【ポケモン】ワタルの強さと魅力とは?ポケマス最強評価から原作の活躍まで徹底解説

『ポケットモンスター』シリーズにおいて、ドラゴン使いの代名詞として君臨し続けるトレーナー、ワタル。初代『赤・緑』での四天王としての威厳ある姿や、『金・銀』およびそのリメイク版でのチャンピオンとしての圧倒的な実力は、多くのトレーナーの記憶に深く刻まれています。

そして現在、スマートフォン向けアプリ『ポケモンマスターズ EX(ポケマスEX)』においても、ワタルはその強さを遺憾なく発揮しています。特に5周年を記念して実装された「アルコスワタル&カイリュー」は、現環境における最強アタッカーの一角として評価され、ランキング上位に名を連ねています。

本記事では、ポケマスEXにおけるワタルの最新性能評価から、原作ゲームで見せた「ポケモンGメン」としての活躍、さらにはファンの間で語り継がれる「改造」疑惑の真相まで、ワタルのこれまでの軌跡と現在の強さを徹底的に解説します。往年のファンも、ポケマスで初めて彼を知った方も、最強のドラゴン使いの真髄に触れてみてください。

この記事のポイント
  • アルコスワタル&カイリューの圧倒的な破壊力とバディーズ技の秘密
  • バラエティ限定ワタル&リザードンの「王竜のきりさく」の性能解説
  • カントー四天王からジョウトチャンピオンへの昇格と歴史
  • 有名な「チート疑惑」や「カイリューはかいこうせん」の元ネタ解説
目次

ポケモンマスターズEXでのワタルの評価と強さ

  • アルコスワタル&カイリューは防御・特防デバフと超火力バディーズ技を持つ最強格
  • ワタル&リザードンは貴重な物理ひこうアタッカーで、シンクロ技が強力
  • どちらも「はかいこうせん」や「ギガインパクト」など高威力技が主力
  • 編成ではデバフを活かせるテクニカルやゾーン持ちとの相性が抜群

アルコスワタル&カイリューの性能と「最強」の理由

『ポケモンマスターズ EX』の5周年を記念して登場した「アルコスワタル&カイリュー」は、実装直後から「最強」の呼び声高いバディーズです。その分類は「マルチロール」でありながら、EXロールに「テクニカル」を持つという非常に攻撃的な構成になっています。

彼の最大の特徴は、パッシブスキル「マントのドラゴン使い」によってドラゴンタイプ化した「はかいこうせん」です。本来は命中不安のある技ですが、パッシブスキルによる必中化、さらには行動時のゲージ消費軽減により、驚異的な安定感で高威力の攻撃を連発できます。ステータス面でも攻撃と特攻が共にトップクラスの高水準でまとまっており、物理・特殊の両面で隙がありません。

さらに特筆すべきは、彼の持つシンクロ技「はかいこうせん・轟天」とバディーズ技「雲蒸龍変の神技げきりん」の特殊な仕様です。これらの技は、相手の防御や特防が下がっているほど威力が上昇するという特性を持っています。アルコスワタル自身が攻撃時に相手の防御(物理技時)または特防(特殊技時)を6段階も下げる強烈なデバフ能力「シッポ巻いて帰るかい!」を持っているため、自己完結的に条件を満たし、超火力を叩き出すことが可能です。また、登場時にパッシブスキル「りゅうの裁き」によって相手全員のドラゴンタイプ抵抗を1段階下げる効果も発動するため、長期戦や高難易度バトルでのダメージ効率が飛躍的に向上します。

ワタル&リザードン(バラエティ)の性能解説

2025年12月にバラエティBサーチで実装された「ワタル&リザードン」は、ひこうタイプの物理アタッカーとして独自の立ち位置を確立しています。原作では特殊アタッカーのイメージが強いリザードンですが、このバディーズにおいては物理特化の性能となっており、「ギガインパクト」を主力技としています。このギガインパクトもパッシブスキル「竜の飛翔」によってひこうタイプに変化しており、タイプ一致の高火力技として機能します。

彼の真価は、シンクロ技「王竜のきりさく」にあります。この技は、自身が技を1回使用するだけで解放されるという緩い条件を持ちながら、威力300、命中100、そして相手全体を対象とする物理攻撃です。さらに、攻撃成功時に相手の防御を2段階下げる効果も併せ持っており、敵全体の耐久を削りながら大ダメージを与えることができます。急所率も高く設定されているため、安定して高火力を出せる点が魅力です。

バディーズ技「長く険しい道を飛ぶフライングインパクト」を使用すると、リザードンは「メガリザードンY」へとメガシンカします。メガシンカ後はステータスが上昇するだけでなく、シンクロ技「王竜のきりさく」の使用時に自身の「次回物理技威力ブースト」を2段階上げる追加効果が発生するようになります。これにより、長期戦になればなるほど火力が加速していくという、チャンピオンの名に恥じぬ強力なアタッカーとなります。トレーナー技「相当な実力のようだ」を使用すれば、自傷ダメージと引き換えに次回B技威力ブーストを一気に5段階も上げられるため、ここぞという場面での爆発力も兼ね備えています。

ポケマス最強ランキング入りの要因

ワタルが『ポケマスEX』の最強ランキングにおいて常に上位に位置し続ける理由は、単なる火力の高さだけではありません。「アルコスワタル&カイリュー」に見られるような、デバフ能力と火力増強(ブースト)の自己完結性が極めて高いレベルでまとまっている点が評価されています。

現代のポケマス環境、特に高難度コンテンツである「究極高難度バトル」や「レジェンドアドベンチャー」においては、単にダメージを与えるだけでなく、相手のステータスを下げたり、特定のギミック(タイプ抵抗ダウンやゾーン展開)に対応したりする能力が求められます。アルコスワタルは、攻撃するだけで相手の防御・特防を最大まで下げることができるため、デバッファー枠を編成に割く必要がなくなり、その分他のサポーターやサブアタッカーを入れる余裕が生まれます。これが「編成の圧縮」につながり、パーティ全体の総合力を底上げするのです。

また、「はかいこうせん・轟天」のようなシンクロ技や、★6EXバディーズ技によるタイプ抵抗ダウンは、ダメージ計算において乗算で作用するため、数値以上のダメージを叩き出します。特にドラゴンタイプ弱点の相手に対しては、抵抗ダウンの効果が重なり、オーバーキルとも言えるダメージを与えることも珍しくありません。このように、単体性能の高さに加え、ギミック対応力やパーティへの貢献度が極めて高いことが、彼が最強ランクに君臨し続ける所以です。

おすすめの編成と相性の良いバディーズ

ワタルを最大限に活かすための編成構築には、彼の「火力をさらに伸ばす」要素と「ゲージ管理をサポートする」要素が重要になります。

アルコスワタル&カイリューをメインアタッカーに据える場合、最も相性が良いのは「あめ」や「ドラゴンゾーン」を展開できるバディーズです。例えば、「マジコスセレナ&ジガルデ」や「コウキ&ディアルガ」のようなドラゴンゾーン展開持ちと組むことで、ドラゴン技の威力を1.5倍に引き上げることができます。アルコスワタルは自身で「次回物理/特殊技威力ブースト」を付与できますが、さらに火力を求めるなら、味方全体にブーストを撒けるサポート役も有効です。

また、ワタルの主力技である「はかいこうせん」や「ギガインパクト」は4ゲージ技(パッシブで実質2ゲージになる場合もありますが)であり、ゲージ消費が激しい傾向にあります。そのため、素早さバフや「わざゲージ加速」状態を付与できるサポートバディーズ、例えば「マジコスレッド(アナザー)&ピカチュウ」や「メイ(チャンピオン)&メロエッタ」などがいれば、技の回転率が上がり、DPS(時間あたりのダメージ)が向上します。

ワタル&リザードン(物理)の場合は、物理攻撃と急所率を確実に最大まで上げてくれる物理特化サポーターが必須です。彼自身も自己バフを持っていますが、HPを消費するデメリットがあるため、回復役を兼ねたタンク役がいると安定します。「フウロ&スワンナ」のような防御バフと回復を持つバディーズや、「ヒカリ&ドダイトス」のような物理耐久を高めるバディーズで脇を固めるのが王道の運用と言えるでしょう。

原作ゲーム・アニメでのワタルの活躍と設定

  • 初代では「四天王の大将」、金銀では「チャンピオン」として君臨
  • ポケモンGメンとして悪の組織と戦う正義のヒーロー
  • レベル47や50のカイリューなど、正規プレイではあり得ない個体を所持
  • 「カイリュー はかいこうせん」はワタルの代名詞的セリフ

カントー・ジョウト地方での最強トレーナーとしての地位

ワタルの初登場は、1996年発売の『ポケットモンスター 赤・緑』です。カントー地方のポケモンリーグにおいて四天王の最後の1人、通称「四天王の大将」として主人公の前に立ちはだかりました。「ドラゴンポケモンは 神聖な伝説の生き物なのだ!」という名台詞とともに繰り出されるドラゴンタイプのポケモンたちは、当時のプレイヤーにとって脅威そのものでした。当時はドラゴン技の弱点を突く手段が限られていた(ドラゴン技は固定ダメージの「りゅうのいかり」のみだった)ため、実質的な弱点であるこおりタイプで攻略するのが定石となっていました。

そして3年後の世界を描いた続編『ポケットモンスター 金・銀』およびリメイク版『ハートゴールド・ソウルシルバー(HGSS)』では、ポケモンリーグのチャンピオンへと昇格しています。これにより、ワタルはカントーとジョウト、2つの地方を統べる最強のポケモントレーナーとしての地位を確立しました。この昇格人事は、彼の実力が他の四天王を凌駕していたことの証明でもあります。

彼の手持ちには常に複数のカイリューが含まれており、特に強化版の再戦では3体のカイリュー(それぞれ技構成が異なる)を操るなど、まさに「ドラゴンマスター」の異名に相応しい構成となっています。チャンピオンとしての彼は、単に強いだけでなく、主人公に対して「君がチャンピオンになるには何が必要か」を問いかけるような、導き手としての風格も備えていました。

ポケモンGメンとしての活動と「怒りの湖」

ワタルには、チャンピオンという表の顔とは別に、「ポケモンGメン」という裏の顔(といっても公言していますが)があります。これはポケモンの悪用を目論む悪の組織を捜査・摘発する特務機関のような組織です。

最も有名なエピソードは、『金・銀・HGSS』における「怒りの湖」での事件でしょう。ロケット団の残党が発する怪電波によってコイキングたちが無理やり進化させられ、赤いギャラドスが暴走していたこの事件に、ワタルは単身で潜入捜査を行っていました。チョウジタウンの怪しげな土産物屋の地下に広がるロケット団アジトでは、主人公と協力してパスワードを解除し、幹部たちをなぎ倒していく共闘イベントが発生します。

この際、ワタルは生身の人間(ロケット団の団員)に対して「カイリュー! はかいこうせん だ!」と指示を出し、容赦なく攻撃を加えています(実際には威嚇や吹き飛ばす程度だったと思われますが)。このシーンは、悪に対しては一切容赦しない彼の正義感の強さと、やや過激な一面を象徴するエピソードとして、ファンの間でも非常に有名です。このようなヒーロー的な側面が、単なる「倒すべきラスボス」とは違う、ワタル独自の魅力を形成しています。

「改造」疑惑の真相とバリアーカイリュー

ワタルを語る上で避けて通れないのが、長年ファンの間で議論されてきた「改造(チート)」疑惑です。これは、ワタルが使用するポケモンたちが、通常のゲームプレイではあり得ないレベルや技構成をしていたことに起因します。

最も有名なのは『金・銀・HGSS』で使用してくるカイリューのレベル問題です。カイリューは、ハクリューがレベル55に到達することで進化するポケモンです。しかし、ワタルが繰り出してくるカイリューの中には、レベル47やレベル50の個体が存在しました。野性のカイリューが出現することは基本的になく、当時はレベルを下げる手段も存在しなかったため、これはシステム上「不正」な個体と見なされたのです。いわゆる「ワタルの改造カイリュー」と呼ばれるものです。

また、初代『赤・緑』においても、彼のカイリューは本来覚えることのできない「バリアー」という技を使用してきました。ドラゴン・ひこうタイプであるカイリューがエスパー技のバリアーを使うという不可解な仕様は、当時のプレイヤーを混乱させました。さらに『ピカチュウ』版では四天王戦の手持ち全てのレベルが引き上げられているにも関わらず、これらの仕様は据え置きでした。これらの「あり得ない」仕様は、開発側の設定ミスなのか、あるいはチャンピオンゆえの特権なのかは定かではありませんが、現在では「ワタルの強さを表現するための演出」あるいは「公認のネタ」として愛されています。ちなみに、この「バリアーカイリュー」は、後に2016年の配布イベントで「ワタルのカイリュー」として公式に再現・配布されたこともあります。

ワタルと「はかいこうせん」の切っても切れない関係

ワタルの代名詞といえば、やはり「はかいこうせん」です。初代『赤・緑』では、技の仕様として「相手を倒せば反動で動けないターンが発生しない」というバグに近い挙動(仕様)がありました。そのため、高い攻撃力を持つカイリューが放つタイプ不一致の「はかいこうせん」は、リスクなしで連発できる最強最強のフィニッシャー技として猛威を振るいました。この強烈な体験が、後の作品やポケマスEXでの「ワタル=はかいこうせん」というイメージに繋がっています。

前述のロケット団員へのはかいこうせん発射事件だけでなく、アニメでの活躍においても彼は頻繁にはかいこうせんを指示します。ポケマスEXにおいても、アルコスワタルのシンクロ技名に「はかいこうせん」が含まれているのは、この歴史的背景へのリスペクトと言えるでしょう。

また、彼は非常に衣装にもこだわりを持っており、マントを羽織った独特のスタイルは自身のアイデンティティの一部です。チョウジタウンのロケット団アジト潜入時には変装をしていましたが、その変装を解いてマント姿に戻るシーンもまた、彼のナルシスト的な一面と「見られること」への意識を感じさせます。強さ、正義感、そして少しのツッコミどころ。これらが同居しているからこそ、ワタルはいつの時代も愛されるキャラクターなのです。

総括:ワタルのまとめ

この記事のまとめです。

ワタルは、初代四天王から始まり、チャンピオン、Gメン、そしてポケマス最強アタッカーと、時代を超えて常にトップクラスの実力を示し続けてきたキャラクターです。彼の強さは単なる数値だけでなく、「はかいこうせん」へのこだわりや、少し規格外な「改造」疑惑も含めた強烈な個性によって支えられています。

ポケマスEXにおいては、最新のアルコスバディーズとして環境を支配するほどの性能を手に入れ、現代のトレーナーたちにもその威厳を見せつけました。原作ファンにとっては懐かしく、新規プレイヤーにとっては頼もしい、まさに「ドラゴンマスター」の名に恥じぬ存在です。

  • ワタルはカントー四天王およびジョウト地方のチャンピオンである
  • ポケモンGメンとして悪の組織と戦う正義の活動を行っている
  • ポケマスEXのアルコスワタルはデバフと超火力を兼ね備えた最強格
  • アルコスワタルのシンクロ技は「相手の防御・特防ダウン」で威力が上がる
  • バラエティ限定のワタル&リザードンは物理ひこうタイプのアタッカー
  • ワタルのリザードンはメガシンカすることで「メガリザードンY」になる
  • 原作のカイリューはレベル55進化だが、ワタルはレベル47や50を所持していた
  • 初代のワタルのカイリューは本来覚えない「バリアー」を使用していた
  • 「カイリュー はかいこうせん」は対人だけでなく対人(ロケット団)にも使用された
  • ワタルの出身地はフスベシティであり、ジムリーダーのイブキは従兄弟
  • アルコスワタルのバディーズ技は「物理」だがメインウェポンは「特殊」
  • アルコスワタルのパッシブにより「はかいこうせん」が必中・ドラゴン化する
  • ワタルはドラゴンポケモンを「神聖な伝説の生き物」と称えている
  • チョウジタウンのアジト潜入時は変装をしていたが、すぐにマント姿に戻った
  • 彼は常に最強のドラゴン使いとして、トレーナーの壁となり続けている
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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