ポケモンGOでサーナイトをしっかり育成できると、ドラゴンレイドやジム戦、GOバトルリーグ、さらに最近実装されたマックスバトルまで幅広く対応できるエースが一気に増えます。サーナイトはエスパー/フェアリータイプならではの優秀な攻撃範囲と、高めの攻撃種族値が魅力のアタッカーです。一方で耐久はほどほどで、技構成や個体値を意識しないと活躍しづらいポケモンでもあります。
この記事では、サーナイトの基本性能、最大CPと種族値、レイド・ジム・PvP・マックスバトルごとのおすすめ技構成、個体値厳選の目安、メガサーナイトの使い方、弱点対策までを一つずつ整理して解説します。初めてサーナイトを育てる人から、PvPやマックスバトル用にもう一体作りたい中級者トレーナーまで、この1本で育成方針がはっきり見える内容を目指します。
- サーナイトのタイプ・種族値・最大CPなど基本性能と役割が整理できる
- レイド・ジム・PvP別に最適な技構成と立ち回り方が分かる
- 用途別(レイド用・PvP用・メガ用)の個体値厳選と育成方針が明確になる
- 弱点を補うパーティ構築とメガサーナイトの活かし方が理解できる
ポケモンGO サーナイトの基本性能と役割
- サーナイトのタイプと耐性
- 最大CPと種族値の目安
- 進化元と入手方法の整理
- レイドとジムでの活躍場面
- GOバトルリーグでの評価
サーナイトのタイプと耐性

まずはサーナイトの土台となるタイプと相性から整理しておきましょう。サーナイトはエスパー/フェアリーの複合タイプで、攻撃面ではかくとう・ドラゴン・あくに対してフェアリー技が抜群、どく・かくとうなどにはエスパー技が刺さるため、幅広い相手に打点を持てるポケモンです。
防御面では、弱点は「どく」「はがね」「ゴースト」の3タイプが効果ばつぐんになります。一方で、「かくとう」と「ドラゴン」には二重耐性、「エスパー」にも耐性を持っており、特に格闘・ドラゴンアタッカーに対しては非常に安全に立ち回りやすいのが特徴です。
タイプ相性を防御側サーナイト視点で整理すると、目安の倍率は次のようになります。
| 区分 | タイプ | 倍率の目安 |
|---|---|---|
| 弱点 | どく・はがね・ゴースト | 約1.6倍ダメージ |
| 二重耐性 | かくとう・ドラゴン | 約0.39倍ダメージ前後 |
| 耐性 | エスパー | 約0.62倍ダメージ |
ドラゴンレイドでは、この二重耐性が特に分かりやすく活きます。相手のドラゴン技のダメージを大きく抑えつつ、こちらは「あまえる」や「マジカルシャイン」で一方的に攻めることができるため、パーティの安定感がぐっと増します。逆に、はがね・どく・ゴースト相手には一気に不利になるので、メタグロスやレジスチル、ゲンガーなどが多い場面では無理に出さないことが重要です。
実戦では「有利を取れる相手にだけきっちり当てる」ことが何より大切です。ドラゴンやかくとうが見えたら積極的に投げ、弱点を突かれる相手が出てきたら早めに引く。このシンプルな立ち回りを徹底することで、サーナイトは攻守バランスの良いフィニッシャーとして長く活躍し続けます。
最大CPと種族値の目安

次に、サーナイトの種族値と最大CPを確認しておきましょう。最新の個体値解説によると、サーナイトの種族値と最大CPは以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 攻撃 | 237 |
| 防御 | 195 |
| HP | 169 |
| 最大CP(PL50) | 3497 |
攻撃237・防御195・HP169と全体的にバランスが良い配分ですが、中でも攻撃が高めで、「やや攻撃寄りのアタッカー」のイメージがわかりやすいポケモンです。最大CP3497はマスターリーグでも戦える水準であり、メガシンカすると最大CP5101まで伸びるため、メガサーナイトとしての火力はフェアリータイプでも最高クラスに位置します。
一方でHP169は突出して高いわけではなく、「紙耐久ではないがタフでもない」中間的な耐久です。レイドでは高い攻撃を活かしたフェアリーアタッカー、PvPでは高火力の技1で相手を押し切るアタッカーとしての役割が適しています。
こうした数字を頭に入れておくと、「マスター用・メガ用は高個体値の攻撃寄りを採用」「スーパー・ハイパー用は攻撃を抑えて耐久を伸ばす個体を厳選」といった目的別の育成計画が立てやすくなります。
進化元と入手方法の整理

サーナイトはラルトス系統の最終進化の一つで、進化ルートを理解しておくと効率よく集められます。
進化の流れと必要アメは次の通りです。
- ラルトスからキルリアへ進化:ラルトスのアメ25個
- キルリアからサーナイトへ進化:ラルトスのアメ100個
- キルリア(♂)からエルレイドへ進化:ラルトスのアメ100個+シンオウのいし
サーナイトを作るだけなら性別は問わないので、まずはラルトスのアメをしっかり集めてキルリアを複数体確保しておくのが基本です。
入手方法は、通常時はラルトスの野生出現・タマゴ・フィールドリサーチ・レイド・GOバトルリーグ報酬などが中心です。ラルトスやキルリア、サーナイトがピックアップされるイベントや、ラルトスのコミュニティデイ・クラシックが開催されるタイミングでは、高個体値・色違いをまとめて狙える絶好のチャンスになります。
さらに、メガサーナイトやマックスバトル関連のイベントが開催されている期間は、サーナイトそのもののレイド登場や、ダイマックスラルトスのマックスバトルが実施されることもあります。こうした期間中は、レイドやマックスバトルの周回で高個体値ラルトス/サーナイトを効率よく集められるため、本格的に育成したい人は優先して参加しておきたいところです。
レイドでの捕獲時、個体値100%となるCPの目安は、PL20でCP1767、天候ブースト時(PL25)でCP2209です。これらの数字を覚えておけば、ゲットチャレンジ中に「この個体は当たりかどうか」をすぐ見分けられます。
レイドとジムでの活躍場面

レイド・ジムでのサーナイトは、「高火力フェアリーアタッカー」としての役割が最も分かりやすいです。特にドラゴン・かくとう・あくタイプのボスに対して、フェアリー技が軒並み抜群になるため、パーティの主力として採用しやすい存在です。
フェアリーアタッカーとしての基本構成は、技1「あまえる」+技2「マジカルシャイン」。どちらもフェアリータイプ一致で、コンボDPSのランキングでもトップクラスに位置する組み合わせです。メガサーナイトやシャドウサーナイトにこの構成を持たせると、フェアリータイプ中でも最高レベルのダメージ効率を叩き出すことができます。
ジム攻撃では、ハピナスやカビゴンなどタフなノーマルの後ろに置かれがちなかくとう・ドラゴン枠に対して非常に強く、終盤の「しめ役」として投入すると雑に相手を薙ぎ払ってくれます。一方で、ジム防衛ではどく・はがね・ゴーストに弱いこと、耐久が特別高くないことから、「置いておくだけで延々と時間稼ぎできる」というタイプではありません。かくとう対策枠としてピンポイントで刺さるジムには有効ですが、防衛専門のポケモンというよりは、攻撃寄りの万能枠と考えるとしっくりきます。
また、最近実装されたマックスバトルでは、ダイマックスサーナイトとしてフェアリータイプ最高クラスの火力を発揮できると評価されています。フェアリー弱点のボスに対して、メガシンカとマックスバトルの両面で活躍できる点も、サーナイト系統ならではの強みです。
GOバトルリーグでの評価

GOバトルリーグ(GBL)でのサーナイトは、環境トップというわけではないものの、「刺さる相手にはとことん強い高火力アタッカー」として定評があります。耐久が控えめな点から安定して勝ち続けるタイプではありませんが、技1「あまえる」や「ねんりき」が通る相手が多い環境であれば、一気に試合をひっくり返すポテンシャルを持っています。
スーパー・ハイパーリーグでは、「あまえる」採用時にかくとう・ドラゴン・あくに強く出られ、「ねんりき」採用時にはどくやかくとうへの圧力が増します。どちらの型でも共通して言えるのは、「シールドを残したサーナイトを後発で出すと、相手目線でかなりの圧になる」という点です。
マスターリーグではCP上限の関係で火力は十分ですが、ディアルガやメルメタルなど優秀なはがねタイプが多く、環境的には逆風気味です。それでも、ドラゴンやかくとうの比率が高い構築を狙い撃ちするようなパーティでは、一気に複数体を「あまえる」で削り切るフィニッシャーとして活躍できます。
総合すると、GBLのサーナイトは「環境とマッチングを選ぶが、ハマったときの爆発力が非常に高いポケモン」です。環境にはがね・どくが多いシーズンは控えめに運用し、ドラゴン・かくとう・あくが増えたタイミングで投入する、といった使い方が強力です。
ポケモンGO サーナイト育成攻略
- おすすめ技構成と覚え方
- 個体値厳選と理想ステータス
- メガサーナイトの使い方
- サーナイトの立ち回り解説
- 弱点対策とパーティ相性
おすすめ技構成と覚え方

サーナイトは技1・技2ともに優秀な選択肢が多く、用途に応じて組み合わせを変えることで性能が大きく変わります。主要な覚える技は次の通りです。
- 技1(通常技):あまえる(フェアリー)/ねんりき(エスパー)/マジカルリーフ(くさ)/チャージビーム(でんき)
- 技2(ゲージ技):マジカルシャイン(フェアリー)/サイコキネシス(エスパー)/シャドーボール(ゴースト)/トリプルアクセル(こおり)/シンクロノイズ(エスパー・特別技)
これらをもとに、モード別の基本構成を整理すると次のイメージになります。
| 用途 | 技1(通常技) | 技2(メイン) | サブ技候補 |
|---|---|---|---|
| レイド・ジム(フェアリーアタッカー) | あまえる or マジカルリーフ | マジカルシャイン | サイコキネシス/シンクロノイズ/シャドーボール |
| レイド・ジム(エスパー寄り) | ねんりき | サイコキネシス | シャドーボール |
| PvP(GBL全般) | あまえる or ねんりき or マジカルリーフ | トリプルアクセル or シャドーボール | サイコキネシス/シンクロノイズ |
レイドでの鉄板構成は「あまえる+マジカルシャイン」。ドラゴン・かくとう・あくに対して非常に高いダメージを与えられ、メガサーナイトやシャドウサーナイトにこの組み合わせを採用すると、フェアリータイプ最高峰の火力を狙えます。
エスパーアタッカー寄りに使いたい場合は「ねんりき+サイコキネシス」が安定。ねんりきはDPSとゲージ効率のバランスがよく、サイコキネシスの高威力を安定して撃ち込みやすい構成です。マジカルリーフはゲージ効率寄りの技で、トリプルアクセルやシャドーボールを多く撃ちたいPvP寄りの構成で採用候補になります。
PvPでは、「ねんりき+トリプルアクセル+シャドーボール」が非常にバランスが良く、攻略サイトでも推奨されることが多い構成です。トリプルアクセルはこおりタイプの技でドラゴン・ひこうへの打点を確保できるうえ、命中時に自分の攻撃が上がるため、以降の技1ダメージも底上げできます。
シンクロノイズはコミュニティデイなどの特別なイベントや、すごいわざマシンスペシャルでのみ習得できる限定技です。入手難度は高いですが、エスパー一致の高威力ゲージ技として優秀なので、もし持っていればレイド用・PvP用ともに積極的に採用したい技です。
技解放の優先度としては、レイド重視なら「まず技1とメインのマジカルシャインを確保→余裕があればシンクロノイズやシャドーボールを追加」、PvP重視なら「トリプルアクセルやシャドーボールなど役割対象への打点になる技から開放」と覚えておくと迷いにくくなります。
個体値厳選と理想ステータス

サーナイトを本気で育てるなら、用途別の個体値方針を決めておくことが大切です。個体値・CPの最新データをもとに、レイド用とPvP用で狙いどころを整理します。
まず、レイドやジム用のアタッカーとして使う場合は、攻撃個体値が高い個体が理想です。レイド捕獲時に個体値100%となるCPは以下の通り。
- PL20(天候ブーストなし):CP1767
- PL25(強風・曇りの天候ブースト):CP2209
この2つを覚えておけば、ゲットチャレンジ中に「これは100%かどうか」を即判断できます。レイドで高CPが出たら必ず個体値を確認し、100%や高個体値ならレイド・マスターリーグ・メガ用として育成候補にしましょう。
PvP用の理想個体値は、最新のランキングで次のように示されています。
- スーパーリーグ:0/15/15(CP1496、PL18.0付近)
- ハイパーリーグ:0/12/15(CP2496、PL30.5付近)
攻撃個体値を抑えて防御・HPを高めることで、同CP帯のミラーやライバルポケモンに対して耐久面で優位に立ちやすくなります。既に高個体値のサーナイトを育てている人でも、PvP用にはあえて攻撃が低めのラルトス/キルリアをキープしておくと、後から役立つ場面が多いです。
実践的な厳選手順としては、イベントやマックスバトルの期間中にラルトスやキルリアを大量に捕まえ、ゲーム内の評価やIVチェッカーで「攻撃が低めで防御・HPが高い個体」にマークを付けておきます。その中から、実際に強化してCP制限ギリギリまで持っていける個体をピックアップする流れがスムーズです。
マスターリーグ用やメガサーナイト前提のレイドアタッカーとして使う場合は、攻撃・防御・HPがすべて高い、いわゆる100%個体が最優先育成候補になります。PL50まで強化したときの最大CP3497はマスターリーグでも十分な数値で、メガシンカさせれば最大CP5101の超火力アタッカーとして長く活躍してくれます。
メガサーナイトの使い方

メガサーナイトは、サーナイトがメガシンカした姿で、フェアリーアタッカーとしてトップクラスの火力を誇ります。最新の火力ランキングでは、あまえる+マジカルシャイン構成のメガサーナイトがフェアリータイプのコンボDPS1位に位置付けられており、フェアリーアタッカーとして最有力候補の一体です。
メガサーナイトを使ううえで押さえておきたいポイントは大きく3つあります。
1つ目は、メガシンカ中に味方のエスパー・フェアリー技の威力を上げる「メガブースト」の存在です。レイドでパーティ全員がフェアリー技持ちであれば、実質的に全員の火力が底上げされるため、ドラゴンレイドなどで討伐スピードが大きく向上します。
2つ目は、自身の攻撃種族値と技構成がレイド向けに非常に優れていることです。メガサーナイトは攻撃326・防御229・HP169と高水準のステータスを持ち、「あまえる+マジカルシャイン」構成時のコンボDPSがフェアリータイプの中でも頭一つ抜けています。
3つ目は、ドラゴンへの二重耐性とかくとう・あくへの高い有利対面です。通常のサーナイトと同じエスパー/フェアリータイプであるため、ドラゴン技をほとんど受け付けず、かくとうにも強く出られます。シャドウサーナイトと並び、ドラゴン伝説レイドにおける「攻撃しながら耐える」役として非常に頼りになる存在です。
実際にメガサーナイトを使うときは、
- メガエナジーを事前に確保しておき、ドラゴンレイドやフェアリーが刺さるレイドに合わせてメガシンカする
- パーティ全体をフェアリー技中心の構成にして、メガブーストの恩恵を最大限に受ける
- 弱点であるはがね・どく・ゴースト対策として、後続にじめん・ほのお・あくなどを組み合わせる
といった点を意識すると、消費したメガエナジー以上の働きをしてくれます。
また、現在はダイマックスサーナイトとしてマックスバトルでも高評価を得ており、「メガ」「マックス」の両面で活躍できる点もサーナイトの大きな魅力です。
サーナイトの立ち回り解説

ここからは、レイド・ジム・PvPそれぞれでの具体的な動かし方を整理します。
レイドやジム攻撃では、高火力を活かした「基本は交代なしで殴り合う」運用が多くなります。「あまえる」はチャージ効率こそ控えめですが、1発の威力が非常に高く、シールドの概念がないレイド・ジムでは技1だけで相手のHPをごっそり削れます。ゲージ技は、相手のゲージ技発動の直前後に1発だけ挟むイメージで、「安全に撃てるタイミングだけ撃つ」ことを意識すると被弾を減らしやすくなります。
PvPでは、サーナイトの耐久がそれほど高くないことを踏まえ、「シールドを優先的に回してあげるエース枠」として運用するのがおすすめです。序盤は別のポケモンで相手のシールドを削り、中盤〜終盤にシールドを残したサーナイトを繰り出して「あまえる」で押し切る、というプランは分かりやすく強力です。
「あまえる」型の場合、技1だけで相手を倒せる場面が多いため、ゲージ技は「シールドを張らせるための圧」としての役割が大きくなります。シャドーボールは等倍で通る相手にも強力で、ゴーストタイプへの奇襲としても優秀です。相手視点では「フェアリー技しかないと思っていたらシャドーボールが飛んできた」という展開になりやすく、読み合いを有利に進められます。
一方、「ねんりき」型や「マジカルリーフ」型で運用する場合は、技1でしっかりゲージを溜めてトリプルアクセルやサイコキネシス、シンクロノイズを効率よく回していく立ち回りが重要です。トリプルアクセルは攻撃アップ効果があり、1発当てるだけでその後の技1・技2の火力が底上げされるため、終盤の詰め性能が高くなります。
どの型でも共通して重要なのは、「はがね・どく・ゴーストに対しては無理をしない」ことです。これらの相手が場に現れたら、すぐに交代して別のポケモンに託すか、すでに瀕死状態であればゲージ技を1発撃って退場するなど、割り切った判断が求められます。サーナイトは「得意な相手にだけ当てる」ことを徹底すると、一気に評価が変わるポケモンです。
弱点対策とパーティ相性

最後に、サーナイトをパーティに組み込む際の相性と弱点ケアを整理します。サーナイトの明確な弱点は「どく」「はがね」「ゴースト」であり、特にはがねタイプへの打点不足が大きな課題とされています。レジスチルやトリデプス、メタグロスなどのはがねタイプにはほとんど太刀打ちできないため、パーティ全体でこれらをしっかり見る必要があります。
弱点を補うためには、役割分担をはっきりさせたパーティ構築が重要です。例としては次のような組み合わせが考えられます。
- はがね対策:グラードン・ガブリアス・ドリュウズなど、じめん技やほのお技を扱えるポケモン
- どく対策:エスパー技やじめん技を持つポケモン(ミュウツー、エスパー複合のポケモンなど)
- ゴースト対策:あくタイプ(バンギラス、ヤミラミなど)やノーマルタイプ
一方で、サーナイトと相性が良いのは「ドラゴン・かくとう・あくに弱いポケモン」をサポートしたい場面です。例えば、ドラゴン二重弱点を抱えるガブリアスや、かくとうが一貫しやすいはがね・あくタイプのポケモンと一緒に編成すると、サーナイトがそれらの弱点を一手に引き受ける形になり、構築全体のバランスが取りやすくなります。
レイドでも考え方は同じで、「ボスに対してサーナイトが刺さるか」「パーティ全体で弱点を補い合えているか」を意識してメンバーを選ぶと安定します。メガサーナイトを採用する場合は、フェアリー技を持つポケモンを複数体採用しておくことで、メガブーストの恩恵を最大限活かすことができます。
総括:ポケモンGO サーナイトの強みと育成指針
- サーナイトはエスパー/フェアリー複合で、ドラゴンとかくとうに二重耐性を持ちつつ強く出られるポケモンである
- 弱点はどく・はがね・ゴーストであり、特に耐久力の高いはがねタイプへの打点不足が最大の欠点となる
- 種族値は攻撃237・防御195・HP169で最大CP3497と、攻撃寄りのアタッカーとして十分な性能を持つ
- レイド・ジムでは「あまえる+マジカルシャイン」によるフェアリーアタッカーとしてドラゴンレイドなどでトップクラスに活躍できる
- GBLでは環境を選ぶが、刺さる相手には「あまえる」連打や「ねんりき+トリプルアクセル」で試合をひっくり返す爆発力がある
- レイド用・マスター用・メガ用には攻撃個体値が高いサーナイトや100%個体を優先して育成するのがよい
- スーパー・ハイパーリーグ用には0/15/15や0/12/15など、攻撃低め・耐久寄りの個体が理想となる
- レイドとジムの定番技構成は「あまえる+マジカルシャイン」であり、フェアリー火力を最大化できる
- PvPでは「あまえる/ねんりき/マジカルリーフ」にシャドーボールやトリプルアクセル、シンクロノイズを組み合わせる構成が強力である
- シンクロノイズは特別なイベントやすごいわざマシンでしか覚えない限定技であり、入手できたら優先して活かしたい
- メガサーナイトはフェアリータイプ最高クラスのアタッカーで、味方のエスパー・フェアリー技も強化できるメガ枠として非常に優秀である
- ドラゴンレイドやマックスバトルでは、二重耐性とフェアリー一致技により「攻撃しながら耐える」安定したアタッカー運用が可能である
- パーティ構築では、サーナイトの苦手なはがね・どく・ゴーストを別ポケモンで確実にケアし、役割分担を明確にすることが重要である
- サーナイトはレイド・ジム・PvP・メガシンカ・マックスバトルのどれにも一定の役割を持てる万能寄りのエース候補であり、長く手持ちを支えてくれる存在となる
目的別に個体値と技構成を決めて育成すれば、ポケモンGOのサーナイトは「フェアリー枠の主力」として長期間第一線で戦い続けてくれます。育成の手間に見合う価値があるポケモンなので、イベントやレイド・マックスバトルのタイミングを逃さず、少しずつ理想の一体を仕上げていきましょう。

