『ポケモンGO』で大切に育てたポケモンを、パルデア地方での冒険、つまり『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(SV)でも活躍させたいと考えたことはありませんか。
その連携方法、少し複雑で分かりにくいですよね。実は、『ポケモンGO』からSVへの連携には「ポケモンを転送する」ための『Pokémon HOME』連携と、「ポストカードを送る」ための直接連携の2種類があります。
この記事では、2つの連携方法の具体的な手順、コレクレーやメルタンといった特別なポケモンを入手するメリット、転送エナジーのコストや個体値の仕様、そして連携できない時の対処法まで、どこよりも詳しく、そして丁寧に解説します。
- ポケモン転送は『Pokémon HOME』経Gが必須
- GOからHOMEへの連携と転送の全手順
- GOからSVへのポストカード連携でコレクレーを入手
- 連携メリットと注意点(エナジー、個体値)
ポケモンGOからSVへポケモンを送る全手順【HOME連携】
- 最重要:ポケモン転送は『Pokémon HOME』経由
- ステップ1:GOとHOMEのニンテンドーアカウント連携
- ステップ2:GOからHOMEへのポケモン転送方法
- ステップ3:HOMEからSVへポケモンを連れて行く
- 転送の仕様:エナジー、個体値、送れないポケモン
最重要:ポケモン転送は『Pokémon HOME』経由

『ポケモンGO』から『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(SV)へ、捕まえたポケモンを送りたい。
この方法について、まず最も重要な大前提からお伝えします。
それは、「『ポケモンGO』のアプリからSVのゲームソフトへ、ポケモンを直接送ることはできない」という点です。
「それなら、どうやって送るのか」と疑問に思われるかもしれませんが、ここで仲介役として登場するのが、クラウドサービス『Pokémon HOME』です。
『ポケモンGO』で捕まえたポケモンをパルデア地方に連れて行くには、必ずこの『Pokémon HOME』を経由させる必要があります。
全体の流れは、以下の3ステップになります。
- 『ポケモンGO』(スマートフォン)から『Pokémon HOME』(クラウド)へポケモンを転送する。
- 『Pokémon HOME』(Nintendo Switch版)を起動する。
- 『Pokémon HOME』のボックスから『SV』のボックスへ、ポケモンを移動させる。
この手順を踏むことで、初めて『ポケモンGO』産のポケモンがSVのセーブデータに登録されます。
では、この3ステップを順番に、一つずつ詳しく見ていきましょう。
必要な準備は、スマートフォン版の『ポケモンGO』と『Pokémon HOME』、そしてNintendo Switch版の『Pokémon HOME』と『SV』のソフトです。
ステップ1:GOとHOMEのニンテンドーアカウント連携
最初の準備として、『ポケモンGO』と『Pokémon HOME』を連携させます。
この2つのアプリをつなぐ鍵となるのが、「ニンテンドーアカウント」です。
ここで絶対に間違えてはいけないのは、『ポケモンGO』と連携させるニンテンドーアカウントは、「『SV』を遊んでいるNintendo Switch本体(ユーザー)」および「『Pokémon HOME』で使用している」アカウントと、すべて同一である必要があるという点です。
もし別のアカウントで連携してしまうと、送ったポケモンが意図しない場所に転送されたり、SVへ移動できなくなったりするため、細心の注意を払いましょう。
連携の手順は『ポケモンGO』側で行います。
- 『ポケモンGO』アプリを起動し、マップ画面で下部中央のモンスターボールアイコンをタップします。
- 画面右上の「設定」(歯車のマーク)をタップします。
- 設定メニューを下にスクロールし、「アカウント」の項目にある『Pokémon HOME』をタップします。
- 「サインイン」をタップし、画面の指示に従って、ご自身のニンテンドーアカウントでログインします。
- ログインが成功すると、『Pokémon HOME』の項目に「連携済み」と表示され、連携したユーザー名が確認できます。
これで、『ポケモンGO』から『Pokémon HOME』へポケモンを送るための「道」が開通しました。
一度連携すれば、基本的にはこの設定を再度行う必要はありません。
ステップ2:GOからHOMEへのポケモン転送方法

ニンテンドーアカウントの連携が完了したら、いよいよポケモンを転送します。
この転送は、2段階の操作で完了します。まず『ポケモンGO』から「送り出し」、次に『Pokémon HOME』で「受け取る」作業が必要です。
まず、『ポケモンGO』からの送り出し(プッシュ)手順です。
- ステップ1と同様に、『ポケモンGO』の「設定」から『Pokémon HOME』のメニューを開きます。
- 「サインイン」ボタンがあった場所に、「ポケモン転送」というボタンが表示されているので、これをタップします。
- 「転送装置」の画面が表示されます。ここで「転送エナジー」が足りていることを確認し、「続行」をタップします。
- 『Pokémon HOME』へ転送可能なポケモンが一覧で表示されます。送りたいポケモンを選び(複数選択可)、「続ける」をタップします。
- 転送するポケモンと、消費するエナジーの最終確認画面が出ます。問題なければ「転送」をタップします。
- 「ポケモンを転送しました」と表示されれば、送り出しは完了です。
次に、『Pokémon HOME』での受け取り(プル)手順です。
『ポケモンGO』で「転送」を押しただけでは、まだポケモンはボックスにいません。
- スマートフォン版、またはNintendo Switch版の『Pokémon HOME』を起動します。
- 起動すると、「『Pokémon GO』からポケモンが転送されています。引き取りますか?」という内容のメッセージが表示されます。
- 「はい」を選択します。
- 「転送されたポケモンをみる」を選び、送られてきたポケモンを確認します。
- 「ポケモンを引き取る」を選択して、操作完了です。
この受け取り作業を完了するまで、次のポケモンを『ポケモンGO』から転送することはできませんので、忘れないようにしましょう。
ステップ3:HOMEからSVへポケモンを連れて行く

『Pokémon HOME』のボックスにポケモンがやって来ました。これが最後のステップです。
この作業は、Nintendo Switch版の『Pokémon HOME』でしか行えません。
- Nintendo Switchで『Pokémon HOME』を起動します。
- メインメニューで「ポケモン」を選択します。
- 連携するソフトを選択する画面が表示されます。ここで、ご自身がプレイしている『ポケットモンスター スカーレット』または『バイオレット』のアイコンを選択します。
- 「『Pokémon HOME』と 『(ソフト名)』を 接続しますか?」と表示されるので、「はい」を選びます。
- 画面の左側に『SV』のゲーム内ボックス、右側に『Pokémon HOME』のボックスが表示されます。
- 右側の『Pokémon HOME』のボックスから、『ポケモンGO』から送られてきたポケモンを選びます。
- そのポケモンをカーソルで掴み、左側の『SV』のボックスの空いている場所へ移動(ドラッグ&ドロップ)させます。
- 移動が完了したら、+(プラス)ボタンを押して終了します。
- 「記録して 終了しますか?」と聞かれるので、「はい」を選択します。
これで、すべての手順が完了しました。
『SV』を起動して、ボックスを確認してみてください。無事に『ポケモンGO』で捕まえたポケモンがパルデア地方へやってきているはずです。
なお、一度『SV』に連れて行ったポケモンは、『ポケモンGO』に戻すことはできません。
転送の仕様:エナジー、個体値、送れないポケモン

『ポケモンGO』から『Pokémon HOME』への転送には、いくつかの重要な仕様と制限があります。
これを知らないと、「送りたいのに送れない」といった事態に陥るため、しっかり確認しておきましょう。
第一に、『Pokémon HOME』のプレミアムプラン(有料)への加入は、この転送機能を利用するだけなら必須ではありません。無料で利用可能です。
第二に、「転送エナジー」というコストの存在です。
ポケモンを転送するたびに、この「転送エナジー」を消費します。エナジーの最大値は10,000で、1時間に60ずつ自動で回復します。
もしエナジーがゼロになった場合、全回復するには約1週間(約167時間)も待つ必要があります。
すぐに回復させたい場合は、ポケコイン(最大1,000ポケコイン)を消費してチャージすることも可能です。
消費するエナジーは、ポケモンの種類によって大きく異なります。特に色違いや伝説・幻のポケモンはコストが非常に高く設定されています。
| 通常 | 色違い | |
| 通常ポケモン | 10 | +1990 (合計2000) |
| 伝説ポケモン | 1000 | +9000 (合計10000) |
| 幻のポケモン | 2000 | +8000 (合計10000) |
| ※上記に加え、CPが1001以上、2001以上の場合、さらにエナジーが追加で必要になります。 |
第三に、「転送できないポケモン」の存在です。
すべてのポケモンを送れるわけではなく、以下のポケモンは転送対象として選択できません。
| 転送できないポケモン |
| コスチュームを着たポケモン(サトシピカチュウなど) |
| シャドウポケモン、ライトポケモン |
| メガシンカしたポケモン |
| お気に入りに設定しているポケモン |
| 相棒に設定しているポケモン |
| ジムに配置中のポケモン |
| 一部のポケモン(例:パッチール) |
最後に「個体値」の仕様です。
『ポケモンGO』の個体値(HP・こうげき・ぼうぎょ、各0~15)は、『Pokémon HOME』や『SV』の個体値(各0~31)に変換されます。
その際の計算式は「(『ポケモンGO』の個体値)× 2 + 1」となります。
例えば、『ポケモンGO』でHPの個体値が15だった場合、SVでは「15 × 2 + 1 = 31」となり、HPの個体値が「さいこう」になります。
もし『ポケモンGO』で個体値が10(★★★)のポケモンがいた場合、SVでは「10 × 2 + 1 = 21」となります。
『ポケモンGO』で高個体値(15/15/15)のポケモンは、SVでも最強の個体値(31/31/31)として活躍できる、ということです。
ただし、『ポケモンGO』の「すばやさ」は存在しないため、この値は転送時にランダムで決定されます。
ポケモンGOからSVにポストカードを送る方法と連携メリット
- GOとSV「ポストカード連携」の全手順
- 連携メリット①:「だいじなたからばこ」とコレクレー
- 連携メリット②:「ふしぎなはこ」とメルタン入手
- 連携できない?よくあるエラーと対処法
GOとSV「ポストカード連携」の全手順

さて、ここまでの話は「ポケモンを転送する」ための『Pokémon HOME』連携でした。
しかし、冒頭で触れたように、『ポケモンGO』と『SV』には、もう一つ「直接連携する」機能があります。
それが、「ポストカード連携」です。
これは『Pokémon HOME』を介さず、『ポケモンGO』のアプリと『SV』のソフトを直接Bluetoothで接続します。
ただし、この連携で送れるのは「ポケモン」そのものではなく、『ポケモンGO』で入手した「ポストカード」だけです。
「ポストカードを送るだけで、意味があるのか」と思われるかもしれませんが、これこそが『SV』で「コレクレー(とほフォルム)」を入手するための重要な手順となります。
連携の手順は、以下の2ステップ(ペアリングと送信)で行います。
ステップ1:『ポケモンGO』と『SV』のペアリング
まず、お互いの機器を登録します。
- 『SV』側の操作: メニュー(Xボタン)を開き、「ポケポータル」→「ふしぎなおくりもの」→「Pokémon GOと 連携する」→「Pokémon GOを 登録」の順に選び、待機状態にします。
- 『ポケモンGO』側の操作: 「設定」→「デバイス/サービスの接続」→「Nintendo Switch」→「Nintendo Switchに接続」を選び、『SV』の検索を開始します。
- 『ポケモンGO』の画面に『SV』のトレーナー名が表示されたら、タップして連携を完了させます。
ステップ2:『ポケモンGO』から『SV』へポストカードを送信
ペアリングが完了したら、ポストカードを送ります。
- 『ポケモンGO』側の操作: 「道具」メニューから「ポストカードブック」を開きます。送りたいポストカードを選び、右下のメニューから「Nintendo Switchへ送る」を選択します。
- 「送信しますか?」の確認が出るので「はい」を選び、送信待機状態にします。
- 『SV』側の操作: 再度、「ポケポータル」→「ふしぎなおくりもの」→「Pokémon GOと 連携する」→「Pokémon GOと 通信」を選択します。
- 『SV』側で「ポストカードを 受け取りました!」と表示されれば、連携完了です。
このポストカード連携は、1日(毎日午前0時更新)に1回だけ実行できます。
送ったポストカード自体は『SV』のゲーム内で何か特別な効果を持つわけではありませんが、この「連携した」という事実が、両方のゲームで特別な報酬(メリット)を発生させます。
連携メリット①:「だいじなたからばこ」とコレクレー

『ポケモンGO』から『SV』へポストカードを送る(H3-2.1の手順)最大のメリットは、『ポケモンGO』側で「コレクレー(とほフォルム)」を捕まえるための特別な道具が手に入ることです。
ポストカードの送信が完了すると、『ポケモンGO』の「道具」の中に、「だいじなたからばこ」というアイテムが自動で追加されます。
これは「おこう」や「ふしぎなはこ」と同じように使用できる道具です。
「だいじなたからばこ」を使用すると、一定時間(30分間)、自分の周囲に野生の「コレクレー(とほフォルム)」が出現するようになります。
コレクレーを「サーフゴー」に進化させるには、「コレクレーのコイン」が999枚必要です。
このコインは、コレクレーを捕獲した時や、ポストカード連携を複数回行うと入手できる「おうごんルアーモジュール」を使ったポケストップ(おうごんポケストップ)を回すことで集められます。
つまり、『SV』でサーフゴーの図鑑を埋めたい場合、このポストカード連携が非常に重要になるわけです。
捕まえたコレクレーや、進化したサーフゴーは、もちろん前半で解説した『Pokémon HOME』経由(GO→HOME→SV)で、『SV』本編に連れて行くことも可能です。
連携メリット②:「ふしぎなはこ」とメルタン入手

コレクレーの「だいじなたからばこ」と非常によく似た仕組みとして、幻のポケモン「メルタン」を入手できる「ふしぎなはこ」があります。
この2つは混同されがちですが、入手条件が明確に異なります。
- だいじなたからばこ(コレクレーが出現):『ポケモンGO』から『SV』へ、ポストカードを送ると入手できる。
- ふしぎなはこ(メルタンが出現):『ポケモンGO』から『Pokémon HOME』へ、ポケモンを1匹でも転送すると入手できる。
そう、本記事の前半(H2-1)で解説した、「ポケモンを『SV』に送るための『HOME』連携」を行うと、その副産物として「ふしぎなはこ」が手に入るのです。
「ふしぎなはこ」は「だいじなたからばこ」と同様に、『ポケモンGO』の「道具」から使用でき、一定時間(60分)メルタンが出現し続けます。
メルタンを「メルメタル」に進化させるには、「メルタンのアメ」が400個必要ですので、この箱を繰り返し使ってメルタンをたくさん捕まえる必要があります。
一度使用した「ふしぎなはこ」は、再度『Pokémon GO』から『Pokémon HOME』へポケモンを転送することで、再び使用可能(リチャージ)になります。
『ポケモンGO』と『SV』の連携をマスターすることは、コレクレーとメルタンという2種類の貴重なポケモンを入手する道にもつながっているのです。
連携できない?よくあるエラーと対処法

最後に、『ポケモンGO』と『SV』または『HOME』の連携がうまくいかない場合の、よくある原因と対処法を解説します。
1. 『SV』とポストカード連携ができない
- 原因:『SV』のソフトのバージョンが古い。
- 対処法:『SV』の連携機能は、更新データ「Ver. 1.2.0」以降で追加された機能です。Switch本体をインターネットに接続し、ソフトのバージョンが最新になっているか確認してください。
2. 昨日できた『SV』連携が今日はできない
- 原因:ポストカードの受け取りは1日1回まで。
- 対処法:『SV』側がポストカードを受け取れるのは、1日に1回限りです。日付が変わる(日本時間では午前0時)のを待ってから、再度試してください。
3. 『HOME』連携で「すでに他のアカウントと連携済み」と表示される
- 原因:『ポケモンGO』と連携しようとしているニンテンドーアカウントが、すでに別の『Pokémon HOME』アカウントと連携されている。
- 対処法:これは最も複雑なエラーです。ニンテンドーアカウント1つにつき、連携できる『Pokémon HOME』は1つだけです。自分が『SV』や『HOME』でメインで使っているニンテンドーアカウントと、『ポケモンGO』で連携しようとしているアカウントが同一であるか、再度確認してください。
4. 『HOME』起動時にエラーコード(例: 8807)が表示される
- 原因:ニンテンドーアカウントの認証情報に一時的な問題が発生している。
- 対処法:公式サポートによると、このエラー(code: 400, detail code: 8807)は、連携しているニンテンドーアカウントのパスワードを一度リセット(変更)することで、解決する場合があります。
連携は手順が多く複雑ですが、一つ一つの設定を丁寧に行えば、必ず成功します。
この記事を参考に、ぜひ『ポケモンGO』と『SV』の連携を成功させてください。
総括:『ポケモンGO』から『SV』へポケモンを送る方法は2種類の連携の理解が鍵
この記事のまとめです。
- 『ポケモンGO』から『SV』へポケモンを直接送ることはできない
- ポケモンの転送は必ず『Pokémon HOME』を経由する必要がある
- GOからHOMEへの転送には、まず両アプリで同じニンテンドーアカウントを連携する
- GOからHOMEへの転送は「転送エナジー」を消費する
- 転送エナジーは時間経過(1時間で60)かポケコインで回復する
- 伝説・幻・色違いのポケモンは転送エナジーのコストが非常に高い
- コスチュームやシャドウポケモンなどはHOMEへ転送できない
- GOの個体値(0-15)は「(個体値×2)+1」の計算式でHOMEの個体値(0-31)に変換される
- すばやさの個体値は転送時にランダムで決定される
- HOMEからSVへの移動は、Switch版の『Pokémon HOME』で行う
- GOとSVの「直接連携」は「ポストカード」を送るための機能である
- ポストカード連携(GO→SV)のメリットは、GOで「だいじなたからばこ」が手に入ること
- 「だいじなたからばこ」を使うと、GOで「コレクレー(とほフォルム)」が出現する
- ポケモン転送連携(GO→HOME)のメリットは、GOで「ふしぎなはこ」が手に入ること
- 「ふしぎなはこ」を使うと、GOで「メルタン」が出現する

