マジカル交換などで「これってもしかして改造ポケモン?」と不安に思ったことはありませんか。この記事では、もしも改造ポケモンを受け取ってしまったらどうすればいいのか、その疑問に包括的にお答えします。
まず確認すべきことから、具体的な改造ポケモンの見分け方、そして「〇〇.com」といった名前が多い理由まで詳しく解説。
ランクマッチに参加できない場合や、伝説・準伝説の色違いを見分けるポイント、図鑑に登録されないといった現象にも触れながら、どう対処すべきかを具体的に説明します。
所持し続ける危険性や法的リスク、ポケモンホームへの影響、持っていた道具の処分方法、そして「逃がさない」選択肢はあるのかまで、あなたの不安を解消します。
- 改造ポケモンはゲームデータ改ざんによる不正なポケモンである
- 名前やステータスなど特定の情報から改造ポケモンを見分けられる
- 誤って受け取った場合でも、基本的にすぐに逃がすのが最善
- 改造ポケモンの所持はゲームアカウント停止などのリスクがある
改造ポケモンを受け取ってしまったら、まず確認すべきこと
- 改造ポケモンの見分け方とは?疑わしい特徴を解説
- なぜ改造ポケモンは「〇〇.com」などの名前が多いのか?
- ランクマッチやレイドに参加できないポケモンは改造?
- 伝説・準伝説や未解禁の色違いポケモンを見分けるポイント
- 図鑑に登録されないポケモンは改造の可能性あり?
改造ポケモンの見分け方とは?疑わしい特徴を解説

マジカル交換などで、意図せず改造ポケモンを受け取ってしまうことは、残念ながら珍しくありません。しかし、いくつかの特徴を知っておけば、改造の疑いがあるポケモンかどうかを判断する手助けになります。
まず、ポケモンの名前や親名がURL形式になっている場合は、高確率で改造ポケモンです。例えば、「〇〇.net」や「〇〇.com」といった名前が挙げられます。これらは、改造ポケモンを配布するサイトへの誘導を目的としていることが多いです。
次に、ポケモンのステータスを確認しましょう。特に「6Vの色違いでLv100」といった個体は、非常に稀であるため改造の疑いが強いです。また、本来習得しない技や特性を持っている場合、または獲得不能な組み合わせの証を持っている場合も、改造と判断できます。例えば、「ふしぎなまもり」を持つミカルゲやヌケニン、「りゅうのまい」を覚えているガブリアスなどは、明らかな改造個体です。
さらに、通常では入手できない場所で出会ったポケモンも要注意です。特定の地方でしか出現しないポケモンが別の地方で出会ったことになっている場合や、野生で出現しないはずの伝説のポケモンが不自然なレベルで出現している場合などが該当します。
また、モンスターボール以外のSV御三家ポケモンや、マスターボールなどの貴重な道具を複数持っているポケモンも改造の可能性があります。特に、交換で入手した覚えのないマスターボールが手持ちのポケモンに付いている場合は注意が必要です。
これらの特徴は、あくまで「疑わしい」と判断する材料であり、100%正確に見分ける方法は存在しません。しかし、ご自身のポケモンを守るためにも、慎重に確認することが大切です。
なぜ改造ポケモンは「〇〇.com」などの名前が多いのか?

マジカル交換などで見かける「〇〇.com」や「〇〇.net」といった名前のポケモンは、ほとんどの場合、改造ポケモンと断定できます。これは、単なる偶然やプレイヤーのユニークなニックネームではありません。
これらのURLのような名前は、改造ポケモンを生成した側が、自身のウェブサイトやDiscordサーバー、SNSアカウントなどを宣伝する目的で意図的に付けているものです。彼らは、改造ポケモンを無作為に流すことで、受け取ったプレイヤーがそのURLを検索し、結果的に改造ポケモンの販売サイトや配布コミュニティにアクセスするよう誘導しているのです。
このような「宣伝目的」の改造ポケモンは、非常に目立つように作られていることが多く、例えば「色違い」かつ「6V」で「レベル100」といった、いかにも価値がありそうな見た目をしています。また、貴重なアイテムである「特性パッチ」や「マスターボール」を持たせているケースも頻繁に報告されています。これは、受け取ったプレイヤーがそのポケモンの価値を高く評価し、さらに興味を持ってURLを検索するように仕向けるための戦略と考えられます。
剣盾の時代から、ツイッターなどのSNSでもこれらの不審な名前のポケモンが多数目撃されており、プレイヤーの間では広く知られた改造ポケモンの特徴となっています。このようなポケモンを受け取ってしまった場合は、宣伝に加担しないためにも、速やかに適切な対処をすることが推奨されます.
ランクマッチやレイドに参加できないポケモンは改造?

ランクマッチやテラレイドバトルは、ポケモンのデータが正規であるかをチェックする仕組みが一部組み込まれています。もし、選出ルール以外の理由でポケモンがこれらのバトルに参加できない場合、その個体は改造である可能性が高いと判断できます。改造ポケモンは、データの内部に何らかの異常を抱えていることが多く、それがシステムによって弾かれる原因となるのです。
具体的には、通常は覚えない技を覚えているポケモンや、異常なステータスを持つポケモンなどは、オンラインでの交換や対戦、ポケモンホームへの転送時に「ポケモンに問題があるため交換できません」や「中身に問題のあるポケモンが含まれています」といった警告メッセージが表示され、使用が制限されることがあります。これは、公式が不正なデータをゲームシステムから排除しようとしている証拠と言えるでしょう。
ただし、注意が必要なのは、自身で捕獲したポケモンであるにもかかわらず、対戦環境に持ち込めないケースも存在するという点です。このような場合は、ソフトウェアの一時的な不具合やバグである可能性も考慮すべきです。ソフトの再起動などを行うことで症状が改善されることもあるため、改造に心当たりがない場合は、まずは試してみるのが良いでしょう。
近年、公式は不正行為に対してより厳格な対応を取るようになっており、システムによる自動検知の精度も向上していると考えられます。そのため、ランクマッチやレイドに参加できないポケモンは、たとえ手元に来てから初めて気づいたとしても、改造個体である可能性を強く疑うべきです。
伝説・準伝説や未解禁の色違いポケモンを見分けるポイント

ポケモンSVにおいて、一部の伝説のポケモン、準伝説のポケモン、そして特定のパラドックスポケモンは、ゲーム内では色違いが出現しないように設定されています。これらは「色違いブロックルーチン」が設定されているため、通常プレイでは色違いの個体を捕獲することはできません。
具体的に、現在ゲーム内で色違いが出現しないとされているポケモンには、コライドン、ミライドン、ウネルミナモ、テツノイサハ、そして災厄ポケモンのチオンジェン、パオジアン、ディンルー、イーユイが含まれます。これらのポケモンは、公式配布など特別なイベントがない限り、正規の色違い個体を入手することは不可能です。
したがって、もしマジカル交換などでこれらのポケモンの色違いを入手してしまった場合は、間違いなく改造ポケモンであると断定できます。これには、ケルディオ、メロエッタ、オーガポン、テラパゴス、モモワロウなどの幻のポケモンも含まれます。
また、過去作で登場したものの、現時点でポケモンSVに登場が「未解禁」のポケモンも、受け取ってしまった場合は改造ポケモンであると判断できます。今後、ポケモンHOMEなどの連携によって解禁される可能性はありますが、現状で入手できないポケモンは手放すのが賢明です。
このようなポケモンは、たとえ魅力的に見えても、手元に置いておくことはリスクを伴います。公式のルールに則ってゲームを楽しむためにも、これらの特徴を持つポケモンには特に注意し、適切な対処を心がけましょう。
図鑑に登録されないポケモンは改造の可能性あり?

正常なポケモンは、その色違いや、異なる言語で捕獲された個体であっても、ポケモン図鑑にきちんと登録されるのが通常です。しかし、改造ポケモンの中には、図鑑登録が行われない個体が存在することが報告されていました。そのため、怪しいポケモンを入手した際に、図鑑登録がなされないことは、改造を判断する材料の一つとして活用されていました。
ただし、この「図鑑登録の有無」という判断材料については、注意が必要です。過去には、マジカル交換などで受け取った色違いポケモンや、異なる言語のポケモンが図鑑に表示されないという不具合が確認されており、これは公式のアップデート(Ver.1.2.0)で修正される可能性が示唆されていました。不具合が修正された場合、この方法での判別は難しくなるかもしれません。
そのため、図鑑登録の有無だけで改造と断定するのは避け、他の要素と総合的に判断することが重要です。例えば、ポケモンの名前がURL形式になっていないか、6V色違いのレベル100個体ではないか、本来覚えない技や特性を持っていないか、といったより明確な改造の特徴と合わせて確認するようにしましょう。
もし図鑑登録されないという現象に遭遇し、他の改造の疑いがある特徴も確認できた場合は、速やかにそのポケモンを手放すことを検討してください。
改造ポケモンを受け取ってしまったら、どう対処すべき?
- 改造ポケモンを所持しているとどんな危険性があるのか?
- 受け取った改造ポケモンは違法になるのか?法的リスクについて
- ポケモンホームに改造ポケモンを預けることはできる?
- 改造ポケモンが持っていた「道具」はどう処分すればいい?
- 改造ポケモンを「逃がさない」選択はアリなのか?
改造ポケモンを所持しているとどんな危険性があるのか?

意図せず改造ポケモンを受け取ってしまった場合でも、手元に置いておくことにはいくつかのリスクが伴います。最も懸念されるのは、アカウント停止(BAN)のリスクです。ポケモン公式は、不正に改造されたデータを利用しているユーザーに対して、厳しい対応を取ることを明言しています。
具体的には、以下のような制限措置が実施される可能性があります:
- 『ポケットモンスター』シリーズでのインターネットプレイの制限
- 『Pokémon HOME』(スマートフォン版)における交換機能の利用制限
- 『Pokémon HOME』(スマートフォン版/Nintendo Switch版共通)の利用停止
- 『ポケモンバンク』から『Pokémon HOME』への「ひっこし」の利用制限
これらの措置は、公式の裁量により、期限付きまたは無期限で実施されることがあります。利用料の返金は行われませんし、不正内容や対応の詳細について問い合わせても返答は得られないとされています。公式は、「たまたま交換で受け取ってしまった」など、意図せず改造データを所持しているユーザーは処罰の対象外としているものの、リスクを避けるためにも手元に残さないことが強く推奨されています。
また、改造データはソフトやアプリケーションの動作に問題を引き起こす可能性があります。本来のプレイでは入手できないポケモンや、公式が想定していないデータがゲーム内に存在すると、プレイ中のエラーや不具合の原因となることがあります。今後のアップデートなどで、予期せぬ挙動が発生する原因にもなりかねません。ゲームデータが破損する可能性もゼロではありません。
さらに、改造ポケモンを他のユーザーに交換したり配布したりする行為は、他のプレイヤーに迷惑をかける行為とみなされます。このような行為は、オンラインコミュニティ全体の健全性を損なうことにも繋がります。
これらのリスクを考慮すると、改造の疑いがあるポケモンは、早めに手放すことが賢明な判断と言えるでしょう。
受け取った改造ポケモンは違法になるのか?法的リスクについて

改造ポケモンを受け取ってしまった場合、それ自体が直接的に違法行為となるわけではありません。しかし、その後の行為によっては法的な問題に発展する可能性があります。
「改造」とは、正規ではないツールを使ってゲーム内のデータを改ざんし、不正なデータを作成する行為を指します。これには、色違いポケモンの量産や、本来覚えられない技を覚えさせることなどが含まれます。このような改造行為は、電子計算機損壊等業務妨害罪、器物損壊罪、著作権侵害などの法律に触れる可能性があります。特に、改造データをインターネットに接続して利用した場合や、改造ポケモンを販売・配布した場合に、これらの法律に抵触する可能性が高まります。
過去には、Nintendo Switchや3DSのゲームソフトのセーブデータを改ざんして作成したポケモンを販売したとして、「不正競争防止法違反」で逮捕者が出た事例も複数報告されています。これは、改造行為が「商品としての価値を損なう」と判断されたためと考えられます。
一方で、**「たまたま交換で受け取ってしまった」「自分では気づいていないが、交換したものが改造されたものだった」**という、意図せず改造データを所持しているユーザーに対しては、公式は制限対応を行わないと明言しています。そのため、受け取っただけであれば直ちに逮捕されるような心配は不要です。
しかしながら、改造ポケモンをオンライン対戦で使用したり、他のプレイヤーに意図的に交換で流したりする行為は、**「迷惑行為」**として公式の利用規約に違反し、前述のアカウント停止のリスクに繋がりかねません。また、個人が楽しむ範囲であっても、コピーガードの回避を伴う改造は法律に触れる可能性があり、他人に迷惑をかけないオフラインでの改造と、オンラインでの悪用を区別すべきという意見もあります。
まとめると、改造ポケモンを「受け取ってしまった」時点では法的な問題は生じにくいですが、それを**「悪用したり、放置したりする」**ことで、ゲーム運営会社からのペナルティや、場合によっては法的措置の対象となるリスクがあるため、慎重な対応が求められます.
ポケモンホームに改造ポケモンを預けることはできる?

ポケモンHOMEは、様々な『ポケットモンスター』シリーズのポケモンをまとめて管理し、連携するゲームソフトに送ることができる便利なサービスです。しかし、改造ポケモンをポケモンHOMEに預けられるかどうかは、その改造の度合いによって異なります。
一部の改造ポケモンは、ゲーム内のシステムチェックに引っかかり、交換や対戦だけでなく、ポケモンHOMEへの転送もできないようになっています。例えば、通常では覚えない技を持っていたり、ステータスや個体値が明らかに異常なポケモンは、転送時に「ポケモンに問題があるため~」といった警告メッセージが表示され、弾かれることが多いです。これは、公式が不正なデータを排除するための対策として機能しています。過去作の「ファイアレッド・リーフグリーン」や「エメラルド」で運命的な出会いをしていないミュウやデオキシスが交換できなかったように、特定の条件下ではシステムに弾かれるようになっています。
一方で、正規の手段で入手したポケモンと全く同じ個体値やステータスを持つように巧妙に偽装された改造ポケモンは、現在のシステムでは完全に弾くことが難しい場合があります。このような「完全体」と呼ばれる改造ポケモンは、交換や対戦、そしてポケモンHOMEへの転送もできてしまうのが実情です。実際、GTS(グローバルトレードステーション)で「.com」が付いたポケモンが流通している例も報告されており、ポケモンHOMEの判定が完璧ではないという声も聞かれます。
しかし、たとえ一時的にポケモンHOMEに預けられたとしても、改造ポケモンを所持し続けること自体がリスクを伴います。公式は、不正に改造されたデータを利用しているユーザーに対して、ポケモンHOMEの交換機能の利用制限や、サービス自体の利用停止といった措置を講じる可能性があると警告しています。将来的にAI技術の進化などにより、現在弾かれていない巧妙な改造ポケモンも検知され、排除されるようになる可能性も十分に考えられます。
そのため、ポケモンHOMEに改造ポケモンを預けられたとしても、安全性を考慮するならば、怪しいと感じたポケモンは速やかに手放すことが推奨されます。自己産でない限りは「疑わしきは罰せよ」の精神で対処するのが最も安全です。
改造ポケモンが持っていた「道具」はどう処分すればいい?

改造ポケモンがマスターボールや特性パッチなどの貴重な道具を持っていた場合、その道具自体は改造データではなく、正規の道具として扱われることがあります。しかし、改造ポケモンが持っていた道具であるという事実は、気持ちの良いものではありませんし、不正な方法で増殖されたものである可能性もあります。
改造ポケモンを逃がす際、持たせていた道具は自動的に「カバン」に収納されます。もし、ポケモンを逃がした後に身に覚えのない道具がカバンに増えていた場合は、それも併せて破棄することが推奨されています。
道具の処分方法としては、その種類によっていくつか方法があります。
- 売れる道具(例:換金アイテム、一部の回復アイテムなど) 一番手っ取り早いのは、ショップで売却することです。しかし、改造された道具で得られるお金を嫌悪する方もいるでしょう。その場合は、野生のポケモンとの戦闘中に「なげつける」などの技を使って消費したり、トリックなどで相手のポケモンに渡したりする方法もありますが、ポケモンSVでは戦闘終了後に道具が戻ってきてしまうため、これらの方法では処分できません。
- 売れない道具(例:マスターボールなどのボール類) マスターボールなどのボール類は、売却することができません。これらの道具を処分する一番確実な方法は、適当な野生のポケモンにそのボールを投げて捕まえ、その捕まえたポケモンを逃がすことです。そうすれば、ボールは消費され、手元からなくなります。トリックなどで渡すことも可能ですが、「なげつける」はできないため注意が必要です。
- 「くちたけん」「くちたたて」などの特定アイテム 最近の改造ポケモンが特に多く持っているのが、「くちたけん」や「くちたたて」といった、特定のポケモンに持たせることでフォルムチェンジする道具です。これらの道具は、持っているポケモンを逃がせなくする性質があり、ショップでも売れず、ボールのように使用して消費することもできません。 処分方法としては、トリックなどで野生のポケモンに押し付けることが考えられますが、これも「なげつける」はできません。最も有効なのは、NPCとの交換を利用して、渡すポケモンに持たせて交換することです。例えば、「鎧の孤島」に行ける環境であれば、NPCのチホコと無制限に交換できるため、これを利用して処分することが可能です。 また、ウッウロボに入れて別の道具を生成するという方法もありますが、改造された道具から生成されたものであるため、気になる場合は非推奨です。
いずれにしても、身に覚えのない貴重品や、改造ポケモンが持っていた道具は、リスクを避けるためにも処分を検討することをおすすめします。
改造ポケモンを「逃がさない」選択はアリなのか?

改造ポケモンを「逃がさない」という選択肢は、一般的には推奨されません。公式のスタンスやゲームの健全な運用を考えると、改造の疑いがあるポケモンは手元に残さないのが最善策とされています。
前述の通り、改造ポケモンを所持し続けることには、アカウント停止やゲームデータ破損のリスクが伴います。たとえ、オンライン対戦に参加せず、個人的に楽しむだけであったとしても、ゲームの仕様上、いつどのような形で問題が発生するかは予測できません。
特に、子供たちが何も知らずに改造ポケモンを使ってしまう可能性も指摘されており 、改造ポケモンが流通すること自体が問題視されています。改造ポケモンをマジカル交換などに「流してしまった」という報告も散見され、これは意図せずとも他のプレイヤーに迷惑をかける行為となります。たとえ、アイテムだけ抜き取ってから流すという行為も、公式は「よくない」としています。
しかし、一部のプレイヤーからは「対戦を全くしないならレアポケモンを手に入れて眺めるのは楽しそう」という声も聞かれます。また、巧妙に偽装された改造ポケモンは正規個体と見分けがつかないため、知らずに使い続けてしまうケースも考えられます。公式も、意図せず受け取ってしまったユーザーは処罰の対象外であると述べているため、すぐに「BANされる」といった過度な心配は不要かもしれません。
それでも、多くの経験者や専門家は、「もしも改造ポケモンかも!怪しい!」と思ったら「逃がす」一択と断言しています。これは、自身のデータやアカウントを守るためだけでなく、ポケモンというゲームの公平性やコミュニティの健全性を保つためでもあります。
もし、改造かどうかの判断に迷うのであれば、まずは「疑わしい」と捉え、手放すことを強くおすすめします。これは、ゲームを長く、そして安心して楽しむための賢明な選択と言えるでしょう。
総括:改造ポケモンを受け取ってしまったら、リスクを避けるために適切な対処が不可欠
この記事のまとめです。
- 改造ポケモンは外部ツールでデータが書き換えられた不正なポケモンである
- ポケモンの名前や親名がURL形式の場合は改造と断定できる
- 6V色違いLv100や本来習得しない技・特性を持つポケモンは改造の疑いが強い
- 通常では入手できない場所で出会ったポケモンも改造の可能性がある
- 伝説・準伝説や未解禁の色違いポケモンは間違いなく改造個体である
- 図鑑に登録されない現象も改造の判断材料となるが、アップデートで不具合修正の可能性もある
- ランクマッチやレイドに参加できないポケモンはデータ異常の可能性が高く改造が疑われる
- 改造ポケモンを所持し続けるとアカウント停止(BAN)のリスクがある
- 改造ポケモンはゲームのエラーや不具合の原因となることがある
- 意図せず受け取った場合でも、手元に残さず逃がすことが推奨される
- 改造行為自体は法律に触れる可能性があり、販売・配布は逮捕に至るケースもある
- ポケモンHOMEには巧妙に偽装された改造ポケモンも預けられる場合があるがリスクは伴う
- 改造ポケモンが持っていた道具は、ポケモンを逃がせばカバンに収納される
- 貴重な道具は売却や野生ポケモンに投げるなどで処分できるが、特殊な道具はNPC交換が有効な場合がある
- 「怪しい」と感じたら、ゲームとアカウントの安全のためにも「逃がす」選択が最善である