ポケモンGOの黄チームが少ない理由は、ひとつに断定できません。過去には青・赤より人気が低い調査結果があり、同じチームでジムを守る仕組みも、仲間の多い色を選ぶ動機になります。ただし、「黄色は現在も全体の25%」「選択画面で最後だったから少ない」とまで言い切れる根拠はありません。
黄色を選んで後悔しているなら、まずは「置けるジムが少ない」のか、「レイドで不利だと思っている」のかを分けてみましょう。昔のレイド報酬の説明には、すでに変更された部分もあります。人数の話から順に、今の遊び方に関わる違いを見ていきます。
- 「黄色は約25%」という数字の対象と時点
- 選ばれにくい理由の推測と確認できる仕組み
- 黄チームのジムでの利点とレイド報酬の変更
- 地域と仲間に合わせた選び方と変更条件
ポケモンGOで黄チームが少ない理由は?人数と選ばれ方を確認
黄チームは本当に少ない?「約25%」は現在の人数割合ではない

黄チームは正式には「チームインスティンクト」です。少数派というイメージを考えるうえで参考になるのが、アドビの2016年の調査。2016年7月13日時点のソーシャル上での人気度は、青43%、赤32%、黄25%でした。黄色がほかの2色より低かったことは、この調査の範囲で確認できます。アドビの調査発表
ここで大事なのは、調べた対象が「ソーシャル上での人気度」だったことです。ゲーム内の所属人数を数えた調査ではありません。また、攻略サイトで見かける黄色24.9%という別の数字は、2019年のグローバルチャレンジの途中経過から推測されたもの。似た数字でも、調査方法が違います。
| 資料 | 黄色の数値 | 数値が示しているもの |
|---|---|---|
| アドビの2016年調査 | 25% | 2016年7月13日時点のソーシャル上での人気度 |
| ポケらくによる2019年の推測 | 24.9% | グローバルチャレンジのタスク達成数をもとにした推測人数比率 |
タスク達成数は人数そのものではなく、1人がどれだけタスクを進めたかにも左右されます。そのため、2019年の推測を正確な所属人数の調査として扱うこともできません。
「過去に黄色が少なめだったことをうかがわせる資料」はあっても、2026年11月時点の人数割合として、そのまま25%を当てはめるのは避けたいところです。
色・リーダー・選択画面の順番が原因という説は確定していない
黄色が選ばれにくかった理由として、色の好み、リーダーの印象、チーム選択画面の表示順などが挙げられています。2017年のGameWithの質問掲示板にも、こうした回答が寄せられていました。ただし、いずれも投稿者の考察や記憶を含む説明で、選択理由を大規模に調べた結果ではありません。
たとえば表示順については、当時の投稿でも「赤・青・黄だった」という話と、「青が先頭だった」という記憶が見られます。これだけで当時の全ユーザーに共通する表示順を決めたり、後ろに表示されたことが人数差を生んだと結論づけたりはできません。
「最初の2色だけを見て選ぶ人が多かった」という説明にも、選択行動を測った裏付けが必要です。
リーダーの好みも同じです。個人が好きな色やキャラクターで選ぶことと、それがチーム全体の人数差の主因だったと証明することは別の話。アドビの調査で分かるのも人気度の差までで、なぜその差が生まれたかではありません。
黄色が少ない理由を知りたいときは、こうした説を「可能性のある説明」として受け止めるのが適切です。
友達や周囲のジムに合わせる選び方は人数差が続く一因になりうる

ゲームの仕組みから説明しやすいのは、「一緒に遊ぶ人と同じ色にしたい」という動機です。公式もチーム変更機能の導入時に、よく冒険するフレンドと同じチームに入りたい、親子で違うチームを選んでしまった、といった声を紹介しています。
仲間に合わせたいという需要は、公式に確認できるものです。チーム変更機能の公式告知
ジムには同じチームから最大6匹を配置できますが、1人が置けるのは1匹まで。同じ色の仲間がいれば、1つのジムを分担して埋められます。また、自分のチームのジムにいるポケモンへきのみを与え、やる気を回復させることもできます。ジムを一緒に守りたい人にとって、チームをそろえる意味は具体的です。
この仕組みから考えると、ある地域で青や赤の仲間が多ければ、後から始める人も同じ色を選び、偏りが続くことは考えられます。ただし、これは人数差が続く仕組みについての推測です。「黄色が最初に少なくなった原因」や「友達に合わせた人の割合」を示すものではありません。

最初の人気差と、その後に仲間へ合わせる動きは分けて考えましょう。
黄色のジムが少ない不便さとポケモンの強さは分けて考える
身近な黄色のジムが少ない場合、困りやすいのはポケモンを配置する機会です。同じチームのジムを仲間と埋める仕組みなので、近くに黄色の仲間が少なければ、自分で確保しても追加の配置が進まない可能性があります。1人で同じジムに6匹を置いて補うことはできません。
ただ、近所で黄色のジムを見かけないことから、全国の人数割合までは分かりません。ポケらくも、チームの状況は活動する地域や仕事場付近、時間帯によって異なると説明しています。自宅周辺だけで遊ぶ人と、別の場所でも遊ぶ人では、同じ黄色でも置きやすさの感じ方が変わりえます。
また、「黄色は弱い」と感じても、人数の少なさだけで手持ちのポケモンの戦闘力は判断できません。公式ヘルプがジム戦で挙げているのは、CPやHP、ポケモンとわざのタイプ、相手との相性です。味方の配置が集まらない悩みと、自分の編成で勝てない悩みでは、見直すところが違います。
チームの人数を理由に、育てたポケモンまで弱いと思う必要はありません。
ポケモンGOの黄チームが少ない理由を踏まえたメリットと選び方
黄チームのメリットは空席と攻めるジムの多さにある
人数が少ないことは、いつも不便に働くわけではありません。周囲に黄色のジムがあり、そのジムを利用する同色の人が少なければ、配置枠が残っている可能性があります。ロケットニュース24の2020年の体験記事でも、青から黄色へ移った執筆者が、黄色ではジムの空席に余裕を感じたと述べています。
これは、その執筆者の環境での体験です。黄色へ移籍した執筆者の体験記事
大切なのは、「黄色なら空いている」ではなく、「使える黄色のジムに空席があるか」という条件です。黄色のジム自体がほとんどない場所では、同色の利用者が少なくても、すんなり置けるとは限りません。逆に、同じ色のジムを見かけても配置枠は最大6匹なので、色だけで配置のしやすさを決めることもできません。
もうひとつはジムバトルの機会です。ライバルチームのジムは、配置されたポケモンを倒して無所属にすれば、自分のチームで確保できます。周囲が赤や青に偏っている環境なら、黄色には攻める対象が多いと考えられます。バトルそのものを楽しみたい人には利点ですが、戦わずに配置したい人には手間。
同じ地域の状況でも、何を楽しむかで評価が分かれます。
レイドの「黄色はボールが少ない」は古い仕様との区別が必要


昔の記事にある「同じ色の参加者が少ないので、チーム貢献度のボールが少ない」という説明を、そのまま現在の不利として受け取る必要はありません。2020年8月27日の公式発表で、レイドのチーム貢献度ボーナスはスピードボーナスへ変更されました。
通常のレイドでは追加のプレミアボール、メガレイドでは追加のメガエナジーに関わる変更です。レイド報酬変更の公式発表
| 混同しやすい項目 | 現在の説明で押さえる点 |
|---|---|
| 旧チーム貢献度ボーナス | スピードボーナスへ変更済み |
| ジムの所属チーム | 自分のチームがジムを防衛しているかは、プレミアボール数に関係する |
| 倒す速さ | 通常のレイドでは追加のプレミアボールに関係する |
| メガレイドで倒す速さ | 追加のプレミアボールではなく、メガエナジーに関係する |
一方で、チームによる違いがすべてなくなったわけではありません。現在の公式ヘルプでも、プレミアボール数は与えたダメージ、ジムが自分の所属チームに防衛されているか、倒した速さによって異なると説明されています。黄色のジムが少ない地域では、ジムの所属に関する条件で不便を感じる余地はあります。
つまり、「黄色の参加者が少ないこと」と「会場のジムが黄色ではないこと」は別の条件です。レイド目的で移籍を考えるなら、古いチーム貢献度だけを理由に決めず、よく参加するジムの色や、実際の報酬条件を見るのが先。黄色というだけで毎回同じだけ不利になる、と一括りにはできません。
黄色を続けるかはジムの空席・帰還状況・一緒に遊ぶ人で決める
僕なら、まず普段遊ぶ場所のジムを数日から1週間ほど見て判断します。見るのは色の多さだけでなく、黄色のジムに置ける枠があるか、置いたポケモンがどのくらいで戻るか。ポケらくも、活動する地域のジムを数日から1週間ほど観察して、チーム選択の参考にすることを勧めています。
ポケコインを重視する場合は、長く防衛できることだけが答えではありません。ジム防衛で得られる無料ポケコインは、ポケモンが戻った後に受け取り、1日の上限は50ポケコインです。複数日にわたって防衛しても、戻った日に適用される上限は同じ。
多数派の色に変えれば、防衛時間に応じて際限なく稼げるわけではありません。公式のジム防衛ボーナス案内
| 重視すること | 黄色を続ける・変更する前に見る点 |
|---|---|
| 戦わずに配置する機会 | よく行く場所に、空席のある黄色のジムがあるか |
| ジムバトルの楽しさ | 周囲の他色ジムへ挑む遊び方が自分に合うか |
| 防衛によるポケコイン | 配置のしやすさに加え、帰還と1日50ポケコインの上限 |
| 家族・友人とのジム防衛 | 同じジムに配置して守りたい相手がどのチームか |
黄色の空席を利用でき、今の遊び方で困っていなければ、過去の人数比率だけを理由に変更を急ぐ必要はありません。反対に、よく遊ぶ家族や友人と同じジムを守りたいなら、同色にそろえることには意味があります。「全国で多そうな色」より、自分の行動範囲と仲間に合う色を基準にしましょう。
チーム変更はメダリオンで可能だが365日に1回の購入制限がある


遊び方に合わないと感じたら、チームを変更する方法はあります。公式ヘルプが案内しているのは、ショップで購入する「チームへんこう メダリオン」。1回限りの使用アイテムで、購入できるのは365日に1回です。気分に合わせて何度も買い直せる仕組みではないので、変更先の環境を見てから使いましょう。
価格については、2019年2月21日の導入告知では1,000ポケコインとされています。これは導入時の告知価格なので、実際に購入する際はショップの表示が基準です。手順は、ショップでメダリオンを購入し、道具画面から使って、変更先のチームを選ぶ流れになります。
- 普段遊ぶ地域のジムや、一緒に遊ぶ人のチームから変更先を決める
- 配置中のポケモンと、変更時のポケコインへの影響を確認する
- ショップで「チームへんこう メダリオン」を購入する
- 道具内のメダリオンをタップし、変更先のチームを選ぶ
特に注意したいのは、変更前からジムに置いていたポケモンです。チームを変えても、その場ですぐ全員が戻るわけではありません。公式ヘルプでは、遠隔できのみを与えられなくなり、バトルに負けたとき、または配置したジムを訪れたときに戻ると案内されています。
その防衛分のポケコインは受け取れません。公式ヘルプのチーム変更案内
防衛中のポケコインを受け取りたいなら、配置中のポケモンが戻ってから変更する、という順番を検討できます。黄色が少ないという評判だけで動くより、「一緒に守りたい仲間がいる」「今の地域では配置が難しい」といった、自分の困りごとに合わせて決めるのがおすすめです。
ポケモンGOの黄チームが少ない理由と選び方のまとめ
この記事のまとめです。
- 黄チームが少ない理由は、ひとつの原因に断定できません
- アドビの黄色25%は、2016年7月13日時点のソーシャル上での人気度です
- 2019年の黄色24.9%はタスク達成数による推測で、現在の所属人数割合ではありません
- 色・リーダー・選択画面の順番が人数差を生んだという説は、確定した原因として扱えません
- 仲間と同じジムを守れる仕組みは同色を選ぶ動機になりますが、黄色の初期の人数差を証明するものではありません
- チームの少人数とポケモンの戦闘力は分け、ジム戦ではCP・HPやタイプ相性も見ましょう
- 黄色のジムに空席がある環境では配置しやすい場合があり、他色ジムが多ければ攻める機会もあります
- レイドの旧チーム貢献度はスピードボーナスへ変更済みですが、ジムの所属チームは今もボール数に関係します
- 防衛のポケコインは帰還後に受け取り、複数日防衛した場合も1日の上限は50ポケコインです
- 黄色を続けるかは、普段のジムの空席・帰還状況と、一緒に守りたい仲間のチームで判断しましょう
- 変更用メダリオンは365日に1回の購入制限があり、変更前から配置していたポケモンの防衛分はポケコインを受け取れません
参考にした情報
- 【ポケモンGO】チームの選び方:目的や楽しみ方別におすすめのチームを紹介|ポケらく
- チームを変更できますか? — Pokémon GOヘルプセンター
- ジム防衛ボーナスを受け取るには — Pokémon GOヘルプセンター
- 【ポケモンGOQ&A】黄色チーム[No167943]
- 【ポケモンGO】絶望しながら不人気の黄色チームに強制移籍 → 意外とよかった理由とは | ロケットニュース24
- Adobe Digital Insights: Pokémon GOに関する調査
- 「チームへんこう メダリオン」により、チームの変更ができるようになります — Pokémon GO
- Why didn’t I get a bonus for raiding with members of my team? — Pokémon GO Help Center
- Battling at Gyms — Pokémon GO Help Center
- レイドバトルとは? — Pokémon GOヘルプセンター
- 「メガレイド」の登場で、「レイドバトル」全体に「メガ級」の変更が行われます! — Pokémon GO










