「ゲームボーイで遊んでいたポケモンをSwitchでもプレイしたい」と思ったとき、GBA・DS・3DSのカートリッジがそのままSwitchで動くわけではない点に戸惑うユーザーは多いとのことです。実は、ポケモン赤・緑のオリジナル版はSwitchのeショップでも購入できず、Nintendo Switch Onlineのラインナップにも含まれていません。一方で、2026年2月27日のポケモンデーには、2004年発売のGBA名作『ファイアレッド・リーフグリーン』が突然Switchに配信開始されるなど、過去作を取り巻く状況は変化しています。本記事では、Switchで現在遊べるポケモン本編シリーズとスピンオフの一覧、Nintendo Switch Onlineを使った過去作タイトルの楽しみ方、中古ゲーム機での入手方法まで前半でまとめます。後半では、GBA時代から育てたポケモンをSwitchの新作に引き継ぐための世代間移動の仕組みを、パルパーク・ポケシフター・ポケモンバンク・ポケモンHOMEの順に段階ごとに解説します。
- Switchで遊べるポケモン本編シリーズは2018年発売のピカブイから最新作LEGENDS Z-Aまで5作、スピンオフを含めると12作以上がある
- ポケモン赤・緑のオリジナル版はSwitchで直接プレイできないが、Nintendo Switch Onlineの追加パックで金銀などが、eショップでファイアレッド・リーフグリーンが遊べる
- 2026年2月27日(ポケモンデー)にGBA作品『ファイアレッド・リーフグリーン』がSwitchに突然配信開始(2000円)
- GBA〜3DS世代のポケモンをSwitchの新作に連れていくにはパルパーク・ポケシフター・ポケモンバンク・ポケモンHOMEを経由した段階的な転送が必要
Switchで過去作ポケモンをプレイする方法を解説
- Switchで遊べるポケモン本編シリーズ(ピカブイ〜LEGENDS Z-A)の発売年と特徴
- Nintendo Switch Onlineで配信中のポケモン過去作タイトル一覧と必要なプラン
- 2026年2月27日配信開始『ファイアレッド・リーフグリーン』の内容と価格
- 中古ゲーム機・互換機でGBA・DS時代の過去作をプレイする方法
Switchで遊べるポケモン本編シリーズ一覧(ピカブイ〜LEGENDS Z-A)

Nintendo Switchでプレイできるポケモン本編シリーズは、2018年の『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ(ピカブイ)』から始まります。ピカブイはゲームボーイ時代の初代ポケモン(赤・緑・青・ピカチュウ)のリメイク位置づけの作品で、カントー地方を舞台にしたメインストーリーはほぼそのまま踏襲しています。野生ポケモンをJoy-Conを使いボールを投げてゲットする新システムが導入されており、スマホアプリ「ポケモンGO」と連携してポケモンを連れてくることもできます。
2019年に発売された『ポケットモンスター ソード・シールド』は、イギリスをモチーフにしたガラル地方が舞台です。ポケモンが巨大化する「ダイマックス」現象や、広大な自然が広がる「ワイルドエリア」で仲間と一緒に挑む「マックスレイドバトル」が特徴として挙げられています。
2021年発売の『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』は、ニンテンドーDSソフト「ダイヤモンド・パール」のリメイク作品です。シンオウ地方を舞台に、原作のストーリーやキャラクターを再現しながらグラフィックやシステムを一新しています。
同じく2022年1月発売の『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、遥か昔のシンオウ地方(ヒスイ地方)が舞台のアクションRPGです。従来のターン制バトルにアクション要素が加わり、ポケモンを捕まえるプロセスがよりダイナミックな操作感になっています。
2022年11月発売の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』は、スペインをモチーフにしたパルデア地方を舞台としたオープンワールド形式のRPGです。最大4人で挑む「レイドバトル」や、ポケモンのタイプが変化する「テラスタル現象」などの新システムが導入されています。
2025年10月16日には最新作『Pokémon LEGENDS Z-A』が発売されました。ポケットモンスター X・Yで登場したミアレシティが舞台で、ポケモンの進化を超えた進化「メガシンカ」が復活した作品です。スピンオフも含めると、ポケモンユナイト・Newポケモンスナップ・帰ってきた名探偵ピカチュウ・ポケモン不思議のダンジョン救助隊DX・ようこそポケモンカフェ等、12作以上がSwitchで遊べるとのことです。

Nintendo Switch Onlineで遊べるポケモン過去作タイトル

Nintendo Switch Onlineに加入すると、ファミリーコンピュータ・スーパーファミコン・ゲームボーイのゲームで遊べます。さらに月額追加費用が必要な「追加パック」に加入することで、Nintendo64・ゲームボーイアドバンスのタイトルもプレイできます。
配信中のポケモン関連タイトルの例として、Nintendo64では「ポケモンスナップ」「ポケモンスタジアム2」「ポケモンスタジアム金銀 クリスタルバージョン対応」、ゲームボーイでは「ポケモンカードGB」、ゲームボーイアドバンスでは「ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊」などが挙げられています。ポケモン金銀も追加パックに加入することでプレイできるとのことです。
なお、以前Nintendo3DSで提供されていたバーチャルコンソールサービスは2023年3月28日に終了しており、Nintendo Switch Onlineがその後継サービスにあたります。ポケモン赤・緑のオリジナル版はNintendo Switch Onlineのラインナップにも含まれておらず、eショップでの購入もできない点には注意が必要です。
配信タイトルは定期的に更新されており、今後さらにプレイできる過去作が増える可能性があります。また、Nintendo Switch 2限定サービス「ニンテンドーゲームキューブ Nintendo Classics」には、2005年発売のニンテンドーゲームキューブ用RPG『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』が2026年3月に追加予定であることが発表されています。

2026年2月配信開始『ファイアレッド・リーフグリーン』の内容

2004年にゲームボーイアドバンスで発売された『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン(FRLG)』が、Nintendo Switchにて2026年2月27日(ポケモンデー)に突然配信開始されました。本体から接続できるニンテンドーeショップにて発表されたとのことです。
同ゲームはシリーズ初代『ポケモン赤・緑』(1996年発売)のリメイク作品で、ゲームボーイアドバンスにて2004年に発売されました。『ポケモン赤・緑』からグラフィックを一新し、初代ソフトにはなかった「ナナシマ」のマップも追加されており、冒険の舞台とスケールが大きく広がっています。また、専用のワイヤレスアダプタを用いた無線通信でのポケモン交換・通信対戦などの機能が搭載されていました。
今回配信されたSwitch版は過去に発売された同名ソフトをSwitchで再現したもので、言語は日本語のみとなっています。価格は2000円です。
突然の発表を受けてネット上では「急に!?なんの告知もなく!?」「これはめちゃくちゃ嬉しい!両方ともやりたい」「30周年ということで、やはり初代作品が来ましたね」などの声が上がり、Xでは「ファイアレッド」「FRLG」などの関連ワードがトレンド入りしたとのことです。
また、Nintendo Musicには『ファイアレッド・リーフグリーン』の楽曲が全64曲追加されています。ポケモンセンターオンラインでは、ダウンロードカード・ゲームボーイアドバンス版再現パッケージ・ガラス製モンスターボールオブジェセットがセットになった特別版(19,800円)の販売も行われています。

中古ゲーム機・互換機でポケモン過去作をプレイする方法

GBA・DS・3DSのポケモン過去作をどうしてもプレイしたい場合、中古のゲーム機とソフトを揃える方法があります。
GBソフトをプレイするには、中古でゲームボーイ(またはゲームボーイポケット・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンス)を入手することが前提となります。ゲームボーイは新品での販売がすでに停止されているため、中古での入手が必要です。中古品は動作不良やバッテリーの劣化があるかもしれないので、購入時には注意深く確認するとよいでしょう。
ゲームボーイ互換機という選択肢もあります。互換機はゲームボーイ・ゲームボーイカラー・ゲームボーイアドバンス用のカートリッジをそのまま使用できるよう設計されており、バックライト付き液晶画面や高解像度ディスプレイを搭載したモデルも多くあるとのことです。本体がなくてもGBAのカートリッジがあれば活用できます。
中古のゲームソフト自体は、ゲオ(GEO)やブックオフなど全国チェーンの中古ゲームショップで取り扱っていることがあります。メルカリ・ヤフオク・ラクマなどのオンライン中古マーケットでも出品を確認できます。中古のゲーム機やゲームソフトが手に入れば、当時の感覚で気軽に過去作を楽しめるとのことです。
Switchポケモン過去作のプレイを深める─世代間移動の手順
- ポケモンの世代間移動とは何か、一方通行の原則と前提条件
- 第3世代(GBA)から第5世代(DS)への転送に使うパルパーク・ポケシフター・ポケムーバー
- ポケモンバンクからポケモンHOMEへの具体的な引っ越し手順
- ポケモンHOMEから第8・9世代Switchソフトへの転送と注意点
ポケモンの世代間移動とは?基本的な仕組みと前提条件

世代間移動とは、昔のソフトで育てた愛着のあるポケモンやレアなポケモンを、新しいソフトに連れていける機能です。昔からのファンにとって思い出のポケモンを新作に引き継げる仕組みとして知られています。
ただし、いくつかの重要な前提条件があります。まず「旧→新の一方通行にしか送れない」というルールがあり、一度送ったポケモンは元の世代のソフトには基本的に戻せません。また世代を飛ばしての移動はできず、一つずつ移動する必要があります。
世代間移動の対象は第3世代以降のソフトからで、第2世代以前はハード間の互換切れにより移動できません。ただし、バーチャルコンソール(VC)版の赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルについてはポケムーバーを経由した移動が可能です。
その他の注意点として、「ひでんわざ」を覚えたポケモンは第4・5世代では次世代に送れません(第5→第6世代以降はひでんわざ持ちでも転送可能)。送ったポケモンの「おや」は発信元のままで、名前を変えることはできません。また個体情報(親名・ID・リボン・努力値・ポケルス)は引き継がれます。ポケモンのタマゴや一部の特別なポケモン(ギザミミピチュー等)は次世代に送ることができません。
GBA〜DS時代のポケモン転送方法(パルパーク・ポケシフター・ポケムーバー)

第3世代(GBA)から第4世代(DS)への転送には「パルパーク」を使います。GBAカートリッジをセットできるダブルスロット機能付きのDSに第3・第4世代両方のソフトをセットして行います。第4世代ソフトのタイトル画面で「○○からつれてくる」を選択して送りたいポケモンを指定し、その後パルパーク施設でサファリゾーン形式のミニゲームをクリアすることでポケモンを受け取れます。
パルパークは、ダイヤモンド・パール・プラチナなら221番道路に、ハートゴールド・ソウルシルバーならセキチクシティにあります。利用には第4世代ソフトで全国図鑑を入手している必要があります。
第4世代から第5世代への転送には「ポケシフター」を使います。第5世代ソフトで殿堂入りし、15番道路にあるシフトファクトリーに到達していることが条件です。DS系ハード2台を用意し、ワイヤレス通信でポケシフターのミニゲームをプレイして転送します。一度に最大6匹まで送ることができます。
第5世代から第6・7世代への転送には「ポケモンバンク」と「ポケムーバー」を組み合わせて使います。ポケムーバーでボックス1にいるポケモンをポケモンバンクの転送ボックスに送り、その後第6か第7世代のソフトをセットしてポケモンバンクを起動してポケモンを引き出します。なお、バーチャルコンソール版(赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀)もポケムーバー経由でポケモンバンクに送ることができますが、VC版からのポケモンは第7世代のソフトでのみ引き出せます。
ポケモンバンクは2023年3月28日に無償化・新規DL終了となっており、この日までにすでにDLしていた場合のみ引き続き利用できます。また、第5世代のポケモンをポケモンHOMEに直送したい場合でも、バンク経由で一度第6か第7世代のソフトに移す手順が必要になります。

ポケモンバンクからポケモンHOMEへの引っ越し手順

ポケモンHOMEは「ポケモンバンク」の進化版のようなサービスで、Switch版とスマホアプリ版の両方があります。Switch版とスマホアプリ版はそれぞれできる機能が異なりますが、アカウントとデータの連携が可能です。
バンクからHOMEへのポケモンの引っ越しには、HOMEの有料プラン(月額360円)への加入が必要です。
具体的な手順は以下のとおりです。まず送りたいポケモンをポケモンバンクの特定のボックスにまとめておきます。次にポケモンバンクのトップ画面で「Pokemon HOMEへのひっこし」を選択し、送るボックスを選ぶと「ひっこしパスワード」の入力を求められます。そこでポケモンHOMEを起動してトップ画面の「ひっこし」を選択すると、HOME側に「ひっこしパスワード」が表示されるので、バンク側に入力します。引っ越しが完了したらHOMEにログインし、送られてきたポケモンをHOME側のボックスに迎え入れたら引っ越し完了です。
その他の連携として、Let’s Goシリーズ(ピカブイ)からHOMEへの転送は一方通行ですが、一度も他のソフトに送っていないポケモンのみ戻すことが可能です。ポケモンGOからHOMEへの転送も一方通行で移動できます。
なお、パッチールはポケモンHOMEに新たに預けることができません(過去作産の個体をそのまま置いておくのはセーフとのことです)。

ポケモンHOMEからSwitchソフトへの転送と引き継ぎの注意点

ポケモンHOMEを利用することで、過去作ではできなかった世代を遡っての移動(第9世代⇒第8世代)も可能になっています。たとえば、最新作の第9世代スカーレット・バイオレットから、第8世代のソード・シールド・LEGENDS アルセウス・ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールにポケモンを送ることもできます。
HOMEから第8・9世代ソフトへの転送手順は、Switch版ポケモンHOMEで「ひっこし」を選択し、引っ越し先のゲームを選んで、引っ越したいポケモンを選ぶ形で進めるとのことです。転送後は必ずセーブを行うことが推奨されています。
注意点として、受け取る側のソフトで登場・解禁されているポケモンのみ送ることができます。どのSwitchソフトでも未解禁のポケモン(ミネズミ・ヤナップ等)はHOMEから先に進めません。
HOMEのスマホ版ではポケモンGOからの転送やGTSなどができ、Switch版は過去作からの転送・保管が主な用途とのことです。
LEGENDS Z-Aは現時点でポケモンHOMEとの連動機能がなく、2026年中に実装予定とのアナウンスがあります。なお同アナウンスによれば、本作から過去作品にポケモンを連れていくことはできず、過去作から連れてくることは可能とのことです。
また、Pokémon Champions(Switch版2026年4月配信予定、スマホ版2026年夏配信予定)もポケモンHOMEとの連携に対応予定です。LEGENDS Z-Aで手に入れたブリガロン・マフォクシー・ゲッコウガ・フラエッテをHOMEに預けてChampionsに遠征させることで、対応するメガストーンが入手できるキャンペーンも予定されています。
Switch・Switch2でポケモン過去作をプレイする方法まとめ
この記事のまとめです。
- Switchで遊べるポケモン本編シリーズは2018年発売のピカブイから最新LEGENDS Z-Aまで計5作がある
- スピンオフを含めるとポケモンユナイト・Newポケモンスナップ・救助隊DX等12作以上がSwitchで遊べる
- ポケモン赤・緑のオリジナル版はSwitchのeショップでも購入できず、Nintendo Switch Onlineのラインナップにも含まれていない
- 赤・緑に最も近い体験ができるSwitch作品は「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・イーブイ(ピカブイ)」
- Nintendo Switch Onlineの追加パックでポケモン金銀・ポケモンカードGB・ポケモンスタジアム等が遊べる
- Switch Onlineの配信タイトルは定期的に更新されており、今後遊べる過去作が増える可能性がある
- 2026年2月27日(ポケモンデー)に、GBA名作『ファイアレッド・リーフグリーン』がSwitchに突然配信開始(2000円)
- Nintendo Music には『ファイアレッド・リーフグリーン』の楽曲が全64曲追加された
- Nintendo Switch 2限定の「ニンテンドーゲームキューブ Nintendo Classics」では2026年3月に『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』が追加予定
- GBA・DS時代の過去作を楽しむ場合、中古のゲームボーイアドバンス・DS・互換機とソフトを揃える方法がある
- 世代間移動はGBA→DS→3DS→Switch(HOME)と一段階ずつ進めることで昔のポケモンを新作に引き継げる
- 世代間移動は旧→新の一方通行で、一度送ったポケモンは基本的に元には戻せない(ポケモンHOMEを介した第8・9世代間は例外)
- ポケモンバンクは2023年3月28日に無償化・新規DL終了しており、事前にDLしていた人のみ利用できる
- バンクからHOMEへの転送には月額360円の有料プランへの加入が必要
- LEGENDS Z-Aは現時点でポケモンHOMEとの連動機能がなく、2026年中の実装が予定されている

