ポケポケおすすめパック完全ガイド 最新環境と課金術徹底解説

ポケモンカードアプリ「Pokémon TCG Pocket(ポケポケ)」は、毎日2パックの無料開封と、ランクマッチやイベントで少しずつカードを集めていくスタイルのゲームです。拡張パックもどんどん追加されているため、「どれから引けばいいのか分からない」という悩みを抱えている人も多いはずです。

特に、最新テーマ拡張「メガライジング」の登場で、メガギャラドスパック・メガチルタリスパック・メガバシャーモパックといった強力な選択肢が増え、常設の「最強の遺伝子」シリーズや期間限定のハイクラスパックexまで視野に入れると、どこにリソースを集中させるべきか判断が難しくなりがちです。

この記事では、2025年12月時点のランクマッチ環境や各攻略サイトの評価にもとづいて、ポケポケのおすすめパックをタイプ別に整理しながら、無課金・微課金の課金配分や10連開封の考え方までまとめて解説します。

この記事のポイント
  • 最新環境基準で強いポケポケおすすめパックを整理
  • 初心者・復帰勢・中級者・コレクション勢で選び方を具体化
  • 無課金〜微課金でも失敗しにくいパック戦略を提案
  • プレミアムパスや10連開封の「本当のお得ライン」を整理
目次

ポケポケおすすめパック総まとめ

  • 最新環境で強いおすすめパック
  • 初心者に合うポケポケおすすめパック
  • 復帰勢や中級者向けのおすすめパック
  • コレクション重視で選びたいパック
  • 無課金でも狙いたいお得パック

最新環境で強いおすすめパック

最新環境で強いおすすめパック

2025年12月時点でランクマッチ環境を意識した場合、最新テーマ拡張「メガライジング」の3パックはどれも強力ですが、複数の攻略サイトを総合すると「まずメガギャラドスパック、その次にメガチルタリスパック」を軸に考えるのが定番になりつつあります。

メガギャラドスパックは、ゲッコウガex・メガアブソルex・サザンドラ・モノマネむすめといった、環境上位クラスのデッキで主力になれるカードが一気に狙えるのが最大の魅力です。特にゲッコウガexとメガアブソルexは、単体性能が高いだけでなく多くのデッキで採用候補になる汎用性を持つため、「このパックを中心に集めるだけで複数の強デッキを試せる」という評価が定着しています。

一方のメガチルタリスパックは、メガチルタリスex・イエッサンex・ルチアといった「組み合わせて真価を発揮する」カードが特徴です。メガチルタリスexは、ベンチを並べるほど打点が伸びるワザで、ベンチ3体からでも安定して高打点を狙えるうえ、イエッサンexの回復やルチアによる展開サポートと噛み合うことで、攻守のバランスに優れた環境最上位デッキを構築できます。

メガバシャーモパックも弱いわけではなく、メガバシャーモexの高火力をフレイムパッチによるエネルギー加速で支える「炎特化デッキ」の軸になれるポテンシャルがあります。ハルカのような優秀なサーチサポートも収録されており、「炎デッキで一点突破したい」「メガバシャーモやメガカイロスをエースにしたい」といった明確な好みがあるプレイヤーには十分な選択肢です。ただし、汎用カードの幅やデッキバリエーションの広さでは、メガギャラドス・メガチルタリスに一歩譲るという評価が多く見られます。

また、メガライジング以前の常設パックも含めた「全体のおすすめ」をまとめている記事では、総合1位としてメガギャラドスパックを挙げるケースが多数です。◆4のカードがどれも強力で、収録カードだけで完成度の高いデッキを組みやすいことから、「何を引くか迷ったらメガギャラドスパックを最優先」という指針は、今の環境でも十分通用します。

まとめると、最新環境基準でパックを選ぶシンプルな方針は、「まずメガギャラドスパック、次点でメガチルタリスパック。炎デッキを極めたい場合はメガバシャーモパックも候補に入れる」というイメージで覚えておくと分かりやすいでしょう。

初心者に合うポケポケおすすめパック

初心者に合うポケポケおすすめパック

完全な初心者や、ポケカ自体にあまり触れてこなかった人にまずおすすめしたいのが、最初に選べる「最強の遺伝子」シリーズのリザードンパックです。GameWithやGame8など複数の攻略サイトで、「最初のパックは最強の遺伝子リザードンがおすすめ」と明言されており、初期から扱いやすいエースアタッカーと基本パーツが揃うことが高く評価されています。

リザードンパックの最大の強みは、ナッシーexと特殊加工版ヒトカゲといった目玉カードが確定で入手できる点です。ナッシーexはエネルギー1個で最大80ダメージを狙えるワザを持ち、「1エネで40〜80ダメージ」という単純かつ強力な打点で序盤から相手に圧をかけられるポケモンとして評価されています。

このような「少ないエネルギーでそれなりのダメージが出るカード」は、まだカードプールが狭い初心者にとって非常に扱いやすく、複雑なコンボを覚える前に「とりあえずこのポケモンで殴ればゲームになる」という感覚を掴みやすいのがポイントです。勝ち筋が分かりやすいとプレイのモチベーションも上がりやすく、ゲームに慣れるまでの橋渡し役として最適な構成になっています。

最初のパック選択後もしばらくは、同じリザードンパックを引き続けることが推奨されています。1種類のパックを集中して開封すると、進化ラインが揃いやすく、デッキが自然と完成形に近づいていきます。実際、「最強の遺伝子」内のパック比較記事でも、リザードンパックは「進化して強いポケモンが多く、ファイヤーexやリザードンexを軸にデッキを組みやすい」とされており、初心者が途中でつまずきにくいパックといえます。

もちろん、「ピカチュウが好きだからピカチュウパックから始めたい」「ミュウツーが推しだからミュウツーパックを選びたい」というケースもあるはずです。その場合も、最初は好きなポケモンのパックで始めて、ある程度ゲームに慣れてきたところで、メガギャラドスなど環境パックに切り替えていく流れを意識しておけば問題ありません。重要なのは、カードプールをむやみに広げすぎず、「一つのパックから出るカードだけで無理なくデッキが組めるか」を基準にパックを選ぶことです。

初心者が覚えておきたいのは、「まずは1つのパックを決めて一定期間引き続ける」「そのパックのカードだけで戦えるデッキを1つ完成させる」「その後、メガライジングなどの環境パックでデッキの幅を広げる」という3ステップです。この順番を守るだけで、序盤の学習コストとストレスをかなり減らせます。

復帰勢や中級者向けのおすすめパック

復帰勢や中級者向けのおすすめパック

紙のポケカ経験者や他のデジタルTCG経験者など、ある程度カードゲームの基礎を理解しているプレイヤーには、「最強の遺伝子」の初期パックよりも、メガライジング3種の方が向いているケースが多いです。特にメガギャラドスパックとメガチルタリスパックは、ランクマッチ上位のデッキで主力となるカードを複数抱えており、本格的に環境デッキを組みたい層と相性が良いパックとして各攻略サイトで強く推されています。

メガギャラドスパックは、◆4のカードがどれも強力で、複数のタイプにまたがって汎用性の高いアタッカーが揃っているのが特徴です。ゲッコウガex・メガアブソルex・サザンドラ・モノマネむすめをはじめとした当たりカードは、単一デッキのパーツとしてだけでなく、他の拡張パックで組んだデッキにも組み込みやすいため、「このパックを軸に少しずつデッキの幅を広げる」という遊び方がしやすくなっています。

メガチルタリスパックは、単体パワーというよりも「シナジー重視」のカードが多く、中級者向けの評価が目立ちます。メガチルタリスexを中心にベンチを並べて火力を上げるコンセプトは、ドローソースやサーチカード、盤面リソースの管理など、TCGの基礎をある程度理解しているほど扱いやすくなります。イエッサンexによる回復・粘りや、ルチアによる安定した展開サポートなど、「環境最上位デッキの基盤となるカードがまとめて狙えるパック」として位置づけられています。

メガバシャーモパックは、炎デッキを中心に遊びたい復帰勢・中級者に向いています。メガバシャーモexは2エネで高打点を出しやすく、フレイムパッチによるエネルギー加速と組み合わせることで、一度育てば単体で試合を決めかねない爆発力を持っています。さらにハルカのようなサーチサポートにより、進化ラインを揃えやすい点も魅力です。ただし、炎タイプ中心の構築になりやすく、汎用性という意味では他2パックに比べるとやや尖った選択になるため、「炎が好きかどうか」が選択の基準になりやすいでしょう。

復帰勢や中級者は、「すでに持っているカード」「やりたいデッキの方向性」「トレードで補えるパーツ」を合わせて考えながら、メガギャラドスパック・メガチルタリスパック・メガバシャーモパックのどれをメインに引くかを決めるのがおすすめです。トレード機能で最新パックのカードも交換できるようになっているため、「パックで大枠を揃え、足りない部分はトレードで補う」という発想を持つと、少ない課金でも強いデッキを組みやすくなります。

コレクション重視で選びたいパック

コレクション重視で選びたいパック

ポケポケの大きな魅力の一つが、デジタルならではのコレクション体験です。公式サイトやApp Storeの紹介でも、「過去の懐かしいイラストから本作オリジナルカードまで、さまざまなカードを毎日2パック無料で集められること」や、デジタル表現を活かしたイマーシブカードの存在が強くアピールされています。

イマーシブカードは、カードイラストの世界に入り込んだような演出が楽しめる特別なカードで、「リアルでは再現しづらい没入感のある表現」を体験できるのが特徴です。通常のコレクションカードよりもレアリティが高く、狙って引くのは難しいものの、一度当たると「推しポケモンのイマーシブが欲しいからこのパックを引き続けたい」といったモチベーションにつながることも多いです。

コレクション目的で話題になったパックとしては、「ハイクラスパックex」が挙げられます。このパックは、拡張パック「最強の遺伝子(A1)」から「空と海の導き(A4)」までのカードを多数再収録した総集編のような位置づけで、特にポケモンexについては登場済みのカードがほぼ全て再収録される豪華仕様となっていました。また、1パック4枚構成で必ず1枚はポケモンex以上が封入されるなど、レアカードを一気にコレクションしたい人向けの内容でした。

ただし、ハイクラスパックexは2025年9月30日〜10月30日までの期間限定パックで、現在は再登場待ちの「期間外パック」という扱いです。ゲーム内のお知らせや攻略サイトでも、「今は開封できないが、後日あらためて提供される予定がある」とされています。今後の復刻が来た際に備えて、ポケゴールドやパック砂時計を温存しておく、あるいは過去に引いた人とトレードで欲しいカードだけ集める、といった立ち回りを意識するとよいでしょう。

また、トレード機能の拡張により、ダイヤ1〜4だけでなく、星1〜2や色違い1〜2といった比較的レアなカードまで交換対象に含まれるようになっています。これにより、「まずは好きなイラストの多いパックを引く→ダブったレアカードや星2・色違いをトレードで別のコレクションに変える」というコレクション重視の遊び方が取りやすくなりました。

コレクションを最優先するプレイヤーは、環境強さよりも「好きなポケモンが表紙になっているか」「イマーシブカードやイラスト違いが多く収録されているか」を基準にパックを選びつつ、期間限定のハイクラスパックexなどは復刻のタイミングで集中的に狙う、というスタンスがおすすめです。

無課金でも狙いたいお得パック

無課金でも狙いたいお得パック

無課金〜微課金で遊ぶ場合、毎日2パックの無料開封と、ゲーム内で稼いだポケゴールド・パック砂時計をどのパックに投資するかが非常に重要になります。拡張パックは時間経過で貯まる「パックパワー」を使うことで12時間ごとに1パック、最大2パック分まで無料ストックできる仕様なので、ログインの習慣さえつければ、自然と開封数は増えていきます。

最新環境にできるだけ近づきたいなら、無料分と少量の課金分を「メガギャラドスパック or メガチルタリスパック」に集中させるのが効率的です。どちらも環境上位デッキの主力カードを複数抱えており、当たりカードの枚数が多いため、無課金でも無料開封と交換ポイント(開封ポイント)を組み合わせることで、少しずつデッキを強化していけます。

序盤に関しては、最初のリザードンパックを一定期間引き続けて「まず1つ安定したデッキを完成させる」ことも重要です。複数のパックに手を出しすぎると、どの進化ラインも揃わないまま新弾が来てしまい、結果としてデッキが中途半端な状態で停滞しがちです。最初は「最強の遺伝子リザードン」で基礎デッキを完成させ、その後メガライジングなどに切り替えていく二段構えの方が、無課金でも勝ちやすいデッキにたどり着きやすくなります。

ポケゴールドを使った10連開封については、「10連だからといって単発より排出がお得になるわけではない」点に注意が必要です。10連1回に必要なポケゴールドは60個で、単発(6個×10回)と必要量は同じであり、開封ポイントやひかりのすなが増えるといった特別なボーナスもありません。メリットは主に「短時間でまとめてカードを開封できる」「演出をまとめて楽しめる」といった時間・体験面にあると考えた方がよいでしょう。

無課金〜微課金プレイヤーは、まず「1か月にいくらまでなら気持ちよく使えるか」を決め、その範囲でプレミアムパスや少量のポケゴールド購入を組み合わせるのがおすすめです。その上で、メガギャラドスパック・メガチルタリスパック・リザードンパックなど、自分が今一番遊びたいデッキを組めるパックを1〜2種に絞って集中的に引くと、リソース効率がぐっと良くなります。

ポケポケおすすめパックの選び方

  • 自分のプレイスタイルを決める
  • デッキタイプ別にパックを比較
  • 期間限定パックと復刻の注意点
  • 課金額とパック開封効率の考え方
  • 初心者が失敗しがちなパック選び

自分のプレイスタイルを決める

自分のプレイスタイルを決める

パック選びで最初にやるべきことは、「自分がポケポケでどんな遊び方をしたいのか」をはっきりさせることです。公式紹介でも、ポケポケは「毎日2パック無料開封でカードを集めつつ、手軽なバトルからランクマッチまで楽しめるアプリ」として設計されており、コレクション重視・対戦重視・その両方、いずれのスタイルも成立するよう作られています。

対戦中心で遊びたいなら、環境上位デッキの核となるカードが多く入ったパックを優先すべきです。具体的には、メガライジングのメガギャラドスパック・メガチルタリスパック・メガバシャーモパックが選択肢になりますが、その中でも「汎用カードが多く色々なデッキを試しやすいメガギャラドス」「環境最上位クラスのメガチルタリスデッキを組みやすいメガチルタリス」「炎特化のメガバシャーモ」といった違いを意識すると、自分の好みと噛み合わせやすくなります。

コレクション寄りなら、イマーシブカードやイラスト違いが多いパック、あるいはハイクラスパックexのように過去弾の人気カードが一気に再録される総集編パックを狙うのも良い選択です。さらに、トレード・おすそわけ機能によってダイヤ1〜4・星1〜2・色違いカードまでフレンドと交換できるため、「推しポケモンのカードを集める」「言語違い・イラスト違いをコンプする」といったコレクション目標も立てやすくなっています。

もう一つ大事なのが、「どれくらいの頻度でログインするつもりか」です。プレミアムパスは月額980円で毎日1パック追加開封+プレミアムミッション解放という内容になっており、ほぼ毎日遊ぶプレイヤーほど得をしやすい課金要素です。一方、週末だけ軽く遊ぶスタイルであれば、プレミアムパスを無理に契約せず、無料分+イベント報酬を中心にプレイするだけでも十分楽しめます。

プレイスタイル・遊ぶ頻度・コレクション欲・対戦への本気度をざっくり整理したうえで、「自分はどのパックにどれだけリソースを割くか」を決めておけば、その後のパック追加や期間限定イベントが来ても、ぶれにくいパック戦略を維持しやすくなります。

デッキタイプ別にパックを比較

デッキタイプ別にパックを比較

実際のパック選びでは、「どんなデッキを組みたいか」から逆算して考えるのが有効です。ここでは代表的なデッキタイプごとに、相性の良いパックをざっくり整理してみます。

目標デッキタイプ 相性の良い主なパック ポイント概要
バランス型の環境デッキ メガギャラドスパック 複数の強力なexと汎用サポートを一度に集めやすい
高速アグロ・コンボデッキ メガチルタリスパック ベンチ展開と軽いワザでテンポよく攻められる
炎中心の高火力デッキ メガバシャーモパック メガバシャーモexとエネ加速札で一撃の重さを追求
安定した入門デッキ 最強の遺伝子リザードンパック ナッシーex軸でシンプルかつ扱いやすい構築が可能
再録中心の高レアコレクション ハイクラスパックex 過去弾の人気exをまとめて集めやすい

この対応表は、カードリストと各攻略記事の評価をもとに整理したものです。実際のデッキタイプはもっと細かく分かれますが、「目指したいデッキの方向性」と「パックの特徴」をざっくり対応させるだけでも、どのパックを優先するべきかがかなり見えやすくなります。

例えば、コントロール寄りのじっくり戦うデッキが好きなら、メガギャラドスパックからメガアブソルexやゲッコウガexを狙いつつ、モノマネむすめのような手札リセットサポートや、盤面を整えるトレーナーズを集めることで、自分好みのコントロールデッキに近づけていけます。

逆に、「序盤からテンポよく殴っていきたい」なら、メガチルタリスパックのように、軽いエネルギーでベンチを並べながら打点を伸ばせるカードと、それを支えるサポート(ルチア・イエッサンexなど)が揃うパックを優先するとよいでしょう。

炎で一撃の重さを追求したい場合は、メガバシャーモパックのメガバシャーモex+フレイムパッチを軸に、サブアタッカーや汎用サポートを他パックから補う形が強力です。フレイムパッチによるエネ加速を活かしやすいよう、デッキ内の炎ポケモンの枚数やエネルギー配分を意識して構築すると、爆発的な打点が出しやすくなります。

このように、「目標デッキ → 相性の良いパック → 不足分をトレードや別パックで補う」という逆算思考を身につけると、パック追加のたびに迷う時間を大幅に減らせます。

期間限定パックと復刻の注意点

期間限定パックと復刻の注意点

ポケポケには、常設パックとは別に期間限定パックが存在します。代表例がハイクラスパックexで、2025年9月30日〜10月30日の約1か月間だけ開封できたパックです。このパックはA1〜A4弾のカードを多数再収録した総集編的な位置づけで、特にポケモンexは登場済みカードがほぼすべて再録される豪華仕様でした。

期間限定パックの難しいところは、「短期間でカードプールを一気に広げられる反面、本当に自分のデッキに必要なカードが入っているか見極めづらい」という点です。環境にまだ慣れていない初心者・復帰勢が、雰囲気だけで期間限定パックを追いかけてしまうと、常設パックで育てていたデッキの強化が中途半端になり、どのデッキも完成度が低いまま終わってしまいがちです。

さらに、ハイクラスパックexのように「終了後に復刻予定がある」と明言されているケースでも、その具体的な時期までは不明であることがほとんどです。そのため、期間中に全力で追うか、復刻を前提に一度見送るかは、「今組んでいるデッキをどれだけ強化できるか」「どうしても欲しい推しカードがあるか」「自分の課金計画の範囲内か」といった要素を冷静に考えたうえで判断する必要があります。

期間限定パックが登場したときの基本的なチェック項目は、次の2つです。

  • 常設パックで組んでいるデッキを明確に強化できるカードが複数入っているか
  • コレクション目的で「どうしても欲しい」カードが入っているか

どちらも満たさない場合は、「今回は見送って常設パックを優先する」という選択を取る方が、長期的なリソース効率は良くなることが多いです。特に無課金〜微課金プレイヤーは、期間限定パックに飛びつく前に、一度このチェックリストを頭の中で通す習慣をつけると安心です。

課金額とパック開封効率の考え方

課金額とパック開封効率の考え方

ポケポケの課金要素は、主に「ポケゴールド」「プレミアムパス」の2軸に集約されています。ポケゴールドはパック開封やパック砂時計の購入に用いる共通通貨で、まとめ買いするほど1個あたりの価格が安くなる段階式の価格設定です。攻略サイトの試算では、最大額の14,000円パック購入時に1個あたりの価格が最も安くなるとされています。

プレミアムパスは、月額980円のサブスクリプションサービスで、加入すると毎日1パック追加開封・プレミアムミッションの解放・プロモカードやパック砂時計などの追加報酬といった特典を受け取れます。初回は2週間の無料トライアルも用意されており、「毎日ログインするつもりなら課金優先度が非常に高い」と評価されている課金要素です。

一方、10連開封に関しては、「時間効率は上がるが、排出やコスト面の特別な優遇はない」ことを押さえておきましょう。10連に必要なポケゴールドは60個で、単発×10回(6個×10)と同じ消費量です。10連だからといって当たり確率が上がったり、開封ポイントやひかりのすなの獲得量が増える仕様にはなっていません。「一度にまとめて引きたい」「演出をさくっと終わらせたい」という場合に選ぶオプションと考えるのが現実的です。

実践的な課金プランの組み方としては、次のようなイメージが分かりやすいです。

  • 月1000〜2000円程度まで

→ プレミアムパス+必要に応じて少量のポケゴールド購入

  • 月3000〜5000円程度まで

→ プレミアムパス+メインにしたいパック用の10連分ゴールドを月に数回

  • それ以上

→ 期間限定パックやコレクション目的のパックにも一部配分

いずれの場合も、「まずプレミアムパスを優先し、そのうえで余った予算をどのパックに投下するか」を決めると、後悔しづらい課金配分になりやすいです。

初心者が失敗しがちなパック選び

初心者が失敗しがちなパック選び

最後に、初心者がやりがちなパック選びの失敗パターンと、その対策を整理しておきます。最も多いのは、「新しいパックが出るたびに少しずつ触ってしまい、どのパックからも中途半端にカードが集まっている状態」になるケースです。この状態では、どの進化ラインも揃わず、デッキの完成度も低いままになりやすく、結果としてバトルがあまり楽しくなくなってしまいます。

攻略サイトのランキングやSNSで話題になっているパックを見ると、「とりあえず新パックも少しだけ引いておきたい」という気持ちになりやすいですが、手持ちカードが少ない段階ではこれはかなりの罠です。まずは「最強の遺伝子リザードン」のような入門向けパックか、「メガギャラドスパック」のように当たりカードが多く環境デッキの核を揃えやすいパックを1〜2種に絞り、そこに一定期間集中投資する方が、結果的に早く強いデッキを完成させられます。

もう一つの失敗パターンは、「イラストやレアリティだけでパックを選び、実際の対戦であまり使われないカードばかり増えてしまう」ケースです。コレクション目的であればこれは完全に正解の遊び方ですが、「ランクマッチで勝ちたい」という気持ちがあるなら、少なくとも「そのカードがどのデッキで採用されているか」「環境デッキのリストに入っているか」を一度調べてからパックを選ぶのがおすすめです。

対策としては、次の3つを意識すると失敗しづらくなります。

  • どのパックをいつまで引き続けるかをあらかじめ決めておく
  • 新パックが出たときは、まず攻略サイトの評価と当たりカードをざっと確認する
  • 「今の自分のデッキがどれだけ強くなるか」を基準に、期間限定パックを追うか判断する

このあたりを軽くメモしておき、途中で方針がぶれないよう意識するだけでも、パック選びの満足度は大きく変わってきます。

総括:ポケポケおすすめパックを自分の遊び方に合わせて選ぶ

  • ポケポケのおすすめパックは、環境やプレイ目的によって最適解が変わる
  • 最新環境基準では、メガギャラドスパックとメガチルタリスパックが特に高く評価されている
  • メガバシャーモパックは、炎タイプ中心の高火力デッキを組みたいプレイヤー向けの選択肢
  • 最初のパックは、最強の遺伝子リザードンを選ぶと扱いやすいナッシーexとヒトカゲを確保できて安定しやすい
  • 入門段階では、一つのパックを引き続けて進化ラインを揃える方がデッキ完成まで早い
  • 復帰勢・中級者は、メガライジングの3パックから自分の目標デッキに合うものを選んで集中的に引くと効率的
  • コレクション重視なら、ハイクラスパックexやイマーシブカード収録パック、好きなポケモンが表紙のパックを優先すると楽しい
  • 期間限定パックは、「今のデッキを明確に強化できるか」「どうしても欲しいカードがあるか」で追うかどうか判断する
  • 無課金でも、メガギャラドスやメガチルタリスを狙い撃ちし、交換ポイントやトレードを活用すれば環境に近づける
  • プレミアムパスは、月額980円で毎日1パック追加+各種報酬が得られるため、毎日遊ぶプレイヤーにとってコスパの良い課金要素
  • ポケゴールドの10連開封は時間効率が良いだけで、単発より排出が優遇されるわけではない
  • パック選びの前に、プレイスタイル(対戦重視かコレクション重視か)と月ごとの課金予算を先に決めておくことが重要
  • 新パックが出るたびに広く浅く手を出すと、どのデッキも中途半端になりやすい
  • イラストだけで選ぶのも楽しいが、対戦で勝ちたい場合は環境デッキで採用されているカードかどうかもチェックしたい
  • 攻略情報や環境解説を確認しつつ、自分の好みと相談して「どのパックをいつまで引くか」を決めるのが、ポケポケのパック戦略として最も満足度の高い選び方と言える

自分のプレイスタイルと予算に合ったパックを選びつつ、少しずつデッキとコレクションを育てていく感覚を楽しんでいきましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

目次