ポケモンGOをプレイしていて、「道具がいっぱいです」という表示に悩まされた経験はありませんか? ポケストップが回せなかったり、ギフトが開けられなかったりすると、せっかくのプレイが少し残念な気持ちになりますよね。
この記事では、「ポケモンGOで道具がいっぱい」になってしまう原因から、すぐに試せる解決策、不要な道具を「捨てる」際の優先度、アイテムの賢い「使い方」、そして根本的な解決策である「バッグ拡張」の方法やポケコインの集め方まで、詳しく解説していきます。
これを読めば、道具整理のストレスから解放され、もっと快適にポケモンGOを楽しめるようになるはずです。さあ、一緒に道具管理のコツを掴んでいきましょう。
- 道具がいっぱいになる原因とプレイへの影響
- すぐにできる不要な道具の捨て方とその優先順位
- 回復アイテムやふしぎなアメを無駄なく使うコツ
- バッグ拡張の手順と必要なポケコインの集め方
ポケモンGOで道具がいっぱい!まず知っておくべきこと
- なぜ?道具がいっぱいになる状況とは
- 道具がいっぱいだと何ができない?ポケストップ・ギフトへの影響
- 上限超過でもアイテムが貰える例外はある?
- フィールドリサーチタスクは受け取れる?
なぜ?道具がいっぱいになる状況とは

ポケモンGOでは、ポケストップやジムのフォトディスクを回したり、フレンドからのギフトを開封したり、レイドバトルやGOバトルリーグで勝利したり、リサーチタスクを達成したりと、様々な場面で道具を手に入れることができます。
特にポケストップが多い場所でプレイしたり、多くのフレンドとギフトを交換したりすると、道具はどんどん増えていきます。
ゲーム開始時の道具バッグの容量は350個ですが、これは積極的にプレイするトレーナーにとっては、意外とすぐに上限に達してしまう数です。
「Pokémon GO Plus」などの道具自動回収ツールを使っていると、ボール類が想定以上に速く蓄積され、バッグを圧迫することもあります。
また、特定のアイテムが多く手に入るイベント期間中も注意が必要です。普段あまり使わないアイテムが一時的に増え、バッグの上限に達しやすくなります。
このように、「道具がいっぱい」という状況は、熱心なプレイヤーほど直面しやすい問題なのです。
道具がいっぱいだと何ができない?ポケストップ・ギフトへの影響

道具バッグの所持数が上限に達している、または超過している状態になると、ゲームプレイにいくつかの制限がかかります。
最も大きな影響は、ポケストップやジムのフォトディスクを回しても、経験値(XP)は獲得できますが、道具は一切手に入らなくなることです。これにより、モンスターボールやキズぐすりなどの必需品を補充できなくなり、プレイの継続が困難になります。
また、フレンドから送られてきたギフトも、バッグがいっぱいだと開封時に中身の道具を受け取れず、それらは自動的に破棄されてしまいます。せっかくのギフトが無駄になってしまうのは避けたいところです。
さらに、レイドバトルやGOバトルリーグの勝利報酬、リサーチタスクの達成リワードとして設定されている道具も受け取れません。貴重な「ふしぎなアメ」や「わざマシン」などが手に入らない可能性があります。
このように、道具がいっぱいな状態は、新たなアイテムを獲得する機会をほぼ失わせてしまいます。ゲーム画面には警告マークが表示され、常にバッグの整理を促されることになり、プレイのモチベーションにも影響しかねません。
上限超過でもアイテムが貰える例外はある?

原則として、道具バッグがいっぱいだと新しい道具は入手できませんが、いくつかの例外的な状況が存在します。
まず、バッグの所持数が上限数と「ちょうど同じ」場合、例えば上限が350個なら、ぴったり350個持っている状態です。この状態であれば、ポケストップを回すと通常通り道具を入手でき、一時的に所持数が上限を超えることがあります。例えば、3個の道具が出れば、所持数は353個になります。
ただし、この状態から一度でも上限を超えてしまうと、次にポケストップを回しても道具は出なくなります。あくまで上限ジャストの時だけ有効な一時的な挙動です。
また、トレーナーレベルアップ報酬やスペシャルリサーチのリワードなどで、一度に複数の道具がまとめて付与される場合があります。この場合、たとえバッグがいっぱいでも報酬は強制的に受け取れ、結果的に所持数が上限を超えることがあります。この場合も、超過分の道具は入手できますが、その後はバッグに空きを作るまで新たな道具は得られません。
これらの挙動は一時的なものであり、根本的な解決にはなりません。継続的に道具を入手するには、やはりバッグの整理が必要です。
フィールドリサーチタスクは受け取れる?

フィールドリサーチのタスクと道具バッグの容量の関係については、仕様が変更されています。
以前は、道具バッグがいっぱいだと、ポケストップを回しても新しいフィールドリサーチのタスクを受け取れませんでした。
しかし、現在は仕様が改善され、道具がいっぱいな状態であっても、ポケストップを回せばフィールドリサーチのタスク自体は問題なく受け取ることができます。
これはプレイヤーにとって大きな改善点であり、特に期間限定イベントなどで特別なタスクが登場した際に、バッグの空き容量を気にせずタスク収集に集中できるようになりました。
ただし、注意点があります。タスクを受け取ること自体は可能になりましたが、タスク達成後のリワード(報酬)が道具だった場合、受け取り時にバッグがいっぱいだと、その道具を受け取ることはできません。リワードを受け取るためには、事前にバッグの道具を整理して空きを作っておく必要があります。
タスクの「受け取り」はバッグ容量に影響されませんが、「リワード受け取り」には依然としてバッグの空き容量が関係する点を覚えておきましょう。
ポケモンGO 道具がいっぱい問題を解決する実践テクニック
- 捨てるべき道具は?優先度と判断基準【一覧表あり】
- 回復アイテム・ふしぎなアメを賢く使うコツ
- バッグ拡張で快適に!必要ポケコインと入手方法
- バッグ拡張のやり方と最新の上限数【2025年版】
- プレイスタイル別・おすすめ道具管理術
捨てるべき道具は?優先度と判断基準【一覧表あり】

道具バッグがいっぱいになった際、最も手軽な解決策は不要な道具を「捨てる」ことです。しかし、何をどれだけ捨てるべきか迷うこともあるでしょう。捨てる優先度はトレーナーレベルやプレイスタイルで異なりますが、一般的な目安は存在します。
捨てる優先度が最も高いのは「ナナのみ」です。ポケモンを落ち着かせる効果がありますが、捕獲に慣れると使用頻度が減り、他のきのみの方が有用な場面が多いため、積極的に捨てても問題ないでしょう。
次に優先度が高いのは、回復効果の低い「キズぐすり」と「いいキズぐすり」です。トレーナーレベルが上がり、高効率の回復アイテムが入手できるようになると、これらの使用機会は大幅に減少します。
同様に「げんきのかけら」も比較的入手しやすく溜まりやすいアイテムです。バトル頻度が低い場合、大量に保有する必要性は低いため、ある程度の数を残して捨てても良いでしょう。
ボール類では、「スーパーボール」は「ハイパーボール」が安定供給されると中途半端になりがちで、捨てる候補です。ただし、「モンスターボール」は「Pokémon GO Plus」などのオートキャッチデバイスを使用する場合、必須となるため注意が必要です。
逆に、絶対に捨ててはいけないのは「マスターボール」や課金アイテム(ふかそうち、しあわせタマゴ等)、入手が難しい進化アイテム(シンオウのいし等)です。
以下に、捨てる道具の優先度と理由をまとめた表を示します。ご自身のプレイスタイルに合わせて調整する際の参考にしてください。
アイテム名 | 捨てる優先度 (目安) | 理由・補足 |
ナナのみ | ★★★★★★ | 効果が限定的で使用頻度が低い。他のきのみを優先すべき。 |
キズぐすり | ★★★★★☆ | 回復効率が悪い。上位の回復薬入手後は不要になりやすい。 |
いいキズぐすり | ★★★★☆☆ | キズぐすり同様、回復効率が中途半端。すごいキズぐすり等があれば優先度は低い。 |
スーパーボール | ★★★☆☆☆ | ハイパーボール入手後は使用機会が減る。GO Plusでは使われない。 |
げんきのかけら | ★★☆☆☆☆ | 比較的入手しやすく溜まりやすい。バトル頻度が低いなら多くは不要。 |
ズリのみ | ★☆☆☆☆☆ | 捕獲補助に使うが、比較的入手しやすい。持ちすぎている場合は調整対象。 |
モンスターボール | ★☆☆☆☆☆ | 最も基本的なボール。GO Plusユーザーは必須。手投げメインなら優先度低。 |
パイルのみ | (保持推奨) | 捕獲時アメ2倍効果が重要。アメ集めに必須。 |
きんのズリのみ | (保持推奨) | 大幅な捕獲率上昇とジム防衛での全回復効果が強力。 |
すごいキズぐすり | (保持推奨) | 回復効率が良い主力回復薬。 |
まんたんのくすり | (保持推奨) | HP全回復。レイドやジム戦後の立て直しに有効。 |
げんきのかたまり | (保持推奨) | ひんし状態から全回復。げんきのかけらより効率が良い。 |
進化アイテム | (保持推奨) | 入手機会が限られるため、必要になるまで保管。 |
わざマシン | (保持推奨) | ポケモンの技を変更できる重要アイテム。 |
ふしぎなアメ | (保持推奨/使用検討) | どのポケモンのアメにも変換可能。貴重だが、溜めすぎはバッグを圧迫。 |
課金アイテム | (絶対に捨てない) | ふかそうち、しあわせタマゴ、ほしのかけら等。ポケコインで購入する貴重品。 |
マスターボール | (絶対に捨てない) | 必ず捕獲できる究極のボール。入手機会が極めて限定的。 |
回復アイテム・ふしぎなアメを賢く使うコツ

道具バッグの空き容量を確保するには、「捨てる」だけでなくアイテムを積極的に「使う」ことも有効です。特に、バトルを頻繁に行うトレーナーは回復アイテムが溜まりやすい傾向にあります。
バトルでダメージを受けたポケモンは、こまめに回復させましょう。その際、回復量の少ない「キズぐすり」や「いいキズぐすり」から優先的に使うのがポイントです。これらのアイテムは入手しやすい反面、回復効率は高くありません。
「すごいキズぐすり」や「まんたんのくすり」は、より大きなダメージを受けたポケモンや、すぐに戦線復帰させたいポケモンのために温存するのが賢明です。状況に応じて使い分けることで、効率よくアイテムを消費し、バッグの空きを作れます。
もう一つ、バッグ内で場所を取りがちなのが「ふしぎなアメ」です。どのポケモンのアメにも変換できるため、「いつか使うかも」と温存しているうちに数が増えがちです。非常に貴重ですが、数百個単位で溜め込んでバッグを圧迫しているなら、使うことを検討しましょう。
使い道としては、アメを集めにくい「伝説のポケモン」や「幻のポケモン」の強化が最もおすすめです。また、レイドバトルやGOバトルリーグで活躍する強力なポケモン(メタグロス、カイリューなど)に使うのも良いでしょう。ふしぎなアメを有効活用することで、バッグのスペース確保と戦力増強を両立できます。
バッグ拡張で快適に!必要ポケコインと入手方法

道具の整理や使用も大切ですが、「道具がいっぱい」問題の最も根本的な解決策は、道具バッグ自体の容量を増やす「バッグアップグレード」です。初期容量350個から拡張することで、アイテム管理のストレスは大幅に軽減され、プレイの快適性が向上します。
この「バッグアップグレード」は、ゲーム内の「ショップ」で販売されており、1回の購入につき200ポケコインが必要です。購入すると、道具の所持上限が50個増加します。
ポケコインを入手する方法は2つあります。
1つ目は課金して購入する方法です。これが最も手早く確実です。
2つ目はゲーム内で無料で集める方法です。ジムに自分のポケモンを配置し、防衛することで可能になります。ポケモンがジムから戻ってくる際に、防衛時間に応じてポケコインが付与されます(10分あたり1ポケコイン)。ただし、1日に獲得できる上限は最大50ポケコインまでです。合計8時間20分(500分)の防衛で上限に達します。毎日コツコツとジム防衛を続けることで、無課金でもバッグ拡張に必要なポケコインを貯められます。
バッグ拡張はポケモンGOをより快適に楽しむための重要な投資と考えるトレーナーが多いようです。頻繁に「道具がいっぱい」で悩む方は、検討する価値があるでしょう。
以下に、バッグ拡張に必要なポケコインの累計を示します。
拡張後の道具上限数 | 必要なポケコイン (累計) |
350 (初期値) | 0 |
400 | 200 |
450 | 400 |
500 | 600 |
… | … |
1000 | 2600 |
1500 | 4600 |
2000 | 6600 |
2500 | 8600 |
3000 | 10600 |
3500 | 12600 |
4000 | 14600 |
4500 | 16600 |
5000 | 18600 |
5500 | 20600 |
6000 | 22600 |
6500 | 24600 |
7000 | 26600 |
7500 | 28600 |
8000 | 30600 |
8500 | 32600 |
8800 (現在の上限) | 33800 |
バッグ拡張のやり方と最新の上限数【2025年版】

道具バッグの容量を拡張する手順は簡単です。
- マップ画面下部のモンスターボール型メインメニューアイコンをタップします。
- メニューから「ショップ」を選択します。
- ショップ画面を下にスクロールし、「アップグレード」セクションを見つけます。
- 「バッグアップグレード」をタップします。
- 購入確認画面で「200ポケコイン」で購入を確定します。
これで道具の所持上限が50増加します。このアップグレードは繰り返し購入できますが、最大上限数が定められています。
ポケモンGOのサービス開始当初、初期上限は350個でしたが、アップデートに伴い段階的に引き上げられてきました。2024年末時点では8300個が最大上限でした。
そして、最新の情報として、2025年2月27日(木)早朝より上限がさらに解放され、現在の道具バッグの最大所持上限は8800個となっています。これは前回から一気に500個分増加した形です。
今後も最大上限が引き上げられる可能性はありますが、現時点(2025年初頭)では8800個が最大値です。ここまで拡張できれば、道具の所持数に悩まされる場面は大幅に減り、快適なプレイ環境が実現するでしょう。
プレイスタイル別・おすすめ道具管理術

道具の「捨てる」「使う」「拡張する」という基本を踏まえつつ、最終的には自分のプレイスタイルに合わせて道具の保有バランスを調整することが、ストレスなくゲームを楽しむ鍵となります。
例えば、ジムバトルやレイドバトルを積極的に行う「バトル重視型」 のトレーナーは、「すごいキズぐすり」「まんたんのくすり」「げんきのかたまり」を多めに確保するのが望ましいでしょう。「きんのズリのみ」も重要です。一方で、「モンスターボール」や「ナナのみ」は捨てて、回復アイテムや高性能ボールのスペースを確保するのが合理的かもしれません。
対照的に、新しいポケモンの捕獲や図鑑埋め、色違い収集を優先する「コレクター型」 や、オートキャッチデバイスを常用するプレイヤー にとっては、ボールの確保が最重要です。「ハイパーボール」や「モンスターボール」(オートキャッチ用)の在庫は常に潤沢にしたいところです。「パイルのみ」や「ズリのみ」も優先的に保持すべきでしょう。バトルをあまりしないなら、回復アイテムは最低限にし、ボールやきのみのスペースを最大限確保するのも有効です。
また、ポケストップ巡りやフレンドとの交流を楽しむ「散策・交流型」 のプレイヤーもいるでしょう。この場合、ボール類やステッカーは溜まりがちですが、回復アイテムを大量消費する機会は少ないかもしれません。
自分のプレイスタイルを見つめ直し、「普段どのアイテムをよく使い、どのアイテムが余りがちなのか」を把握することが、最適な道具管理術を見つける第一歩です。定期的にバッグの中身を確認し、活動内容に合わせて保有アイテムの種類と数のバランスを柔軟に調整することをお勧めします。
総括:ポケモンGOで道具がいっぱいになった
この記事のまとめです。
- 道具がいっぱいだとポケストップやギフトからアイテムは入手できない
- XPやフィールドリサーチタスクは道具満杯でも獲得可能である
- バッグ上限丁度の場合はポケストップからアイテムを得られることがある
- 不要な道具を捨てるのが最も手軽な解決策だ
- 捨てる優先度はナナのみ、低級キズぐすりが高い
- 課金アイテムやマスターボールは絶対に捨ててはならない
- プレイスタイルで捨てる道具の優先度は変わる
- 回復アイテムは低級なものから積極的に使うべきだ
- ふしぎなアメは育成したいポケモンに使いバッグを空ける
- バッグ拡張はショップで200ポケコインで可能だ
- 1回の拡張で道具上限は50増える
- ポケコインはジム防衛で無料入手も可能である
- ジム防衛でのポケコイン獲得は1日最大50までだ
- 現在の道具バッグの最大上限は8800個である (2025年2月時点)
- 定期的な道具整理と拡張が快適プレイの鍵となる