【ポケモンSV】ノーマルタイプの相性と特徴!最強ランキングと覚え方【弱点・耐性】

「ノーマルタイプって、特徴がなくて地味だと思っていませんか?」

もしかすると、その認識は少し古いかもしれません。実はノーマルタイプは、弱点が非常に少なく、現在のポケモンSV環境において重要な役割を担う「玄人好み」の強力なタイプなのです。

特に『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』では、テラスタルという新要素によって、ノーマルタイプの強みがさらに引き出されています。

この記事では、ノーマルタイプの正確なタイプ相性から、一発で覚えられる語呂合わせ、そしてランクマッチでも活躍する「最強クラスのノーマルポケモン」について、数値データを基に詳しく解説していきます。

この記事のポイント
  • 相性を完全攻略:弱点が1つしかない強みと、ゴーストタイプとの特殊な関係を解説。
  • SV環境での立ち位置:テラスタルを活用した戦術や、対策必須のアタッカーを紹介。
  • 最強ポケモンランキング:ガチグマ(アカツキ)やハピナスなど、環境トップメタの強さを数値で分析。
目次

ノーマルタイプの相性表と覚え方

ノーマルタイプは、攻撃面・防御面ともに非常にシンプルですが、一部のタイプに対して極端な相性を持っています。まずは基本的な相性表を確認しましょう。

攻撃時の相性(いまひとつ・無効)

ノーマルタイプの技で相手を攻撃する場合の相性です。

  • 効果はばつぐん(2倍):なし
  • 効果はいまひとつ(0.5倍):いわ、はがね
  • 効果がない(0倍):ゴースト

ノーマルタイプは「普通」であるため、特定のタイプに対して抜群を取ることはできません。これがノーマルタイプのアタッカーが苦労する点の一つです。

一方で、硬いイメージのある「いわ」や「はがね」タイプに対してはダメージが半減されてしまいます。バンギラスやキョジオーン(いわ)、サーフゴーやハッサム(はがね)といった、環境に多いこれらのタイプには、サブウェポン(かくとう技やじめん技など)での対策が必須となります。

また、最も注意すべきなのはゴーストタイプです。ノーマル技はゴーストタイプには一切通用しません。

こだわりハチマキを持ったカイリューの「しんそく」などで強力な圧力をかける場合でも、相手にゴーストタイプ(ハバタクカミやミミッキュなど)がいるだけで、技を無効化されるリスクが常に付きまといます。この「無効化される」リスクケアが、ノーマル使いには求められます。

防御時の相性(弱点・無効)

ノーマルタイプのポケモンが攻撃を受ける場合の相性です。

  • 効果はばつぐん(2倍):かくとう
  • 効果はいまひとつ(0.5倍):なし
  • 効果がない(0倍):ゴースト

特筆すべきは、弱点が「かくとうタイプ」の1つしかないという点です。これは全18タイプの中でも非常に優秀な耐性と言えます。

弱点が少ないということは、それだけ「一撃で倒されるリスクが低い」ということを意味します。相手のパーティにかくとうタイプがいなければ、実質的に弱点なしの状態として立ち回ることができるのです。

また、防御面でもゴーストタイプの技を無効化できる点が非常に強力です。

環境に多いハバタクカミの「シャドーボール」や、サーフゴーの「シャドーボール」読みでノーマルタイプを後出し(クッション)することで、相手のターンを無駄にさせることができます。この「ゴースト透かし」は、対戦における基本的かつ重要なテクニックの一つです。

一発で覚える!相性の語呂合わせ

複雑に見える相性ですが、イメージで覚えると簡単です。以下のイメージを持っておけば、対戦中に迷うことはありません。

  • 「幽霊(ゴースト)とは互いにスルー」
  • ノーマル(普通の人)とゴースト(幽霊)は、お互いに触れることができません。こちらの攻撃も当たらなければ、相手の攻撃も当たりません。まさに「別次元の存在」としてお互いをスルーする関係です。
  • 「格闘家(かくとう)にはボコボコ」
  • 普通の人は、鍛え抜かれたプロの格闘家には勝てません。一方的に弱点を突かれてしまいます。インファイトなどの強力な技を受けるとひとたまりもありません。
  • 「硬いもの(岩・鋼)は苦手」
  • 普通の攻撃(パンチやキック)では、岩や鋼のような硬い物質を砕くのは困難です。自分の手が痛くなるだけで、ダメージがあまり通らないイメージを持ちましょう。

ノーマルタイプの特徴とSVでの立ち位置

ポケモンSV環境において、ノーマルタイプはどのような立ち位置にあるのでしょうか。その独自の強みを深掘りします。

弱点が「かくとう」だけという強み

前述の通り、弱点がかくとうタイプのみであることは最大のメリットです。

多くのタイプが複数の弱点を持つ中、弱点が1つに絞られているため、対策がしやすいという特徴があります。

例えば、持ち物「ヨプのみ」を持たせることで、一度だけ格闘技のダメージを半減させることができます。これにより、本来なら倒されていたはずの攻撃を耐えて、反撃に転じることが可能です。

また、ノーマル飛行(ムクホークなど)やノーマルエスパー(リキキリンなど)といった複合タイプになることで、格闘等倍以下に抑えつつ、他のタイプの耐性を得られるケースもあります。

特にSV環境では、ウーラオスやテツノカイナといった強力な格闘タイプが存在するため、彼らの攻撃をどう凌ぐかが重要ですが、逆に言えば彼らさえ警戒すれば他の多くの攻撃を等倍で受け止めることができる安定感があります。

技のレパートリーと「テラスタル」

ノーマルタイプのポケモンは、非常に多彩な技を覚える傾向があります。

「10まんボルト」「れいとうビーム」「かえんほうしゃ」「シャドーボール」といった、様々なタイプの高威力技を習得できるポケモンが多く、相手の意表を突くことが可能です。これにより、タイプ一致技が通らない相手(岩・鋼・ゴースト)に対しても、的確な弱点攻撃を行うことができます。

さらに、SVの新要素「テラスタル」との相性が抜群です。

  • ゴーストテラスタル:唯一の弱点である格闘技を無効化できます。これにより、相手の格闘技(インファイトやドレインパンチ)を空振りさせ、大きなアドバンテージを得ることができます。ただし、テラスタル後はゴーストタイプとして扱われるため、ゴースト技が弱点になる点には注意が必要です(元のノーマルタイプのゴースト無効は維持されません)。それでも格闘技読みで発動する価値は十分にあり、多くのノーマルタイプで採用される構成です。
  • ノーマルテラス:カイリューなどが「しんそく」の威力を底上げするために採用されます。タイプ一致補正がさらに1.5倍から2倍になり、優先度+2から放たれる圧倒的な先制制圧力を発揮します。

【ポケモンSV】ノーマルタイプ最強・注目ポケモンランキング

ここでは、ポケモンSVのランクマッチ(シングルバトル)環境において、特に採用率が高く強力とされているノーマルタイプのポケモンを紹介します。

※順位付けではなく、環境への影響力が高いポケモンの紹介となります。

ガチグマ(アカツキ)

DLC「碧の仮面」で登場した、特別な姿のガチグマです。碧の仮面におけるストーリー上のボス的存在でもありました。

  • 種族値:HP113、防御120、特攻135という圧倒的な物理耐久と特殊火力を持ちます。素早さは52と低めですが、耐久を活かした撃ち合いに滅法強いです。物理アタッカーの攻撃を一発耐えてから、高火力の返し一撃で倒す動きが得意です。その耐久力は、生半可な弱点技なら余裕で耐えてしまうほどです。
  • 特性「しんがん」:これが最大の特徴であり、最強と言われる所以です。自身のノーマル技や格闘技がゴーストタイプに当たるようになります。これにより、本来ノーマルタイプを受けに来るはずのハバタクカミやミミッキュに対しても、タイプ一致技を通すことができます。さらに回避率ランクを無視するため「ちいさくなる」戦法にも強く、無類の安定感を誇ります。
  • 専用技「ブラッドムーン」:威力140、命中100の超高火力技。2回連続で出せない制約はありますが、高耐久・高火力で相手を粉砕します。この技の存在により、受け出しを許さない圧倒的な崩し性能を持っています。「あくび」や「めいそう」と組み合わせることで、相手に強烈な二択を迫ることができます。テラスタルは、弱点を消す毒やフェアリー、火力を上げるノーマルが人気です。

ポリゴン2

「しんかのきせき」を持たせることで、要塞級の耐久力を手にするポケモンです。剣盾時代にも猛威を振るいましたが、SVでもその硬さは健在です。

  • 耐久力:「しんかのきせき」により防御・特防が1.5倍になります。これにより、実数値換算でクレセリアやドヒドイデクラスの耐久力を、努力値調整次第で両立させることができます。生半可な攻撃では突破不可能なほどの硬さを誇ります。
  • 役割:「じこさいせい」で粘り強く戦う耐久型や、「トリックルーム」で素早さ関係を逆転させる始動役として活躍します。火力がインフレしているSV環境においても、一発耐えてトリックルームを展開する信頼感はピカイチです。
  • 特性:相手の特性をコピーする「トレース」、火力を上げる「ダウンロード」、後攻で威力が上がる「アナライズ」と優秀な特性が多く、相手によって柔軟な立ち回りが可能です。特に「トレース」でカイリューの「マルチスケイル」やランドロスの「いかく」をコピーできた時のアドバンテージは計り知れません。相手のエースの特性を利用してカウンターを仕掛ける動きは、ポリゴン2ならではの強みです。

イッカネズミ

見た目の可愛さとは裏腹に、凶悪な専用技を持つポケモンです。親2匹と子供1〜2匹の家族連れのようなユニークな見た目が特徴です。

  • 専用技「ネズミざん」:威力20の攻撃を最大10回行う連続技です。一見威力が低いように見えますが、特性「テクニシャン」(威力1.5倍)補正が乗れば、1発の威力が30になります。これが10発全弾命中すれば、実質威力300という破格のダメージを叩き出します。これは一般的なZ技やダイマックス技に匹敵する火力です。
  • コンボと積み技:持ち物「こうかくレンズ」で命中率を引き上げる型が主流です(命中99%でも10回全弾命中の確率は約90%程度となるため、運要素は残ります)。さらに、専用の積み技「おかたづけ」が非常に強力です。自分の攻撃と素早さを1段階上げつつ、さらに相手の「ステルスロック」や「まきびし」を除去します。これにより、全抜きエースとしての性能とサポート性能を両立できます。「アンコール」で相手の変化技を縛り、その隙に「おかたづけ」を積んで全抜きを狙う動きは、対策していないパーティを一瞬で壊滅させるパワーを持っています。

ハピナス

初代から続く、特殊受けの代名詞的存在です。SV環境においても、その特殊耐久は他の追随を許しません。

  • 種族値:HP255、特防135という数値は、全ポケモン中でもトップクラスです。伝説のポケモンであるミライドンや黒バドレックスといった超高火力の特殊アタッカーであっても、ハピナスを正面から突破することは困難です。特殊アタッカーが多い環境では、パーティに入れているだけで相手の選出を歪ませるほどの圧力を持ちます。
  • 対特殊性能と物理対策:一方で防御種族値は10と極端に低いため、物理攻撃には非常に弱いです。しかし、性格を「ずぶとい(防御↑)」にして防御に努力値を最大まで振ることで、不一致の物理技程度なら耐えられるようになります。
  • 技構成と役割:物理耐久を補うために「あまえる」で相手の攻撃を下げたり、「ステルスロック」や「でんじは」を撒いて後続のサポートをする役割もこなせます。回復技の「タマゴうみ」は必須です。また、攻撃技として特攻種族値75を活かした「シャドーボール」や「かえんほうしゃ」を採用することで、サーフゴーやハッサムへの打点を持つこともできます。
  • テラスタル:SVでは、極端に低い物理耐久を補うために防御種族値の高いタイプ(あく、フェアリーなど)へテラスタルしたり、弱点を変えるゴーストテラスタルを採用することで、苦手な物理アタッカーを強引に相手にする奇襲戦法も可能になりました。持ち物は「あつぞこブーツ」でステルスロックやまきびしを防ぐのが主流です。これにより、サイクル戦での消耗を極限まで抑えることができます。

まとめ

ノーマルタイプは、「普通」であるがゆえに奥深いタイプです。

弱点が少なく、広い技範囲を持ち、さらにSVではテラスタルによって攻防ともに強化されました。

  • 相性:攻撃時は岩・鋼・ゴーストに注意。防御時は格闘に注意しつつ、ゴースト技を無償でスカす強みを持つ。
  • ガチグマ(アカツキ):ゴーストにも当たる超火力アタッカーとして、現在のレート対戦環境でトップメタの一角。
  • ポリゴン2・ハピナス:圧倒的な耐久力で相手を詰ませる受けポケモン。「しんかのきせき」や種族値を活かした独自の役割を持つ。
  • テクニカルな戦術:イッカネズミのような連続技の鬼や、テラスタルによる耐性変化など、型が豊富で読まれにくい。

これらの特徴を理解し、自分のパーティに合ったノーマルタイプを育成してみてはいかがでしょうか。地味に見えて、実は勝利への鍵を握っているかもしれません。相性表をマスターして、対戦ランクを上げていきましょう!

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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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