ポケモン初代(赤・緑)の発売日・御三家・図鑑を解説

ポケモン初代(赤・緑)の発売日・御三家・図鑑を解説

1996年2月27日、ゲームボーイ用RPG「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されました。これがポケモン初代と呼ばれる作品で、現在まで続く大ヒットシリーズの原点となっています。

ポケモン初代では、プレイヤーがポケモントレーナーとなり、カントー地方を旅しながらポケモンを集めます。全151匹のポケモンを図鑑に登録するという目的のもと、ジムリーダーへの挑戦、ロケット団との対決、そして四天王・チャンピオンとの最終決戦が繰り広げられます。

この記事では、ポケモン初代の発売日や開発の経緯、赤・緑・青・ピカチュウの4バージョンの違い、選べる御三家3匹の特徴、図鑑に登場する151匹の一覧、ゲームの攻略の流れ、そしてファイアレッドやピカブイといったリメイク版についてまとめています。

初代に懐かしさを感じる方にも、初めてポケモン初代を知る方にも参考になる内容を解説します。

この記事のポイント
  • ポケモン初代(赤・緑)は1996年2月27日に発売され、開発は4年以上延期を重ねた
  • 御三家はフシギダネ(くさ)・ヒトカゲ(ほのお)・ゼニガメ(みず)の3匹で、最終進化はフシギバナ・リザードン・カメックス
  • 初代ポケモン図鑑には151匹が登録され、伝説ポケモンや幻のミュウも含まれる
  • 現在Switch版の初代リメイクは未発売で、Let’s Go! ピカチュウ(2018年)が最も近いSwitch版となっている
目次

ポケモン初代(赤・緑)の基本情報と歴史

  • 初代ポケモンの発売日と開発の経緯を紹介
  • 赤・緑・青・ピカチュウの4バージョンの違いを解説
  • 初代御三家の種類と特徴(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)
  • 初代ポケモン図鑑151匹の一覧と特徴
  • ゲームシステムと攻略の基本的な流れ

初代ポケモンの発売日と開発の経緯【赤・緑】

初代ポケモンの発売日と開発の経緯【赤・緑】

ポケモン初代「ポケットモンスター 赤・緑」が発売されたのは1996年2月27日のことです。対応機種はゲームボーイで、ジャンルはロールプレイングゲームです。開発はゲームフリーク・クリーチャーズ・任天堂情報開発本部が担当し、発売元は任天堂です。

ディレクターを務めたのは田尻智氏で、プロデューサーには宮本茂氏・川口孝司氏・石原恒和氏が名を連ねています。赤バージョンのパッケージにはリザードンが、緑バージョンのパッケージにはフシギバナが描かれており、この時点から2バージョン展開というポケモンシリーズ伝統のスタイルが始まりました。

ゲームの主目的は全ポケモンを集めてポケモン図鑑を完成させることです。ただしこれを1本のカセットだけで達成することはできず、友達と通信ケーブルでつないで交換し合う必要があります。この「友達との交流」というコンセプトがポケモンの根幹にあります。

開発は当初の発売予定だった1992年から何度も延期を繰り返し、実際の発売まで4年以上の歳月がかかりました。延期を重ねる中でカセット容量が拡大し、最大300匹の実装も可能になりましたが、最終的には151匹に絞られています。なお、発売日の2月27日は公式から「ポケモンの日」として指定されています。

赤・緑・青・ピカチュウの4バージョンの違い

赤・緑・青・ピカチュウの4バージョンの違い

ポケモン初代は赤・緑の2バージョン同時発売で始まりましたが、その後さらに2つのバージョンが追加されています。赤と緑の違いは特定ポケモンの出現率と種類の2点のみで、シナリオやテキストの内容は同一です。このバージョン2展開スタイルはポケモンシリーズの伝統として現在まで受け継がれています。

青バージョンは1996年10月15日に発売されましたが、一般販売ではなくコロコロコミックの通販限定販売という特別な形でした。海外では赤・青の2バージョン展開となっており、緑バージョンは日本のみの販売です。

ピカチュウバージョンは1998年9月12日に発売された作品で、通常の赤緑と大きく異なる点は最初のパートナーです。御三家3匹の代わりにピカチュウがゲーム開始時からのパートナーとなります。

売上の面では、赤・緑の合計が2904万本(2009年9月末時点出荷数)、赤・緑・青の合計では3138万本という数字が残っています。全バージョンはNINTENDO 64「ポケモンスタジアム」シリーズにも対応しており、セーブ機能は揮発性メモリとコイン型リチウム電池によるバッテリーバックアップという仕組みです。

初代御三家の種類と特徴(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)

初代御三家の種類と特徴(フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ)

御三家とは、ゲーム開始時にオーキド博士から3匹の中で1匹を選んでもらえるポケモンのことです。ポケモン初代の御三家はフシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメの3匹です。

フシギダネはくさ・どくタイプのたねポケモンです。フシギソウを経てフシギバナへと進化し、最終進化のフシギバナの種族値合計は525です。ヒトカゲはほのおタイプのとかげポケモンで、リザードを経てリザードンへ進化します。リザードンはアニメ主人公サトシのパートナーとして活躍したことで人気が高く、ポケモンシリーズの中でも特に認知度の高いポケモンの一体です。ゼニガメはみずタイプのかめのこポケモンで、カメールを経てカメックスへと進化します。

3匹のタイプ相性は、炎は水に弱く、水は草に弱く、草は炎に弱いという三すくみの関係になっています。この組み合わせはポケモンバトルのタイプ相性を自然に学べる設計です。

御三家の性別比はいずれも♂7:♀1で、経験値タイプは各々105万タイプです。序盤はレベルが上がりやすい設計になっています。なお、カントー御三家の3体はメガシンカ・キョダイマックスが可能で、初代に登場したポケモンながら最新世代の要素にも対応しているのが特徴です。ヒトカゲを最初のパートナーに選ぶと、序盤のタケシ戦・カスミ戦で苦戦しやすくなる傾向があるとされています。

初代ポケモン図鑑151匹の一覧と特徴

初代ポケモン図鑑151匹の一覧と特徴

ポケモン初代に登場するポケモンはNo.001(フシギダネ)からNo.151(ミュウ)までの全151匹です。カントー地方を舞台とした第一世代のポケモンとも呼ばれます。

図鑑の中で特に注目されるのが伝説・幻のポケモンたちです。伝説ポケモンは3体で、フリーザー(こおり・ひこうタイプ)、サンダー(でんき・ひこうタイプ)、ファイヤー(ほのお・ひこうタイプ)が該当します。準伝説的な存在として知られるのがNo.150のミュウツー(エスパータイプ)で、特定の洞窟の最深部にのみ生息する最強クラスのポケモンとして知られています。

No.151のミュウは通常の手段では入手できない幻のポケモンです。バグ技を利用した場合のみ入手できる場合があるとのことです。

各ポケモンには種族値・タイプ・特性などのデータが存在し、通常色と色違いの外見を比較することも可能です。また、図鑑説明文の独特な言い回しも初代ならではの特徴として知られています。通信交換によってのみ進化するポケモンも存在し、ゴーストからゲンガーへの進化がその代表例です。

初代ポケモンのゲームシステムと攻略の基本的な流れ

初代ポケモンのゲームシステムと攻略の基本的な流れ

ポケモン初代のゲームシステムの核心は、ポケモン図鑑を完成させることです。そのためには友達との通信交換が欠かせません。

攻略の基本的な流れとしては、まずカントー地方各地に点在する8箇所のジムでジムリーダーを倒してバッジを集めることになります。8つのバッジを手に入れた者だけがポケモンリーグへ進める仕組みです。ポケモンリーグでは四天王との連戦が待ち構えており、カンナ(こおりタイプ)・シバ(かくとうタイプ)・キクコ(ゴーストタイプ)・ワタル(ドラゴンタイプ)の4人を連続で倒した後、チャンピオンとの最終決戦が用意されています。

シナリオ上のサブストーリーとして、悪の組織ロケット団との対決が各地で展開されます。また、ライバル(オーキドライバル)との複数回のバトルが随所で待ち構えており、プレイヤーの成長を試してくる場面が続きます。

ゲームを進める上で重要なのがひでんマシンの活用です。いあいぎりで木を切るなど、ひでんマシンを使うことで新たな道が開けます。もちものの管理については、全道具が1つのリュックに分類なく混在するという初代特有の仕様があります。特にサファリゾーンはポケモンが逃げやすい特殊ルールのため、難しいエリアとして広く知られています。

ポケモン初代が生んだブームとリメイク版を知る

  • 初代ポケモンが起こした社会現象とブームの広がり
  • 懐かしいあるある&トラウマを振り返る
  • 初代ポケモンのリメイク版一覧(ファイアレッド・ピカブイ・3DS版)

ポケモン初代が起こした社会現象とブームの広がり

ポケモン初代が起こした社会現象とブームの広がり

ポケモン初代の発売初週の売上は約23万本で、当時の大ヒット作と比べるとやや控えめな出だしでした。しかし翌1997年になるとメディアで次々と取り上げられ、爆発的なブームへと発展しました。最終的には世界一の売上を記録し、赤・緑・青の合計では3138万本という実績を残しています。

ブームをさらに加速させたのがアニメ化です。サトシとピカチュウの旅を描いたアニメが放映開始されると、ゲームをプレイしていない層にもポケモンの知名度が広がりました。ポケモンカードゲームの展開も同時期に始まり、ゲーム・アニメ・カードという多方面での展開がブームを長続きさせました。

ポケモンのコンセプトである「通信ケーブルを使った友達との交換・対戦」は、当時の子どもたちのコミュニケーションを促進するものでした。この「みんなで遊ぶRPG」という新しい体験の創出こそが、ポケモンが社会現象を起こした本質といえます。

2月27日は公式から「ポケモンの日」として制定されており、毎年この日にポケモンに関する発表やイベントが行われる習慣となっています。ポケモンGOをはじめとする現代の作品にも、初代が大切にした精神は受け継がれているといえます。

初代ポケモンの懐かしあるある&トラウマを振り返る

初代ポケモンの懐かしあるある&トラウマを振り返る

ポケモン初代をプレイした人なら一度は経験したことがある、あるある・トラウマをまとめます。

まず挙げられるのは御三家の選択です。ヒトカゲを選ぶと序盤の難易度が急上昇することが知られています。最初のジムリーダーであるタケシはいわタイプ使いで炎タイプが不利であり、続くカスミのスターミー戦も水タイプ相手で苦戦しやすくなります。

次に「初見殺し」として知られるライバルの登場タイミングがあります。トキワシティ出口やハナダシティ手前の橋など、準備が整っていない場面で突然ライバルが現れてバトルを仕掛けてくる演出は多くのプレイヤーに刻まれています。

ひでんマシン「いあいぎり」を御三家に覚えさせてしまい、後悔するという体験も初代あるあるのひとつです。当時はわざを忘れさせることが難しかったため、序盤に安易に覚えさせてしまうと後々の戦力に影響しました。

もちもの管理の混沌も初代特有の悩みで、全道具が分類なく1つのリュックに混在する仕様のため整理が難しい状態でした。状態異常「こおり」の強さや、ふぶきの威力120・命中90というぶっ壊れ性能も語り草です。シオンタウンのBGMにまつわる都市伝説、ポケモンタワーの怖い雰囲気、ライバルのラッタが死んだ説なども当時のプレイヤーに広く知られるエピソードです。また、通信バグを用いた「通信なし進化」の裏技を実際に試した人もいるとのことです。

初代ポケモンのリメイク版一覧(ファイアレッド・ピカブイ・3DS版)

初代ポケモンのリメイク版一覧(ファイアレッド・ピカブイ・3DS版)

ポケモン初代は複数のリメイク・移植版が展開されています。

最初のリメイクがGBA(ゲームボーイアドバンス)で2004年に発売された「ファイアレッド・リーフグリーン」です。グラフィックが鮮明化され、386匹分のデータが収録されています。また、7のしまと呼ばれる追加エリアが用意されており、しんぴのチケット・オーロラチケットを使うことでルギア・ホウオウ・デオキシスを捕獲できる要素も追加されました。

ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール版は、初代と同じドット絵・ピクセル数を再現した移植版です。当時のゲームをそのままの形で楽しめる内容となっています。

Switchでプレイできる最も近い初代作品は、2018年発売の「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」です。フル3Dの現代的なグラフィックで描かれたカントー地方が特徴で、野生ポケモンとのバトルがなくなりボールを投げて捕まえる方式に変わっています。ポケモンGOと連携する機能も搭載されており、GOで捕まえたポケモンをLet’s Goに送ることができます。

2026年現在、初代赤緑のSwitch版リメイクは未発売で、ダウンロード版も存在しません。Switch 2への対応もなく、2026年2月にリーカーが「近々帰ってくる」と発言したという情報もありますが、これは未公式の情報です。

ポケモン初代の発売日・御三家・図鑑・リメイクまとめ

この記事のまとめです。

  • ポケモン初代(赤・緑)は1996年2月27日にゲームボーイ用RPGとして発売された
  • 開発は1992年から始まり、4年以上の延期を経て発売にこぎつけた
  • 2月27日は公式から「ポケモンの日」として指定されている
  • 赤・緑・青・ピカチュウの4バージョンが存在し、バージョンによってポケモンの出現率が異なる
  • 御三家はフシギダネ(くさ)、ヒトカゲ(ほのお)、ゼニガメ(みず)の3匹
  • 御三家の最終進化はフシギバナ・リザードン・カメックス(フシギバナの種族値合計525)
  • 全151匹のポケモンが登場し、フリーザー・サンダー・ファイヤー・ミュウツーが伝説として知られる
  • ミュウ(No.151)は通常入手不可の幻のポケモン
  • 初週23万本から翌年に爆発的ブームとなり、赤・緑・青合計3138万本の売上を記録した
  • ゲームの核心はポケモン図鑑完成と通信ケーブルを用いた友達との交換・対戦
  • 初代特有のあるある・トラウマとして御三家選択・ライバル初見殺し・もちもの混沌が挙げられる
  • リメイク版はファイアレッド・リーフグリーン(GBA)、3DSバーチャルコンソール、ピカブイ(Switch)がある
  • 2026年現在、初代赤緑のSwitch版リメイクは未発売
  • ピカブイ(Let’s Go! ピカチュウ)が現時点で初代に最も近いSwitch作品
  • ポケモン初代のゲームシステムはシリーズ最新作まで受け継がれているシリーズの原点
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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