「ポケモン レジェンズ ZA は面白いのか、それとも合わないのか」。新しいバトルやメガシンカ、ミアレシティ一都市に絞った舞台設定など、シリーズでもかなり尖った挑戦作です。
そのぶん「神ゲー」と感じる人もいれば、「思っていたポケモンと違う」と感じる人もはっきり分かれます。この記事では、公式情報と国内外レビューを整理しつつ、良い点と微妙な点、そしてどんな人に向いているかを具体的に解説します
- レジェンズZAの総合評価と賛否の理由
- リアルタイムバトルとメガシンカの魅力と欠点
- 一都市フィールドならではの楽しさと物足りなさ
- 買うべき人と見送ったほうがよい人の具体像
ポケモンレジェンズZA 評価の結論と全体像
- 総合評価とおすすめ度
- 良かった点:バトルとメガ進化
- 良かった点:街づくりと探索の楽しさ
- ボリュームとクリア時間の目安
- アップデート後の評価の変化
総合評価とおすすめ度

ポケモンレジェンズZAは、2025年10月16日にNintendo SwitchおよびNintendo Switch 2向けに発売された、「ミアレシティ」を舞台とする都市型レジェンズ作品です。シリーズの新たな挑戦作として位置づけられており、リアルタイムバトルとメガシンカを大きな柱に据えたタイトルになっています。
日本の大手攻略サイトでは、GameWithが10点満点中8.5点というスコアをつけており、都市型オープンワールドでの探索と新しいバトルシステム、暴走メガシンカなどの新要素を高く評価しています。 Game8でも100点満点中93点という高評価で、特にミアレシティの作り込みややり込み要素の豊富さが好評です。
海外レビューを集計したメタスコアについては、GameWithがまとめている情報によると「79/100」という値で、海外メディアの総合評価としても上位クラスの作品とされています。 つまり、「シリーズ全体で見ても十分に高評価だが、誰にとっても満場一致の傑作というほどではない」という位置づけです。
一方で、ユーザーの生の声に目を向けると、「ここ数年で一番好きなポケモン」「ミアレシティの雰囲気が最高」といった熱烈な支持と、「期待していた冒険感とは違った」「バトルの方向性が合わない」という辛口の感想が、noteなどの個人レビューで同時に散見されます。
総合すると、ポケモンレジェンズZAは次のような作品だと整理できます。
1つ目は、「シリーズの中でもかなり挑戦的な作品」であること。リアルタイム制のバトルや、ミアレシティ一都市に絞ったフィールド構成など、従来の“地方を旅するポケモンRPG”像から意図的に外れた設計になっており、刺さる人には非常に刺さる一方、「自分が求めていたポケモン像」とズレる人も出やすい構造になっています。
2つ目は、「ポケモンや対戦をある程度やり込んできた中級者以上に向きやすく、ライト層や“旅重視”のプレイヤーとは好みが分かれやすい」という点です。ランクバトルや育成、図鑑埋めなどの長期的なやり込み要素が充実している一方、難度高めのリアルタイムバトルや、フィールドのバリエーションの少なさに戸惑う声もあります。
結論としては、
- 既に何作かポケモンを遊んでいて、新しいバトルや対戦環境にも前向きな人には「かなり買い寄り」
- 初めてのポケモンや、“地方を旅するRPG”としての雰囲気を最優先したい人には「自分に合うか一度立ち止まって考えた方がよい」
という評価が妥当だと考えられます。
良かった点:バトルとメガ進化

今作でもっとも賛否を呼んでいる要素のひとつが、「リアルタイムバトル」と「メガシンカ」を軸にしたバトルデザインです。
バトルは従来の完全ターン制ではなく、ポケモンとトレーナーがフィールド上を動き回りながら戦うリアルタイムアクション形式になりました。 技はボタンに割り当てられ、クールタイムを管理しながらタイミングを見て繰り出す必要があります。敵の攻撃範囲を見て回避したり、背後を取るように立ち回ったりと、「どの位置で」「いつ技を打つか」が読み合いの大きな要素になっています。
また、トレーナー自身も敵から攻撃対象となる仕様で、プレイヤーキャラがダメージを受けるとバトルが不利になるなど、これまでのシリーズとは違った緊張感が生まれています。 そのため、「コマンド選択だけでは物足りなかった」「より没入感のあるポケモンバトルを遊びたい」というプレイヤーからは、総じて高評価が目立ちます。
一方のメガシンカは、物語と対戦の両方で主役級の役割を持っています。公式サイトや攻略サイトでは、カロス御三家のメガ進化をはじめ、多数のメガシンカポケモンが大きく取り上げられており、全体で65体、そのうち24体が新規メガシンカとして実装されているとまとめられています。
ゲーム内では、暴走メガシンカの事件を追うストーリーや、メガストーン集め、メガシンカ前提のボス戦など、メガシンカに絡むコンテンツが豊富です。 ランクバトル環境でも、メガブリガロンやメガライチュウX/Yなどのメガシンカポケモンを軸にした構築が上位で活躍しており、「メガ構築を研究するのが楽しい」「推しポケモンの新たなメガシンカがうれしい」といった声が対戦勢から多く挙がっています。
ただし、バトルが絶賛一色というわけではありません。リアルタイム化によりテンポがよくなった一方で、特性が廃止されていることから、「従来のような特性を絡めた構築や読み合いが薄くなった」と感じるプレイヤーも一定数います。 また、狭いワイルドゾーンに野生ポケモンが密集している影響で複数戦になりやすく、ロックオンが意図せず外れたり、状態異常技が連発されてストレスに感じるといった意見も、個人レビューで繰り返し指摘されています。
それでも、「バトルが面白かった」と評するプレイヤーの多くは、
- ボタン連打だけでは突破しづらい適度な緊張感
- トレーナー自身を含めた立ち回りの重要性
- メガシンカを絡めた演出の派手さと爽快感
といった要素に満足している印象です。
まとめると、バトル周りは「アクション要素とメガシンカを前向きに楽しみたい人ほど高評価になりやすい」「特性を絡めた従来型対戦を重視する人には好みが分かれやすい」ポイントと言えます。
良かった点:街づくりと探索の楽しさ

レジェンズZAの冒険の舞台は、カロス地方の大都市・ミアレシティ。従来作のように各地を旅するのではなく、一つの巨大都市を掘り下げていく「都市型レジェンズ」として設計されています。
好評な点としてまず挙げられるのが、「街で暮らすポケモンたちの空気感」です。路地裏のゴミ箱の陰や街灯の上、ビルの屋上など、日常風景の中にポケモンが溶け込んで配置されており、街歩きをしながら図鑑を埋めていく感覚が新鮮だというレビューが多く見られます。
ミアレシティは上下方向にも入り組んだ構造で、屋上や高架下、再開発エリアなど、いわゆる「縦の探索」が豊富です。最初は迷路のように感じても、ファストトラベルや路地を覚えていくうちに、自分だけの近道やお気に入りスポットが増えていく、箱庭としての面白さがあります。
加えて、撮影スポットやファッション要素、街中での交流イベントなど、「住みこなす街」としての楽しみ方が充実しているのも特徴です。攻略サイトでも、カナリィぬいやカラフルなネジといった収集要素、服や髪型のカスタマイズなどが、やり込み要素として紹介されています。
一方で、都市型ならではの弱点もはっきりしています。フィールドの多くがミアレシティとその周辺で完結しているため、「景色やBGMの変化に乏しく、どこまで行っても似たような雰囲気に感じる」「草原や洞窟、雪山といった自然エリアを旅するワクワク感が足りない」といった不満が、noteの感想などで繰り返し挙げられています。
総じて、
- 街の中でポケモンを探したり、写真を撮ったり、おしゃれを楽しんだりする遊び方が好き
- 一つの街を「住みこなす」ように、少しずつ覚えていく箱庭感が好き
というプレイヤーには高評価になりやすい一方、
- さまざまな地方や自然フィールドを旅するポケモン像を重視している
- フィールドの変化や壮大な旅情を求めている
というプレイヤーにとっては、どうしても物足りなさを感じやすい設計だといえます。
ボリュームとクリア時間の目安

「どれくらい遊べるのか」というボリューム面も、購入前に気になるポイントだと思います。
Game8の検証では、メインストーリーのみを進めた場合のクリア時間はおよそ20〜25時間前後とされています。実際のプレイでは、ムービーを飛ばさずに進めても、攻略班が約22時間でエンディングに到達したとのことです。
サイドミッションやポケモン収集、街の探索などに適度に寄り道しながら進めると、クリアまで30〜40時間程度になるというまとめもあり、図鑑埋めやサブイベントをどこまでこなすかで体感ボリュームが変わってきます。
一方、GameWithのボリューム記事では、ストーリークリアが約20時間、全コンテンツを楽しむ場合は少なくとも50時間以上は遊べるとされています。クリア後にはランクバトルやZAロワイヤル、伝説ポケモンのミッション、図鑑コンプリート、各種やり込み要素が解放されるため、コンプリート志向のプレイヤーほどプレイ時間は伸びていきます。
実際のユーザー感想でも、「メインだけ追うとやや短めに感じるが、クリア後やサイドミッションを含めると時間が溶ける」「気づいたら数十時間ランクマと図鑑埋めで遊んでいた」といった声が多く、メインストーリー単体よりも“やり込み全体”で評価するべきタイプの作品と言えます。
注意点としては、アクション寄りのバトルに慣れているかどうかで、ストーリークリアまでの時間が前後することです。リアルタイムバトルに不慣れな場合、ボス戦や多対一の戦闘で時間を取られやすく、「攻略に手こずってメインだけでも25時間以上かかった」というパターンも十分ありえます。
総じて、
- ストーリーだけを長く遊びたい人には「標準〜やや短め」
- 図鑑埋めや色違い厳選、ランクバトル、DLCまでを視野に入れる人には「50時間以上、プレイスタイル次第ではそれ以上遊べる」
というイメージで考えておくと、大きなギャップは生まれにくいはずです。
アップデート後の評価の変化

2025年11月時点で、レジェンズZAには既に複数のアップデートとイベントが実施されています。
公式サイトの最新情報によると、11月19日に更新データVer.1.0.2が配信され、ソフトの安定性向上や不具合修正などが行われています。同日には新たなTVCMも公開されており、発売後も継続的なプロモーションとアップデートが続いている状況です。
さらに、11月6日からはEXサイドミッション「宝石のような輝きを」が配信され、ふしぎなおくりもの経由でディアンシナイトを受け取ることで、幻のポケモン・ディアンシーとメガディアンシーに関わるミッションを遊べるようになりました。 攻略サイトでも、このEXミッションを含めたサイドミッション攻略や、ディアンシーの入手方法・種族値などが詳しくまとめられており、クリア後の遊び場として評価されています。
今後については、有料DLC「メガ次元ラッシュ」が2025年12月10日に配信予定で、追加ポケモンや新たなメガシンカ、フーパの登場などが予告されています。 すでに公開されている情報では、DLCでさらに多くのポケモンが追加され、新メガシンカポケモンも実装予定とされています。
アップデートや新コンテンツを踏まえたレビューでは、
- EXミッションやふしぎなおくりものによる配布で、メガストーンや幻ポケモンの入手経路が増えた
- クリア後のやり込み導線が強化され、長く遊び続けやすくなった
といったポジティブな変化が語られる一方で、
- メインストーリーの構造や“一都市フィールド”といった根本的な設計は変わらない
という冷静な指摘もあり、「遊びやすさ」「やり込みの厚み」は改善されつつも、作品コンセプト自体への評価が大きく揺れたわけではない、というのが現状に近い印象です。
ポケモン レジェンズ ZA 評価が割れる理由と向いている人
- 不満点:一都市フィールドの賛否
- 不満点:新ポケモン・メガ進化の扱い
- 難易度とゲームバランスへの評価
- オンライン要素とランクマ環境
- どんな人におすすめの作品か
不満点:一都市フィールドの賛否

レジェンズZAの評価が大きく割れている一番の理由は、「ミアレシティ一都市にほぼ集約されたフィールド設計」です。
肯定的なレビューでは、「街の密度が非常に高く、建物の中や路地裏、高架下など細かい場所まで探索できる」「NPCやポケモンの配置が細かく、街が“生きている”ように感じる」といった声が見られます。
一方で、否定的な意見はかなりストレートです。
「どれだけ走り回っても似たような街並みと音楽ばかりで飽きる」「街から外に出られず、ポケモンの“旅ゲーム”としてのワクワク感が薄い」といった指摘や、狭いワイルドゾーンにポケモンが密集しているため、「同じような景色の中で連戦を繰り返している感じが強い」という不満も、複数の個人レビューで共通しています。
実際、攻略サイトでも「ワイルドゾーンの数は限られているが、その分一つ一つの密度が高い」「ミアレシティを拠点に、昼と夜で異なる顔を見せるコンテンツが用意されている」といった説明がされており、「少ないエリアを深掘りする」設計であることが明確です。
このため、
- 一つの街を拠点に、路地や屋上まで含めてじっくり探索したい
- お気に入りの街を“住みこなす”箱庭感が好き
というタイプには非常に相性が良い一方、
- さまざまな地方や自然エリアを巡る旅の雰囲気を重視したい
- フィールドの景色の変化やスケール感を求めている
というプレイヤーにとっては、どうしても評価が辛くなりがちです。ここが、レジェンズZAの評価を分ける最初の分岐点と言えるでしょう。
不満点:新ポケモン・メガ進化の扱い

もうひとつの大きな論点が、「新ポケモン」の扱いです。
発売前後には、「完全新種のポケモンがほとんどいない」「メガシンカばかりが新要素で、未知のポケモンと出会うワクワク感が薄い」といった不満がSNSや個人ブログで多く見られました。
この点について、GameWithの新ポケモン一覧では、「新ポケモンは27体確認されているが、完全新規のポケモンは登場しておらず、これまでのポケモンのメガシンカや姿違いの追加のみ」と明言されています。 Game8でも、新ポケモンや新メガシンカをまとめた記事が用意されており、メガシンカポケモンの数自体はかなり多いものの、“まったくの新種”という意味では少ないことがわかります。
つまり、
- 攻略サイト上では“新ポケモン”枠として27体がカウントされている
- しかし、その多くが新メガシンカや姿違いであり、通常ポケモンとしての完全新種は存在しない
というギャップが、プレイヤーの「新ポケモンがいない/少ない」という不満につながっています。
「新しいお気に入りポケモンを見つけたい」「未知のポケモンとの出会いこそがポケモンの醍醐味」というトレーナーにとっては、この点はマイナスに働きやすいです。一方で、「既存の推しポケモンに新たなメガシンカが追加された」「シリーズおなじみのポケモンが新しい戦い方を手に入れた」といった楽しみ方ができる人にとっては、大きな問題にはなりにくいポイントでもあります。
難易度とゲームバランスへの評価

難易度やゲームバランスも、レジェンズZAの評価を分ける重要な要素です。
リアルタイムバトルになったことで、「ボタン連打では通用しない」「高レベル1体のごり押しでは安定しない」「トレーナー自身も狙われるため、アクションが苦手だとかなり緊張を強いられる」といった声が上がっています。 実際、アクションがあまり得意でないプレイヤーからは、「要素が多く常に緊張してしまう」「どれか一つでも要素が減れば楽になりそうだが、現状は少し負担が大きい」といった感想も見られます。
一方で、難しめのポケモンを求めていた層からは、「従来作より手応えがあって楽しい」「うまく立ち回れるようになっていく感覚が気持ちいい」といったポジティブな評価も多く、「最近のポケモンは簡単すぎる」と感じていたプレイヤーほど好意的に受け取っている印象があります。
ゲームバランス面では、
- 狭いワイルドゾーンに野生ポケモンが密集しており、複数体に囲まれやすい
- ロックオンが意図せず外れたり、ターゲットが勝手に切り替わる
- 状態異常技が多く、連戦時のストレスが大きい
といった点に不満を述べるレビューが目立ちます。
ただし、状態異常の仕様がリアルタイム向けに調整されたことで、「毒ややけどがリアルタイムでHPを削るため、立ち回りや回復のタイミングが重要になり、戦略性が増した」と評価する意見もあります。
アクションがやや苦手な人向けには、
- ローリング回避やダッシュの操作に慣れてからストーリーを進める
- ワイルドゾーンでは無理に多対一を受けず、撤退や立て直しを意識する
- 状態異常対策のアイテムを多めに持ち込み、連戦前にこまめに回復する
といった工夫をすることで、ストレスをかなり減らせます。攻略サイトでも、戦闘システムの解説やバトルのコツが詳細にまとめられているので、詰まりやすい人は一度目を通してから挑戦するのがおすすめです。
オンライン要素とランクマ環境

対戦やオンライン要素の比重が大きいことも、レジェンズZAの特徴です。
今作の通信対戦のメインモードは、「ZAバトルクラブ」と呼ばれる最大4人同時対戦のバトルロワイヤル形式。制限時間内に倒したポケモンの数で順位を競うルールで、ランクバトルとプライベートバトルの2モードが用意されています。
ランクバトルでは、世界中のトレーナーと腕を競うことができ、シーズンごとにメガストーンなどの限定報酬が用意されています。たとえば、ブリガロナイトはシーズン3のランクバトルでSランクに到達することで入手できるなど、対戦を遊ぶことでしか手に入らない報酬も存在します。
攻略サイトでは、ランクマ用のおすすめポケモンや環境考察、Tier表が日々更新されており、メガブリガロンをはじめとするメガシンカポケモンを軸にした構築が上位帯で活躍していることが紹介されています。 対戦好きのプレイヤーにとっては、「新しい形式のランクバトルを長く楽しめるタイトル」として、高く評価されている部分です。
一方で、協力プレイ系のマルチ要素は存在せず、レイドバトルやユニオンサークルのように友達と一緒に冒険するモードはありません。 そのため、「オンラインで一緒に探索したい」「協力型コンテンツを期待していた」というプレイヤーには、物足りなく感じられる可能性があります。
また、Pokémon HOMEとの連携については、2026年に対応予定と公式にアナウンスされていますが、他のシリーズから一度ZAに送ったポケモンは、その後ほかのソフトに戻せない仕様になっている点にも注意が必要です(HOMEには戻せるが、再転送は不可)。 貴重な色違いや伝説ポケモンを送る場合は、「ZA専用にしてしまってよい個体か」をあらかじめよく考えてからにした方が安心です。
要するに、
- ランクマやオンライン対戦、メガシンカ環境を研究するのが好きな人にとっては、非常に相性の良い設計
- 対戦にあまり興味がなく、協力プレイやストーリー後のソロコンテンツだけを求めている人にとっては、「エンドコンテンツの多くが自分向きではない」と感じやすい
という構図になっています。
どんな人におすすめの作品か

ここまでの情報を踏まえて、「買うべき人」「慎重に検討したほうがよい人」を整理します。
おすすめしやすいのは、次のようなタイプです。
- ポケモンシリーズを何作かプレイしたことがある中級者以上のトレーナー
- メガシンカや対戦が好きで、新しいリアルタイムバトルにも前向きに挑戦したい人
- 一つの街を拠点に、図鑑埋めや色違い厳選、ランクバトルなどをじっくりやり込みたい人
- メガ次元ラッシュなどのDLCやイベントも含めて長く遊ぶつもりがある人
こうしたプレイヤーにとっては、メタスコア79点、国内攻略サイト8〜9点台という数字が示す通り、「粗もあるが、十分に遊び尽くせる一本」となりやすいです。
逆に、やや注意した方がよいのは、
- 初めてポケモンを触る、あるいはかなり久しぶりに戻ってくるライト層
- “地方を旅するRPG”としてのポケモン像を強く期待している人
- 難しすぎるアクションや、狭いエリアでの連戦によるストレスが苦手な人
- 完全新種のポケモンとの出会いを最大の楽しみにしている人
といったタイプです。こうしたプレイヤーのレビューでは、「フィールドが単調」「新ポケモンへの期待が満たされなかった」「アクション要素がしんどい」といった声が目立ちます。
結局のところ、レジェンズZAは「ポケモンというIPを使った、かなり尖った実験作」といってよいタイトルです。
- 一都市フィールド+リアルタイムバトル+メガシンカ中心という“尖り”にワクワクできるか
- その尖りを「自分の理想のポケモン像とは違う」と感じてしまうか
この価値観の違いが、そのまま「ポケモン レジェンズ ZA 評価」の分かれ目になっています。
総括:ポケモン レジェンズ ZA 評価の最終結論
- ポケモンレジェンズZAは、2025年10月16日にNintendo Switch/Nintendo Switch 2向けに発売された、ミアレシティを舞台とする都市型レジェンズ作品である。
- 公式や攻略サイトでは「シリーズの新たな挑戦作」と位置づけられており、リアルタイムバトルとメガシンカを前面に押し出した作品になっている。
- 国内大手攻略サイトの評価は、GameWithが8.5/10、Game8が93/100と高評価で、都市型フィールドの新鮮さやバトルシステム、暴走メガシンカなどの新要素が評価されている。
- 海外レビュー集積サイトのメタスコアは79/100とまとめられており、シリーズ全体で見ても上位クラスの評価だが、誰にとっても満場一致の傑作というほどではない。
- バトルはリアルタイムアクション形式で、技ごとのクールタイム管理やポジション取り、トレーナー自身が狙われる要素など、新しい手触りを持つ。一方で特性は廃止されており、従来の「特性を絡めた構築・読み合い」が薄くなったと感じる声もある。
- メガシンカは物語と対戦の両面で軸となる要素で、多数の新メガシンカが追加されている一方、「完全新種の通常ポケモンはおらず、新ポケモン27体の多くがメガシンカや姿違いである」ことから、新ポケモンへの期待とのギャップを感じるプレイヤーもいる。
- フィールドはミアレシティ中心の一都市構造で、街の密度や作り込みを評価する声と、景色の変化や旅情の乏しさを指摘する声に、はっきり分かれている。
- クリア時間はメインのみで20〜25時間前後、寄り道込みで30〜40時間程度が目安であり、図鑑埋めやランクバトル、クリア後要素まで含めれば50時間以上遊べるボリュームがある。
- アップデートVer.1.0.2やEXサイドミッション「宝石のような輝きを」の配信により、ディアンシーやディアンシナイトの入手などクリア後のやり込みが強化されており、今後は有料DLC「メガ次元ラッシュ」による追加要素も予定されている。
- オンライン要素はZAバトルクラブを中心とした対戦寄りの設計で、メガストーンを含むランク報酬やランクマ環境の研究など、対戦勢には長く遊べるコンテンツが用意されている一方、協力マルチは存在せず、対戦に興味が薄い層には刺さりにくい。
- Pokémon HOMEとの連携は2026年に予定されているが、一度ZAに送ったポケモンは他のソフトに戻せない仕様であり、貴重な個体を送る際には注意が必要である。
以上を踏まえると、ポケモンレジェンズZAは、
- ポケモン経験者で、新しいバトルシステムやメガシンカ環境、都市型フィールドの実験的な要素を楽しみたい人には「かなりおすすめ」
- 初ポケモンや、地方を旅するRPGとしてのポケモン像、完全新種ポケモンとの出会いを重視する人には「合うかどうか慎重に検討したい」
という作品です。自分がどちら側の価値観に近いかをイメージしながら、本記事を購入判断の材料にしてもらえればと思います。

