ポケモンのバトルにおいて、最も基本的かつ勝利に直結する要素が「タイプ相性」です。しかし、2026年現在、ポケモンには18種類ものタイプが存在し、その全ての相性関係を丸暗記するのは決して容易ではありません。「どっちが効果抜群だっけ?」「このタイプに攻撃は効くの?」と対戦中に迷ってしまい、判断ミスで負けてしまった経験は誰にでもあるはずです。
丸暗記は大変ですが、実はポケモンのタイプ相性は「自然の法則」や「物理的な理屈」、あるいは「身近なイメージ」と結びつけることで、驚くほどスムーズに記憶に定着させることができます。この記事では、初心者の方でも今日からすぐに使えるタイプ相性の覚え方を、わかりやすいイメージや具体的な理由と共に徹底解説します。相性を制して、バトルをより有利に進めましょう!
- 御三家や物理法則など、身近な「理屈」で覚える!
- エスパーやフェアリーなど、イメージしにくい相性も解説
- 「効果がない(無効)」組み合わせは最優先で暗記
- ゲーム内の便利機能や最新の対策も紹介
直感とイメージで覚える!基本のタイプ相性
- 【炎・水・草】じゃんけんの関係!御三家の3すくみ
- 【電気・地面・飛行】理科の実験?電気が通るものと届かないもの
- 【格闘・鳥・超】武道家は鳥に攻撃が届かず、超能力に弱い?
- 【虫・草・悪】虫は草を食べ、悪は虫の連携に弱い?
- 【鋼・毒・岩】硬いものには毒が効かない!守りの鉄則
【炎・水・草】じゃんけんの関係!御三家の3すくみ

ポケモンを始めた人が最初に触れる「最初の3匹(御三家)」のタイプである「ほのお」「みず」「くさ」。この3つの関係は、最も直感的で覚えやすい「基本の3すくみ」となっています。誰もが子供の頃に遊んだ「じゃんけん」のような関係性であり、自然界の物理法則をそのまま当てはめることができます。
まず、「ほのお」は「くさ」を燃やすことができます。山火事をイメージすれば一目瞭然でしょう。草木は火に弱く、すぐに燃え尽きてしまいます。したがって、ほのお技はくさタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。逆に、くさ技はほのおタイプに対して「効果がいまひとつ(1/2)」となります。
次に、「みず」は「ほのお」を消すことができます。キャンプファイヤーに水をかければ火が消えるように、水は火に対して圧倒的に強い存在です。そのため、みず技はほのおタイプに対して「効果抜群(2倍)」となり、ほのお技はみずタイプに対して「効果がいまひとつ(1/2)」となります。消防士が放水して消火活動を行う姿を想像すると覚えやすいでしょう。
そして、「くさ」は「みず」を吸収して成長します。植物が育つには水が必要不可欠であり、水をかけると枯れるどころかむしろ喜びます。根っこから水分を吸い上げるイメージを持つと良いでしょう。この関係から、くさ技はみずタイプに対して「効果抜群(2倍)」となり、みず技はくさタイプに対して「効果がいまひとつ(1/2)」となります。
この「炎→草→水→炎」というサイクルは、ポケモンのバトルの根幹をなす最も重要なルールです。例えば、第9世代のスカーレット・バイオレットにおける御三家、ニャオハ(くさ)、ホゲータ(ほのお)、クワッス(みず)もこの関係に従っています。最初に選んだポケモンがライバルに対して有利または不利になるのは、この相性関係があるためです。まずはこの3つの関係を完璧にマスターすることが、ポケモンバトラーとしての第一歩です。
【電気・地面・飛行】理科の実験?電気が通るものと届かないもの
「でんき」「じめん」「ひこう」の3タイプも、現実世界の物理現象や理科の実験をイメージすることで簡単に覚えることができます。ここでは、電気の流れ方と位置関係に着目してみましょう。
まず、「でんき」と「みず」の関係です。水は電気をよく通します(純水は通しませんが、自然界の水や生物の体液は不純物を含むため導体となります)。お風呂で電化製品を使うと感電して危険なように、水の中にいる生き物に電気を流すと大ダメージを与えられます。そのため、でんき技はみずタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。これは非常に強力な攻撃手段であり、多くのトレーナーが水タイプ対策として電気技を採用しています。
しかし、その強力な電気が全く通用しない相手がいます。それが「じめん」タイプです。電気回路のアース(接地)を思い出してください。余分な電気を地面に逃がすことで、機械を守ったり感電を防いだりします。地面は電気を吸収・拡散してしまうため、電気攻撃は一切効きません。これは「効果がいまひとつ」ではなく「効果がない(0倍)」という完全な無効化です。この「電気は地面に無効」という事実は、バトルにおいて極めて重要で、相手の電気技を読んで地面タイプに交代する(透かす)テクニックは基本中の基本です。
次に「ひこう」タイプです。空を飛んでいる鳥や飛行機をイメージしてください。「じめん」技である「じしん」や「じわれ」は、地面が揺れたり割れたりしてダメージを与える攻撃です。当然、空を飛んでいる相手には届きません。したがって、じめん技はひこうタイプに対して「効果がない(0倍)」となります。これも非常に重要な無効関係です。
一方で、空を飛んでいる「ひこう」タイプは、「でんき」に弱いという特徴があります。雷が高いところや空中の物体に落ちやすいことをイメージしましょう。避雷針がない上空では、雷の直撃を受けやすいのです。そのため、でんき技はひこうタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。このように、物理的な位置関係や性質を考えると、この3タイプの相性はずっと覚えやすくなります。
【格闘・鳥・超】武道家は鳥に攻撃が届かず、超能力に弱い?

「かくとう」「ひこう(鳥)」「エスパー(超)」の関係は、少しユニークなイメージで覚えることができます。ここでは、鍛え上げられた武道家(格闘タイプ)がどのような相手に苦戦するかを想像してみましょう。
まず、「かくとう」対「ひこう」です。地上のリングや道場で戦う格闘家にとって、空を自由に飛び回る鳥は非常に戦いにくい相手です。パンチやキックを繰り出そうとしても、相手は上空にいて届きません。逆に、上空からの急降下攻撃(つつく、つばめがえし等)を受けると、防ぐ手立てがなく大ダメージを受けてしまいます。このことから、かくとうタイプはひこう技に弱く(2倍ダメージ)、ひこうタイプに対して自分たちの攻撃はいまひとつ(1/2)となります。「柔道家は鳥を捕まえられない」と覚えると良いでしょう。
次に、「かくとう」対「エスパー」です。肉体を極限まで鍛え上げた格闘家ですが、目に見えない不思議な力である超能力(サイコキネシスなど)には手も足も出ません。筋肉で物理的な攻撃は防げても、精神に直接作用する攻撃や、身体の自由を奪うような超能力には対抗できないのです。「脳筋(失礼!)は頭脳戦・精神攻撃に弱い」という典型的な構図です。そのため、エスパー技はかくとうタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。
しかし、その「かくとう」タイプにも得意な相手がいます。それは「あく」タイプや「ノーマル」タイプ、そして硬い「いわ」や「はがね」です。正義の武道家が悪者を成敗するヒーロー番組を想像してください。悪の組織(あくタイプ)は、正義の鉄拳(かくとう技)に屈します。そのため、かくとう技はあくタイプに「効果抜群(2倍)」です。
このように、格闘タイプを中心に見ると、「空を飛ぶものには届かない」「超能力などの不思議な力には弱い」「しかし悪者や硬いものには滅法強い」という、明確なキャラクター性と相性関係が見えてきます。カイリキーやルカリオを使う際は、相手が鳥やエスパーでないかを常に警戒する必要があります。
【虫・草・悪】虫は草を食べ、悪は虫の連携に弱い?

「むし」タイプは、序盤の森などでよく見かける弱いイメージがあるかもしれませんが、意外と侮れない相性を持っています。特に「くさ」タイプや「あく」タイプとの関係は重要です。
まず、「むし」と「くさ」の関係は非常にシンプルです。自然界において、多くの虫は草や葉っぱを食べて生きています。キャタピーが葉っぱをむしゃむしゃ食べる様子を想像すれば簡単でしょう。この食物連鎖の関係から、むし技はくさタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。また、草むらは虫の住処であり、虫は草に対して耐性を持っています。くさ技はむしタイプに対して「効果がいまひとつ(1/2)」です。
次に、「むし」と「あく」の関係です。これは一見すると分かりにくいかもしれませんが、「仮面ライダー」などの特撮ヒーローをイメージすると覚えやすいと言われています。昆虫をモチーフにしたヒーローが悪の怪人を倒す、という日本の伝統的な構図です。正義の心を持った(?)虫たちが、悪党を懲らしめるのです。そのため、むし技はあくタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。サザンドラやバンギラスといった強力なあくタイプやあく複合タイプにとって、ハッサムやウルガモスなどの強力なむし技は致命傷になり得ます。
また、「むし」と「エスパー」の関係も重要です。エスパー(超能力者)は精神統一が必要ですが、耳元で「ぷーん」と羽音を立てる虫や、見た目がグロテスクな虫というのは、集中力を乱す最大の敵です。あるいは単純に、予知能力があっても虫の不規則な動きは読めない、という解釈もできます。このため、むし技はエスパータイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。かつて第1世代で最強を誇ったエスパータイプを止めるために、むしタイプが設定されたという説も有名です。
逆に、「むし」タイプは「ひこう(鳥)」「ほのお(火)」「いわ(石)」に弱いという弱点も明確です。鳥に捕食され、火に焼かれ、石で潰される……という儚い存在でもあります。これらの弱点は直感的にイメージしやすいので、合わせて覚えておきましょう。
【鋼・毒・岩】硬いものには毒が効かない!守りの鉄則

「はがね(鋼)」「どく」「いわ」の相性は、物質の硬さや性質を考えるとスムーズに理解できます。特に「はがね」タイプは、全タイプ中で最多の耐性を持つ防御の要です。
まず、「はがね」と「どく」の関係です。これは非常に重要かつ間違いやすいポイントです。生き物であれば毒に侵されますが、ロボットや金属の塊に毒を注入しても全く意味がありません。注射針が刺さらないどころか、毒液そのものが金属には作用しないのです。したがって、どく技ははがねタイプに対して「効果がない(0倍)」という完全無効の関係になります。これは「効果がいまひとつ」ではないので注意が必要です。鋼タイプのポケモン(ハッサム、サーフゴー、ルカリオなど)に毒技を撃つのは完全に無駄行動となります。
次に、「はがね」の防御性能についてです。鋼鉄のボディは非常に硬く、多くの攻撃を弾き返します。「ノーマル」「くさ」「こおり」「ひこう」「エスパー」「むし」「いわ」「ドラゴン」「はがね」「フェアリー」の10タイプもの攻撃を「効果がいまひとつ(1/2)」以下に抑え込みます。これほど多くのタイプに耐性を持つのははがねタイプだけです。この「圧倒的な硬さ」こそがはがねタイプのアイデンティティです。
しかし、そんな最強の盾である「はがね」にも弱点があります。「ほのお」「かくとう」「じめん」です。金属は高熱で溶かされ(炎)、強い衝撃で歪み(格闘)、地震による大地の変動で崩れます(地面)。これらの物理的・熱的な破壊力には弱いのです。
一方、「いわ」タイプも硬いイメージがありますが、はがねと比べると少し脆い側面があります。「くさ(植物の根が岩を砕く)」「みず(水流が岩を削る)」「はがね(硬度で負ける)」「じめん(地震で崩れる)」「かくとう(瓦割り)」と、弱点が多いのが特徴です。特に「はがね」技は「いわ」や「こおり」に対して効果抜群です。硬くて鋭い金属製のピッケルやハンマーで、岩や氷を砕くシーンを想像してください。
初心者脱出!複雑な相性と「無効」を攻略
- 【ドラゴン】最強の敵?倒せるのはドラゴン・フェアリー・こおり
- 【フェアリー】ドラゴンの天敵!毒と鋼が弱点の理由とは
- 【ゴースト】物理無効!ノーマルとかくとうを透かすお化け
- 【無効タイプ】これだけは暗記!効果がない8つの組み合わせ
- 【最新機能】全暗記は不要?ゲーム内の相性表示を活用しよう
【ドラゴン】最強の敵?倒せるのはドラゴン・フェアリー・こおり

「ドラゴン」タイプは、長い間ポケモン界の頂点に君臨してきたタイプです。多くの伝説のポケモンがこのタイプを持っており、高いステータス(種族値)を持つ傾向があります。この強力なドラゴンに対抗する手段は限られています。
まず、ドラゴンに対抗するための最大の手段は「ドラゴン自身」です。古来より「竜を倒せるのは竜だけ」という伝承があるように(あるいは怪獣映画のように)、強大な力を持つドラゴン同士の戦いこそが最もダメージを与え合います。そのため、ドラゴン技はドラゴンタイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。お互いに弱点を突き合う形になるため、先に攻撃を当てた方が勝つ、というスリリングな展開になりがちです。
もう一つ、ドラゴンに有効なのが「こおり」タイプです。変温動物である爬虫類や恐竜が寒さに弱いのと同様に、ドラゴンも極寒の環境や氷の攻撃には耐えられません。多くのドラゴンポケモンが「こおり」を4倍弱点として持っている(カイリュー、ガブリアス、ボーマンダなど)ため、氷技は伝統的なドラゴン対策として機能しています。
そして、第6世代から登場した「フェアリー」タイプこそが、現代における最強のドラゴンキラーです(詳しくは次項で解説)。
逆に、ドラゴンタイプは「基本属性」に対して非常に強い耐性を持っています。「ほのお」「みず」「でんき」「くさ」という、御三家やピカチュウなどの主要なタイプの攻撃をすべて「効果がいまひとつ(1/2)」で受け止めることができます。これが、ドラゴンが「最強」や「ラスボス」として君臨しやすい理由の一つです。基本的な攻撃では決定打を与えにくいのです。
【フェアリー】ドラゴンの天敵!毒と鋼が弱点の理由とは

「フェアリー」タイプは、圧倒的な強さを誇っていたドラゴンタイプを抑制するために登場しました。その相性は衝撃的で、なんとドラゴン技を「無効(0倍)」にします。どんなに強力な「りゅうせいぐん」や「げきりん」であっても、可愛らしいフェアリーポケモンにはカスリもしないのです。完全に素通りします。そして、フェアリー技はドラゴンタイプに対して「効果抜群(2倍)」です。つまり、フェアリーはドラゴンに対して一方的に強い、絶対的な天敵と言えます。
しかし、そんな無敵に見えるフェアリーにも明確な弱点があります。「どく」と「はがね」です。
ファンタジーや伝承に基づく解釈をすると、妖精は自然の化身であり、清らかな環境を好みます。そのため、環境を汚染する「どく(ヘドロや毒ガス)」には滅法弱いのです。現代文明の象徴である汚染物質は、自然の妖精にとって猛毒となります。したがって、どく技はフェアリータイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。
また、「はがね(鉄・冷たい金属)」も妖精の弱点として知られています。伝承においても、妖精は鉄を嫌うとされています。自然物ではない、人工的で冷徹な金属は、神秘的な妖精の力を打ち消してしまうのです。そのため、はがね技もフェアリータイプに対して「効果抜群(2倍)」となります。
これまで攻撃面であまり目立たなかった「どく」や「はがね」タイプが、フェアリーの登場によって一気に攻撃役(アタッカー)としての価値を高めたことは、対戦環境における大きな革命でした。ハバタクカミなどの強力なフェアリーポケモンを倒すために、ハッサム(はがね)やドオー(どく)が採用されるのはこのためです。
【ゴースト】物理無効!ノーマルとかくとうを透かすお化け

「ゴースト」タイプは、その名の通り「幽霊・お化け」です。実体がないため、物理的な干渉を受け付けないという特徴があります。これが相性に色濃く反映されています。
最も特徴的なのは、「ノーマル」タイプと「かくとう」タイプとの関係です。ノーマル(普通)の攻撃や、かくとう(物理的なパンチやキック)は、実体のないゴーストをすり抜けてしまいます。そのため、ノーマル技とかくとう技は、ゴーストタイプに対して「効果がない(0倍)」となります。この「2つのタイプを無効化できる」という耐性は非常に優秀で、相手のエースアタッカーの攻撃を無傷で受け流す(交代出しする)際によく利用されます。例えば、カイリューの「しんそく(ノーマル)」や、コライドンの「インファイト(かくとう)」を、サーフゴーやハバタクカミで無効化するシーンは対戦で頻繁に見られます。
面白いのは、逆にゴースト技も「ノーマル」タイプには「効果がない(0倍)」という点です。幽霊もまた、普通の人間や動物には直接触れることができない、というイメージでしょうか(あるいは波長が合わない)。お互いに攻撃が当たらないため、ゴースト対ノーマルの対面は、サブウェポンがないと泥仕合になることもあります。
また、ゴーストタイプ同士はお互いに「効果抜群(2倍)」となります。「幽霊に触れるのは幽霊だけ」「霊をもって霊を制す」といったところでしょう。ゲンガー対ゲンガーのような対面は、先に「シャドーボール」を当てた方が勝つという、一瞬の判断が問われる戦いになります。
さらに、ゴーストは「あく」タイプに弱い(2倍)のもポイントです。悪霊もまた、より凶悪な「悪」の存在や、恐怖心(あくタイプは英語でDark)には勝てないのかもしれません。追い詰められたり、噛み砕かれたりすることに弱いのです。
【無効タイプ】これだけは暗記!効果がない8つの組み合わせ

タイプ相性には「効果抜群(2倍)」「いまひとつ(1/2)」だけでなく、ダメージが一切入らない「効果がない(0倍)」という組み合わせが存在します。これはバトルにおいて勝敗を分ける最も重要な要素です。知らずに撃ってしまうと、相手に実質1回分の行動(ターン)をプレゼントすることになり、致命的なミスとなります。以下の8つは最優先で暗記しましょう。
1. 電気 → 地面 (0倍)
- 理由: アース(接地)。電気が地面に逃げるため。
2. 地面 → 飛行 (0倍)
- 理由: 空を飛んでいる相手に地震は届かないため。
3. ノーマル → ゴースト (0倍)
- 理由: 幽霊に物理攻撃はすり抜けるため。
4. 格闘 → ゴースト (0倍)
- 理由: 同上。パンチもキックも当たらない。
5. ゴースト → ノーマル (0倍)
- 理由: 幽霊も実体のある普通のものには干渉できないため。
6. 毒 → 鋼 (0倍)
- 理由: 金属は中毒にならない。注射針も刺さらない。
7. エスパー → 悪 (0倍)
- 理由: 悪の心や闇には、精神干渉が通用しない(心が読めない)。
8. ドラゴン → フェアリー (0倍)
- 理由: 妖精の魔法的な力はドラゴンの力を無に帰すため(第6世代からの追加ルール)。
これらは「いまひとつ」ではなく「無効」です。ダメージが1も入りません。特に「ドラゴン技をフェアリーでスカす」「電気技を地面でスカす」動きは、対戦の基礎中の基礎テクニック(無効受け)として頻出します。まずはこのリストを完璧に覚えることから始めましょう。
【最新機能】全暗記は不要?ゲーム内の相性表示を活用しよう
ここまで覚え方を解説してきましたが、実は最新作(スカーレット・バイオレットなど)では、すべてを完璧に記憶していなくてもある程度戦えるような便利機能が搭載されています。
バトル中、技を選択する画面で、相手のポケモンとの相性が表示されるようになっています。技の横に「効果ばつぐん」「効果あり(等倍)」「効果はいまひとつ」「効果なし」といったテキストが表示されるのです。一度戦ったことがある相手や図鑑に登録されている相手であれば、この表示を参考にすることで、大きなミスを防ぐことができます。
ただし、これは万能ではありません。相手が「テラスタル」をしてタイプが変わった場合や、特性(例:ふゆう、ちょすい、もらいびなど)によって無効化されるケースまでは、最初の表示には反映されないことがあるからです(テラスタル後の相性は、テラスタル発動後に反映されますが、発動前の読み合いには知識が必要です)。
また、スカーレット・バイオレットで登場した「テラスタル」は、自分のタイプを好きな(設定した)タイプに変更できるシステムです。元々ドラゴンタイプで氷が4倍弱点のカイリューが、ノーマルタイプにテラスタルして氷を等倍で受けつつ、強力なしんそくを撃つ、といった戦術が可能になります。この「タイプが変わる」という要素があるため、現代のポケモンバトルでは、単に基本の相性を覚えるだけでなく、「相手が何タイプになるか?」を予想する力も求められます。
さらに、DLC「ゼロの秘宝」で追加された「ステラ」タイプという特殊なテラスタルも存在します。これはテラスタル時の攻撃面ですべてのタイプの技が一度だけ強化される(テラレイドバトルでは制限なく強化)という特徴がありますが、防御面では元のタイプの弱点がそのまま残るという特殊な性質を持っています。防御タイプが変わるわけではないため、相手の攻撃を受ける際は注意が必要です。
まずは基本の18タイプ相性を覚え、その上でこれらの最新システムを理解していくのが上達への近道です。
総括:タイプ相性をマスターして勝率アップ
この記事のまとめです。
ポケモンのタイプ相性は一見複雑に見えますが、その背後には「水は火を消す」「鳥は虫を食べる」「金属は硬い」といった、私たちが日常で触れている自然の法則や直感的なイメージが隠されています。これらを結びつけることで、単なる記号の暗記ではなく、生きた知識として定着させることができるでしょう。
特に「無効」となる組み合わせは、知っているだけでピンチをチャンスに変えることができる強力な武器です。初心者の方は、まず「基本の3すくみ」と「無効タイプ」から覚え、徐々に範囲を広げていくことをおすすめします。そして、実戦で経験を積み、ゲーム内の表示も活用しながら、最終的には感覚で相性がわかるようになることを目指しましょう。タイプ相性を制する者は、ポケモンバトルを制します!
- タイプ相性は18種類、丸暗記より理屈やイメージで覚えるのが近道
- 炎は草を燃やし、水は火を消し、草は水を吸う(基本の3すくみ)
- 電気は水によく通り、地面には逃げる(アース)ため無効
- 飛行タイプには地面技(地震)が届かず無効だが、雷は落ちやすい
- 格闘家は鳥に攻撃が届かず不利だが、悪や岩・鋼を砕く
- エスパー(超能力)は虫・ゴースト・悪(恐怖)が弱点
- ドラゴンは同族で潰し合うか、氷(寒さ)で倒すのが定石
- フェアリーはドラゴンの最強の天敵(攻撃無効)
- 妖精(フェアリー)は汚染(毒)と人工物(鋼)に弱い
- 鋼と毒の関係は、毒は鋼に無効(完全耐性)だが、鋼から毒へは等倍で通る
- 鋼タイプは10タイプを半減以下にする最強の防御タイプだが炎・格闘・地面に弱い
- ノーマルとゴーストはお互いに干渉できず、攻撃が無効化される
- 悪タイプはエスパー技を完全に無効化する(心が読めない)
- 最新作では技選択画面で「効果ばつぐん」などが表示される便利機能がある
- テラスタルによるタイプ変化も考慮し、相性表を常に意識して戦う

