ポケモンのジャンルはRPGだけじゃない!本編とスピンオフのゲーム種類を解説

ポケモンのジャンルはRPGだけじゃない!本編とスピンオフのゲーム種類を解説

「ポケモンってどんなジャンルのゲームなの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。ポケモンシリーズといえば「RPG」のイメージが強いですが、実は本編以外にも多様なジャンルの作品が展開されています。

本編シリーズは、ポケモンを捕獲・育成・対戦・交換するロールプレイングゲームが基本です。1996年の『ポケットモンスター 赤・緑』から始まり、2025年10月発売の『Pokémon LEGENDS Z-A』まで、世代を重ねるごとに進化を続けてきました。

スピンオフでは、ローグライクRPGの「不思議のダンジョン」シリーズ、3D対戦の「ポケモンスタジアム」、格闘アクションの「ポッ拳」など、本編とはひと味違う遊び方が楽しめます。また、「ポケモンスナップ」のようにポケモンを「撮る」カメラゲームや、「名探偵ピカチュウ」のような推理アドベンチャーまで、ポケモンのジャンルは実に幅広いです。

この記事では、ポケモンのジャンルを本編RPGとスピンオフに分けてわかりやすく解説します。どのジャンルが自分に合っているか、選び方の参考にしてください。

この記事のポイント
  • ポケモンシリーズの基本ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)
  • 本編RPGには捕獲・育成・対戦・交換という4つの柱がある
  • 不思議のダンジョン・ポッ拳・スタジアムなどスピンオフは多様なジャンルが揃う
  • 名探偵ピカチュウやポケモンスナップなど、戦わないアドベンチャー・カメラ系作品もある
目次

ポケモンシリーズのジャンルは「RPG」—本編の特徴と歩み

  • ポケモンのジャンルは「ロールプレイングゲーム(RPG)」として分類される
  • 捕獲・育成・対戦・交換の4要素がRPGの核をなしている
  • 2バージョン同時発売という設計が、友達との交換という遊び方を生んだ
  • 世代ごとに本編シリーズは進化を続け、最新作はNintendo Switch対応
  • スピンオフやメディアミックスにより、ポケモンジャンルはさらに広がっている

ポケモンのジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)と分類される理由

ポケモンのジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)と分類される理由

ポケモンシリーズのジャンルは「ロールプレイングゲーム(RPG)」です。開発元はゲームフリーク、発売元は任天堂と株式会社ポケモンで、1996年2月27日に第1作目となる『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されました。

RPGとして分類される理由は、プレイヤーがポケモントレーナーという役割を担い、旅を通じてポケモンを捕獲・育成・対戦させながら成長していくゲーム構造にあります。ジムリーダーに挑み、ジムバッジを8つ集め、ポケモンリーグで四天王とチャンピオンに勝利するとエンディングを迎えるという流れは、まさにRPGの王道です。

シリーズの累計出荷本数は、本編だけで約3億2400万本(2023年3月時点)にのぼります。また、ポケモン関連ゲームソフトの累計出荷本数は4億8000万本以上に達しています。2019年の段階では、ポケモンは世界1位の収益を上げるメディアミックスプロジェクトとなりました。

最新作は2025年10月16日発売の『Pokémon LEGENDS Z-A』で、Nintendo Switch・Nintendo Switch 2に対応しています。1996年の誕生から約30年を経てもなお進化し続けるRPGシリーズは、世代を超えて多くのファンを引きつけています。

捕獲・育成・対戦・交換—ポケモンRPGを構成する4つの要素

捕獲・育成・対戦・交換—ポケモンRPGを構成する4つの要素

ポケモンRPGの面白さは、「捕獲する」「育成する」「対戦する」「交換する」という4つのコンセプトが組み合わさっている点にあります。これらは開発当初から意図的に設計されたもので、遊びの奥深さを支える柱となっています。

プレイヤーはポケモントレーナーとなり、作中世界に生息するポケモンを捕獲して育て、ポケモン同士を戦わせたり、他のプレイヤーと交換をしてポケモン図鑑を完成させるのが目的です。ポケモンには同じ種でも個体ごとに能力値やレベルが存在するため、育成の楽しさが際限なく広がります。

また、旅の道中ではライバルやジムリーダーと戦い、ポケモンと共に成長していくRPGとしての深い面白さも味わえます。「育成」したポケモンで他のプレイヤーと「対戦」させる要素は、1997年夏にポケモンバトル大会が開催されるほど盛り上がりを見せました。

このゲームは、ゲームクリエイターの田尻智が少年時代の昆虫採集や、友達との昆虫の交換・相撲などを元に考案したとされています。身近な体験をゲームに落とし込んだことで、多くの子どもたちが自然と4つの要素に引き込まれていきました。

2バージョン同時発売で生まれた友達との交流という革新

2バージョン同時発売で生まれた友達との交流という革新

ポケモンシリーズの大きな特徴のひとつが、2つ以上のバージョンを同時にリリースし、それぞれのプログラムを違うものにするという設計です。どちらかのバージョンでしか手に入らないポケモンや、出現率が異なるポケモンを設定することで、ユーザー間のポケモン交換を促す仕組みが生まれました。

たとえば、最初にもらえる御三家(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)は通信交換が必須となっており、図鑑を完成させるためには必然的に友達との交流が求められます。このデザインは、当時の子どもたちの間で社会現象と呼ばれるほどの盛り上がりを生みました。

また、モバイル端末の黎明期でゲームボーイの通信機能がほとんど利用されていなかった時代に、ポケモンの登場によって時代遅れと見られていたゲームボーイが時代の最先端に返り咲きました。本作発売以降、ゲーム業界全体でさまざまなコレクション・通信要素を搭載したゲームが登場したことも、ポケモンの革新性を示しています。

バージョン別の違いを楽しみたい人は複数のソフトを遊ぶことができ、今日まで続く「赤・緑」「金・銀」「ソード・シールド」などの2バージョン同時展開は、ポケモンシリーズの伝統となっています。

世代ごとに進化する本編シリーズ—初代赤・緑から最新作Pokémon LEGENDS Z-Aまで

世代ごとに進化する本編シリーズ—初代赤・緑から最新作Pokémon LEGENDS Z-Aまで

ポケモン本編シリーズは、1996年の第1作から数えると2025年時点で11作目の新作まで続いています。各世代で舞台となる地方が変わり、新たなポケモンやシステムが追加されてきました。

1996年発売の『赤・緑』は国内822万本・世界4602万本を出荷し、シリーズの礎を築きました。1999年の『金・銀』はシリーズ初のゲームボーイカラー対応となり、世界2949万本を記録しています。2002年の『ルビー・サファイア』はゲームボーイアドバンスへと移行し、2006年の『ダイヤモンド・パール』ではシリーズ初のインターネット通信に対応しました。

2013年の『X・Y』は世界1678万本、2019年の『ソード・シールド』は世界2708万本を出荷しています。2022年の『スカーレット・バイオレット』はシリーズ初のオープンワールドを実現し、世界2436万本以上を記録しました。そして最新作の『Pokémon LEGENDS Z-A』は2025年10月16日に発売されています。

世代ごとにグラフィックやシステムが大きく進化しており、30年近くにわたって本編シリーズが展開し続けています。

スピンオフとメディアミックスで広がるポケモンジャンルの多様性

スピンオフとメディアミックスで広がるポケモンジャンルの多様性

本編RPGシリーズと並行して、ポケモンのジャンルはスピンオフやメディアミックスによって大きく広がっています。ゲームシリーズを題材にして、アニメ・トレーディングカードゲーム・漫画など、数多くのメディアミックス作品が展開されてきました。

スピンオフゲームとして代表的なものには、ポケモンスタジアムシリーズ、ポケモンコロシアム、ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア、ポケモンバトルレボリューション、Pokémon GO、ポケモンマスターズなどがあります。これらはそれぞれ異なるゲームジャンルを採用しており、本編RPGとは違う視点でポケモンの世界を楽しめます。

関連ゲームソフトの総売上本数は4億4000万本以上とされており、本編RPGシリーズが未プレイでもポケモンの名前を知っている人が多いのは、こうしたスピンオフや派生作品の存在が大きいといえます。スマホアプリでポケモンを知ったという方も多く、ポケモンのジャンルはゲーム機に限らずさまざまな形で楽しまれています。

RPG以外も充実!ポケモンのジャンル別スピンオフタイトル

  • ローグライクRPG「不思議のダンジョン」シリーズはポケモン自身が主人公になる異色作
  • 3D対戦シミュレーション「ポケモンスタジアム」はN64から始まった対戦特化のジャンル
  • 対戦格闘アクション「ポッ拳」はバンダイナムコの鉄拳チームとのコラボ作
  • カメラ・アドベンチャー・パズルなど、多彩な外伝ジャンルも展開されている

ローグライクRPG「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの魅力

ローグライクRPG「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの魅力

「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズは、ポケモンのスピンオフの中でも特にRPGファンから高く評価されているジャンルです。「入るたびに形が変わるダンジョン」を舞台にしたローグライクRPGで、本編とは大きく異なるゲーム体験が楽しめます。

最大の特徴は、プレイヤー自身がポケモンになって冒険するスタイルです。心理テストで自分がどのポケモンになるかが決まり、パートナーポケモンと共に救助隊を結成して謎の事件に挑みます。従来の本編RPGとは違い、ポケモン同士の友情や絆を深く描いた重厚なシナリオが多くのプレイヤーの心を揺さぶりました。

シリーズ第1作の「赤の救助隊」は2005年11月17日に発売され、国内71万本・世界236万本を記録しました。ターン制の戦略性と高いストーリー性が融合しており、DS・3DSを中心に展開されてきたシリーズです。

2020年3月6日にはNintendo Switch向けのリメイク版「救助隊DX」が発売され、国内36万本・世界199万本を出荷しました。オート移動機能の導入により遊びやすさが大幅に向上し、初めてプレイする方でも快適に楽しめるようになっています。本編RPGとは一線を画した外伝RPGを探している方にとって、不思議のダンジョンシリーズはおすすめのジャンルです。

3D対戦シミュレーション「ポケモンスタジアム」系列ゲーム

3D対戦シミュレーション「ポケモンスタジアム」系列ゲーム

「ポケモンスタジアム」シリーズは、NINTENDO64の性能を活かしたポケモン初の3D対戦ソフトとして登場しました。本編RPGとは異なり、対戦に特化したジャンルの作品です。

1998年8月1日に発売された初代「ポケモンスタジアム」は137万本を記録しました。専用の「GBパック」を使うことで、ゲームボーイ版で育てたポケモンをテレビの大画面で3D対戦させられるという点が、当時のファンに大きな衝撃を与えました。対戦に特化したルールとトーナメントモードが搭載されており、ポケモンの「対戦」という魅力を大きく広げた作品です。

続く「ポケモンスタジアム2」は、前作で未参戦だったポケモンを含む第1世代151匹が3Dで対戦可能となり、71万本を記録しました。本作からは「ミニゲーム」も初搭載され、遊びの幅が広がっています。

「ポケモンスタジアム金銀」では第2世代251匹に対応し、12種類のミニゲームや「ポケモンクイズ」なども収録されました。「ドードーのGBパック」によりゲームボーイの画面を高速化できる機能も話題となりました。3D対戦の迫力をテレビで楽しみたいというプレイヤーのニーズに応えたジャンルです。

対戦格闘アクション「ポッ拳」シリーズ

対戦格闘アクション「ポッ拳」シリーズ

「ポッ拳」は、バンダイナムコエンターテインメントの「鉄拳」チームとタッグを組んで制作された、ポケモン初の対戦格闘アクションゲームです。RPGとは全く異なるジャンルながら、ポケモンの世界観をうまく取り入れた意欲作として話題を集めました。

Wii U版は2016年3月18日に発売され、国内10万本・世界133万本を記録しました。最大の特徴は、3Dと2Dの視点がダイナミックに入れ替わる「フェイズチェンジ」システムです。遠距離戦と近接格闘をシームレスに行き来することで、格闘ゲームの奥深さとポケモンの遊びやすさを両立しています。Wii U版では「フェルムリーグ」というモードや「ダークミュウツー」の参戦など、一人用コンテンツも充実していました。

Nintendo Switch版の「ポッ拳 TOURNAMENT DX」は2017年9月22日に発売され、国内25万本・世界141万本を出荷しました。新参戦の「ジュナイパー」を含む全21匹のバトルポケモンが最初から使用可能な点が大きな魅力です。3対3で戦う「チームバトル」や毎日異なるお題に挑む「デイリーチャレンジ」など、Switch版独自のモードも充実しており、Joy-Conを分けての「おすそわけプレイ」にも対応しています。

アドベンチャー・カメラ・パズルなど多彩な外伝ジャンル

アドベンチャー・カメラ・パズルなど多彩な外伝ジャンル

ポケモンのスピンオフには、RPGや格闘以外にも多様なジャンルの作品があります。戦わせるだけでないポケモンの楽しみ方を発見できる作品群です。

「ポケモンスナップ」は1999年3月21日に発売され、国内50万本・世界363万本を記録しました。ポケモンを「撮る」ことに特化したカメラアクションゲームで、野生のポケモンの生態を間近で観察できる臨場感が魅力です。アイテムを使って珍しいアクションを引き出し、最高のシャッターチャンスを狙います。撮影した写真をオーキド博士に採点してもらう仕組みも楽しく、戦わせるだけではないポケモンの新しい魅力を開拓した人気作です。

「名探偵ピカチュウ」は2018年3月23日に発売され、47万本を記録しました。ライムシティを舞台に推理体験が楽しめるアドベンチャーゲームで、おっさん臭い言動で喋るピカチュウとのコミカルかつ本格的な推理体験が楽しめます。聞き込みを重ねてコツコツストーリーを進めるのが好きな方にうってつけのジャンルです。

パズルジャンルでは、「ポケモンカフェ」がデフォルメされたポケモンをスワイプでつなぐパズルゲームとして人気を集めています。また、「ポケモンでパネポン」は2000年9月21日に発売され、13万本を記録したパズル作品です。ポケモンのジャンルは、RPGや格闘の枠に留まらない多様な遊び方を提供しています。

ポケモンのジャンルと好みに合った選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • ポケモンシリーズの基本ジャンルは「ロールプレイングゲーム(RPG)」で、開発元はゲームフリーク
  • 1996年2月27日発売の『ポケットモンスター 赤・緑』が第1作目で、2025年の『Pokémon LEGENDS Z-A』まで続くシリーズ
  • 本編RPGは捕獲・育成・対戦・交換という4つのコンセプトを核としたゲーム設計になっている
  • ジムバッジを8つ集め、四天王とチャンピオンに勝利するとエンディングを迎えるRPGの王道構成
  • 2バージョン同時発売という設計により、友達との交換という遊びが自然に生まれる仕組みになっている
  • 本編シリーズの累計出荷本数は約3億2400万本(2023年3月時点)で、ポケモン関連ゲームソフトの合計では4億8000万本以上
  • 世代ごとに新たな地方とポケモンが追加され、シリーズは30年近くにわたって進化を続けている
  • 「ポケモン不思議のダンジョン」はプレイヤー自身がポケモンになるローグライクRPGで、本編とは異なる視点のストーリーが楽しめる
  • 「ポケモンスタジアム」シリーズはN64の3D対戦に特化したジャンルで、大画面でのバトルが魅力
  • 「ポッ拳」はバンダイナムコの鉄拳チームとのコラボによる対戦格闘アクションで、フェイズチェンジシステムが特徴的
  • 「ポケモンスナップ」はポケモンを撮影するカメラアクションゲームという、戦わないジャンルの先駆け的な作品
  • 「名探偵ピカチュウ」は推理・アドベンチャージャンルで、コミカルなピカチュウと共に謎を解くストーリーが楽しめる
  • RPG以外のジャンルを楽しみたいなら、ポッ拳(格闘)・ポケモンスナップ(カメラ)・名探偵ピカチュウ(アドベンチャー)が候補になる
  • スピンオフやメディアミックスにより、本編RPGが未プレイでもポケモンの名前を知っている人が多くなっている
  • 自分の好きなジャンル(RPG・格闘・アドベンチャー・パズルなど)に合わせてポケモンシリーズの入口を選ぶと楽しみやすい
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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