アニメ「ポケットモンスター リコとロイの旅立ち」に登場する「ドット」というキャラクターについて、「男の子?女の子?」という疑問を抱いた方は多いのではないでしょうか。紫の前髪で目が隠れた中性的な見た目、一人称が「ボク」という話し方、そしてほとんど部屋から出てこない引きこもり気質——これらが重なって、視聴者の間でも性別についての議論が続いていました。この記事では、ドットの性別について公式で明らかになっている情報をご紹介するとともに、彼女のもう一つの顔である人気動画配信者「ぐるみん」の正体や、リコ・ナンジャモとの関係、手持ちポケモンなど、ドットというキャラクターの魅力を幅広くお伝えします。
- ドットの性別は公式で「女の子」と明かされている
- 正体は人気動画配信者「ぐるみん」で、着ぐるみを着て配信している
- 一人称「ボク」と中性的な外見が性別の誤解を生む要因となっている
- リコやロイとの交流を通じて引きこもりから脱し、成長していく
アニポケ「ドット」の性別は公式で女の子と明らかになっている
- 性別が決まった経緯と公式の明言
- 中性的な外見と「ボク」一人称で誤解される理由
- ドットのプロフィールと基本情報まとめ
- ぐるみんとしての正体とキマワリ着ぐるみ活動
ドットの性別は「女の子」——公式で決まった理由

ドットの性別については、公式のさまざまな情報が一貫して「女の子」であることを示しています。決定的な場面となったのは、アニメ第41話「キョーレツかーちゃん現る!」です。このエピソードでドットの母親であるブランカが登場し、娘のことを心配する会話の中でドットのことをはっきりと「娘」と呼んだことで、長らく続いた性別に関する議論に終止符が打たれました。
また、ドットはマードックの姪っ子として公式に紹介されています。日本語において「姪」という言葉は女性を指す言葉であり、この情報だけでも性別は女性と明確に定まっています。さらに、アニメ制作側もドットを「れっきとした女の子」と公式に明言しており、キャラクター設定資料でも一貫して女性として扱われているとのことです。
声優の青山吉能さんもインタビューでドットを女性キャラクターとして言及しており、制作陣・声優陣・公式資料がどれも一貫してドットを女性キャラクターとして扱っています。作中では母親ブランカとの関係も描かれており、家族構成からも女性であることが裏付けられています。
視聴者の間では、マードックに「姪」と呼ばれるシーンが出るまで男の子だと思っていたとの声も多くあります。あるファン掲示板では「作中では誰も性別を間違えないのがすごいギャップだ」という意見も見られるほど、ドットのキャラクター造形はファンに深い印象を与えています。

性別を誤解しやすい理由——中性的な外見と「ボク」一人称

ドットの性別がここまで議論になった理由は、そのキャラクターデザインと言動にあります。まず外見について、紫色の天然パーマ前髪が両目を隠す、ファンの間では「メカクレ」と呼ばれるデザインで、表情が読み取りにくい造形になっています。体格は小柄でリコやロイより身長が低く設定されており、ダボっとしたパーカーを普段着としているため体のラインも分かりにくいデザインです。
そしてもう一つの大きな要因が一人称です。ドットは自分のことを「ボク」と呼びます。日本語では「ボク」は主に男性が使う一人称とされているため、「ぼくっ娘」というキャラクター属性を知らない視聴者からは「男の子なのでは?」という推測が生まれるのも自然なことでした。なお、ドットがナンジャモのファンであることから、憧れの存在であるナンジャモに影響されて「ボク」という一人称を使っている可能性があるとの指摘もあります。
ファン掲示板では「精神性もバトル物の男主人公」「女の子要素はマジで設定にある文字しかない」という声も見られます。また「たまに女扱いされると驚く人がいる」という視聴者反応も確認されています。「目つき鋭いのが格好いい」「お目々がイケメンより」など外見のかっこよさへの言及も多く、性別を超えたキャラクターとしての魅力を多くのファンが感じているようです。
一方で、このような中性的なデザインは視聴者に先入観を持たせない意図があるとも考えられています。性別という先入観にとらわれず、一人の人間として内面や成長に目を向けさせるための、意図的な演出とも言えるでしょう。

ドットの基本プロフィール——アニポケ Horizons の第三の主人公

ドットはアニメ「ポケットモンスター」第8シリーズ「リコとロイの旅立ち」の登場人物です。「ライジングボルテッカーズ」の6人目のメンバーで、年齢はリコやロイと同程度とされています。ゲーム「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」には登場しないアニメオリジナルのキャラクターです。
若くしてITの才能に長け、情報収集とソフト面での支援を担当しており、ライジングボルテッカーズが使う専用アプリの作成者でもあります。常にブレイブアサギ号の一室に籠りきりで、モリー曰く「見かけたらレア」な存在として描かれています。
基本的に部屋から出ないため、食事に全く興味を持たず、一日分の栄養が摂れる非常食用のグミのみで過ごしています。好きなものは新発見やワクワクするもので、伝説のポケモンを封じている道具などの神秘的なものを好むとされています。
テラスタルデビュー編からは本格的にポケモンバトルを行うようになり、リコ・ロイと三人で行動する機会が増えました。これにより実質的にリコ・ロイと並ぶ第三の主人公のポジションとなっています。

正体は人気動画配信者「ぐるみん」——着ぐるみの中の真実

ドットには、引きこもり気質な普段の姿とはまったく異なる「もう一つの顔」があります。それが「ぐるみん」という名の人気動画配信者です。ドットはハイテンションでポケモンに関する豆知識や考察を配信するカリスマ的存在として活動しており、そのキャラクターの人気は絶大で、主人公のリコも大ファンとして熱烈に支持していました。
配信時はキマワリ(S4ではニドリーナとも言及されている)の着ぐるみを着用して顔は一切出さないスタイルを貫いています。「ぐるみん」としての活動はアサギ号内では公然に行われており、編集部屋からはしばしば動画のBGMが漏れ聞こえていたほか、クワッスもペット用の扉から自由に出入りしていたとのことです。
リコはドットの正体がぐるみんであるとは、本人から打ち明けられるまでまったく気づきませんでした。ドット自身も照れくさくなってしまい即座に正体を明かせず、半端な対応を続けたことでリコに「ぐるみんのガチファン」という誤解を与えてしまったという経緯があります。
配信活動を通じてドットはチームで唯一の有職者となっており、配信収益で活動資金を得ているという設定があります。ぐるみんとしての口上「映えてバズって、輝いちゃえ!」はテラスタル使用時の決め台詞にもなっています。動画投稿を始める以前はナンジャモのファンで、彼女に感化されて配信活動を始めた経緯があります。

ドットのキャラクターとリコ・ナンジャモとの関係
- 声優・青山吉能とキャラクターの演じ分け
- 家族構成——叔父マードックと母ブランカ
- リコとの友情とチームへの正式加入
- ナンジャモとの師弟関係とコラボ配信
- 手持ちポケモンとバトルスタイル
声優・青山吉能が演じるドットとぐるみんの2つの顔

ドットの声優は青山吉能(あおやま よしの)さんです。物静かでボソボソと話す「ドット」と、ハイテンションで早口な「ぐるみん」という、まったく異なる2つの人格を一人で演じ分けています。特にぐるみんとしての配信シーンでは、エネルギッシュな声でキャラクターの魅力を最大限引き出していると評されています。
青山吉能さんは声優ユニット「Wake Up, Girls!」のリーダーとしても活躍した経歴を持ち、歌唱力にも定評があります。EDのラップもぐるみん状態なら曲をやや追い越すほどのハイテンポでしっかり歌い上げる描写があるとのことです。
アニポケのインタビューでは、「ぼっち・ざ・ろっく!」のイベントで着ぐるみを着た経験に触れ、「私なら15分が限界。配信中ずっと着ているドットは凄い」と評しているとのことです。ファン掲示板では「後藤の人じゃなくてWUGとときめきアイドルの人」として認識されているという声も見られます。

ドットの家族構成——叔父マードックと母ブランカの存在

ドットの家族関係は、彼女のキャラクターを理解する上で重要な要素です。ライジングボルテッカーズの料理担当メンバーであるマードックはドットの叔父(ブランカの兄)にあたります。ドットがブレイブアサギ号に乗船しているのは、この叔父マードックとの関係があったためです。
マードックはドットのことを何かと気遣っており、彼女の引きこもり気質を良くないと考えているとのことです。そのため、ドットの好みに合わせたスイーツを開発し、部屋から誘い出そうとする場面も描かれています。
第41話「キョーレツかーちゃん現る!」で登場した母ブランカは、娘ドットのことを「娘」と呼んだことで性別が決まった決定的なシーンとなりました。ブランカはドットとは正反対の明るくエネルギッシュで少しおしゃべりな性格の持ち主で、マードックの妹であることも明かされています。
ドットとブランカは「ぼくは、ここにいたい!」という言葉とともにルガルガンを使ったポケモンバトルで「このチームに正式に残りたい」という思いをぶつけ合いました。なお、ドットの名前の由来はアローラの元ネタであるハワイ産の宝石「ペリドット」ではないかとの考察があります。また、マードックとブランカがアローラ初出のイワンコ系統を手持ちにしていることからドットがアローラ出身ではないかとの考察もありますが、どちらも定まってはいません。
リコとの友情——引きこもりが心を開いていくまでの過程

当初、リコとロイがドットに接触しようとしても「どうして放っておいてくれないんだ」と辟易した様子を見せていました。しかし、リコがぐるみんの大ファンだと知り、「あまり邪険にするのも悪い気がする」と少しずつ不器用な交流を開始していきました。
エクスプローラーズのスピネルとの対決(ペンダント奪還戦)を経て、両者は対等の友人としての関係を確立しました。ドットは自分がぐるみんであることをリコに明かし、彼女を大いに驚かせた経緯もあります。ブランカに連れ戻されそうになった際、「ぼくは、ここにいたい!」と自分の意志をはっきり伝えて正式加入を果たしたシーンは、多くの視聴者の胸を打ちました。
リコが記憶を失った際には、監視カメラチェックと配信を通じた情報収集でリコ探しをサポートするなど、ドットの持ち味を活かした活躍も見せたとのことです。リコとロイのカレー作りを通じた励ましによって自分の殻に閉じこもった状態から立ち直ったシーンも、視聴者から高く評価されています。作中では、この二人の関係性を「ポケモンを介さない」コミュニケーションで絆を深めた新しい友情の形として表現されています。
憧れの「ナンジャモ姐さん」との関係とコラボ配信

ナンジャモはパルデア地方ハッコウシティのジムリーダーで、同じく動画配信者として活躍している人物です。ドットは彼女を「ナンジャモ姐さん」と呼んで慕っており、もともとナンジャモのファンだったことが「ぐるみん」として配信活動を始めるきっかけになったとのことです。
ナンジャモからは当初「生ぐるみん氏」と呼ばれていましたが、テラスタル基礎試験でバトルした後は「ドット氏」と呼び名を改められました。このテラスタル基礎試験ではナンジャモと対戦し、惜敗ながらもテラスタルを使いこなしたことで称賛され合格したとのことです。
リコが記憶を失った際、ドットはナンジャモに助けを求め、「クイズ!街角ガールを探せ!」という緊急コラボ配信が実現しました。この経験でドットは自分の得意とする情報収集やネット活用を駆使して大切な友達を救い出すことができ、大きな自信と成長をもたらしたとの報告があります。
ドットがブレイブアサギ号に乗ることを決意したきっかけとなったのも、ナンジャモの言葉だったとのことです。ドットが送信したコメントに対し、ナンジャモは「じっとしてたってその限界は無くなんない、だから動くんだよ!」と助言し、この言葉が背中を押したと伝えられています。
手持ちポケモンとバトルスタイル——知性的な司令塔型

ドットのパートナーポケモンはクワッスです。番組当初から共にいましたが、第15話で「ドットのポケモンではなかった」と判明し、第16話で正式にゲットして公式パートナーとなりました。クワッスは第59話でウェルカモに進化しています。手持ちとしては他に、第39話にゲットしたとされるカヌチャン(デカヌチャンに進化)と、第105話にゲットしたとされるコレクレーが加わっているとのことです。
バトルの前になると相手のタイプ・弱点・戦法を解説してからおさらいする傾向があるとのことです。直進的なロイ、感覚的なリコと対照的に、状況を見てから作戦を立てる知性的なバトルスタイルを好みます。砂地にみずでっぽうをまいてミミズズの退路を断つ、下段攻撃をしっかり当てるなど環境を利用した戦略が持ち味です。
リコ・ロイとの集団戦ではドットが司令塔を務め、彼女の作戦を起点にバトルを行います。本気モード時は「自分スイッチ、オン!」という決め台詞と共に前髪を上げる仕草を見せます。これは母ブランカも「母ちゃんスイッチ、オン!」という掛け声で同様の仕草をしているため、その影響と考えられています。オレンジアカデミーの研修でテラスタルオーブを手に入れ、テラスタル使用時の口上は「映えてバズって、輝いちゃえ!」です。
ポケモン「ドット」の性別とぐるみんの正体まとめ
この記事のまとめです。
- ドットの性別は公式に「女の子」と定まっている(第41話でブランカが「娘」と呼んだシーンが決定打)
- マードックの姪として紹介されており、「姪」という日本語表現でも女性であることが明確
- 中性的な外見(前髪で目が隠れた小柄なデザイン)と一人称「ボク」が性別を誤解させる主な要因とされている
- 正体は人気動画配信者「ぐるみん」で、着ぐるみをまとって顔を出さずに配信活動を行っている
- 声優は青山吉能さんで、物静かなドットとハイテンションなぐるみんを見事に演じ分けている
- 叔父マードックと母ブランカという家族構成を持ち、ブランカの登場で正式メンバーへの加入を果たした
- リコとの友情は「ポケモンを介さないコミュニケーション」として描かれており、互いの弱さに寄り添い合うかたちになっている
- ナンジャモを「ナンジャモ姐さん」と呼んで慕い、配信者同士としての師弟関係を築いている
- 手持ちポケモンはウェルカモ(元クワッス)・デカヌチャン(元カヌチャン)・コレクレー
- バトルでは「自分スイッチ、オン!」と前髪を上げてから知性的な作戦を展開する
- ゲームには登場しないアニメオリジナルキャラクターで、引きこもりから成長する物語が多くの視聴者に共感を得ている
- テラスタルデビュー編以降は第三の主人公的ポジションを担い、リコ・ロイと三人で行動する機会が増えた
- ナンジャモの「じっとしてたってその限界は無くなんない、だから動くんだよ!」という言葉がブレイブアサギ号乗船の決意につながったとのことです
- 「ドット絵」という言葉との混同は検索でよく起こるが、キャラクターのドットとゲームのドット絵は無関係
- 今後もリコ・ロイとの旅の中でさらなる成長が期待されるキャラクター

