『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』のパルデア地方には、謎の「杭(くい)」が各地に刺さっているのを見かけたことがあるトレーナーも多いのではないでしょうか。これらの杭は、パルデア地方の歴史に深く関わる「災厄の宝(さいやくのたから)」と呼ばれる4匹の準伝説ポケモンを封印しているアイテムです。
杭は全部で4色あり、それぞれが特定の準伝説ポケモンに対応しています。各種8本ずつ、合計32本の杭が広大なマップのあちこちに隠されています。崖の上や洞窟の中など、見つけにくい場所に設置されていることも多く、すべてを見つけ出すのは一苦労です。しかし、これらの杭をすべて抜くことで、封印された祠(ほこら)の扉が開き、強力な準伝説ポケモンと戦って仲間にすることができます。
この記事では、各色の杭に対応する準伝説ポケモンや、杭の場所、封印の祠への行き方、そして杭が見つからない時の対処法などを詳しく解説します。準伝説ポケモンはランクバトルでも活躍する強力なステータスを持っているため、ぜひこの記事を参考に全て集めてみてください。
- 杭は全4色、各8本ずつで合計32本存在する
- 8本すべて抜くと対応する「祠」の封印が解ける
- 災厄ポケモン(チオンジェン、パオジアン、ディンルー、イーユイ)が入手可能
- レホール先生の授業を受けると杭探しが少し楽になる
杭の場所一覧と色の対応
- チオンジェン(紫の杭)の封印場所
- パオジアン(オレンジの杭)の封印場所
- ディンルー(黄緑の杭)の封印場所
- イーユイ(水色の杭)の封印場所
チオンジェン(紫の杭)の場所と祠

紫色の杭は、パルデア地方の「南東エリア(南1番、南3番、南5番エリア周辺)」に配置されています。この杭を8本すべて抜くことで、封印の祠である「朽木の祠(くちきのほこら)」が開きます。封印されているのは、くさ・あくタイプの準伝説ポケモン「チオンジェン」です。
朽木の祠の場所は、南1番エリアのポケモンセンターから東へ進んだ崖の下にあります。マップで見ると、テーブルシティのすぐ右下あたりに位置していますが、崖に囲まれているため、ライド技の「がけのぼり」がないと到達が難しい場所もあります。紫の杭も同様に、高台やわかりにくい場所にあることが多いです。
例えば、ボウルタウン周辺の岩山の上や、南3番エリアの荒地を見下ろす崖の上などに刺さっています。特に見落としやすいのは、マップの端の方や、木々の陰に隠れているものです。探索する際は、高い場所から滑空して周囲を見渡すと発見しやすくなります。チオンジェンは耐久力が非常に高いポケモンなので、捕獲の際は長期戦を覚悟して、十分な種類のボールと回復アイテムを用意してから挑みましょう。弱点はむしタイプが4倍となっているため、攻撃しすぎて倒してしまわないよう注意が必要です。
パオジアン(オレンジの杭)の場所と祠

オレンジ色の杭は、パルデア地方の「南西エリア(西1番、南4番、南6番、ベイクタウン周辺)」に配置されています。これらを8本抜くと、パルデア地方の南西端にある「凍裂の祠(とうれつのほこら)」が解放されます。中から現れるのは、こおり・あくタイプの準伝説ポケモン「パオジアン」です。
凍裂の祠は、西1番エリアの中央付近、列柱洞(れっちゅうどう)の近くの崖下に位置しています。近くにポケモンセンターや物見塔があるので、そこからライドで向かうのが一般的です。オレンジ色の杭は、ベイクタウンの洞窟内や、南6番エリアの高い崖の上など、高低差の激しい場所に多く配置されています。
特に難易度が高いのは、ベイクタウンの地下空洞にある杭や、滝の上にある杭です。これらは地上からは視認できないため、洞窟の入り口をくまなく探したり、特定のルートを通らないとたどり着けない場所にあります。ライド技の「大ジャンプ」や「がけのぼり」を駆使して探索しましょう。パオジアンは攻撃と素早さが非常に高いポケモンです。こちらのポケモンが先手を取られて大ダメージを受ける可能性があるため、素早さの高いポケモンや、こおり・あく技を半減できるタイプで挑むのがおすすめです。かくとうタイプが4倍弱点となります。
ディンルー(黄緑の杭)の場所と祠

黄緑色の杭は、パルデア地方の「北西エリア(オージャの湖、西2番、西3番エリア周辺)」に散らばっています。対応する祠は「塵土の祠(じんどのほこら)」で、じめん・あくタイプの準伝説ポケモン「ディンルー」が封印されています。
塵土の祠は、オージャの湖の北西、オコゲ林道の中にあります。マップ上でも特徴的な地形をしている場所にあるため、比較的見つけやすい祠です。しかし、黄緑色の杭自体は非常に広範囲に点在しており、オージャの湖の小島や、雪山の崖、地下洞窟など、探索難易度は高めです。
オージャの湖の上にある杭は、水上移動が必要になるため、ライド技「なみのり」が必須です。また、ナッペ山の雪山エリアにある杭は、吹雪で視界が悪い中を探すことになるため、見落としが発生しやすいエリアです。雪に埋もれているわけではありませんが、白い背景に黄緑色は少し目立ちにくいかもしれません。ディンルーはHPと防御が非常に高く、特性「わざわいのうつわ」でこちらの特攻を下げてくるため、特殊アタッカーで削るのは効率が悪いです。物理攻撃で攻めるか、状態異常を活用して捕獲率を上げましょう。タイプ一致の「じしん」が強力なので、ひこうタイプやふゆう持ちを用意すると安全です。
イーユイ(水色の杭)の場所と祠

水色の杭は、パルデア地方の「北東エリア(北1番、北2番、東3番エリア周辺)」に配置されています。8本抜くことで解放されるのは「火難の祠(かなんのほこら)」で、ほのお・あくタイプの準伝説ポケモン「イーユイ」が登場します。
火難の祠は、北2番エリアの「みだれづきの滝」の上流にある洞窟の中に隠されています。マップ上では滝の近くを示していますが、入り口が少しわかりにくいため、滝を登って周囲の壁沿いをよく探す必要があります。水色の杭は、ナッペ山の北側の斜面や、東エリアの荒地、竹林の近くなどにあります。
特に厄介なのは、北1番エリアの岩場の影や、ハッコウシティ北側の島にある杭です。また、しるしの木立ち周辺の複雑な地形の中に隠されているものもあり、木々の隙間を縫うように探す必要があります。イーユイは特攻が非常に高く、特性「わざわいのたま」でこちらの特防を下げてきます。特殊技を受けると思わぬ大ダメージを受けることがあるため、特防の高いポケモンで受けるか、半減タイプで耐久しつつ捕獲を試みましょう。ほのおタイプなので、みずタイプやいわタイプの技で弱点を突けますが、倒してしまわないようHP管理は慎重に行う必要があります。
杭抜きの注意点とよくある質問
- 杭が抜けない・見つからない時の対処法
- レホール先生の歴史の授業を受けるメリット
- 災厄ポケモンを倒してしまった場合の復活方法
- 杭を全部抜いたのに祠が開かない場合
杭が抜けない・見つからない時の対処法

まず「杭が見つからない」という場合、ほとんどの原因は「高所」や「洞窟内」の見落としです。特にスカーレット・バイオレットのマップは高低差が激しく、マップ上のアイコンだけでは高さがわかりません。見つからない場合は、ライド技の「がけのぼり」を使って山の頂上まで登ってみたり、逆に崖下の死角を探してみたりしてください。
また、杭の場所へ行くためには、コライドン・ミライドンのライド技解放が必須となる場所が多数あります。「がけのぼり」や「なみのり」はもちろん、最終的には「滑空」がないと効率よく回れません。まだレジェンドルートをクリアしていない場合は、先にヌシポケモンを倒してライド機能を拡張することをおすすめします。
「杭が抜けない」という状況は基本的にはありませんが、もし杭の前でAボタンを押しても反応がない場合は、位置ズレや一時的なバグの可能性があります。一度ゲームをセーブして再起動するか、少し離れてから再度近づいてみてください。また、夜間は見えやすい色の杭もあれば、昼間の方が見つけやすい杭もあります。時間帯を変えて探索してみるのも一つの手です。ちなみに、杭を抜く順番は関係ありません。どの杭から抜いても、最終的に8本抜けば祠は開きます。
レホール先生の歴史の授業を受けるメリット

32本もの杭をノーヒントで探し回るのは非常に困難ですが、アカデミーで開講されている「レホール先生」の歴史の授業を受けることで、探索難易度を劇的に下げることができます。歴史の授業ではパルデア地方の成り立ちや「パルデアの大穴」の謎、そして災厄ポケモンに関する伝承を学ぶことができます。
授業を最後まで受け、中間テストと期末テストに合格して先生との親密度(絆イベント)を深めていくと、レホール先生から「災厄ポケモンが封印されている祠の場所」を教えてもらえます。これにより、マップ上にまだ見つけていない祠の位置がアイコンとして登録されるため、「まずは祠を見つけて、そこをゴールとして周辺の杭を探す」という効率的な探索が可能になります。特に広大なマップで迷子になりやすい初心者トレーナーにとっては、非常に頼もしい道しるべとなるでしょう。
さらに、全ての杭を抜いて4体の災厄ポケモン(チオンジェン・パオジアン・ディンルー・イーユイ)を捕獲した後、再びレホール先生に話しかけると、研究の協力報酬として「わざマシン140(わるだくみ)」を受け取ることができます。「わるだくみ」は自分の特攻を2段階上昇させる強力な変化技で、レイドバトルやランクマッチで特殊アタッカーに覚えさせる必須級の技です。このわざマシンは店売りもされていますが、初回入手でLPを節約できるのは大きなメリットです。杭探しのモチベーション維持にもつながるため、探索の合間にアカデミーに戻り、少し怪しげながらも魅力的なレホール先生の授業を受けておくことを強くおすすめします。ストーリーの裏設定を知ることで、捕まえた準伝説ポケモンたちへの愛着もより一層深まるはずです。
災厄ポケモンを倒してしまった場合の復活方法

準伝説ポケモンとのバトルでは、誤って急所に当ててしまったり、相手の反動技で倒れてしまったりする事故がつきものです。「倒してしまった!もう手に入らないの?」と焦る必要はありません。災厄ポケモンたちは、倒してしまっても復活します。
復活の条件は「ゲーム内時間で翌日になること」です。現実世界の時間経過を待つ必要はありませんが、Switch本体の時計を進めるか、ゲーム内で時間を経過させれば、再び同じ祠の前にシンボルが出現します。確実に復活させるには、一度その場を離れて別のエリアへ行き、レポートを書いて終了した後、Switch本体の日付を1日進めてから再開するのが手っ取り早いです。
ただし、復活するのは「倒した場合」や「逃げた場合」に限ります。「捕獲した場合」はもちろん2匹目は出現しません。また、捕獲前に必ずレポート(セーブ)を書いておくのがポケモンの鉄則です。オートセーブ機能は便利な一方で、意図しないタイミングでセーブされてしまうことがあるため、重要なバトルの前には設定で「おまかせレポート」をOFFにし、手動でセーブする癖をつけておくと安心です。もしセーブを忘れて倒してしまった場合は、上記の方法で復活を待ちましょう。
杭を全部抜いたのに祠が開かない場合

「杭を8本すべて抜いたはずなのに、祠に行っても鎖が巻かれたままで開かない」というトラブルは、ポケモンSVで最も頻繁に聞かれるお悩みの一つです。結論から言うと、この現象の原因はバグなどではなく、十中八九「どこかに1本だけ抜き忘れがある(まだ7本しか抜いていない)」というケースです。
パルデア地方は非常に広大で高低差もあり、杭は各色8本ずつ、合計32本も存在します。記憶だけで「あそこは確か抜いたはず」と判断して進めていると、どうしても勘違いが発生してしまいます。特によくある見落としパターンとしては、「エリアの境界線ぎりぎりにある杭」「地下洞窟やトンネルの中にある杭」「崖の側面や中腹にある杭」などが挙げられます。また、マルチプレイ中にホスト以外のプレイヤーが抜いた場合は自分のデータには反映されないため、ソロで確実に抜く必要があります。
対策としては、非常に手間がかかりますが、攻略サイトや動画のマップ情報を参考にしながら、もう一度「1番から8番まで全ての場所を現地で確認して回る」のが一番確実な解決策です。「抜いた杭」は消滅しているため、現地に行って「杭がないこと(地面に穴のような跡があること)」を目視でチェックしていきましょう。この「消去法チェック」を行えば、必ずどこかに残っている最後の1本が見つかります。
また、祠に巻かれている鎖の数について誤解されている方が多いですが、この鎖は「抜いた杭の数」とは連動していません。杭を抜くたびに鎖が一本ずつ減っていく演出はなく、8本目を抜いた瞬間に「何かの叫び声が聞こえた気がした……」というメッセージが表示され、その時点で初めて祠の封印が解ける仕様になっています。このメッセージを見逃している可能性もあるため、念のため一度祠を調べに行ってみるのも良いでしょう。レホール先生のイベントを進めて祠の場所をマップに登録しておくと、確認作業の拠点として動きやすくなるためおすすめです。どうしても見つからない場合は、Switch本体の再起動や、時間帯を変えて(昼・夜)探索してみることも試してみてください。
総括:災厄ポケモンの封印を解こう
この記事のまとめです。パルデア地方の杭探しは骨の折れる作業ですが、見返りとして非常に強力な準伝説ポケモンたちを入手できます。
- 杭は全4色(紫・オレンジ・黄緑・水色)が存在する
- 各色8本、合計32本の杭が各地に隠されている
- 全て抜くと、チオンジェン・パオジアン・ディンルー・イーユイが入手可能
- 杭探しにはライド技(がけのぼり、なみのり等)がほぼ必須
- レホール先生の歴史の授業を受けると祠の場所がマップに登録される
- 4体全て見せると「わるだくみ」のわざマシンがもらえる
- チオンジェン(紫)は南東エリア、朽木の祠に出現
- パオジアン(オレンジ)は南西エリア、凍裂の祠に出現
- ディンルー(黄緑)は北西エリア、塵土の祠に出現
- イーユイ(水色)は北東エリア、火難の祠に出現
- 倒してしまっても、日付が変われば復活する
- 杭が見つからない時は高所や洞窟内を疑う
- 祠が開かない時は、必ずどこかに抜き忘れがある
- 捕獲前には必ず手動レポート(おまかせレポートOFF)を推奨
- 杭を抜いた瞬間のメッセージを聞き逃さないように注意
これら4体の災厄ポケモンは、対戦環境でもトップクラスの実力を持っており、ランクバトルでの使用率も非常に高いです。ストーリークリア後のやり込み要素として、ぜひパルデア地方を隅々まで冒険し、古代の災厄たちをその手で解放してみてください。

