ポケモンGOでジガルデの姿を変えたいのに、ジガルデセル(ジガルデ・セル)だけがどんどん貯まってしまっていないでしょうか。
本記事では、ポケモンGOにおけるジガルデのフォルムチェンジの仕組みを、初心者トレーナー向けに整理して解説します。
スペシャルリサーチで入手できるジガルデ(10%フォルム)から、ジガルデセルを使った50%フォルム、さらにパーフェクトフォルムへと進める手順と必要個数、アメ・ほしのすなの消費、戻すときのコストまで、現在の仕様に合わせてまとめています。
あわせて、ルート機能を活用したジガルデセルの効率的な集め方、各フォルムの使い道、よくある疑問やトラブルの対処法も紹介します。読み終えるころには「いつまで歩けばパーフェクトに届きそうか」「今どの姿で運用するべきか」を自分で判断しやすくなるはずです。
この記事の内容は、2025年12月時点の情報をもとにしています。
記事のポイント

- ポケモンGO版ジガルデとフォルムチェンジ機能の前提を整理
- 10%→50%→パーフェクトまでに必要なジガルデセルと流れを解説
- ルート機能を使ったジガルデセルの効率的な集め方と毎日のルーティンを提案
- 各フォルムの使い道や、よくある疑問・失敗例への対処法をまとめて紹介
ポケモンGOジガルデ姿を変える基本
- ジガルデと対象シリーズ概要
- ジガルデ入手方法と前提条件
- 姿を変えるボタンの場所
- 10%から50%への姿を変える
- 50%からパーフェクトに変化
- パーフェクトから戻す条件
ジガルデと対象シリーズ概要

このページで扱うのは、スマホ向けアプリ「ポケモンGO」に登場するジガルデです。家庭用ゲーム機向けの『ポケットモンスター』シリーズ本編や『Pokémon LEGENDS Z-A』などにもジガルデは登場しますが、フォルムチェンジの条件や必要なアイテムは作品ごとに仕様が異なります。ここでは混同を避けるため、ポケモンGO版の仕様だけに絞って説明します。
ポケモンGOにおけるジガルデには、次の3つのフォルムがあります。
- ジガルデ(10%フォルム)
- ジガルデ(50%フォルム)
- ジガルデ(パーフェクトフォルム)
これらが別々に野生やレイドで出現するわけではなく、基本的にはスペシャルリサーチで入手した1体のジガルデ(10%フォルム)の「すがたを変える」ことで、10%→50%→パーフェクトと順番に姿を変えていきます。その際にカギとなる専用アイテムが、ルート探索などで入手できる「ジガルデセル(ジガルデ・セル)」です。
ジガルデはドラゴン・じめんタイプの伝説ポケモンで、特にパーフェクトフォルムはHPと防御が非常に高く、最大CPも約4200とトップクラスの数値を持ちます。ジム・レイドやGOバトルリーグ(マスターリーグ)など、エンドコンテンツでも活躍が期待できるポケモンです。その一方で、育成コストやセルの必要数が重いポケモンでもあるため、フォルムチェンジの仕組みを理解して計画的に育てることが重要になります。
また、ジガルデに関する用語として「ジガルデキューブ」が登場します。これはジガルデセルを貯めておくための専用アイテムで、スペシャルリサーチの途中で入手できます。セルはこのキューブに最大300個まで蓄えることができ、フォルムチェンジのたびに消費される仕組みです。セルやキューブの名称が似ていて紛らわしいので、「セル=消費する素材」「キューブ=セルのストック場所」と覚えておくと整理しやすくなります。
ジガルデ入手方法と前提条件

ジガルデの姿を変えるには、まずジガルデ本体を入手しておく必要があります。ポケモンGOでは、スペシャルリサーチ「新たなる道の探索」のクリア報酬としてジガルデ(10%フォルム)が入手できます。このスペシャルリサーチは2023年7月のルート機能実装と同時に配布され、その後も基本的には全トレーナー向けの常設スペシャルリサーチとして扱われています。
新規にゲームを始めたトレーナーでも、「新たなる道の探索」はショップ購入ではなく、ログインやチュートリアルの進行に応じて自動的に配布される形式です。受け取り期限が明示されていないため、しばらくプレイしていなかった人も、最新のアップデートを適用したうえでゲーム内の「スペシャル」タブを確認してみましょう。タブ内に「新たなる道の探索」が並んでいれば、タスクを進めることで最終的にジガルデ(10%フォルム)を獲得できます。
現時点では、ジガルデを確実に入手できる常設ルートはこのスペシャルリサーチのみとされており、伝説レイドやタマゴからの入手は実装されていません。そのため、ジガルデセルをどれだけ集めていても、ジガルデ本体をまだ持っていない場合はフォルムチェンジ機能を使うことはできません。
一方で、ジガルデキューブを入手済みであれば、ジガルデ本体を持っていない状態でもセルを貯めておくことは可能です。例えば、スペシャルリサーチを途中まで進めてジガルデキューブだけ受け取り、その後にタイムチャレンジやルート探索でセルを貯めておき、最後にジガルデを入手して一気にフォルムチェンジを進めるといったプレイもできます。
また、ジガルデセル集めを効率よく進めるには、周囲にルートがある地域でプレイしていることが大前提です。地方や郊外ではユーザーが作成したルートがほとんどないエリアもあり、その場合セル集めは極端に難しくなります。旅行やイベントなどで都市部に出かける機会があれば、そのタイミングでルートの多い場所を集中して回る、といった計画も視野に入れておくと良いでしょう。
姿を変えるボタンの場所

ジガルデの姿を変える操作は、ポケモン詳細画面から行います。手持ちのポケモン一覧からジガルデをタップし、詳細画面を表示すると、「強化」「進化」「リトレーン」などのボタンが並んでいるエリアに「すがたを変える」という専用ボタンが表示されます。このボタンをタップすることで、利用可能なフォルムと必要素材が一覧で確認できる仕組みです。
ただし、この「すがたを変える」ボタンは、必要条件を満たしていないとグレーアウトしたり、そもそも表示されなかったりします。具体的には次の条件が関係します。
- 対象のジガルデ(10%または50%)を所持していること
- 10%→50%、50%→パーフェクトに必要なジガルデセルが所持数内にあること
- フォルムを戻す場合は、ジガルデのアメとほしのすなを必要数以上持っていること
- 一部のステップでは、該当するスペシャルリサーチのタスク進行が一定以上進んでいること
条件を満たしていない場合でも、「すがたを変える」ボタン自体は表示されることがありますが、タップすると不足している素材が赤文字で表示され、実行できない状態であることが分かります。この確認画面では、必要なセル数やアメ・ほしのすなの具体的な数が明示されるため、「あと何日くらいルートを歩けば良いか」「アメが足りないので相棒に設定するべきか」といった次の行動が計画しやすくなります。
なお、「すがたを変える」ボタンはジガルデ専用ではなく、トリミアンなど他のフォルムチェンジ対応ポケモンでも同じボタンが使われます。ただし、トリミアンなど多くのポケモンはほしのすなやアメのみで姿を変えられるのに対し、ジガルデだけはジガルデセルが必須という点が大きな違いです。見た目が似たボタンでも必要素材がまったく異なるため、うっかりアメだけを貯めて「セルが足りず姿を変えられない」という事態にならないよう注意しましょう。
10%から50%への姿を変える

ジガルデ(10%フォルム)からジガルデ(50%フォルム)に姿を変えるには、「ジガルデセル」が50個必要です。これはルート機能の解説記事や攻略サイトのデータベースなど、複数の国内サイトで共通している最新の仕様です。セルはジガルデキューブの中に蓄積されていき、必要数がたまると「すがたを変える」画面で50%フォルムへのフォルムチェンジが選択できるようになります。
実際の手順はシンプルで、ジガルデ(10%)の詳細画面から「すがたを変える」を選択し、候補として表示される50%フォルムをタップ。確認画面で必要なジガルデセルの数とアメ・ほしのすなを確認して問題なければ、そのまま決定するだけです。セル50個のほかに、一定量のジガルデのアメとほしのすなも同時に消費されるため、セルばかり意識していてアメ不足に陥らないよう注意が必要です。
重要なのは、フォルムチェンジに使ったジガルデセルは一切戻ってこないという点です。たとえばセルを50個消費して10%から50%にした後、「やっぱり10%のまま手元に置いておきたかった」と思って戻しても、セル50個は返還されません。戻すときに必要なのはアメとすなだけであり、「フォルムチェンジで消費したセルが返ってくることはない」という仕様をよく理解しておきましょう。
一方で、50%フォルムはパーフェクトフォルムほど重いコストをかけなくても実用レベルまで育成しやすい姿です。最大CPはパーフェクトに劣るものの、マスターリーグや一部レイドで十分に戦える性能を持ち、じめんタイプアタッカーとしても活躍できます。セル50個という比較的現実的なラインで到達できるため、「まずは50%フォルムを1体しっかり育てる」ことを最初の目標にするトレーナーも多いです。
50%からパーフェクトに変化

ジガルデ(50%フォルム)からジガルデ(パーフェクトフォルム)に姿を変えるには、追加でジガルデセルが200個必要です。10%→50%で消費した50個と合わせると、パーフェクトフォルムの完成には合計250個ものセルが必要になります。後述するように、セルは1日に入手できる上限があり、短期間で一気に集めることは現実的ではありません。
攻略サイトや検証情報によると、ジガルデセルはルート探索中にランダムで出現し、1度に入手できる個数は1〜3個、1日の入手上限は3個とされています。また、同じルートからセルを入手できるのは1日1回(逆走を含めて1回)で、セルはルートの後半〜ゴール付近で出現しやすい傾向があります。これらは公式が明言した仕様ではなく検証ベースの情報ではありますが、実際のプレイでも同様の体感をしているトレーナーが多い状況です。
仮に毎日セルを3個ずつ入手できたとしても、250個に到達するには単純計算で80日以上かかります。実際にはセルが出ない日もあるため、多くのトレーナーが数カ月〜半年以上かけてパーフェクトフォルムを完成させています。途中でモチベーションを落とさないためにも、「数週間で完成させるものではなく、長期的な目標として気長に進める」くらいのスタンスで取り組むのがおすすめです。
パーフェクトフォルムの性能自体は非常に高く、最大CP約4200、HP・防御もトップクラスの耐久寄りのステータスを持ちます。ドラゴン・じめんという優秀な複合タイプと、ドラゴンテール・げきりん・じしんなどの技構成により、対ドラゴンや対でんきなど多くの場面で活躍が期待できます。ただし、環境や覚える技の調整によって評価は変動しやすく、「コストに見合う活躍ができるかどうか」は各シーズンの環境次第という側面もあります。
そのため、セルの投資先としては「まず50%フォルムを1体完成させてから、余裕が出てきたらパーフェクトを目指す」という段階的な進め方が無理のない選択肢です。すでにマスターリーグ用のパーティが完成している上級者なら、早めにパーフェクトを作る価値もありますが、始めたばかりのトレーナーは長期的な育成計画の一環として少しずつセルを貯めていくと良いでしょう。
なお、2025年初頭のアップデートで、ジガルデセルの所持上限は従来の250個から300個に引き上げられました。これにより、セルが上限に達してパーフェクトにできない状態でイベント報酬を受け取れない、という問題はかなり改善されています。
パーフェクトから戻す条件

一度パーフェクトフォルムにしたジガルデを、50%フォルムや10%フォルムに戻すことも可能です。ただし、このときに消費するのはジガルデセルではなく、「ジガルデのアメ」と「ほしのすな」です。複数のデータベースやWikiの情報を総合すると、フォルムを戻す際のコストは次の通りです。
- パーフェクト → 50%:ジガルデのアメ10個+ほしのすな2000
- 50% → 10%:ジガルデのアメ10個+ほしのすな2000
どちらの方向に戻す場合でも、セルは一切消費しません。その代わり、ジガルデ専用のアメとほしのすなを使うため、何度も行ったり来たりしているとアメやすなが枯渇しやすくなります。特に、他の伝説ポケモンを育てているトレーナーにとっては、すな2000の積み重ねも無視できない負担になります。
そして最も重要なのは、「戻してもセルは返ってこない」という点です。セル250個を使ってパーフェクトにしたあと、図鑑表示や見た目の好みから10%に戻したとしても、消費した250個のセルは一切戻ってきません。セルを再び集めるには、またルートを歩いてコツコツと集め直す必要があります。
ジガルデの図鑑を埋めるだけなら、一度パーフェクトフォルムまで到達すれば3つの姿が登録されるため、以降は好みのフォルムで固定してしまうトレーナーも多いです。複数個体を用意できている場合は、「1体をパーフェクトのまま実戦用に残し、もう1体を図鑑用・観賞用としてフォルムを行き来させる」といった運用も考えられます。
いずれにしても、フォルムを戻す前には次の点を確認しておきましょう。
- すでに図鑑登録は完了しているか
- アメ・ほしのすなの消費に見合うメリットがあるか
- 現環境のバトルで、どのフォルムを優先的に使いたいか
これらを整理したうえで、「本当に戻す必要があるのか」を考えてからボタンを押すと、後悔が少なくなります。
ポケモンGOジガルデ姿を変える効率攻略
- ジガルデセルの集め方基礎
- ルート選びと歩き方のコツ
- 毎日のジガルデ育成ルーティン
- フォルム別の使い道と評価
- よくある疑問とトラブル対応
ジガルデセルの集め方基礎

ジガルデセルは、ポケモンGOの「ルート」機能を利用している最中に出現する、緑色に光る小さなかけらのようなアイテムです。ルートを開始して一定距離を歩くと、マップ上にキラキラと光るアイコンとして現れ、タップすることで1〜3個のセルを入手できます。セルが出現するときは、視覚的なエフェクトと専用の効果音が鳴るため、画面をこまめに確認していれば見逃しにくい仕様になっています。
現時点の仕様では、ジガルデセルの主な入手手段はこのルート探索です。通常のフィールドリサーチやレイド、野生のポケモン捕獲などから直接セルがドロップすることはありません。ただし、2025年以降は旧正月イベントなど一部の期間限定タイムチャレンジの報酬として、まとまった数のジガルデセル(例として10個)が配布された実績があります。こうしたイベントは常時開催ではないため、「基本はルート探索で集める、イベント開催中は報酬も逃さない」というスタンスで考えると良いでしょう。
攻略サイトやプレイヤーの検証情報をもとにした、ジガルデセルに関する代表的な仕様は次の通りです。
- 1回の出現で入手できるセルは1〜3個
- 1日に入手できるセルの上限は3個
- 同じルートからセルを入手できるのは1日1回(逆方向も含めて1回)
- 多くの場合、ルートの後半〜ゴール付近で出現しやすい
これらは今後のアップデートで変更される可能性もありますが、少なくとも2025年時点では「1日3個まで」「ルート後半で出やすい」という前提で動けば、大きなズレはありません。重要なのは、「どれだけ長いルートを歩いても1日3個以上は出ない」という点です。セル集めだけを目的に、同じルートを何十周も歩くのは効率が良くないので、後述のルーティン化や他コンテンツとの同時進行を意識した方が結果的には楽に続けられます。
また、セルを貯めるにはジガルデキューブが必要です。スペシャルリサーチを進めてジガルデキューブを受け取っていれば、まだジガルデを捕まえていない段階でもセルを蓄積できます。逆に、ジガルデキューブをまだ持っていない状態だと、ルートを歩いてもセルが出現しないケースがあるため、まずはスペシャルリサーチの序盤タスクを優先して進めておくと安心です。
ルート選びと歩き方のコツ

ジガルデセル集めの効率は、「どのルートをどのように歩くか」で大きく変わってきます。ルートの距離は500m前後から数kmまでさまざまですが、セルの1日上限が3個である以上、極端に長いルートを何本も歩くよりも、「安全で歩きやすく、日常生活に組み込みやすいルート」を選ぶことが長続きのコツになります。
ルート選びのポイントとしては、次のようなものが挙げられます。
- 自宅や職場・学校の近くにある、短め〜中距離のルートを複数チェックしておく
- 交通量の多い幹線道路沿いよりも、公園や遊歩道など安全に歩けるルートを優先する
- ポケストップやジムが適度に点在しているルートを選ぶと、アイテム補充やレイド参加も同時にこなしやすい
- 雨の日や夜間でも比較的安全なルートを1つは確保しておく
また、プレイヤーの検証や体験談からは、「初めて歩くルートではセルが出現しやすい」「同じルートを連続で歩くとセルが出ないことが多い」と感じている人も多いようです。公式に明言されているわけではありませんが、新しいルートを優先して開拓することで、結果的に体感の効率が上がる可能性があります。
歩き方の面では、次のような点に注意するとセルを取り逃しにくくなります。
- ルート中はできるだけアプリを起動したままにし、バックグラウンドにしすぎない
- 画面右下のルートアイコンから進行状況を確認し、残り距離が少なくなったらセル出現に特に注意する
- ルートの後半は、画面をこまめに確認しながらゆっくり歩く(セルのエフェクトを見逃さないようにする)
- スマホの画面輝度が低いとセルの光が見えづらいことがあるので、屋外では少し明るめに設定しておく
ルート作成機能が使えるトレーナーであれば、自分好みの距離・安全性のルートを作成しておくのも大きなメリットです。たとえば、「通勤時に必ず通る道をルート化する」「ジョギングコースをルートとして登録する」など、普段の生活動線と重なるようなルートを作っておくと、意識しなくても自然とセル集めが進んでいきます。
毎日のジガルデ育成ルーティン

ジガルデをパーフェクトフォルムまで育てるためには、10%→50%→パーフェクトのフォルムチェンジに合計250個のジガルデセルが必要です。前述の通り、セルの1日入手上限は3個とされているため、毎日上限まで集め続けたとしても約3カ月、それ以下のペースであれば半年〜1年単位の長期戦になります。
この長期戦を乗り切るうえで大切なのが、「ジガルデ育成を毎日のルーティンに組み込む」という考え方です。具体的には、次のような1日の流れをイメージすると続けやすくなります。
- 朝・通勤時:職場や学校の近くの短いルートを1本だけ歩き、できればセル1〜2個を回収
- 昼・スキマ時間:昼休みや移動の合間に、別の短めのルートを1本だけ追加で歩く
- 帰宅時・夜:余裕があれば、まだセル上限に達していないか確認し、近場のルートでもう1本だけ歩く
このように、「1日1〜3本のルートを無理なく続ける」ことを目標にすると、精神的な負担が少なくて済みます。セルが出ない日も当然ありますが、その場合でも相棒のアメ稼ぎやタスク消化、ポケストップのアイテム補充など、別のメリットが生まれていると割り切ると気持ちが楽になります。
あわせて意識したいのが、ジガルデのアメ集めです。ジガルデは相棒距離が長めの分類で、1個のアメをもらうのに必要な距離もそれなりにありますが、ルート探索とセットで歩いていれば自然とアメも増えていきます。フォルムを戻す際のアメ10個や、パワーアップ用のアメ・アメXLを確保する意味でも、セル集めの期間はジガルデを相棒に固定しておくのがおすすめです。
どうしてもセルが見つからない日が続くと、「今日は無駄足だった」と感じてモチベーションが下がりがちです。そんなときは、次のような考え方に切り替えてみましょう。
- 「セルが出たらラッキー」くらいの気持ちで、タスクや相棒のアメ稼ぎを主目的にする
- 週末だけは、普段とは違うエリアのルートを開拓し、「新しいルートを歩くこと」自体を楽しむ
- パーフェクトフォルム完成までの進捗をメモしておき、「○個集まったら自分へのご褒美」といった小さな目標を設定する
ジガルデ育成は、短距離走ではなくマラソンのようなコンテンツです。走り出しから全力疾走するのではなく、自分の生活リズムに合ったペースでコツコツ進めるのが、最終的には一番の近道になります。
フォルム別の使い道と評価

ジガルデには10%・50%・パーフェクトの3つのフォルムがあり、それぞれに特徴と使い道があります。ここでは最新の攻略情報や対戦環境を踏まえつつ、ざっくりとした評価を整理しておきます。
・10%フォルム
スペシャルリサーチのクリア報酬として比較的早い段階で入手できる姿ですが、ステータスは3つのフォルムの中で最も控えめです。最大CPや耐久も低めで、対戦やレイドで無理に活躍させる必要はありません。図鑑登録とフォルムチェンジの出発点としての役割がメインであり、セルが貯まり次第50%フォルムへのフォルムチェンジを目指す前提で考えて問題ないフォルムです。
・50%フォルム
攻撃と耐久のバランスが良く、マスターリーグや一部レイドで十分戦えるポテンシャルを持ちます。じめんタイプの高火力技を覚えることから、でんきタイプのボス相手のアタッカーとして採用できる場面もあり、攻略サイトの評価でも「実戦投入しやすい中堅〜上位クラス」と位置づけられています。セル50個というコストで到達できるため、「まずは50%フォルムを1体完成させて使い勝手を確かめる」ことが、多くのトレーナーにとって現実的な目標になります。
・パーフェクトフォルム
最大CP約4200、HP・防御ともに非常に高い数値を持つ耐久寄りの伝説ポケモンです。ドラゴンテール+げきりん、じしんといった技構成で、ドラゴンタイプの高火力アタッカーとしても、じめんタイプの耐久寄りアタッカーとしても活躍が期待できます。GOバトルリーグ・マスターリーグにおいても、環境次第ではトップメタに食い込めるポテンシャルがあり、攻略記事でも総合的に高評価を受けています。
一方で、パーフェクトフォルムの最大の弱点は「育成コストの重さ」です。セル250個に加えて、大量のアメとほしのすなが必要となるため、他の伝説ポケモンとの育成優先度をどうするか悩ましいポジションにあります。また、シーズンごとの技調整や新ポケモンの追加により、評価が上下しやすい点も考慮が必要です。
このような事情から、「どこまでフォルムチェンジを進めるか」はトレーナーごとに次のような基準で判断すると良いでしょう。
- まずはセル50個を目標に、50%フォルムを1体実用レベルまで育てる
- マスターリーグやレイドでジガルデを軸にしたい場合は、セルやアメに余裕が出てからパーフェクトを目指す
- 2体目のジガルデが入手できる機会が来たら、片方を50%固定・もう片方をパーフェクト専用として運用する
セルの供給量が限られている現状では、最初の1体をいきなりパーフェクトにするよりも、「50%を先に育成して活躍させ、その後でパーフェクトを検討する」という段階的な育成が現実的でおすすめです。
よくある疑問とトラブル対応

最後に、ジガルデの姿を変える際によくある疑問やトラブルをQ&A形式でまとめておきます。
Q. 「すがたを変える」ボタンが出てこない
A. 主な原因としては次のケースが多いです。
- 手持ちにジガルデが1体もいない(10%フォルムをまだ入手していない)
- ジガルデキューブをまだ入手しておらず、セルが貯められていない
- 対象フォルムに必要なセル数が不足している
- スペシャルリサーチの進行状況が足りず、フォルムチェンジ機能が解放されていない
まずは手持ちポケモンにジガルデがいるか、ジガルデキューブとセルの数が十分か、スペシャルリサーチ「新たなる道の探索」が途中で止まっていないかを確認しましょう。
Q. パーフェクトにしたあと、図鑑埋めのためにまた10%に戻したい
A. フォルムを戻すこと自体は可能で、「パーフェクト→50%」「50%→10%」それぞれでジガルデのアメ10個+ほしのすな2000が必要です。ただし、フォルムチェンジに使ったジガルデセルは一切返ってきません。すでに3つのフォルムが図鑑登録されているのであれば、図鑑埋めのためだけに戻す必要は基本的にありません。どうしても図鑑画面の表示を切り替えたい場合のみ、アメとすなのコストを支払って戻す形になります。
Q. セルの出現率が低すぎて、本当に250個も集まるのか不安
A. 実際にパーフェクトフォルムを完成させたトレーナーの報告では、数カ月〜半年以上かけてコツコツ集めているケースが多いです。1日のプレイ時間や歩く距離、ルートの数によって進み具合は大きく変わりますが、「数週間で完成させるものではない」と割り切ると気持ちが楽になります。セルの出ない日も、相棒のアメやタスク消化など別のリターンがあると考え、長期目標として取り組むのがおすすめです。
Q. 仕様変更で必要セル数や上限が変わることはある?
A. これまでのアップデートでは、10%→50%で50個、50%→パーフェクトで200個という必要セル数は維持されてきました。一方で、2025年1月にはジガルデセルの所持上限が250個から300個に引き上げられるなど、セル周りの仕様が調整された例もあります。今後もバランス調整や新イベントに合わせて細かな変更が入る可能性はあるため、シーズン開始時や大型アップデートのタイミングで公式情報や国内攻略サイトをチェックしておくと安心です。
Q. ジガルデをまだ持っていないが、タイムチャレンジのジガルデセルは受け取れる?
A. 通常は、スペシャルリサーチでジガルデキューブを入手していれば、ジガルデ本体をまだ持っていなくてもセルを蓄積できます。イベントのタイムチャレンジ報酬のセルも、キューブ内にストックされる形になります。ただし、ジガルデキューブをまだ入手していない場合はセルが貯められない可能性があるため、まずは「新たなる道の探索」を進めてジガルデキューブを受け取ってからセル報酬イベントに臨むと確実です。
総括:ポケモンGOでジガルデ姿を変える長期計画を立てよう
- 本記事で扱ったのは、ポケモンGO版ジガルデのフォルムチェンジ仕様のみであり、他シリーズの仕様とは別物である
- ポケモンGOにおけるジガルデには、10%・50%・パーフェクトの3つのフォルムが存在する
- 初回入手はスペシャルリサーチ「新たなる道の探索」の報酬ジガルデ(10%フォルム)が基本となる
- ジガルデセルは主にルート探索で入手する専用アイテムであり、一部イベントのタイムチャレンジ報酬としても入手機会がある
- 10%から50%へのフォルムチェンジにはジガルデセルが50個必要である
- 50%からパーフェクトへのフォルムチェンジには追加でセル200個が必要で、合計250個になる
- セルには1日あたり入手上限(3個)があり、短期間で集め切るのは現実的ではない
- ジガルデセルの所持上限は、現在300個に引き上げられている
- パーフェクトから50%、50%から10%に戻すときにはジガルデのアメ10個とほしのすな2000が必要である
- 一度消費したジガルデセルは、姿を戻しても返還されない仕様である
- 50%フォルムは実戦性能が高く、パーフェクトまでの中間ゴールとして非常に優秀である
- パーフェクトフォルムは高耐久・高CPで、レイドや対人戦の最前線でも活躍し得るポテンシャルを持つ
- ジガルデセル集めは、毎日のルート散歩を習慣化する長期的な取り組みが前提となる
- ルート選びや歩き方を工夫することで、セルの体感入手率を多少は高められる
- 自分のプレイスタイル・対戦環境・資源状況に合わせて、どのフォルムでジガルデを運用するか計画的に決めることが大切である
ジガルデは、入手経路が限られているうえにセル集めも長期戦になりがちなポケモンですが、そのぶん完成したときの達成感も大きいポケモンです。毎日のルート散歩を楽しみながら、まずは50%フォルムを目標にコツコツとセルを集め、ゆくゆくはパーフェクトフォルムの完成を目指して長期計画を立ててみてください。

