ポケモンZ-A ジャッジ機能の解放条件と育成戦略ガイド

『ポケモンレジェンズZ-A』のストーリークリア、おめでとうございます。

広大なミアレシティでの冒険は、ここからが本番です。

クリア後に解放される「ジャッジ機能」は、あなたのポケモンが持つ”生まれつきの強さ”を可視化し、最強のチームを育成するための必須ツールとなります。

この記事では、ジャッジ機能の解放条件や具体的な使い方といった基本操作はもちろん、3Vが確定しているオヤブン個体の厳選や、「すごいとっくん」と連携させた効率的な育成戦略まで、一歩進んだ活用術を徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなたも個体値厳選のプロフェッショナルになれるはずです。

この記事のポイント
  • ジャッジ機能はストーリークリア後に自動で解放される
  • ステータス画面でRスティックを押し込むだけの簡単操作
  • 3V確定のオヤブン厳選が育成効率化のカギ
  • 「すごいとっくん」との連携で理想個体が完成する
目次

ポケモンZ-A ジャッジ機能の解放条件と使い方完全ガイド

  • 最速解放はストーリークリア!ジャッジ機能の解放条件
  • ステータス画面でRスティック押し込み!機能の基本操作
  • 「さいこう」から「ダメかも」まで!個体値評価の見方
  • ポケモンの総合的な強さを判定!総合評価の解説

最速解放はストーリークリア!ジャッジ機能の解放条件

最速解放はストーリークリア!ジャッジ機能の解放条件

『ポケモンレジェンズZ-A』におけるジャッジ機能は、メインストーリーを最後まで進め、エンディングを迎えた後に解放されます。過去のシリーズ作品、例えば『ポケットモンスター ソード・シールド』では、ストーリークリア後にバトルタワーへ挑戦し、特定のランクに到達するという追加の条件が必要でした。しかし、今作ではそうした手間は一切不要です。

クリア後、初めて手持ちやボックスにいるポケモンのステータス画面を開いた瞬間に、ジャッジ機能が自動的に解放される仕様となっています。特別なイベントをこなしたり、特定の場所にいる人物に話しかけたりする必要はありません。

この変更は、開発陣がポケモン育成の奥深さを、対戦ガチ勢だけでなく、ストーリーを楽しんだすべてのプレイヤーに体験してもらいたいという意図の表れでしょう。これにより、クリア直後からシームレスに、本格的なポケモン育成の世界へと足を踏み入れることが可能になりました。

ステータス画面でRスティック押し込み!機能の基本操作

ステータス画面でRスティック押し込み!機能の基本操作

ジャッジ機能の使い方は、驚くほどシンプルです。解放条件を満たした後は、いつでも、どこでも、手持ちポケモンやボックスにいるポケモンの個体値を確認できます。

具体的な操作方法は、まず個体値を知りたいポケモンのステータス画面を開きます。これはメニューから「てもち」を選ぶか、ボックスを開いてポケモンを選択することで表示できます。ステータス画面が表示されたら、コントローラーのRスティックをカチッと押し込んでください。

すると、画面右側に表示されている六角形のレーダーチャートが個体値の評価表示に切り替わります。これだけの操作で、HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ、全6種類のステータスそれぞれの生まれ持った強さが一目でわかるようになります。この手軽さこそが今作のジャッジ機能の優れた点であり、捕まえたポケモンをその場で次々と評価していく、という効率的な厳選作業を可能にしています。

「さいこう」から「ダメかも」まで!個体値評価の見方

「さいこう」から「ダメかも」まで!個体値評価の見方

ジャッジ機能で表示される評価コメントは、ポケモンが生まれつき持っている隠しステータス「個体値」のレベルを示しています。個体値は各ステータスごとに0から31までの32段階で決まっており、この数値が高いほど、最終的なステータスも高くなります。

特に重要なのが、個体値が最大値の31である状態です。これは俗に「V」と呼ばれ、対戦で活躍するポケモンを育成する上での一つの目標となります。逆に、個体値が0の状態は「逆V」と呼ばれることもあります。ジャッジ機能では、これらの数値を具体的な言葉で評価してくれます。

例えば「さいこう」と表示されれば、そのステータスの個体値は31で確定です。この評価システムを理解することが、理想のポケモンを育成するための第一歩となります。以下の表を参考にして、あなたのポケモンの才能を正確に把握しましょう。

評価コメント個体値通称
さいこう31V
すばらしい30U
すごくいい26~29
かなりいい16~25
まぁまぁ1~15
ダメかも0逆V
きたえた!31 (すごいとっくん後)

ポケモンの総合的な強さを判定!総合評価の解説

ポケモンの総合的な強さを判定!総合評価の解説

ジャッジ機能は、6つのステータスそれぞれの個体値を評価するだけでなく、そのポケモンの総合的なポテンシャルも判定してくれます。これは、6つの個体値の合計値に基づいて算出されており、個別の評価と合わせて確認することで、そのポケモンがどれほどの才能を秘めているかを大まかに把握できます。

例えば、ワイルドゾーンでたくさんのポケモンを捕獲し、ボックスがいっぱいになったとします。この時、1匹ずつ6つのステータスを細かく確認していくのは大変な作業です。しかし、まずは総合評価に注目することで、効率的に有望な個体だけを絞り込むことができます。

「素晴らしい能力」や「相当優秀な能力」と評価されたポケモンは、高個体値を持つ可能性が高いため、優先的に詳細を確認すると良いでしょう。この総合評価は、厳選作業における一種のフィルターとして機能し、トレーナーの時間と労力を大幅に節約してくれる便利な指標なのです。

総合評価コメント合計個体値
素晴らしい能力151~186
相当優秀な能力121~150
平均以上の能力91~120
まずまずの能力0~90

ジャッジ機能で変わる!ポケモンZ-A育成戦略の神髄

  • なぜ狙う?3V確定「オヤブン」厳選の圧倒的メリット
  • 「すごいとっくん」で理想個体へ!ぎんのおうかん活用術
  • 上級者向け:S0厳選と「トリックルーム」戦術

なぜ狙う?3V確定「オヤブン」厳選の圧倒的メリット

なぜ狙う?3V確定「オヤブン」厳選の圧倒的メリット

『ポケモンレジェンズZ-A』の広大なフィールドには、ひときわ大きく、強力な「オヤブン」と呼ばれる個体が生息しています。ストーリークリア後の育成において、このオヤブンを捕獲することは極めて重要な戦略となります。その最大の理由は、オヤブン個体は捕まえた時点で、6つのステータスのうち、少なくとも3つの個体値が最高値である「さいこう」、つまり3Vであることが確定しているからです。

通常の野生ポケモンは個体値が完全にランダムであるため、6Vどころか3Vの個体にさえ出会うのは至難の業です。しかし、オヤブンを狙えば、育成のスタートラインが格段に高くなります。特にクリア後に解放される「ワイルドゾーン20」では、多種多様なポケモンのオヤブンが出現するため、厳選に最適な場所と言えるでしょう。

ジャッジ機能は、まさにこのオヤブン厳選の効率を最大化するためにあると言っても過言ではありません。捕まえたオヤブンのどのステータスがVなのかを瞬時に判別し、理想の個体を探し出す。これがZ-Aにおける育成の王道パターンです。

「すごいとっくん」で理想個体へ!ぎんのおうかん活用術

「すごいとっくん」で理想個体へ!ぎんのおうかん活用術

オヤブンを捕まえて3つのVを確保したとしても、対戦で完璧に活躍させるには残りのステータスも最大にする必要があります。そこで登場するのが「すごいとっくん」です。これは、貴重なアイテム「ぎんのおうかん」や「きんのおうかん」を使い、ポケモンの個体値を人工的に最大値まで引き上げるシステムです。

すごいとっくんは、レベル50以上のポケモンを対象に、ジャスティス会道場にいる特定の人物に話しかけることで行えます。「ぎんのおうかん」なら1つのステータスを、「きんのおうかん」なら全てのステータスを最大にできます。ここで、Z-Aの育成における美しいサイクルが完成します。まず、ワイルドゾーン20で3V確定のオヤブンを捕獲します。次に、ジャッジ機能でVではないステータスを確認。

そのポケモンをレベル50まで育て、「ぎんのおうかん」を使って残りのステータスを「きたえた!」状態にします。そして、完成した理想個体でZAロワイヤルなどのバトルコンテンツに挑戦し、報酬として新たな「ぎんのおうかん」を手に入れる。この循環こそが、多くのポケモンを効率的に育成するための、今作における最も洗練されたゲームプレイの核心なのです。

上級者向け:S0厳選と「トリックルーム」戦術

上級者向け:S0厳選と「トリックルーム」戦術

ジャッジ機能を使いこなす上級者になると、「さいこう」の評価だけを追い求めることが必ずしも正解ではないと気づくでしょう。その代表例が、「トリックルーム」という技を軸にした戦術です。「トリックルーム」は、5ターンの間、すばやさが遅いポケモンから先に行動できるようになるという、場のルールを根底から覆す強力な変化技です。

この戦術を用いる場合、アタッカーとなるポケモンのすばやさは、高ければ高いほど不利になります。相手より確実に行動するためには、すばやさの個体値は最大値の31ではなく、最低値の0、つまりジャッジ評価で「ダメかも」と表示される個体が理想となります。これを「S0厳選(すばやさ個体値0厳選)」と呼びます。ジャッジ機能で「ダメかも」という評価を見ると、初心者はがっかりしてしまうかもしれません。

しかし、戦略によってはそれが最高の才能となり得るのです。すばやさ以外のステータスは「さいこう」でありながら、すばやさだけが「ダメかも」という個体は、まさにトリックルーム戦術のために生まれてきた至宝と言えるでしょう。ジャッジ機能を真にマスターするとは、こうした多角的な視点でポケモンの価値を判断できることなのです。

総括:ポケモンZ-Aのジャッジ機能は育成効率を最大化する羅針盤

この記事のまとめです。

  • 『ポケモンレジェンズZ-A』のジャッジ機能は、ストーリークリア後に解放される。
  • 解放条件はクリア後にポケモンのステータス画面を一度開くだけである。
  • 過去作のようなバトル施設でのランクアップなどの追加条件は不要だ。
  • 機能の使用方法は、ステータス画面でRスティックを押し込むだけである。
  • 個体値は「さいこう(31)」から「ダメかも(0)」までの言葉で評価される。
  • 個体値31は通称「V」と呼ばれ、育成の一つの目標となる。
  • 6つのステータスの合計値に基づく総合評価も表示される。
  • 総合評価は、大量に捕獲したポケモンを素早く選別するのに役立つ。
  • オヤブン個体は、3つのステータスが「さいこう」であることが確定している。
  • 育成の第一歩は、オヤブンを捕獲し、ジャッジ機能でVの箇所を確認することだ。
  • クリア後の「ワイルドゾーン20」がオヤブン厳選の最適地である。
  • 「すごいとっくん」は、レベル50以上のポケモンの個体値を最大にするシステムだ。
  • 「ぎんのおうかん」を使うと、1つのステータスを最大にできる。
  • オヤブン厳選とすごいとっくんの組み合わせが、最も効率的な育成フローである。
  • 「トリックルーム」戦術では、すばやさ個体値0(ダメかも)が理想となる場合がある。
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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