パルデア地方からやってきた、ほのおタイプのポケモン「カルボウ」。
その進化先は、鎧の戦士「グレンアルマ」と、怨念の剣士「ソウブレイズ」という二つの姿に分岐します。この記事では、ポケモンGOにおけるカルボウの進化方法の全貌を、初心者トレーナーにも分かりやすく徹底解説します。
それぞれの進化条件と手順、進化の際に注意すべき重要なポイント、そして進化条件を最速で達成するための効率的な攻略法まで、あなたが知りたい情報をすべて網羅しました。
どちらに進化させるべきか迷っている方も、この記事を読めば、その性能差を理解し、最適な選択ができるようになるでしょう。
- カルボウの二つの進化先、グレンアルマとソウブレイズへの分岐条件を解説
- 進化条件となる「エスパー」「ゴースト」タイプを効率的に倒す方法を紹介
- 進化先二体の性能を比較し、どちらに進化させるべきかの指針を提示
- カルボウの入手方法から他の相棒進化ポケモンとの違いまでを網羅
ポケモンGO カルボウの進化方法と条件の全貌
- グレンアルマへの進化条件と手順
- ソウブレイズへの進化条件と手順
- 進化の注意点:相棒設定の重要性
- カルボウの入手方法:まずはタマゴから
グレンアルマへの進化条件と手順

カルボウを、多くの武勲を立てた戦士の鎧をその身にまとう、ほのお・エスパータイプの「グレンアルマ」に進化させるには、特定の条件を満たす必要があります。この進化は、単にアメを集めるだけではなく、トレーナーとしての腕前が試されるタスク形式となっています。
まず、進化させたいカルボウを「相棒ポケモン」に設定することが全ての始まりです。相棒に設定しない限り、進化条件のカウントは進まないため、忘れずに行いましょう。
次に、カルボウを相棒にした状態で、「エスパータイプのポケモンを30匹倒す」というタスクを達成します。このバトルは、GOロケット団のしたっぱとの対戦や、ジムバトル、レイドバトル、またはフレンドとのトレーナーバトルなど、形式は問いません。
最後に、これらの条件をすべて満たした上で、「カルボウのアメ」を50個使用することで、進化ボタンが有効になり、グレンアルマへと進化させることができます。このプロセスは、まるでカルボウと共に試練を乗り越え、成長を促すような、達成感のある進化方法と言えるでしょう。
ソウブレイズへの進化条件と手順

カルボウのもう一つの進化の姿、志半ばで力尽きた剣士の怨念が宿る、ほのお・ゴーストタイプの「ソウブレイズ」。このポケモンに進化させるための手順は、グレンアルマと対になるような条件が設定されています。そのユニークな条件は、原作である「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の世界観を巧みにポケモンGOの世界に落とし込んだものとなっています。
グレンアルマへの進化と同様に、まず最初のステップとして、進化させたいカルボウを「相棒ポケモン」に設定します。これが進化タスクを開始するための必須条件です。
次に達成すべきタスクは、「ゴーストタイプのポケモンを30匹倒す」ことです。カルボウを相棒にしたまま、GOロケット団とのバトルやレイドバトルなどでゴーストタイプのポケモンを探し、合計30匹倒す必要があります。グレンアルマがエスパータイプを条件とするのに対し、ソウブレイズはゴーストタイプを条件としており、この対比が非常に興味深い点です。
この二つの条件を満たし、最後に「カルボウのアメ」を50個消費することで、ソウブレイズへの進化が可能となります。原作ファンにとっては、この進化方法がゲームのバージョンによる違いをバトルという形で再現していることに、深いこだわりを感じられるかもしれません。
進化の注意点:相棒設定の重要性
カルボウをグレンアルマやソウブレイズに進化させる過程で、多くのトレーナーが見落としがちな、しかし非常に重要な注意点があります。それは、進化条件である「エスパータイプまたはゴーストタイプのポケモンを30匹倒す」というタスクを、必ずしも相棒にしているカルボウ自身で達成する必要はない、という点です。
この仕様は、トレーナーにとって大きな助けとなります。カルボウは進化前のポケモンのため、最大CPも低く、バトルでの活躍はあまり期待できません。もしカルボウ自身で30回の勝利を収めなければならないとしたら、進化の難易度は非常に高くなっていたでしょう。
しかし、実際にはカルボウを相棒に設定してさえいれば、手持ちの他の強力なポケモン、例えばエスパータイプの弱点を突けるダークライやバンギラスなどを使ってバトルに勝利しても、きちんとカウントは進んでいきます。これにより、トレーナーはバトルに集中し、効率的にタスクを達成することが可能です。
この親切な設計は、進化のプロセスを不必要に複雑にせず、プレイヤー体験を重視した結果と言えるでしょう。進化させる際は、カルボウが相棒になっていることだけを確認し、バトルは手持ち最強の布陣で挑むのが賢明です。
カルボウの入手方法:まずはタマゴから

カルボウの進化方法を理解したところで、次はその進化元となるカルボウ自体の入手方法について解説します。現在、ポケモンGOにおいてカルボウを入手する主な方法は、タマゴからのふ化のみとなっています。野生での出現は確認されておらず、レイドバトルやフィールドリサーチのタスク報酬としても登場していません。
カルボウが初めてポケモンGOに実装されたのは、2024年3月の「TVアニメコラボイベント」の時でした。このイベント期間中は、2km、5km、10kmの全てのタマゴからカルボウがかえる可能性があり、特にふ化距離の長い10kmタマゴからは、より高い確率で出現するように設定されていました。
イベントが終了した現在も、カルボウは特定のタマゴのラインナップに含まれていますが、どの距離のタマゴから、どの程度の確率で入手できるかは、ゲーム内のシーズンやイベントによって変動します。
このように、入手方法がタマゴに限定されていることは、カルボウの希少性を高める一因となっています。カルボウを入手するためには、積極的にタマゴを「ふかそうち」にセットし、地道に歩いて距離を稼ぐことが不可欠です。この仕様は、プレイヤーにゲームの基本的なプレイループである「歩くこと」を促す、巧みなゲームデザインと言えるでしょう。
カルボウ進化先比較と条件達成の効率的な攻略法
- グレンアルマとソウブレイズ、どっちが強い?
- エスパータイプ30匹を最速で倒す方法
- ゴーストタイプ30匹を効率良く探すコツ
- 他の相棒進化ポケモンとの違い
グレンアルマとソウブレイズ、どっちが強い?

カルボウの進化先であるグレンアルマとソウブレイズ。どちらも魅力的なポケモンですが、トレーナーとしてはその性能差が気になるところでしょう。ここでは、二体の能力を客観的に比較し、どちらに進化させるべきかの判断材料を提供します。
まず基本的な性能を比較すると、最大CPや耐久力(HPと防御力の合計値)ではグレンアルマがわずかに上回りますが、攻撃力ではソウブレイズが少し高いという、絶妙なバランスになっています。
重要なのはタイプ相性です。グレンアルマは「ほのお・エスパー」、ソウブレイズは「ほのお・ゴースト」というユニークな複合タイプを持っています。現在のGOバトルリーグの環境を考慮すると、ソウブレイズのゴーストタイプは、環境に多いギラティナ(アナザーフォルム)やクレセリアといった強力なポケモンに対して効果的に戦えるため、より活躍の機会が多いと評価されています。一方、グレンアルマのエスパータイプも強力ですが、あくタイプやゴーストタイプの技が弱点となる場面も少なくありません。
レイドバトルにおいては、どちらもそれぞれのタイプのアタッカーとして活躍できますが、エスパータイプにはミュウツー、ゴーストタイプにはギラティナ(オリジンフォルム)といった、さらに強力なライバルが存在します。
結論として、GOバトルリーグでの活躍を重視するならば、耐性面で優れ、環境に適したソウブレイズへの進化を優先するのがおすすめです。もちろん、見た目の好みや、手持ちのポケモンとのバランスで選ぶのも一つの楽しみ方です。
項目 | グレンアルマ | ソウブレイズ |
タイプ | ほのお / エスパー | ほのお / ゴースト |
最大CP | 3628 | 3586 |
攻撃力 | 234 | 239 |
防御力 | 185 | 189 |
HP | 198 | 181 |
GBLでの評価 | 環境次第で活躍 | 優秀な耐性と技で活躍しやすい |
レイドでの評価 | エスパーアタッカーとして | ゴーストアタッカーとして |
エスパータイプ30匹を最速で倒す方法

グレンアルマへの進化条件である「エスパータイプのポケモンを30匹倒す」というタスク。これを最も速く、そして確実に行うための最適な方法が存在します。それは、チームリーダーとのトレーニング機能を活用することです。
具体的な手順は、まずバトル画面から「トレーニング」を選択し、チームミスティックのリーダー「ブランシェ」との対戦を選びます。そして、対戦リーグは「マスターリーグ」を選択してください。ブランシェがマスターリーグで繰り出す2番手のポケモンは「メタグロス」で、このポケモンは「はがね・エスパー」タイプです。つまり、この方法を使えば、いつでも好きな時に、確定でエスパータイプのポケモンと戦うことができるのです。
攻略のコツは、メタグロスを倒した時点でバトルを降参し、すぐにまた再戦することです。これにより、余計なバトル時間を短縮し、メタグロスとの対戦だけを高速で繰り返すことが可能になります。1回のバトルにかかる時間はおよそ1分弱。この方法なら、30分から40分程度でタスクを完了させることができるでしょう。
このほか、GOロケット団のしたっぱが出現した際に、「見えない力を使うエスパーに驚くのはまだ早いぜ!」というセリフを言っていた場合、そのしたっぱはエスパータイプのポケモンを使ってきます。これもタスクを進める良い機会ですが、確実性と速度を求めるなら、ブランシェとのトレーニングが圧倒的におすすめです。
ゴーストタイプ30匹を効率良く探すコツ

ソウブレイズへの進化条件である「ゴーストタイプのポケモンを30匹倒す」タスクは、エスパータイプを探すよりも少し工夫が必要です。なぜなら、ブランシェとのトレーニングのように、確定でゴーストタイプのポケモンと戦えるオンデマンドな方法が存在しないためです。しかし、いくつかのコツを知っておくことで、効率的にタスクを進めることは可能です。
最も安定してゴーストタイプと戦える方法は、GOロケット団のしたっぱを探すことです。「ケケケッ!」という不気味な笑い声のセリフを言うしたっぱは、ゴーストタイプのポケモンを専門に使ってきます。気球や黒くなったポケストップをこまめにチェックし、このしたっぱを見つけることが、タスク達成への近道となります。
次に有効なのは、ゴーストタイプのポケモンが出現しやすい時間帯や天候を狙うことです。一般的に、ゴーストタイプのポケモンは夜間(ゲーム内時間が夜の表示)に出現率が上がると言われています。夜にプレイ時間を確保できるなら、野生での遭遇も期待できるでしょう。
また、期間限定のイベント、特にハロウィンの時期には、ゴーストタイプのポケモンが大量発生します。もし急いでいなければ、こうしたイベントを待つのも一つの手です。
さらに、レイドバトルにギラティナやゲンガーなどのゴーストタイプのボスが登場している場合は、積極的に参加することでカウントを稼ぐことができます。これらの方法を組み合わせ、状況に応じて最適な手段を選ぶことが、効率的な攻略の鍵となります。
他の相棒進化ポケモンとの違い

ポケモンGOには、カルボウのように相棒に設定することで特殊な進化を遂げるポケモンが数多く存在します。カルボウの進化方法が、これら他のポケモンと比べてどのような特徴を持つのかを理解することで、ゲームデザインの奥深さをより感じることができるでしょう。
相棒進化の条件は、大きくいくつかのカテゴリーに分類できます。最も一般的なのは「歩行距離」で、イーブイをエーフィやブラッキーに進化させるための10kmや、ヒンバスをミロカロスにするための20kmなどが代表例です。
次に、「特定のアクション」を要求されるものがあります。ガラルカモネギをネギガナイトに進化させるための「エクセレントスローを10回投げる」などがこれにあたります。
そして、カルボウが属するのが「バトル関連タスク」のカテゴリーです。このカテゴリーには、オコリザルをコノヨザルに進化させるための「エスパーまたはゴーストタイプのポケモンを30匹倒す」という、カルボウと非常によく似た条件を持つポケモンが存在します。
しかし、カルボウの進化が決定的にユニークなのは、倒すポケモンの「タイプによって進化先が分岐する」という点です。オコリザルの場合はエスパーかゴーストのどちらかを倒せばコノヨザルという一つの進化先にたどり着きますが、カルボウはエスパーならグレンアルマ、ゴーストならソウブレイズと、プレイヤーの行動が直接進化の枝分かれを決定します。これは、既存のシステムを応用しつつも、プレイヤーに選択の楽しみを与える新しい試みと言えるでしょう。
進化方法の分類 | ポケモンの例 | 進化条件 |
歩行距離 | イーブイ | 相棒にして10km歩き、昼/夜に進化 |
ヒンバス | 相棒にして20km歩いて進化 | |
特定のアクション | ガラルカモネギ | 相棒にしてエクセレントスローを10回投げる |
捕獲タスク | ヤンチャム | 相棒にしてあくタイプのポケモンを32匹捕まえる |
バトルタスク | ガラルデスマス | 相棒にしてレイドバトルで10回勝利する |
バトルタスク(分岐) | カルボウ | 相棒にしてエスパー30匹勝利(グレンアルマ) |
相棒にしてゴースト30匹勝利(ソウブレイズ) |
総括:ポケモンGOのカルボウ進化方法は、選択と戦略が鍵となる
この記事のまとめです。
- カルボウはパルデア地方で初登場したほのおタイプのポケモンである
- ポケモンGOではタマゴからのみ入手可能である
- 進化先はグレンアルマとソウブレイズの2種類に分岐する
- 進化にはカルボウを相棒に設定することが必須である
- グレンアルマへの進化にはエスパータイプ30匹の討伐が必要である
- ソウブレイズへの進化にはゴーストタイプ30匹の討伐が必要である
- どちらの進化にもカルボウのアメが50個必要である
- 進化タスクのバトルはカルボウ自身で行う必要はない
- グレンアルマはほのお・エスパータイプである
- ソウブレイズはほのお・ゴーストタイプである
- 性能面では、GOバトルリーグにおいてソウブレイズがやや優勢と評価される
- エスパータイプ討伐は、チームリーダー「ブランシェ」とのトレーニングが最速である
- ゴーストタイプ討伐は、GOロケット団の「ケケケッ!」のしたっぱが効率的である
- カルボウの進化方法は、倒すポケモンのタイプで進化先が決まるユニークな仕様である
- この仕様は、他の相棒進化ポケモンにはない特徴である