「ポケモンSV 鬼退治」と検索してこの記事にたどり着いたあなた、ようこそ! ポケットモンスター スカーレット・バイオレットの有料DLC「碧の仮面」で追加された新要素、「鬼退治フェス」について、気になっているのではないでしょうか?
このミニゲームは、キタカミの里の伝統行事をモチーフにしたもので、クリアするとポケモン育成に役立つ貴重な報酬、特に様々な種類のもちや、努力値をリセットできるまっさらもちが手に入ります。
しかし、難易度が上がるにつれて攻略が難しくなり、特に最高難易度の上級はソロでのクリアが困難とも言われています。この記事では、鬼退治フェスの基本ルールから、各難易度の違い、報酬の詳細、そしてマルチプレイでの攻略のコツまで、あなたが知りたい情報を網羅的に解説していきます。
- 鬼退治フェスの基本ルールと参加方法
- 難易度別の解放条件と報酬の違い
- まっさらもちを含む全種類のもち入手ガイド
- マルチプレイ・ソロプレイの攻略法とコツ
ポケモンSV「鬼退治フェス」の基本を完全ガイド
- 鬼退治フェスとは?参加場所と条件
- ゲームのルールと基本的な流れを解説
- 難易度は3種類!解放条件まとめ
- ソロでも遊べる?マルチプレイとの違い
鬼退治フェスとは?参加場所と条件

鬼退治フェスは、ポケモンSVの有料DLC「碧の仮面」で追加された、キタカミの里特有のミニゲームです。
この地域に古くから伝わる催しという設定で、プレイヤーはライドポケモンに乗り、フィールド上のポケモン型風船「きのみバルーン」を割ってきのみを集め、指定の場所に納品します。
参加場所はキタカミの里の中心部、「キタカミセンター」です。公民館のような建物の奥に受付があり、話しかけることで挑戦できます。
ただし、参加するには「碧の仮面」のストーリーをある程度進める必要があります。具体的には、ゼイユやスグリと一緒にお祭り(オモテ祭り)へ行く場面まで進んでいることが条件です。DLCを購入しただけではプレイできないため、まずはキタカミの里での物語を少し進めましょう。
ゲームのルールと基本的な流れを解説

鬼退治フェスのルールは比較的シンプルです。
ライドポケモン(コライドン/ミライドン)に乗り、フィールドに点在する「きのみバルーン」を割ります。バルーンからは「きのみ」が出現するので、これを拾い集めます。
集めたきのみは、フィールドに4箇所ある「きのみ台」まで運んで納品します。重要なのは、各きのみ台には納品すべききのみの色(種類)が決まっている点です。対応する色のきのみを運ぶ必要があります。
制限時間内に、指定された合計数のきのみを全ての台に納品できればクリアとなります。
しかし、フィールドには野生のポケモンが徘徊しており、集めたきのみや台の上のきのみを食べてしまいます。きのみを食べられると納品数が減るため、ライドポケモンの咆哮(Rボタン)で追い払うことも重要です。
効率よくバルーンを割り、正しい色のきのみを運び、邪魔なポケモンを追い払いながら目標数を達成することが求められます。
難易度は3種類!解放条件まとめ

鬼退治フェスには、「初級」「中級」「上級」の3つの難易度が用意されています。
プレイヤーはまず「初級」から挑戦することになります。初級をクリアすると「中級」が解放され、中級をクリアすることで最も難しい「上級」に挑戦できるようになる、段階的なシステムです。
難易度が上がるごとに、クリア条件は厳しくなります。納品すべききのみの総数が増加し、きのみを狙うお邪魔ポケモンの数が増えたり、動きが積極的になったりします。きのみバルーンの配置も複雑になり、効率的なルート選択がより重要になります。
特に「上級」はクリア目標のレベルが10段階設定されており、最高レベルのクリアは非常に難しいです。
難易度に応じて報酬も豪華になるため、より良い報酬を目指すなら高難易度への挑戦が不可欠です。まずは初級でゲームに慣れ、徐々にステップアップしていくのが良いでしょう。
ソロでも遊べる?マルチプレイとの違い

鬼退治フェスは、一人で遊ぶ「ソロプレイ」と、他のプレイヤーと協力する「マルチプレイ」の両方に対応しています。
ソロプレイでも、初級や中級であれば、コツを掴めば十分にクリア可能です。
しかし、「上級」になると状況は一変します。要求されるきのみの数が大幅に増え、お邪魔ポケモンの妨害も激しくなるため、一人で全ての作業をこなすのは非常に困難です。安定したクリアや高レベルを目指すのは、ソロでは極めて難しいと言えます。
一方、マルチプレイでは最大4人で協力できます(Nintendo Switch Onlineへの加入が必要)。複数人で役割分担することで、効率的にゲームを進められます。例えば、「きのみ収集役」と「きのみ台防衛役」に分かれたり、担当エリアを決めたりすることで、ソロとは比較にならないほどスムーズにクリアできます。
特に、貴重な報酬「まっさらもち」などを効率よく集めたい場合は、マルチプレイでの挑戦が強く推奨されます。攻略サイトの募集掲示板などを利用して、一緒にプレイする仲間を探すのも良いでしょう。
ポケモンSV「鬼退治フェス」報酬と攻略のコツ
- マルチプレイ攻略!連携と役割分担の鍵
- 上級は難しい?ソロ挑戦のポイント
- 全種類解説!報酬「もち」の効果と使い道
- 最重要アイテム「まっさらもち」入手方法
- 色違いゴンベや他のレア報酬について
マルチプレイ攻略!連携と役割分担の鍵

鬼退治フェス、特に「上級」をマルチプレイで攻略する上で最も重要なのは「連携」と「役割分担」です。4人がバラバラに動いていては、効率が悪くクリアが難しくなります。
基本的な役割分担としては、「きのみを集める係」と、きのみ台を襲うお邪魔ポケモンを追い払う「防衛係」が考えられます。事前に話し合って役割を決めるのが理想ですが、オンラインのマッチングなどでは、他のプレイヤーの動きを見て自分の役割を判断することが大切です。
きのみ集め役の中でも、きのみ台から遠い場所を担当する人と、近い場所を担当する人に分かれると効率が上がります。遠くのきのみを先に集め、戻りながら近くのきのみを回収することで移動ロスを減らせます。また、各台で不足しているきのみの色を把握し、優先的に狙うことも重要です。
防衛役は、ポケモンが近づいたらライドポケモンの咆哮(Rボタン)で素早く追い払いましょう。
以下は役割分担例です。
役割 | 担当プレイヤー数 | 主な動き | 意識すること |
遠距離きのみ収集 | 1-2人 | 遠いエリアのバルーンを割り、きのみを回収して台へ運ぶ | 不足色を優先。帰り道で近くのきのみも回収 |
近距離きのみ収集 | 1-2人 | 台周辺のバルーンを割り、きのみを回収して台へ運ぶ | 手早く納品数を稼ぐ。遠距離役の納品補助も |
防衛 | 1人 | 台周辺に留まり、お邪魔ポケモンを咆哮で追い払う | きのみを食べられないよう常に警戒。余裕があれば近くのきのみ拾いも |
遊撃(兼任) | (上記で兼任) | 全体の状況を見て、不足役割をサポート | マップを見て人手が足りない場所へ |
このように、各プレイヤーが役割を理解し連携することで、上級でも安定クリアが可能になります。
上級は難しい?ソロ挑戦のポイント

鬼退治フェスの「上級」をソロでクリアするのは、非常に困難です。
限られた時間内に、広範囲の多数のきのみを集め、4つのきのみ台に運び、さらに絶えず現れるお邪魔ポケモンを一人で追い払う必要があるためです。
物理的に、一人が同時に複数の場所で作業することはできません。きのみを集めている間は防衛がおろそかになり、防衛に専念すれば収集が進みません。上級では、要求されるきのみの量、お邪魔ポケモンの数と積極性が、ソロプレイヤーの処理能力を大きく上回っています。
それでもソロで挑戦したい場合は、「完璧」を目指さないことが重要です。特定の台を捨てて残りに集中するなど、割り切りが必要になることもあります。
ルートの最適化も必須です。どのバルーンを割り、どの順番で台を回るか、無駄のない動きを徹底しましょう。お邪魔ポケモンの動きを予測し、追い払うタイミングを見極めることも大切です。
しかし、どれだけ工夫しても、ソロでの上級クリア、特に高レベル達成は運も絡む厳しい挑戦です。報酬効率を考えるならマルチプレイが推奨されますが、自己ベストを目指す楽しみ方もあります。
全種類解説!報酬「もち」の効果と使い道

鬼退治フェスをクリアすると、報酬として様々な種類の「もち」が手に入ります。この「もち」は、ポケモンの「基礎ポイント」(努力値)を上昇させるアイテムです。
基礎ポイントは、ポケモンの能力値(HP、こうげき等)を個別に強化する隠しパラメータで、対戦用ポケモンの育成に非常に重要です。通常はポケモンを倒したり、タウリン等のアイテムで上げますが、「もち」も同様の効果を持ちます。
「もち」には能力ごとに種類があり、使うと対応する基礎ポイントを10ポイント上昇させます。例えば、「たいりょくのもち」ならHP、「きんりょくのもち」ならこうげき、といった具合です。これは「ハネ」系アイテムと同じ上昇量です。
以下に、もちの種類と対応する基礎ポイントをまとめました。
もちの種類 | 対応する基礎ポイント | 色など(ゲーム内準拠) |
たいりょくのもち | HP | ピンク系 |
きんりょくのもち | こうげき | 赤系 |
ていこうのもち | ぼうぎょ | 黄色系 |
ちりょくのもち | とくこう | 青系 |
せいしんのもち | とくぼう | 緑系 |
しゅんぱつのもち | すばやさ | 紫系 |
まっさらもち | 全ての基礎ポイントを0にリセット | 白/透明 |
これらのもちは、特定の能力をピンポイントで伸ばしたい場合や、微調整に便利です。鬼退治フェスを周回することで効率的に集められます。難易度が高いほど、一度にもらえる数も多くなる傾向があります。
最重要アイテム「まっさらもち」入手方法

数ある「もち」の中でも、特に注目されているのが「まっさらもち」です。
このもちの最大の特徴は、使ったポケモンの基礎ポイント(努力値)を「すべて」リセットして0にする、という強力な効果です。
育成方針の変更や、誤って振ってしまったポイントのリセットなど、基礎ポイントを振り直したい場面は少なくありません。従来は特定のきのみを複数使って地道に下げる必要がありましたが、まっさらもちなら1個で全ての基礎ポイントを一瞬でリセットできます。この手軽さから「神アイテム」とも呼ばれます。
この貴重なまっさらもちは、鬼退治フェスの報酬としてのみ入手可能です。ただし、「中級」および「上級」のクリア報酬としてのみ出現します。難易度が高いほど、入手確率や個数が多くなる傾向にあります。
したがって、まっさらもちを効率的に集めたいなら、難易度「上級」の周回が必須となります。そして前述の通り、上級の安定周回にはマルチプレイが非常に有効です。多くのプレイヤーがまっさらもちを求めて上級マルチに挑戦しています。
色違いゴンベや他のレア報酬について

鬼退治フェスの報酬は「もち」だけではありません。クリア時には、もち以外にも様々なアイテムが手に入ることがあります。
特に注目されているのが、特別な「色違いのゴンベ」です。これは、鬼退治フェスの上級、レベル10をクリアすることで確定入手、あるいは低確率で報酬に含まれる形で手に入る可能性があります。ゴンベ自体が比較的珍しく、色違いとなると非常に入手難易度が高いため、コレクターにとっては見逃せない報酬です。
また、もちや色違いゴンベ以外にも、冒険や育成に役立つアイテムが報酬に含まれることがあります。例えば、テラスタルタイプを変更するのに必要な「テラピース」が手に入ることも確認されています。どのタイプかはランダムかもしれませんが、テラピース集めの新たな手段となるのは嬉しい点です。
さらに、対戦で役立つ珍しいきのみ(例:「謎の実」「ジャポの実」)が報酬として確認された例もあります。確定入手かは不明ですが、普段手に入りにくいアイテムが入手できる可能性があるのも、鬼退治フェスの魅力の一つと言えるでしょう。
総括:ポケモンSVの鬼退治について
この記事のまとめです。
- 鬼退治フェスはキタカミセンターで受注可能だ
- 碧の仮面のストーリー進行が参加条件である
- 目的はきのみを集めてきのみ台へ運ぶことだ
- 難易度は初級・中級・上級の3段階存在する
- 高難易度はクリアで次の難易度が解放される見込みだ
- 報酬として基礎ポイントを調整するもちが入手できる
- まっさらもちは基礎ポイント全リセットの貴重品だ
- まっさらもちは中級以上、特に上級で入手しやすい
- ソロプレイも可能だが上級クリアは非常に困難である
- マルチプレイは最大4人で協力可能だ
- マルチプレイでは役割分担と連携が攻略の鍵となる
- 上級の安定クリアにはマルチプレイが推奨される
- 報酬には特別な色違いのゴンベが含まれることがある
- テラピースなどのアイテムも報酬に含まれることがある
- 効率的な育成アイテム集めに最適なミニゲームである