『Pokémon TCG Pocket』(ポケポケ)を起動したら、集めたはずのカードが消えていた。そんな、血の気が引くような経験をされて、今この記事にたどり着いたのかもしれません。大切なカードコレクションが消えてしまったら、本当に不安ですよね。
しかし、慌てるのはまだ早いです。多くの場合、データが本当に「消滅」したのではなく、通信エラーや機種変更時の操作ミスで一時的に「アクセスできなくなっている」だけの可能性があります。
この記事では、ポケポケのデータが消えたと焦っているトレーナーのあなたに向けて、まず確認すべき原因から、正しいデータ引継ぎの手順、万が一の復旧に必要な「サポートID」の確認方法、そして公式サポートへの具体的な依頼手順と注意点まで、事実に基づいて徹底的に解説します。データを守るための必須の予防策であるアカウント連携についても詳しく説明しますので、最後までお読みください。
- データが消えたと感じたら、まず通信環境と引継ぎ操作を確認
- 機種変更や再インストール時は「つづきから」でアカウント連携
- 復旧に必要な「サポートID」はタイトル画面右上のメニューから確認
- 一度「セーブデータ削除」を実行すると復旧は絶対に不可能
「ポケポケ」でデータが消えた?まず確認すべき3つの原因
- 通信エラー:ログインできない時の対処法
- 機種変更・再インストール時の「つづきから」
- アカウント未連携:データ引継ぎの前提
通信エラー:ログインできない時の対処法

データが消えた、と感じる最も一般的な原因の一つが、実は「通信環境の問題」です。アプリがサーバーに正常に接続できず、あなたのデータを正しく読み込めていない状態を、プレイヤー側が「データが消えた」と誤認してしまうケースです。
特に、公式サポートページでも言及されているエラーコード「102-002-007」が表示されてログインできない場合、それはデータ消失ではなく、利用中の通信環境が原因である可能性が非常に高いです。
このような症状が発生した場合、まずは慌てずに以下の対処法を試してみてください。
公式が推奨している最も有効な方法は、「現在ご利用の回線とは別の通信回線を使用する」ことです。例えば、ご自宅やカフェのWi-Fiに接続しているのであれば、一度Wi-Fiをオフにして、スマートフォンのモバイルデータ通信(5Gや4G/LTE)に切り替えてみてください。逆に、モバイルデータ通信で不具合が起きている場合は、安定した別のWi-Fi回線に接続することで解決する場合があります。
なお、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用した通信環境は、ポケポケでは推奨されていません。もしVPNをオンにしている場合は、一度オフにしてから再度ログインを試みてください。多くの場合、これでサーバーに正常に接続できるようになり、あなたのデータが元通り表示されるはずです。
機種変更・再インストール時の「つづきから」

通信環境を切り替えてもデータが戻らない場合、次に確認すべきは「ログインの手順」です。特に、スマートフォンの機種変更を行ったばかりであったり、アプリの調子が悪くて一度アンインストールし、再インストールしたりした直後ではないでしょうか。
新しい端末や再インストール直後のアプリを起動すると、当然ながらアプリは初期状態から始まります。ここでオープニングムービーやチュートリアルが始まったとしても、焦ってはいけません。
ここで絶対に選んではいけないのが「はじめから」です。これを選ぶと、新しいセーブデータが作成されてしまいます。
あなたのデータを呼び戻すための正しい手順は、アプリ初回起動時に表示される国・地域の選択、年齢確認、利用規約とプライバシーポリシーへの同意を進めた後、必ず「つづきから」を選択することです。
「つづきから」をタップすると、あなたが以前の端末でセーブデータと連携させていたアカウント(ニンテンドーアカウント、Googleアカウント、またはApple Account)を選択する画面が表示されます。ここで正しいアカウントを選んでログインすれば、サーバーに保存されていたあなたのデータが正常に引き継がれ、見慣れたコレクションが戻ってくるはずです。この操作ミスが、「データが消えた」と誤認する二つ目の大きな原因です。
アカウント未連携:データ引継ぎの前提

前の項目で説明した「つづきから」を試しても、データが戻ってこない。あるいは、どのアカウントでログインしても「データが見つかりません」といった表示になってしまう。
その場合、残念ながら最も厳しい現実と向き合う必要があります。それは、「データが消えたと感じる以前(旧端末やアプリを削除する前)の時点で、どのアカウントとも連携していなかった」可能性です。
ポケポケのセーブデータは、基本的にサーバーに保存されています。しかし、そのサーバー上のデータが「あなたのもの」であることを証明する「鍵」の役割を果たすのが、「アカウント連携」です。
連携可能なアカウントは、ニンテンドーアカウント、Googleアカウント、Apple Account(iOSのみ)の3種類です。もし、旧端末でこれらのいずれとも連携設定を完了させていなかった場合、あなたのデータは「鍵」がかけられていない状態でサーバーに存在するか、あるいは旧端末のアプリ内にしか保存されていなかったことになります。
この状態で端末を紛失・故障したり、アプリを削除したりしてしまうと、「つづきから」を選んでも、サーバーはどのデータをあなたに返せばよいか判断できません。これが、自力での復旧が困難になる最も深刻なパターンです。この場合、次のH2で解説する「公式サポートへのデータ復旧依頼」という最終手段を試みることになります。
「ポケポケ」のデータが消えた時の復旧と必須の予防策
- 復旧に必要な「サポートID」の確認方法
- 公式サポートへのデータ復旧依頼手順
- 復旧できないケース:セーブデータ削除
- 必須の予防策:アカウント連携の全手順
復旧に必要な「サポートID」の確認方法

前のセクションで解説した方法を試してもデータが戻らない場合、最後の望みは公式サポートへの「データ復旧依頼」です。そして、この依頼を行うにあたって、絶対に必要になる情報が「サポートID」です。
サポートIDは、あなた固有のプレイヤーIDであり、運営があなたのデータを見つけ出すために必須の「カルテ番号」のようなものです。
「でも、ゲームにログインできないのにどうやってIDを確認するんだ」と不安に思うかもしれません。安心してください。サポートIDは、ゲームにログインした後のプロフィール画面ではなく、ゲーム起動直後の「タイトル画面」から確認できるようになっています。
具体的な手順は以下の通りです。
- まず、『Pokémon TCG Pocket』のアプリを起動します。
- ゲームが始まり、「タップしてスタート」と表示されるタイトル画面まで進めます。
- 画面の右上にある「≡」(三本線のメニューボタン)をタップします。
- メニューが開きます。そのメニューの「最下部」に、英数字が羅列された「サポートID」が表示されています。
IDの右側にはコピーマークがありますので、それをタップすればID全体をクリップボードにコピーできます。このIDをメモ帳アプリなどに貼り付けて、絶対に失くさないように保管してください。このIDさえあれば、データ復旧の希望を繋ぐことができます。
公式サポートへのデータ復旧依頼手順

サポートIDを無事に控えることができたら、いよいよ公式サポートへデータ復旧の依頼を行います。復旧は自動で行われるものではなく、ポケポケの公式サポートサイトにある「問い合わせフォーム」を通じて、事情を説明し、依頼する必要があります。
ただし、この復旧依頼には、非常に厳格な注意点と免責事項が定められています。希望を持つことは大切ですが、同時に以下の現実も理解しておかなくてはなりません。
第一に、復旧は無条件ではありません。あなたが申告したサポートIDなどの情報に基づき、運営側でデータが確認でき、かつ「当社の定める復旧要件を満たした場合に限り」対応されます。当社の裁量により、復旧を断られるケースもあり得ます。
第二に、復旧されるデータは、あくまで「最後にサーバに保存されていたゲームデータ」です。また、復旧には時間がかかる場合があり、その間に開催されていたイベントやキャンペーンに関する補てんは一切行われません。
第三に、もしあなたがデータ消失後に新しくゲームを始めていた場合、その新データと、復旧される旧データを「統合する」ことはできません。復旧が受理された場合、新データは失われる可能性が高いです。
そして最も重要なこととして、他人のサポートIDを申告するなど、本人と偽ってデータを取得しようとする行為は、刑罰の対象となる可能性があると、公式に強く警告されています。
これらの条件は非常に厳しいものですが、データを失ったトレーナーに残された唯一の正規ルートです。覚悟を決めて、問い合わせフォームから誠実に依頼を行いましょう。
復旧できないケース:セーブデータ削除

公式サポートへの復旧依頼は最後の望みですが、一つだけ、公式が「絶対に復旧できない」と明言しているケースが存在します。
それは、「お客様ご自身でゲーム内からセーブデータ削除を実行されている場合」です。
ポケポケのゲーム内メニューには、意図的にセーブデータを削除する機能が存在します。これは主に、連携したアカウント(ニンテンドーアカウントなど)を変更したり、連携を解除したりしたい場合に、唯一の手段として用意されているものです。
しかし、公式サポートページでは、この操作について「セーブデータを削除することで連携したアカウントを解除することができます」「ただし、セーブデータを削除すると、二度とデータを復旧することができないのでご注意ください」と、極めて強い言葉で警告されています。
もし、あなたが「データが消えた」と感じる直前の操作が、連携アカウントの変更などを意図した「セーブデータ削除」であった場合、残念ながらそのデータは運営をもってしても復旧することはできません。サーバーからも完全に削除されてしまっているためです。
この操作は、ポケポケにおいて「取り返しのつかない」操作であることを、すべてのトレーナーが肝に銘じておく必要があります。
必須の予防策:アカウント連携の全手順

ここまで、データが消えた(ように見える)原因と、その対処法、そして最終手段である復旧依頼について解説してきました。通信エラーを除けば、これらすべての問題は、たった一つのことを怠ったために起きています。
それが「アカウント連携」です。
アカウント連携さえ済ませておけば、端末が壊れようと、アプリを削除しようと、機種変更しようと、「つづきから」を選ぶだけで、いつでもあなたのデータを呼び戻すことができます。これは、ポケポケをプレイする上で最も重要な「データの保険」です。
まだ連携していない方、またはこの記事を読んで無事にデータが復旧できた方は、今すぐに以下の手順で連携を行ってください。
連携は「ゲーム中のメニュー」または「タイトル画面」のどちらからでも可能です。
- ゲーム中のメニューからメニュー(画面最下部の右端) > その他 > アカウント管理 と進みます。
- タイトル画面からメニュー(画面右上) > アカウント管理 と進みます。
どちらの場合も、連携したいアカウント(ニンテンドーアカウント、Googleアカウント、Apple Account)を選択し、画面の指示に従ってログイン情報を入力すれば完了です。
ただし、連携には以下の注意点があります。
| 連携アカウント種別 | 対応OS | 16歳未満の連携 | 備考 |
| ニンテンドーアカウント | iOS / Android | 可能(唯一) | 16歳未満の方、OSをまたいで機種変更する可能性がある方に最適 |
| Apple Account | iOS のみ | 不可 | iOS端末(iPhone, iPad)間でのみ引継ぎ可能 |
| Googleアカウント | iOS / Android | 不可 | Android端末を利用している方、または将来的に利用する可能性がある方 |
特に重要なのは、16歳未満のプレイヤーは「ニンテンドーアカウント」でしか連携できないという点です。また、一度連携したアカウントは、前述の「セーブデータ削除」以外では変更・解除ができません。慎重に、しかし必ず、あなたの大切なデータを守るために連携を済ませておきましょう。
総括:「ポケポケ データ 消えた」を防ぐ最強の対策はアカウント連携
この記事のまとめです。
- ポケポケのデータが消えたと感じても、多くは通信エラーや引継ぎミスである
- ログインできない時は、まずWi-Fiとモバイル通信を切り替えてみること
- エラーコード「102-002-007」はデータ消失ではなく通信環境が原因である
- VPNを利用した通信は推奨されていない
- 機種変更や再インストール時は、必ず「つづきから」を選択すること
- 「はじめから」を選ぶと新しいデータが作成されてしまう
- 「つづきから」が機能するには、事前の「アカウント連携」が必須である
- アカウント連携は、データを守るための最も重要な「保険」である
- 連携はゲーム内メニュー、またはタイトル画面の「アカウント管理」から行う
- 連携できるアカウントはニンテンドー、Google、Appleの3種類である
- 16歳未満のプレイヤーはニンテンドーアカウントのみ連携可能である
- Apple AccountはiOS端末でしか使用できない
- 一度連携したアカウントの変更や解除は原則としてできない
- 自力で復旧できない場合、公式サポートへの「データ復旧依頼」が最終手段である
- 復旧依頼には「サポートID」が絶対に必要である
- サポートIDは、ログインできなくても「タイトル画面」右上のメニュー最下部で確認できる
- データ復旧は保証されておらず、運営の定める要件を満たした場合に限られる
- 復旧対応中のイベント補てんや、新旧データの統合はできない
- 他者のサポートIDを申告する行為は、刑罰の対象となる可能性がある
- ゲーム内から「セーブデータ削除」を実行した場合、データは二度と復旧不可能である

