ついに発売されたポケモンZ-A、ミアレシティの冒険は楽しんでいますか?
本作の大きな魅力である「ワイルドゾーン」には、多種多様なポケモンが生息していますが、その分布は時間や天候、ストーリーの進行度によって複雑に変化します。
この記事では、全20エリアにわたるワイルドゾーンのポケモン分布調査の結果を徹底解説。
序盤からクリア後までの出現ポケモンの変化はもちろん、フカマルやヨーギラスといった600族の入手方法、さらには全オヤブンポケモンの出現場所まで、あなたの図鑑完成を強力にサポートする情報を凝縮しました。
この記事を読めば、狙ったポケモンを確実に捕獲する知識が身につきます。
- 全ワイルドゾーンのエリア別ポケモン分布を網羅
- 時間や天候による出現ポケモンの変化を徹底解説
- オヤブン個体や600族などレアポケモンの入手方法
- クリア後限定エリアや御三家コンプリートへの道筋
ポケモンZ-A ワイルドゾーン分布調査の基本
- ワイルドゾーンの仕組み:時間・天候・解放条件
- 序盤エリアのポケモン分布調査
- 中盤エリアのポケモン分布調査
- 終盤・クリア後のポケモン分布調査
ワイルドゾーンの仕組み:時間・天候・解放条件

ポケモンZ-Aの舞台、ミアレシティの再開発計画の中心となるのが「ワイルドゾーン」です。これは都市の中に野生のポケモンが暮らす自然環境を再現した特別な区画で、街の至る所に点在しています。このワイルドゾーンでのポケモン捕獲を極める上で最も重要なのが、「時間」と「天候」という二つの環境システムを理解することです。
ゲーム内時間は現実世界とは連動しておらず、「昼」と「夜」で出現するポケモンが変化します。さらに天候には「快晴」「晴れ」「曇り」「雨」「虹」「霧」の6種類が存在し、特定の天候でしか現れないポケモンや、進化に影響する天候もあります。
これらの時間や天候は、フィールドに設置されたベンチやホテルZで休憩することで任意に変更可能です。これにより、本作のポケモン捕獲は単なる運任せではなく、トレーナーが自ら最適な環境を作り出してターゲットを狙う、戦略的な探索へと昇華されています。また、新たなワイルドゾーンはメインミッションをクリアしていくことで順次解放されていくため、ストーリーを進めることが探索範囲の拡大に直結するのです。
序盤エリアのポケモン分布調査

冒険が始まってすぐ探索可能になるワイルドゾーン1番から7番エリアは、これからの冒険の基礎を学ぶための、いわば壮大なチュートリアルとして設計されています。ワイルドゾーン1番ではビードルやピチュー、ヤヤコマといったおなじみのポケモンたちが出現し、捕獲の基本操作を自然と身につけることができます。
特にヤヤコマやメリープは進化させることで旅の頼れる仲間となるため、序盤のうちに捕まえておくと良いでしょう 7。また、ワイルドゾーン3番にはピカチュウが出現しますが、すぐ近くに生息しているじめんタイプのホルビーを捕まえておけば、タイプ相性の重要性を実践的に学べます。
そして、この序盤エリアで初めて対峙することになるのが、通常個体より遥かに強力な「オヤブンポケモン」です。ワイルドゾーン3番の建物内に出現するレベル23のシシコや、6番のカフェ屋上にいるレベル40のピカチュウなど、序盤のオヤブンは手強くも、しっかりと準備をすれば倒せる絶妙なバランスに設定されています。このように、序盤のワイルドゾーンは捕獲、タイプ相性、強敵との戦い方という、ポケモントレーナーに必要なスキルを段階的に教えてくれる学びの場なのです。
中盤エリアのポケモン分布調査

メインミッションを進め、「暴走メガアブソル」を鎮める頃になると、ワイルドゾーン8番から14番エリアへと足を踏み入れることになります。この中盤エリアから、ワイルドゾーンは単なるポケモン捕獲の場から、冒険のハブとしての役割を強めていきます。特に注目すべきは、ワイルドゾーン8番に出現するフカマルです。
強力なドラゴンタイプのポケモンであり、後の冒険で大きな戦力となるため、解放されたら必ず捕獲に向かいましょう。また、このエリアからオヤブンポケモンも格段に手強くなります。ワイルドゾーン8番のレベル38ワルビル、11番のレベル43ヤドラン、そして対戦でも活躍が見込める14番のレベル48ドリュウズなど、捕獲すれば即戦力となる強力な個体が固定で出現します。
さらに、サイドミッションの目的がワイルドゾーン内に設定されることも増えてきます。例えば、ワイルドゾーン5番で特定のアイテム「げんきのこえだ」を探したり、特定の技「きりさく」を使えるポケモンを連れてくる必要があったりと、図鑑埋め以外の目的で各ゾーンを再訪する機会が多くなります 。このように、中盤のワイルドゾーンは、戦略的なチーム編成や物語の進行に不可欠な場所へとその姿を変えていくのです。
終盤・クリア後のポケモン分布調査

物語がクライマックスに近づき、伝説のポケモンが姿を現し始めると、ワイルドゾーン15番以降の終盤エリアが解放されます。ここには、冒険の集大成にふさわしい強力なポケモンたちが待ち受けています。ワイルドゾーン15番ではヨーギラスが、18番ではタツベイが出現し、いわゆる「600族」と呼ばれる高ステータスのポケモンたちを仲間にするチャンスが訪れます。
特に18番エリアでは、レベル61という非常に強力なオヤブン個体のボーマンダが出現することがあり、捕獲できればこれ以上ない戦力となるでしょう。
そして、本作のやり込み要素の頂点に位置するのが、ストーリークリア後にのみ解放されるワイルドゾーン20番です 。この特別なエリアには、最初に選ばなかったジョウト御三家はもちろん、カントーやカロスの御三家ポケモンたちが野生で出現します。さらに、ギャラドスやガブリアスといった対戦でも人気の高いポケモンのオヤブン個体も登場し、色違い厳選や高個体値厳選の最適地となっています 。
伝説のポケモンであるゼルネアス、イベルタル、そしてジガルデの捕獲ミッションもこの終盤エリアと深く関わっており 、ワイルドゾーンはまさに、エンディング後も続く壮大な冒険の舞台なのです。
レアポケモン完全捕獲!ワイルドゾーン分布調査の応用
- 全オヤブンポケモンの出現場所一覧
- 600族への道:フカマル・ヨーギラス・タツベイ捕獲ガイド
- 御三家コンプリート!ジョウト・カントー・カロス集結
- 天候・時間限定ポケモンの特殊分布調査
全オヤブンポケモンの出現場所一覧

ワイルドゾーンの探索において、強力な戦力を手に入れる最も効率的な方法が「オヤブンポケモン」の捕獲です。オヤブンには二種類が存在します。一つは、特定の場所・時間・天候の条件下で必ず出現する「固定オヤブン」。もう一つは、そのエリアのポケモンを全て捕獲して図鑑の達成率を100%にすると、そのエリアに生息する全てのポケモンが低確率でオヤブンとして出現するようになる「ランダムオヤブン」です。
特に固定オヤブンは、個体値が3V以上確定していることも多く、育成の手間を大幅に省けるため、積極的に狙っていくべきです。もし目当てのオヤブンが出現しない場合や、より良い個体を厳選したい場合は、ファストトラベルで別の場所に移動したり、近くのベンチで休憩したりすることで、エリアのポケモンをリポップさせることができます。
この仕様は、本作のポケモン捕獲を、まるでRPGのレアアイテム掘りのような、繰り返し挑戦できるやり込み要素へと昇華させています。以下に、旅の助けとなる主要な固定オヤブンポケモンの出現場所をまとめました。
| ワイルドゾーン | ポケモン | レベル | タイプ | 主な出現場所 |
| 3番 | シシコ | 23 | ほのお/ノーマル | エリア西側の建物内 |
| 6番 | ヘルガー | 31 | あく/ほのお | エリア中央東側の屋台と車の間 |
| 6番 | ピカチュウ | 40 | でんき | カフェ・バタイユの屋上 |
| 8番 | ワルビル | 38 | じめん/あく | エリア北西の外周にある砂地 |
| 8番 | バクーダ | 39 | ほのお/じめん | エリア北東の外周にある砂地 |
| 11番 | ヤドラン | 43 | みず/エスパー | エリア北部 |
| 11番 | ブロスター | 43 | みず | エリアを流れる川の中央部 |
| 14番 | ドリュウズ | 48 | じめん/はがね | エリア中央部 |
| 15番 | スピアー | 51 | むし/どく | エリア南西部の草むら |
| 18番 | ボーマンダ | 61 | ドラゴン/ひこう | エリア入り口付近 |
600族への道:フカマル・ヨーギラス・タツベイ捕獲ガイド

最終進化すると種族値の合計が600に達する、いわゆる「600族」のポケモンは、どのシリーズでも旅や対戦における強力なパートナーとなります。本作では、フカマル、ヨーギラス、タツベイの3系統を捕獲できますが、その入手方法は単純な遭遇ではありません。それぞれの捕獲は、プレイヤーの冒険の達成度を試すミニクエストのようにデザインされています。
まずフカマルは、ワイルドゾーン8番に出現します。ただし、このエリアはメインミッション「暴走メガアブソル」をクリアしないと立ち入ることができません 4。ストーリーをしっかりと進めることが、最初の600族への第一歩となります。
次にヨーギラスの捕獲は、さらに複雑な手順を要します。主な生息地はワイルドゾーン15番の高台ですが、そこへ行くにはホロベーター(エレベーター)を使う必要があります。このホロベーターは、メインミッション19をクリアした上で、サイドミッション80「バチバチの縄張り争い」を達成しないと起動しません 5。まさに、物語の進行と探索の両方をこなして初めてたどり着ける、ご褒美のような存在です。
最後にタツベイは、終盤のワイルドゾーン18番に出現します。ここでの大きな特徴は、最終進化形であるボーマンダがレベル61のオヤブン個体として出現する可能性があることです 4。育成の手間をかけずに最強クラスのポケモンを手に入れる、またとないチャンスと言えるでしょう。
御三家コンプリート!ジョウト・カントー・カロス集結

多くのトレーナーにとっての夢である「御三家ポケモン」のコンプリート。ポケモンZ-Aでは、その夢を叶えるための道筋が、冒険の進行に合わせて段階的に用意されています。この配布の仕方は、プレイヤーのモチベーションをゲーム開始からクリア後まで持続させる、巧みなゲームデザインの表れと言えるでしょう。
まず冒険の始まりで、ジョウト地方の御三家であるポカブ、ワニノコ、チコリータの中から最初のパートナーを選びます。これが全ての始まりです。
次に、メインミッション「プリズムタワーを望む街」をクリアすると、カロス地方の御三家、ハリマロン、フォッコ、ケロマツに関連するサイドミッションが受注可能になります。これらをクリアすることで、それぞれを仲間にできます 11。
さらに、ポケモン図鑑の登録数が30種類を超えた状態でポケモンセンターを利用すると、モミジから連絡があり、サイドミッション「モミジのおねがい」が発生します。これをクリアすると、カントー地方の御三家、フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメのうち1匹をもらえます。
そして、これまでの過程で入手できなかった全ての御三家ポケモンは、ストーリークリア後に解放される「ワイルドゾーン20番」で野生の個体として出現します。冒険の始まりを彩った特別なポケモンたちを、自らの手で全て捕獲する。これは、ミアレシティでの長い旅を終えたトレーナーへの、最大級の贈り物なのです。
天候・時間限定ポケモンの特殊分布調査

ワイルドゾーンのポケモン分布調査において、最後の関門となるのが、特定の天候や時間にしか姿を現さない特殊な条件を持つポケモンたちです。これらのポケモンを捕獲することは、プレイヤーがゲームの環境システムを完全に理解し、使いこなせていることの証となります。まさに、図鑑完成を目指す上での「卒業試験」と言えるでしょう。
その代表格が、ワイルドゾーン14番に昼間に出現するエリキテルです。このポケモンの出現条件は、単なる「晴れ」ではなく、雲一つない「快晴」であること。ベンチで何度も休憩を繰り返し、希少な快晴を引き当てなければ出会うことすらできません。
また、進化に天候が関わるポケモンもいます。ヌメラの進化形であるヌメイルは、レベルが50以上になった状態でフィールドが「雨」の時にのみ、ヌメルゴンへと進化します。レベル上げの最終段階を、雨が降るのを待つか、自ら雨を降らせて行う必要があるのです。このヌメラ自体も、ミアレシティの路上では雨の日にしか出現しませんが、天候に左右されない地下水道にも生息しているため、捕獲自体は比較的容易です。
これらの条件は一見すると意地悪に思えるかもしれませんが、ゲーム側はベンチでの休憩という形で、天候を操作する「解」を必ず用意してくれています。条件という「錠」と、それを開ける「鍵」。両方を見つけ出し、使いこなすことが、真のポケモンマスターへの道なのです。
総括:ポケモンZ-A ワイルドゾーン分布調査は時間と天候の理解が鍵
この記事のまとめです。
- ポケモンZ-Aのワイルドゾーンはミアレシティ内に点在する野生ポケモンの生息区画である
- ワイルドゾーンの出現ポケモンは「時間」と「天候」によって変化する
- 時間帯は「昼」と「夜」の2種類が存在する
- 天候は「快晴」「晴れ」「曇り」「雨」「虹」「霧」の6種類である
- 時間と天候はフィールドのベンチやホテルZで休憩することで変更可能である
- 新たなワイルドゾーンはメインミッションの進行度に応じて解放される
- 序盤エリアは捕獲やタイプ相性など、ゲームの基本を学ぶチュートリアルとして機能する
- 中盤以降、ワイルドゾーンはサイドミッションの目的地にもなり、冒険のハブとなる
- オヤブンポケモンは通常より強力で、高個体値を持つことが多い
- オヤブンには場所や条件が固定の個体と、ランダムで出現する個体がいる
- 600族のフカマルはワイルドゾーン8番、タツベイは18番、ヨーギラスは15番などに出現する
- 600族の入手には、特定のストーリーやサイドミッションのクリアが条件となることがある
- 御三家はゲーム開始時、サイドミッション、そしてクリア後のワイルドゾーン20番で入手できる
- ワイルドゾーン20番はクリア後にのみ解放される特別なエリアである
- エリキテルのように「快晴」など特定の天候でしか出現しないポケモンも存在する

