「ポケポケ(Pokémon Trading Card Game Pocket)」をもっと楽しみたい!と思ったとき、「サブ垢って作れるのかな?」と気になりますよね。
リセマラのため、あるいはメインとは違う遊び方をするために、複数のアカウントを持ちたいと考える方は少なくないでしょう。
しかし、サブ垢を作ることには規約違反やBANといったペナルティのリスクはないのでしょうか?
また、サブ垢を持つことでどんなメリットがあるのか、作り方やトレードへの影響も気になるところです。
この記事では、そんな「ポケポケ サブ垢」に関するあらゆる疑問に、利用規約の情報も交えながら分かりやすく解説していきます。
- ポケポケのサブ垢作成は規約上グレーゾーン
- サブ垢にはメリットもあるがBANのリスクも存在
- 安全なサブ垢の作り方とアカウント連携の注意点
- トレード機能への影響と今後の可能性
ポケポケのサブ垢作成前に知っておきたい基本
- サブ垢は規約違反?BANされる可能性は?
- ポケポケでアカウントはいくつ作れる?
- ポケポケをPCでプレイ!サブ垢活用はできる?
- サブ垢作成のメリットは?もっとポケポケを楽しむ!
- サブ垢作成のデメリットと注意点
サブ垢は規約違反?BANされる可能性は?

「ポケポケでサブ垢を作ると、規約違反でBANされちゃうんじゃないの?」 これは、サブ垢を検討する上で最も気になるポイントですよね。
結論から言うと、ポケポケの利用規約には、1人のプレイヤーが複数のアカウントを持つことを直接的に禁止する明確な記載は見当たりません。公式サイトの利用規約を細かく確認しても、複垢(複数アカウント)を明確に制限する文言はないようです。そのため、運営側はある程度の範囲でサブ垢の存在を黙認している可能性が高いと考えられます。
ただし、だからといって完全に安心というわけではありません。注意すべきは、サブ垢を使った「遊び方」です。 利用規約の第17条「禁止行為」には、以下のような行為が明確に禁止されています。
- 不正な方法でのデータ取得
- データの現金での売買(リアルマネートレード)
- 許諾されていない第三者のソフトウェアを利用した改ざん
- 本サービスの運営を妨げる一切の行為
もしサブ垢を利用して、ゲームバランスを著しく崩すような行為や、リアルマネートレードのような禁止行為を行った場合、それは規約違反とみなされる可能性があります。実際に、運営はデータ改ざんやリアルマネートレードなどの不正行為に対して、警告やアカウント停止といった措置を順次行っていると告知しています。
他のゲームでは、サブ垢の運用自体は推奨されていなくても、BANされるリスクは低いと考えられているケースもありますが、それはあくまで運営の判断次第です。サブ垢の作成自体はグレーゾーンですが、その使い方によっては「黒」になり、アカウント停止(BAN)という厳しいペナルティを受けるリスクはゼロではない、と理解しておくことが重要です。
ポケポケでアカウントはいくつ作れる?

ポケポケでアカウントをいくつ作れるかという点について、利用規約には具体的な数の上限は定められていません。
サブ垢を作る方法は主に2つあります。
- 同じ端末でサブ垢を作る方法 端末の設定から新しいGoogleアカウントなどを作成し、一度アプリを削除してから再インストールし、新しいアカウントでログインするという手順です。ただ、この方法はアカウントを切り替えるたびに再インストールが必要になるため、あまりおすすめはできません。
- 別の端末でサブ垢を作る方法 使わなくなったスマートフォンなど、別の端末を用意してポケポケをインストールする方法です。これにより、端末ごとに別々のアカウントを管理できるため、非常にスムーズです。
このように、物理的に端末を用意したり、アカウントを新規作成したりすれば、理論上は複数のアカウントを作成することが可能です。 ただし、忘れてはならないのが、利用規約の第17条にある「多数のデバイスに、過剰かつ不必要に本サービスのアプリケーションをインストールすること」という禁止行為の項目です。どの程度の数が「過剰かつ不必要」と判断されるかは運営の裁量によりますが、常識の範囲を超えた数のアカウントを作成・運用することは、規約に抵触するリスクを高める行為と言えるでしょう。
そのため、アカウントの数に明確な制限はないものの、管理できる範囲で、かつゲームの公平性を損なわないように楽しむことが大切です。
ポケポケをPCでプレイ!サブ垢活用はできる?

「家のPCの大きな画面でポケポケをプレイしたい!」、そう考える方もいるのではないでしょうか。
2025年2月時点の情報によると、ポケポケには公式がリリースしているPC版は存在しません。しかし、「Androidエミュレータ」というソフトウェアをPCに導入することで、スマホアプリ版のポケポケをPC上で遊ぶことが可能になります。Androidエミュレータは、PC上に仮想のAndroidスマートフォン環境を作り出すソフトで、これを使えばGoogle Playストアからポケポケをインストールしてプレイできるのです。
この方法を使えば、PCでサブ垢を運用することも理論上は可能です。例えば、普段スマートフォンで使っているメインアカウントとは別に、PCのエミュレータ上で新しいアカウントを作成してサブ垢として遊ぶ、といった使い方が考えられます。エミュレータには、複数のインスタンス(仮想環境)を同時に起動できる機能を持つものもあり、これを利用して複数のアカウントを同時に管理することも技術的には可能です。
ただし、エミュレータの使用には注意が必要です。利用規約第17条では、「許諾されていない第三者のソフトウェア又はその他の技術的方法(ボット、Mod、ハッキング及びスクリプト等)を利用して、本サービスのアプリケーション等に改ざんを加えること」が禁止されています。エミュレータの使用がこの「許諾されていない第三者のソフトウェア」に該当するかどうかは、運営の解釈次第であり、グレーゾーンと言えます。
公式にサポートされていない方法でのプレイは、予期せぬ不具合や、最悪の場合アカウント停止のリスクを伴う可能性があることを理解した上で、自己責任で行う必要があります。
サブ垢作成のメリットは?もっとポケポケを楽しむ!

サブ垢を持つことには、リスクだけでなく、ポケポケをより深く楽しむためのメリットも存在します。
1. ガチャをたくさん引ける 最大のメリットは、ガチャ(パック開封)の機会が増えることでしょう。ポケポケでは、毎日無料で2パック開封できますが、サブ垢があればその分だけ多くのパックを開封できます。これにより、メインアカウントでは手に入らなかったカードを収集するチャンスが広がります。
2. リセマラがしやすくなる ゲーム開始時により強力なカードでスタートしたい場合、サブ垢はリセマラ(リセットマラソン)に非常に有効です。メインアカウントとは別にサブ垢でリセマラを行い、満足のいく結果が出たアカウントを本格的に育てる、ということができます。
3. 違う戦略を試せる メインアカウントでは試せないような、特定のテーマに特化したデッキや、普段は使わないカードを中心にしたプレイをサブ垢で気軽に試すことができます。これにより、ゲームの新たな面白さを発見できるかもしれません。
4. トレードでの活用(※将来的な可能性) 現在はまだ実装されていませんが、将来的にトレード機能が実装された場合、サブ垢は非常に大きな意味を持つ可能性があります。サブ垢で手に入れたカードをメインアカウントに移すことで、カード収集を効率化できるかもしれないからです。ただし、これには後述するような制限がかかる可能性が高いです。
このように、サブ垢をうまく活用することで、ポケポケの楽しみ方が大きく広がる可能性があります。
サブ垢作成のデメリットと注意点

サブ垢にはメリットがある一方で、もちろんデメリットや注意すべき点も存在します。
1. アカウント管理が煩雑になる 最も大きなデメリットは、管理の手間が増えることです。複数のアカウントのログイン情報や、それぞれの進捗状況、所持カードなどを把握しておくのは意外と大変です。特に、アカウント連携をどの組み合わせで行ったかを忘れてしまうと、後々面倒なことになる可能性があります。
2. 時間やお金がかかる プレイ時間が単純にアカウントの数だけ増えるため、多くの時間が必要になります。また、別の端末を用意する場合はその購入費用や通信費がかかりますし、両方のアカウントで課金するとなれば、当然費用も倍増します。
3. BANのリスクがゼロではない 前述の通り、サブ垢の作成自体は明確に禁止されていませんが、その利用方法によっては規約違反とみなされ、アカウント停止(BAN)のリスクが常に伴います。特に、トレード機能が実装された際に、不公正な方法で利益を得ようとすると、厳しいペナルティの対象となる可能性が高いでしょう。
4. アカウント連携の解除が難しい ポケポケでは、一度連携したアカウントを基本的に解除することはできません。セーブデータを削除すれば連携を解除できますが、その場合データは復旧できなくなります。どのサブ垢をどのアカウント(Google、Apple、ニンテンドーアカウント)と連携させるかは、後から変更できないことを念頭に置き、慎重に行う必要があります。
これらのデメリットを理解した上で、サブ垢を作成・運用するかどうかを判断することが大切です。
ポケポケのサブ垢運用!作り方からトレードまで
- 安全なサブ垢の作り方とアカウント連携のコツ
- 複数の端末で同じデータを使う方法
- サブ垢を使ったトレードはできる?
- サブ垢がバレるとペナルティはある?
安全なサブ垢の作り方とアカウント連携のコツ

サブ垢を作るなら、メインアカウントのデータを安全に守りつつ、スムーズに作成したいですよね。ここでは、安全性を重視したサブ垢の作り方と、重要なアカウント連携のポイントを解説します。
【最もおすすめな作り方:別の端末を用意する】 一番安全で簡単な方法は、使っていないスマートフォンなど、別の端末を用意してサブ垢を作成することです。この方法なら、アプリの再インストールといった手間がなく、端末ごとにアカウントを完全に分けて管理できます。
【アカウント連携の重要なポイント】 アカウント連携は、ゲームデータを守るために非常に重要ですが、いくつかコツがあります。
- メインアカウントは最優先で連携する まず、今使っている大切なメインアカウントのデータが消えないように、ニンテンドーアカウントやGoogleアカウントなど、いずれかのアカウントと必ず連携しておきましょう。連携しておけば、データがクラウド上に保存され、万が一の時も安心です。
- リセマラ中は連携しない サブ垢でリセマラをする場合、良いカードが出るまではアカウント連携をしないのが鉄則です。連携せずにプレイすれば、気に入らない結果だった場合にアプリを削除して簡単にやり直せます。
- 良い結果が出たら、サブ垢を連携する リセマラで満足のいく結果が出たタイミングで、そのサブ垢をメインアカウントとは別のGoogleアカウントなどに連携させましょう。これでサブ垢のデータが保護されます。
ポケポケで連携できるアカウントは、「ニンテンドーアカウント」「Googleアカウント」「Appleアカウント(iOSのみ)」の3種類です。一度連携すると基本的に解除できないため、どのアカウントをメインに、どれをサブに使うか、計画的に行うことが大切です。
複数の端末で同じデータを使う方法

「外出先ではスマホで、家ではタブレットの大画面で同じデータで遊びたい」という場合、アカウント連携が役立ちます。
ポケポケでは、アカウント連携を行うことで、複数の端末で一つのセーブデータを共有してプレイすることが可能です。例えば、スマートフォンでプレイしているメインアカウントをニンテンドーアカウントに連携しておけば、別のタブレット端末でポケポケを初回起動した際に、同じニンテンドーアカウントでログインすることで、データを引き継いで続きから遊ぶことができます。
データ引き継ぎの手順は以下の通りです。
- 新しい端末でポケポケをインストールして起動する。
- 初回起動時の地域や生年月日を入力し、利用規約に同意する。
- セーブデータの作成画面で「つづきから」を選択する。
- アカウント選択画面で、元の端末で連携したアカウント(ニンテンドーアカウントなど)を選んでログインする。
これで、新しい端末でも同じデータで遊べるようになります。
ただし、一つ注意点があります。それは、複数の端末で同時にログインしてプレイすることはできないということです。あくまで、一つのデータを複数の端末で「切り替えて」使う形になります。この機能を活用すれば、ライフスタイルに合わせて柔軟にポケポケを楽しむことができますね。
サブ垢を使ったトレードはできる?

多くのプレイヤーが気になるのが、「サブ垢を使えば、トレードで有利になるのでは?」という点でしょう。
まず大前提として、現在(2025年2月時点の情報)ポケポケにカードのトレード機能は実装されていません。しかし、将来的には実装が予定されており、もし実装されれば、サブ垢で入手したカードをメインアカウントに送るといった活用法が考えられます。
しかし、運営側もこの点は当然想定しているはずです。無条件で自由にカードを移動できるとなると、ゲームの公平性が大きく損なわれるため、サブ垢を利用したトレードには何らかの制限が設けられる可能性が非常に高いと考えられます。
考えられる制限としては、以下のようなものが挙げられます。
- 一定のプレイヤーレベルに達しないとトレード機能が解放されない
- トレードに専用のポイントなどを消費する必要がある
- トレードできるカードのレアリティや回数に上限が設けられる
特に、サブ垢からのカード移動のような一方的なトレードは、利用規約で禁止されている「リアルマネートレード(RMT)」に類する行為とみなされるリスクも考えられます。RMTは、ゲーム内のデータを現金などで売買する行為で、厳しく禁止されています。
そのため、トレード機能が実装されたとしても、サブ垢からのカード移動が簡単に行えるとは考えにくく、むしろ安易な利用はアカウントBANなどの厳しいペナルティに繋がる可能性があると心構えをしておくべきです。
サブ垢がバレるとペナルティはある?

「サブ垢で遊んでいることが運営にバレたら、何かペナルティがあるの?」という心配も当然あるかと思います。
前述の通り、ポケポケの利用規約には複数のアカウントを所持すること自体を明確に禁止する条項は見当たりません。したがって、単にサブ垢を持っているというだけで、それが運営に知られたとしても、直ちにペナルティが科される可能性は低いと考えられます。
問題となるのは、そのサブ垢を「どのように利用しているか」です。 例えば、
- サブ垢を利用して不正なプログラムを試す
- サブ垢で得たアイテムやカードをメインアカウントに移すために、システムの穴をつくような行為をする
- サブ垢を使い、いわゆるリアルマネートレード(RMT)に関与する
このような行為は、利用規約第17条の「禁止行為」に明確に違反します。運営は不正行為に対して常に監視を行っており、違反が確認された場合は、警告やアカウントの一時停止、そして最も重い処分として永久的なアカウント停止(BAN)といった措置を取ると明言しています。
他のプレイヤーに不利益を与えたり、ゲームの公平性を著しく損なったりするような使い方をしない限り、過度に心配する必要はないかもしれません。しかし、規約違反のリスクは常に存在することを忘れず、あくまで自己責任の範囲で、節度を持って楽しむことが重要です。
総括:ポケポケ サブ垢は計画的に、自己責任で楽しもう
この記事のまとめです。
- ポケポケの利用規約には複数アカウント所持を直接禁止する明確な記載はない
- サブ垢の作成自体はグレーゾーンだが、その利用方法によっては規約違反となる
- 利用規約第17条「禁止行為」に該当する行為はアカウント停止(BAN)のリスクがある
- リアルマネートレードやデータ改ざんは明確な禁止行為である
- サブ垢の作成方法には「同一端末」と「別端末」の2種類がある
- 安全性と利便性から「別端末」でのサブ垢作成が推奨される
- PC版は公式にはなく、Androidエミュレータを使えばプレイ可能だが自己責任である
- サブ垢のメリットは、ガチャ機会の増加やリセマラの効率化などがある
- デメリットは、アカウント管理の煩雑化やBANのリスクが伴うことである
- アカウント連携はデータ保護に不可欠だが、一度連携すると解除は基本的にできない
- メインアカウントは最優先で連携し、リセマラ中は連携しないのがコツである
- アカウント連携をすれば、複数の端末で一つのセーブデータを共有プレイできる
- ただし、複数端末での同時ログインは不可能である
- トレード機能は未実装だが、実装されてもサブ垢からのカード移動には制限がかかる可能性が高い
- 不正なトレードは規約違反とみなされ、厳しいペナルティの対象になりうる