ポケモンZAが酷評される理由と評価まとめ―向いている人も解説

ポケモンZAが酷評される理由と評価まとめ―向いている人も解説

「ポケモンZAが酷評されている」という評判を聞いて、購入をためらっている方は少なくないはずです。

「ひどい」「期待外れ」という声が目立つけど、実際どうなの?

ストーリー・バトル・マップの3つに批判が集中しています。でも高評価の部分もちゃんとあります。

発売直後から「つまらない」「主人公に感情移入できない」「バトルがボタン連打になる」といった声が複数のレビューで確認されています。一方で、「メガシンカ復活が熱い」「色違い厳選が楽しい」「キャラクター描写が深い」という高評価の声も根強くあります。

この記事では、複数のプレイヤーレビューをもとに、ポケモンZAが酷評される具体的な理由と、逆に評価されている点を整理しています。自分に合うゲームかどうかを判断する材料として、参考にしてください。

この記事のポイント
  • ポケモンZAが酷評される主な理由はストーリー・バトル・マップの3点
  • リアルタイムバトルの操作性を問題視する声が複数ある
  • メガシンカ復活・色違い厳選など評価が高い要素も存在する
  • 向いている人・向いていない人の基準を整理できる
目次

ポケモンZAが酷評される原因を整理する

  • [ストーリーへの批判:主人公の動機とボリューム不足](#ストーリーへの批判主人公の動機とボリューム不足)
  • [リアルタイムバトルへの不満と操作性の問題](#リアルタイムバトルへの不満と操作性の問題)
  • [舞台がミアレシティのみで世界の広がりが少ない](#舞台がミアレシティのみで世界の広がりが少ない)

ストーリーへの批判:主人公の動機とボリューム不足

ストーリーへの批判:主人公の動機とボリューム不足

ポケモンZAが酷評される理由として最も多く挙げられるのが、ストーリーへの不満です。

核心を突く批判のひとつが「主人公が主人公である理由がない」という点です。今作の主人公はミアレシティに観光で訪れた少年に過ぎません。その観光客になんとなく声をかけた住人が手持ちのポケモンを渡し、なぜかバトルをさせ、なぜかずっと手伝ってもらうという展開が続きます。歴代の主人公には「チャンピオンを目指して旅する」「地方の危機を救う」といった自身の目的がありました。今作にはその目的が存在しないため、キャラクターへの感情移入が難しい作品になっているのが実情。

主人公に目的がないこと自体は物語の設計次第では成立します。たとえばポケモンレジェンズアルセウスは、冒頭から「退路を断つ」展開を設けることで、主人公が現地の問題に関わらざるを得ない状況を作っていました。ZAにはその初手の仕掛けがなく、主人公がただ成り行きに流されるだけに見えてしまうという指摘があります。

「なぜMZ団に入ったのか」「覚悟はあるのか」といった問いかけに対し、選択肢でプレイヤーが思っていない回答を強制されるという批判もあります。ブラック企業の新人教育を思わせるような展開との声もあるほど。

ストーリーの構造そのものも単調だという意見があります。具体的には「チャレンジチケット取得→ランクアップ戦→暴走メガシンカ3体鎮圧」という流れを繰り返す構成になっており、中盤以降は同じパターンの繰り返しだという感想が複数のレビューで確認されています。さらに、メガシンカしたポケモンと毎回3回戦わされる理由が物語的に不明確だという指摘や、セリフ回しが雰囲気だけで前後の繋がりを無視している場面があるという批判も。

一方でストーリーの褒め点として「ラストの展開はポケモンシリーズの中でもかなりいい部類」という評価もあります。メインストーリーのボスバトルはテンポが良く高評価を得ており、全体的なボリュームについてはやや控えめという評価が多い。

ストーリー批判の中心は「主人公の動機不足」「単調な繰り返し構成」の2点。ラストの展開については好評の声も複数あります。

リアルタイムバトルへの不満と操作性の問題

リアルタイムバトルへの不満と操作性の問題

ポケモンZAの新要素であるリアルタイムアクションバトルは、従来のターン制と大きく異なるシステムです。このバトルへの批判も、複数のレビューで共通して指摘されています。

まず「ボス戦以外はボタン連打しているだけで勝てる」という声があります。ボス戦を除いた通常の戦闘では敵が強くないため、技ボタンを連打するだけで進めてしまうという点です。頭を使う必要がなく、戦略性が感じられないという不満につながっているのが現状。

操作性の問題としてよく挙げられるのが「Lボタンのロックオン」です。ロックオンしていないと技を出せない仕様になっているため、ロックオンが勝手に外れてしまうと技が出ない状況が発生します。特に複数のポケモンが入り乱れる3対3の戦闘では、狭いフィールドでターゲッティングが難しく、アイテムが使えるかどうかもわかりにくい—というのが共通した指摘。

さらに深刻な矛盾として指摘されているのが、暴走メガシンカ戦での操作設計です。暴走メガシンカがプレイヤーを狙って攻撃してくるため、ローリングで回避する必要があります。ところが、ローリングするためにはロックオンを外さなければならず、一方でロックオンしないとポケモンへの技指示が出せないという仕様になっています。この操作設計に使いにくさを感じるとの報告があります。

「ポケモンが指示通りに動かない」という感想も少なくない。プレイヤーが技を指示すると、ポケモンがプレイヤーキャラクターの元へ駆け寄ってくる仕様のため、回避タンクとして動いている最中にポケモンが追いかけてくる—これを欠陥と指摘する声があります。

方向性の理解と実装の完成度については、「やろうとしていることはわかるが、ブラッシュアップが甘い」という評価が複数あります。「アクション性を取り入れるなら、ポケモン自体を直接動かすゲームにすべきだった」という意見も確認されています。

従来のターン制バトルを好むプレイヤーからは「じっくり考える余裕がない」という声もあり、プレイスタイルの違いによって評価が大きく分かれる要素ではないでしょうか。

舞台がミアレシティのみで世界の広がりが少ない

舞台がミアレシティのみで世界の広がりが少ない

ポケモンZAの舞台はミアレシティとその周辺のワイルドゾーンに限定されています。前作のポケモンレジェンズアルセウスが広大なヒスイ地方を自由に探索できた作品だったため、この「狭さ」への不満が特に目立ちます。

実際には入れない建物も多く、過去作と比べて自由度が低いと感じるプレイヤーもいます。街並みの探索自体は丁寧に作り込まれているものの、どこを歩いても同じ街並みが続きBGMも変わらないため、飽きやすいという感想が複数確認されています。昔のポケモンではエリアごとにBGMが変わっていたことを懐かしむ声も見られる。

移動面でのストレスも指摘されています。ストーリーを進めるために屋上へ向かう場面が多いにもかかわらず、屋上へ行くためのハシゴやワープポイントがマップ上に表示されないため、毎回自分で探す必要があるとの報告があります。またダッシュが遅く、街を散策するときにストレスを感じるという声が多い。

「冒険」感がないという批判も根強くあります。ポケモンシリーズはアルセウスに至るまで一貫して「冒険」という要素を持っていたのに対し、ZAはどこを回っても同じ音楽と同じ景色が続くだけ。

ゲーム進行に伴う世界の広がりの感覚が薄いという問題も指摘されています。街の全区画が序盤から解放されているため、ゲームを進めるにつれて世界が広がっていくという感覚が得られにくい構造になっています。設定上は「都市開発中」という状況なのに、進行に合わせた区画の開放がないという点を残念がる声もあります。

その閉じた世界の中で暴走メガシンカ鎮圧3回やチケットポイント集めといった似たようなミッションを繰り返すため、終始作業感が強い—というのが多くのプレイヤーの率直な評価。

ミアレシティのみを舞台にした設計は好みが大きく分かれます。都市の密度を楽しめるプレイヤーには魅力的に映る一方、広大なフィールド探索を求める方には物足りない作品になる可能性があります。

ポケモンZAが評価される部分と向いている人

  • [新メガシンカの復活とキャラクター描写への高評価](#新メガシンカの復活とキャラクター描写への高評価)
  • [色違い厳選・キャラメイクで楽しめる要素](#色違い厳選キャラメイクで楽しめる要素)
  • [ポケモンZAに向いている人・向いていない人](#ポケモンzaに向いている人向いていない人)

新メガシンカの復活とキャラクター描写への高評価

新メガシンカの復活とキャラクター描写への高評価

批判が多いポケモンZAですが、高評価を得ている部分も確かに存在します。中でも特に大きな反響があるのが「メガシンカの復活」です。

ファンが長らく待ち望んでいたメガシンカがZAで復活し、さらに新たなメガシンカポケモンも複数登場しています。メガゲッコウガ、メガエアームド、メガカイリューなどの新メガシンカが実装されており、かつての強力なメガ進化ポケモンたちを再びバトルで活躍させたいなら、まさに待望の内容。野生のポケモンが暴走してメガシンカする「暴走メガシンカ」も新要素として登場し、これを鎮めてメガストーンを入手する過程が「挑戦的で楽しい」と好評を得ています。

キャラクター描写の深さも評価されています。主人公が所属するMZ団を中心とした人間ドラマが丁寧に描かれており、過去シリーズのキャラクターの「知られざる一面」が登場する点が懐かしさと新鮮さを両立しているという声があります。サイドミッションを通してキャラクターの意外な側面が描かれる構成も高く評価されています。

グラフィックについてはSwitch2版で改善が加えられています。街並みや滑らかなアニメーションの描写が向上しており、前作スカーレット・バイオレットからの技術的な進化が感じられる。ただしSwitch1版とSwitch2版では描画クオリティに差があるという指摘もあり、プレイ環境によって印象が変わる点には注意が必要です。

ストーリーの「ラスト展開」についても高評価が複数あります。批判が多い中でも「ラストの展開だけはポケモンシリーズの中でもかなりいい」という評価があり、最後までプレイしたプレイヤーにとってはその点だけで満足度が上がる部分になっているようです。

総合評価として100点満点中84点という評価もあり、批判点は多いものの「良ゲー」と呼べる仕上がりのようです。

色違い厳選・キャラメイクで楽しめる要素

色違い厳選・キャラメイクで楽しめる要素

メインストーリー以外にも、高評価を得ているコンテンツは多い。

色違いポケモンの厳選については、前作ポケモンレジェンズアルセウスと同様に色違いポケモンが出やすい仕様が継承されています。特定エリアで再抽選を繰り返す方法や時間帯を狙った厳選テクニックが話題になっており、「色違い厳選が楽しい」という感想がSNSでも多く見られます。コレクター気質のプレイヤーにとっては大きな魅力。厳選を楽しみたい方にはぜひ試してみてほしいコンテンツです。

キャラメイクと服の着せ替えはシリーズ最多規模の充実度を誇ります。洋服店と衣装バリエーションはシリーズ史上最多の収録数を誇り、髪型・メイク・アクセサリーなど細部まで自由に設定できます。「自分だけのトレーナーを本当に作れる」という声が多く、この要素を目当てにプレイするユーザーも少なくありません。

価格については、Switch版が7,128円、Switch2版が8,128円(いずれもパッケージ版)となっています。追加コンテンツとしてDLC「M次元ラッシュ」も配信されており、クリア後もコンテンツを楽しめる設計になっています。ポケモンホームとの連携にも対応しており、他シリーズで集めたポケモンをZAで使うことができます。

メインストーリーのボリュームへの不満がある一方で、色違い厳選やキャラメイク、DLCコンテンツといったやり込み要素がサブコンテンツとして充実しているため、メインをクリアした後も遊び続けられるという点は評価されています。メインストーリーのテンポは良好という評価もある。

ポケモンZAに向いている人・向いていない人

ポケモンZAに向いている人・向いていない人

ポケモンZAは好みがはっきり分かれる作品です。購入前に自分が向いているタイプかどうかを確認しておくとよいでしょう。

向いている人

アクション性の高いバトルを楽しみたい人には合っています。従来のターン制とは異なり、リアルタイムで動きながら技を指示するバトルシステムを採用しており、スピード感と戦略性の両方を求めるプレイヤーに向いています。

メガシンカの復活を長い間待ち望んでいた人にとっては、待望の要素が詰まった作品です。新たなメガシンカポケモンも複数登場しており、かつてのメガ進化ポケモンを再び使いたいファンには注目の内容。

深みのあるキャラクターやストーリーを楽しみたい人にも向いています。MZ団を中心とした人間ドラマや、過去キャラクターの新たな一面が描かれる点は、ポケモンの物語をしっかり楽しみたいプレイヤーに響く内容。

キャラメイクや着せ替えで個性を表現したい人には、シリーズ最多規模の着せ替え要素があります。自分だけのトレーナーを作り上げたい方は、ぜひチェックしてみてください。

色違いポケモンを効率的に集めたいコレクタープレイヤーにも向いています。前作と同様に色違いが出やすい仕様が継承されており、厳選環境が整っているのが大きな強み。

向いていない人

従来のターン制バトルを好む人には、このゲームは向いていないでしょう。リアルタイムバトルは慌ただしく、じっくりコマンドを選びたいタイプには不向き。

広大なマップを自由に探索したい人には、ミアレシティとその周辺エリアに限定された設計が物足りなく感じられます。前作アルセウスのような開放的な探索体験を期待している場合は、購入前に確認しておきましょう。

ボリュームのあるメインストーリーを求める人にとっては、全体的なボリュームはやや控えめ。長期的な物語体験を求めるプレイヤーには物足りなく感じる作品です。

ポケモンZAの酷評と評価ポイントをまとめる

この記事のまとめです。

  • ポケモンZAが酷評される理由のうち最も多いのが「ストーリーへの不満」
  • 主人公はミアレシティに観光で来ただけで、主人公になる動機がないという批判がある
  • 歴代作と異なり、主人公自身の目的がないまま物語が成り行きで進むという指摘が多い
  • ストーリー構造は「チャレンジチケット取得→ランクアップ戦→暴走メガシンカ3体鎮圧」の繰り返しで単調だという声がある
  • バトルはボス戦以外でボタン連打するだけで勝てるため、戦略性が感じられないという意見がある
  • Lボタンロックオンが勝手に外れて技が出ないケースがあり、操作上のストレスを感じるという報告がある
  • 暴走メガシンカ戦ではロックオンを外さないとローリングできず、ロックオンしないと技指示が出せないという矛盾した操作設計を問題視する声がある
  • 舞台がミアレシティのみに限定されており、前作アルセウスの広大なフィールドと比較して「冒険」感がないという意見がある
  • どこを移動しても同じ街並み・同じBGMが続き飽きやすいという感想が複数確認されている
  • ファン待望のメガシンカが復活し、メガゲッコウガなど新メガシンカも登場した点は高評価
  • MZ団を中心とした人間ドラマやキャラクター描写の深さは評価されている
  • 色違いポケモンが出やすい仕様は前作から継承されており、厳選しやすい環境がある
  • キャラメイクと服の着せ替えはシリーズ史上最多規模で、自分だけのトレーナーを作れる
  • 総合評価として100点満点中84点という評価もあり、批判点が多くても「良ゲー」という見方もある
  • アクション性・メガシンカ・キャラメイク・色違い厳選を楽しみたい人には向いている作品
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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