過剰な評価にはならない」という姿勢がユーザースコアに反映された一方、国内メディアはストーリーや新要素を評価する傾向が見られました。技術的な完成度とストーリー評価の分断—それがポケモンSVの評価の実態。

処理落ちの改善策とポケモンSVが評価されている点

処理落ちの改善策とポケモンSVが評価されている点

批判が多かったポケモンSVですが、処理落ちへの対処法は存在します。またゲームとしての評価が高い点も多い。

処理落ちの改善策

ダウンロード版を購入している場合、以下の方法を試すことで処理落ちが改善する可能性があります。

まず、ゲームデータをSDカードではなくニンテンドースイッチ本体にインストールする方法です。SDカードへのインストールでは読み込みに不具合が生じることがあり、本体にインストールすることで処理落ちが改善したケースがあります。本体設定からデータの移動が可能—すでにプレイを開始していても試せる改善策。

次に、SDカードをUHS-I規格対応のものに変える方法です。読み込み速度の遅いSDカードが処理落ちの一因になっているとの報告があります。低速SDカードの交換—試せる改善策のひとつ。

SDカードの残り容量を10%以上確保しておくことも効果的です。記憶媒体は容量がギリギリになると処理が重くなることがあるため、他のゲームデータを削除するなどして余裕をもたせることが推奨されています。

なお、アップデートによる修正が継続的に行われており、発売から時間が経った後にプレイした場合はバグや処理落ちが軽減されています。

ポケモンSVが評価されている点

批判が目立つポケモンSVですが、ストーリーやゲームシステムには高評価の声も多くあります。

3つのメインストーリーはどれも内容がしっかりしており、クリア後にキャラクターやポケモンへの愛着が湧いて涙する場面もあると評価されています。学生という設定が青春感を演出しており、幅広い年代が楽しめる内容です。批判の多さとは裏腹の、充実したストーリー評価。

BGMについては「神曲ばかり」という声が多く確認されています。ジムリーダー戦やライバル戦のBGMが特に高評価で、YouTubeでも多くの再生回数を記録—ポケモンSVの音楽面の高い評価。

スター団の設定は、従来の「悪の組織」とは異なる作り込みがされており、好きになったプレイヤーが多い。

技の思い出しがいつでも無料でできるようになったことも、育成面での利便性向上として評価されています。

フィールド上でポケモンが群れを作っていたり、木陰で休んでいたりする演出も好評で、「本当にポケモンの世界を散策しているような気分になれる」という声があります。技術的な批判の多さとは別に存在する、ポケモンSVならではの魅力。

処理落ちやバグが気になるなら、ダウンロード版はゲームデータを本体にインストールし、SDカードの規格と容量を確認するのがおすすめです。アップデート後にプレイを開始すると問題が軽減されているケースもあります。

ポケモンSVがひどいと言われる理由と処理落ちへの対策まとめ

この記事のまとめです。

  • ポケモンSVは発売直後から処理落ちやエラー落ちが多数報告された
  • 特に水面付近での処理落ちがひどいという声が複数のレビューで確認されている
  • 「そらをとぶ」やポケモンボックスを開く際のロードが継続的なストレスになるケースがある
  • フリーズよりも処理落ち(FPS低下による画面のガクガク)が多く発生していた
  • グラフィックについては遠景の低品質さや、NPCがバトル中に横切る挙動などが批判を受けた
  • バグの多さとオートセーブ設定の重要性が発売直後に広く話題になった
  • 手動セーブのまま長時間プレイすると全データが消える可能性があるため注意が必要
  • オープンワールドとしてはサブクエストがほぼなく、ランダムイベントもないため探索の動機が弱い
  • ジムリーダーのレベルが固定されているため、攻略ルートは実質固定されている
  • 海外ユーザースコアは2.6(10点満点中)という低評価を記録した
  • 国内ではファミ通9.5、GameWith 21/25と比較的高い評価も存在する
  • 処理落ちはゲームデータを本体にインストールすることで改善する可能性がある
  • SDカードをUHS-I規格対応のものに変え、残り容量を10%以上確保することも有効な可能性がある
  • ストーリー・BGM・スター団の設定・技の思い出しシステムは多くのプレイヤーに評価されている
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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