「ぽこ あ ポケモン」って、あつ森のパクリなんじゃないの?そんな疑問を持って検索してきた方も多いのではないでしょうか。
2025年9月のNintendo Directで突如発表された「ぽこ あ ポケモン」は、ポケモンシリーズ初のスローライフ・サンドボックスゲームとして大きな話題を呼びました。PVを見た瞬間、SNSでは「あつ森っぽい」「パルワールドの雰囲気がある」といった声が相次ぎ、「ぽこ あ ポケモン パクリ疑惑」というワードがすぐに広まりました。
確かに、のどかな街づくりの映像や、ポケモンたちが日常に溶け込む演出は、あつ森を連想させる部分があります。また、コーエーテクモゲームスが開発に参加しているという情報から、ビルダーズシリーズとの類似を指摘する声も出ています。
しかし、ジャンルが似ているからといって、本当にパクリと呼べるのでしょうか。この記事では「ぽこ あ ポケモン パクリ疑惑」を正面から取り上げ、あつ森・マイクラ・パルワールド・ビルダーズとの具体的な違いを丁寧に解説します。開発経緯からファンの反応まで、気になるポイントをひとまとめでお伝えします。
- ぽこ あ ポケモンは2026年3月5日発売のNintendo Switch 2専用スローライフ・サンドボックスゲーム
- タイトル「ぽこ あ」はイタリア語の「poco a poco(少しずつ)」に由来する
- パクリ疑惑が生まれる背景にはジャンルの構造的な類似性がある
- コーエーテクモゲームスが開発参加している経緯と各タイトルとの違いを解説
ぽこ あ ポケモンとはどんなゲーム?発売日・基本情報と開発の背景
- 発売日・価格・対応機種などゲームの基本情報
- 「ぽこ あ」の意味と込められたコンセプト
- 開発経緯とゲームフリーク×コーエーテクモの共同開発体制
- メタモン主人公・わざ活用・生息地づくりなど主な特徴
発売日・価格・対応機種などゲームの基本情報

「ぽこ あ ポケモン」(英題:Pokémon Pokopia)は、2026年3月5日(木)に発売されるNintendo Switch 2専用のゲームソフトです。ジャンルはスローライフ・サンドボックスゲームで、ポケットモンスターシリーズのスピンオフ作品に位置づけられています。
価格は8,980円で、パッケージ版とダウンロード版の2種類が用意されています。パッケージ版はキーカード方式となっており、従来のゲームカードとは異なる仕様です。プレイ人数は1〜4人に対応しています。
開発は株式会社ポケモン、株式会社ゲームフリーク、株式会社コーエーテクモゲームスの3社が共同で担当しています。発売については、日本国内は株式会社ポケモンが、その他の地域は任天堂が担います。
予約受付はダウンロード版が2025年11月12日(水)から、パッケージ版が2025年11月13日(木)からそれぞれ開始されました。予約開始後まもなく、Amazon.co.jpのテレビゲームストアの週間予約数ランキング(2025年11月30日〜12月6日)で本作が首位を獲得したとファミ通が報じており、発売前から高い注目を集めていることがわかります。
本作はポケモンシリーズとして初めてスローライフ・サンドボックスというジャンルに挑戦した作品であり、これまでのシリーズとは一線を画す新しい体験を提供します。

「ぽこ あ」の意味と込められたコンセプト

タイトルに含まれる「ぽこ あ」という言葉は、イタリア語の「poco a poco(ポコ・ア・ポコ)」をアレンジして付けられたものです。これはWikipediaに掲載されたファミ通のインタビュー情報でも確認されており、その意味は「少しずつ、段々と」です。Weblio辞書でも「ポコアポコ(poco a poco)はイタリア語で少しずつの意味」と記されており、音楽用語としても使われる表現です。
公式キャッチコピーは「すこしずつ、すこしずつ。作ろう、みんなで暮らす街。」です。この言葉が示すように、本作の根底にあるのは「再生」と「共生」というコンセプトです。荒れ果てた土地にポケモンたちと一緒に街を作り上げていく過程に、ゆっくりとした時間の積み重ねが込められています。
また、ゲームタイトルについてWikipediaでは、「本作を特徴付けるゆるい雰囲気やスローライフのシステムに、ポケモンのゲームであることを加味し」付けられたと記されています。急いで街を完成させる必要も、誰かと競い合う必要もなく、文字通り少しずつ自分のペースで世界を彩っていくスタイルが、このタイトルに凝縮されています。
ゲームデザイン全体がこの「ポコ・ア・ポコ」の精神に基づいて設計されていると考えられており、音楽テーマには「復興と回復」と「創造と変身」という2つのテーマが設けられています。当初は「復興と回復」のみにする予定でしたが、メタモンに焦点を当てた「創造と変身」がゲームフリークとの話し合いにより追加されたとWikipediaに記されています。
開発経緯とゲームフリーク×コーエーテクモの共同開発体制

「ぽこ あ ポケモン」の開発は、ゲームフリークの大森滋が企画を主導しました。ファミ通のインタビュー(2026年2月16日付)によると、企画のスタートは「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」の開発を終えた頃からで、はじめは3人ほどの小規模チームで試作が行われました。
大森は2001年にゲームフリークに入社し、初仕事として「ポケットモンスター ルビー・サファイア」のマップに草むらを配置することを担当しました。このとき、草むらを置くとその地域に生息するポケモンが現れる様子が面白いと感じたことが、本作のアイデアの源となっています。「フシギダネたちと出会って技を覚え、草むらを作れるようになったところで他のポケモンとも交流できるようになり、できることも増える」という仕組みは開発初期から存在していたものの、当初はサンドボックスよりシミュレーター寄りの設計でした。
その後、半年ほどでイメージPVを制作して株式会社ポケモンにプレゼンを行いましたが、このときゲームフリークにはサンドボックスゲームの開発ノウハウがありませんでした。そこでポケモンからサンドボックス開発経験のあるコーエーテクモゲームスを紹介され、社内ブランドであるオメガフォースを主体として本格的な開発がスタートしました。チーフディレクターの枝川拓人はファミ通とのインタビューで、オメガフォース開発作品の中でも過去一番くらいの人数が関わったと語っています。
また、流出したプロトタイプについてはリーク情報を扱うアカウント「CentroLeaks」によると、Unityエンジンで制作されており、公式版とは異なるピクセルアート調のビジュアルだったと伝えられています。プロトタイプ版ではポケモンが自動でリソース収集や建築を行うシステムだったとの報告もありますが、これはリーク情報であるため正確性については確認が取れていません。

メタモン主人公・わざ活用・生息地づくりなど主な特徴

「ぽこ あ ポケモン」では、主人公として人間の姿に変身したメタモンを操作します。荒廃した街をポケモンたちと協力しながら復興させていくことが、ゲームの中心的な目標です。
本作最大の特徴は、出会ったポケモンのわざを覚えて、街づくりに活かせるというシステムです。例えば、みずでっぽうで枯れた草に水分を与えて緑の草むらに変え、いわくだきで岩を壊して素材を集め、いあいぎりで木を切って木材を入手します。また、ラプラスの姿に変身してなみのりで海を渡ったり、カイリューに変身してかっくうで大空を飛んだりと、メタモンの変身能力を活かした移動手段が用意されています。
街づくりには「生息地」システムが採用されており、草や岩などを決まった数だけ配置すると「生息地」ができあがり、対応するポケモンがやってきます。このポケモンたちからわざを学ぶことで、できることが増えていくというゲームサイクルが本作の核心です。
登場するポケモンは107種類以上が確認されており、新ポケモンとして「モジャンボ(はかせ)」「ドーブル(ペインター)」「ピカチュウ(うすいろ)」「カビゴン(こけむし)」の4匹が登場します。ゲーム内時間は現実世界と連動しており、最大4人のマルチプレイにも対応しています。
ぽこ あ ポケモンのパクリ疑惑を丁寧に検証―各タイトルとの違い
- なぜパクリ論が出るのか?ジャンルの性質と類似点の理由
- あつ森・マイクラとの比較―スローライフでも目的が根本的に違う
- パルワールド・ビルダーズとの比較とコーエーテクモ参加の意味
- ファンの反応と公式タイトルとしての独自性
なぜパクリ論が出るのか?ジャンルの性質と類似点の理由

「ぽこ あ ポケモン」をGoogleで検索すると、「あつ森」「パクリ」「ビルダーズ」といったサジェストがヒットします。PVが公開された直後、SNSでは「あつ森っぽい」「パルワールドの雰囲気」という反応が広がりました。なぜこれほどパクリ論が起きやすいのでしょうか。
理由のひとつは、生活系ゲームというジャンルの性質にあります。「畑」「建築」「共同作業」など、スローライフ・サンドボックス系のゲームはその構造が似やすいという性質を持っています。また、本作のPVの雰囲気があつ森やパルワールドを連想させる部分があることも、その一因です。さらに、ポケモンが「生活を手伝う」という描写がシリーズ初の試みとして話題になったことも、比較を生みやすくしています。
しかし、スローライフやサンドボックスというジャンルは、RPGやアクションと同様に確立されたひとつのジャンルです。ひとつの参考になる事例として、2023年にSteamでリリースされた「8番出口」には類似ゲームが多数リリースされましたが、これらは「8番出口ライク」と呼ばれ、パクリとはされていません。ジャンルや雰囲気が似ているだけでパクリとしたら、世のほとんどのゲームがパクリになってしまいます。類似点はジャンルの性質から自然に生まれたものと言えるでしょう。
あつ森・マイクラとの比較―スローライフでも目的が根本的に違う

「ぽこ あ ポケモン」があつ森と比較される理由は、スローライフ寄りの世界観、キャラクターが日常に溶け込む演出、そして人と生き物が共存するゆるやかな雰囲気にあります。PVで見られる街並みや、ポケモンが生活をサポートする様子は確かにあつ森を思わせる部分があります。
ただし、根本的な目的は異なります。あつ森が「孤島でのコミュニティ形成」をテーマにしているのに対して、「ぽこ あ ポケモン」はポケモンとの関係性の変化が軸となっています。また、あつ森にバトル要素はなく、「ぽこ あ ポケモン」もバトルが中心ではありませんが、ポケモンのわざを開拓・街づくりに活用できる点が他タイトルとは異なるところです。
マイクラとの違いを具体的に見ると、ツルハシの代わりにイワークの「いわくだき」で岩を壊し、ジョウロの代わりにゼニガメの「みずでっぽう」で水を撒くという形で、道具の役割をポケモンが担います。カビゴンのために特大ベッドをクラフトしてあげると実際にそこで寝てくれる、といったポケモン固有のインタラクションも用意されています。
ゲームサイクルを「あつ森のコミュニケーション要素とマイクラの自由なビルド要素をポケモン世界で融合させたイメージ」と表現するメディアもあります。ファンからは「基本的にポケモン版どうぶつの森を手に入れた」との声が寄せられていますが、ポケモン固有の生息地システムやわざ活用の仕組みなど、他タイトルにはない独自の体験が用意されています。
パルワールド・ビルダーズとの比較とコーエーテクモ参加の意味

パルワールドとの共通点としては、生き物が作業を手伝う要素や、仲間と一緒に生活を作り上げる要素が挙げられます。しかし、作品の方向性は大きく異なります。パルワールドは「生き残り」や「資源管理」が中心となっているという見方があり、パルワールドでは生き物が「労働力」として描かれる場面があるとの報告もあります。一方、「ぽこ あ ポケモン」は「癒し」と「共生」に重点を置いており、「支え合い・助け合い」という方向性が描かれています。これらの見解は個人ブログによる比較分析に基づくものですが、PVの映像からも両作品の方向性の違いは見て取れます。
ビルダーズシリーズについては、コーエーテクモゲームスが「ぽこ あ ポケモン」の開発に携わっている事実が重要です。同社はドラゴンクエストビルダーズシリーズの開発元でもあるため、ビルダーズと「ぽこ あ ポケモン」に類似点が生まれることは、開発体制の観点からも自然な結果と言えます。
「ぽこ あ ポケモン」はあつ森やビルダーズのパクリではなく、「似たゲーム」と言えるでしょう。他社のキャラクターデザインや独自のゲームシステムを模倣したわけではなく、ジャンルの共通性と開発体制から生まれた類似点に過ぎません。もし開発会社以外のゲームのキャラクターデザインや独自のゲームシステムを真似ていたならばパクリとなりますが、そうではありません。

ファンの反応と公式タイトルとしての独自性

「ぽこ あ ポケモン」の発売前評価は高く、Amazon.co.jpのテレビゲームストアの週間予約数ランキング(2025年11月30日〜12月6日)で首位を獲得したとファミ通が報じています。
先行プレイを体験したメディアからも軒並み好評価が寄せられています。ファミ通は「ちょっと遊んだら、もっともっとやりたくなるポケモン初のスローライフ・サンドボックスゲーム」と評し、Nintendo DREAM WEBは「ポケモンがいるからもっと楽しい!喜び癒される”ひとりじゃない”スローライフ」と表現しています。AUTOMATONは「サンドボックスゲームで何をしたらいいかわからない人に最適」という評価を掲載しました。
海外メディアでも「ポケモンの交流と町づくりの融合が秀逸」「ただのクラフト系ではなく、独自の魅力がある」といった評価が見られます。また、「Viva Piñata」風のポケモン育成要素とマイクラのような建築要素の融合が海外でも高く評価されています。長年マイクラのMOD「Pixelmon」や「Cobblemon」で楽しまれてきた「ポケモンとクラフトゲームの融合」が公式タイトルとして実現したとのことで、ファンから期待の声が寄せられています。
ファンの間では、PVに登場したヤドンの口調がギャルのようだというあるファンの指摘がきっかけで「ギャルヤドン」と呼ばれるファンアートが相次いで投稿されるなど、ユニークな話題も生まれています。株式会社ポケモンが自ら世に送り出す公式タイトルとして、既存作にはない独自の体験を提供する作品として期待が高まっています。
ぽこあポケモンのパクリ疑惑と魅力まとめ
この記事のまとめです。
- 「ぽこ あ ポケモン」は2026年3月5日発売のNintendo Switch 2専用スローライフ・サンドボックスゲームで、価格は8,980円
- 開発は株式会社ポケモン、ゲームフリーク、コーエーテクモゲームス(オメガフォース)の3社共同体制
- タイトル「ぽこ あ」はイタリア語の「poco a poco(少しずつ)」をアレンジしたもので、公式が付けた名前
- 公式キャッチコピーは「すこしずつ、すこしずつ。作ろう、みんなで暮らす街。」で、「再生」と「共生」が根底にある
- 主人公は人間の姿に変身したメタモンで、荒廃した街をポケモンと協力して復興させることがゲームの目標
- 出会ったポケモンのわざを街づくりに活用するシステムがマイクラや他作品との最大の違い
- 草・岩などを配置して「生息地」を作ると対応ポケモンが来る独自のゲームサイクルがある
- パクリ疑惑が生まれる理由は、スローライフ・サンドボックスというジャンルの構造的な類似性にある
- ジャンルや雰囲気が似ているだけでパクリとしたら、世のほとんどのゲームがパクリになってしまう
- コーエーテクモゲームスはビルダーズシリーズの開発元でもあり、類似点は開発体制から生まれた自然なもの
- あつ森は「孤島でのコミュニティ形成」が軸、「ぽこ あ ポケモン」はポケモンとの関係性の変化が軸で根本的な目的が異なる
- パルワールドとの違いは方向性にあり、「ぽこ あ ポケモン」は「癒し」と「共生」に重点を置いている
- Amazon予約数ランキングで首位を獲得し、ファミ通・AUTOMATON等のメディアからも高評価を得ている
- 登場ポケモンは107種類以上で、モジャンボ・ドーブル・ピカチュウ・カビゴンの新バリエーション4匹も登場
- 株式会社ポケモンが自ら世に送り出す公式タイトルとして、「ポケモンとクラフトゲームの融合」が公式に実現した作品

