「ポケモン XY」のエンディングで突然バトルを申し込んでくる謎の長身男性・AZ。チャンピオンを倒した直後の祝賀パレードで現れる彼に、「もし負けたらどうなるんだろう?」と不安になったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
手持ちが消耗していた場合、あるいは低レベルで挑んでしまった場合でも大丈夫なのか、気になるところです。この記事では、AZとのバトルが「勝敗でストーリーが変わるのか」「負けてもゲームオーバーになるのか」といった仕様を詳しく解説します。
あわせて、AZが使ってくる3体のポケモン(コータス・シンボラー・ゴルーグ)のレベルや技構成、そして「なぜこの3体なのか」という考察、さらにバトル後に起こる感動的なフラエッテとの再会シーンまで、まとめてお伝えします。AZというキャラクターへの理解が深まる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- AZとのバトルは「イベント戦」であり、負けてもゲームオーバーにはならない
- バトル開始前に手持ちポケモンは自動回復されているので安心して挑める
- AZの手持ちはコータス・シンボラー・ゴルーグの3体で、いずれもレベル60
- バトルの真の目的はフラエッテとの感動的な再会シーンへのつながりにある
ポケモン XYのAZとのバトル仕様を解説
- AZとはどんな人物なのかを背景から確認する
- バトルがどこで・どのように発生するのかを解説する
- 負けた場合のストーリーへの影響と仕様を明らかにする
- AZの手持ちポケモンとレベルの詳細を整理する
AZとはどんな人物か

AZとは、『ポケットモンスター X・Y』および『Pokémon LEGENDS Z-A』に登場するキャラクターで、シリーズの中でも特に異彩を放つ存在です。
その正体は、3000年前にカロス地方を治めていた王です。身長は約3メートルと人間離れしており、長い白髪とボロボロのコート姿が印象的で、その見た目と口数少ない言動がプレイヤーに強烈な印象を残します。なお、この身長が3メートルを超えているのは生まれつきではなく、フラエッテを蘇生するために使った機械のせいだという旨が、海外でのインタビューで語られたとのことです。
AZの過去を紐解くと、かつて愛していたポケモン「フラエッテ」が戦争で命を落とし、それを取り戻すために「命を与える機械」を自らの手で作り上げたことがわかります。フラエッテは無事に蘇生されましたが、AZはそこで止まりませんでした。カロス地方ごと戦争を終わらせるために、その機械を「最終兵器」に転用し、破壊の光を放ったのです。
この行為の結果として、最終兵器の副作用でAZの寿命が極端に延び、3000年以上生き続けることになったと確認されています。公式攻略本によると、不老不死になったわけではなく「極端に寿命が延びた」との報告があり、少しずつ歳を重ねていった結果、本編では老人の姿となっているようです。
フラエッテは機械の真実を知り、AZのもとを去ってしまいました。それ以来、3000年もの長い時をかけてフラエッテを探し続けたAZは、ポケモンシリーズの登場人物の中で最年長の人物とも言われています。主人公とは13番道路で初対面し、その後各地で噂を聞くことになります。
AZとのバトルはどこで発生するのか

AZとのバトルは、チャンピオンであるカルネに勝利した後に発生します。ミアレシティで開催される祝賀パレードの最中、主人公の前にAZが再び姿を現すのです。
「ポケモントレーナーとは何なのか知りたい」と語りかけてきたAZは、その場でバトルを申し込んできます。バトルの舞台はミアレシティで、ゲームの終盤における特別なイベントのひとつとして描かれています。
ストーリーの中盤から登場するAZは、主人公と何度かすれ違う中でその存在感を増していきます。異様な雰囲気を持ち、異常なまでの長身や言動でプレイヤーに印象を残し続けた彼が、クリア後のパレードという晴れの場に突然現れるという演出は、多くのプレイヤーが記憶に残っているシーンではないでしょうか。
AZに負けるとどうなるのか

AZとのバトルは、通常のトレーナー戦とは根本的に異なる仕様になっています。勝敗によってストーリーが分岐することはなく、仮に敗北したとしてもバトルイベントはそのまま終了し、次の展開へと進行します。つまり、負けた場合でもゲームオーバーにはならず、強制的に物語が終幕へ向かう仕様となっています。
気になるのは「消耗した状態で挑んでしまったらどうなるのか」という点ですが、このバトルには手持ちポケモンが全て自動で回復された状態で挑める、という配慮がなされています。カルネ戦で手持ちが傷ついていたとしても、万全の状態でAZと戦えるようになっているのです。チャンピオン戦が終わった後は手持ちが回復しているので、よほどのことがない限り負けることはないだろうとの報告もあります。
また、このバトルはイベントバトルの扱いとなっており、倒しても経験値は入らない点も確認されています。AZ戦は、勝敗そのものではなく、物語としての演出や感情の転換点に重きを置いた設計となっており、エキシビション的な要素と見ることができます。

AZの手持ちポケモンとレベルの詳細

AZが使ってくるポケモンは3体で、コータス・シンボラー・ゴルーグです。それぞれのレベルは60で統一されており、四天王の手持ちよりもレベルが低い設定になっています。
技構成も比較的穏やかなものとなっており、全体的な難易度は高くありません。特定のポケモン1体での縛りプレイをしていたり、有効打がない構成だった場合には苦戦することもある可能性がありますが、そのような状況でも前述の通り勝敗がストーリーに影響しないため、安心して挑むことができます。
なお、いずれのポケモンも設定で古代と関係があるポケモンである点が指摘されています。AZというキャラクターの背景を考えると、この3体の選定には深い意図がある可能性が感じられます。次のH2では、その考察を詳しく見ていきましょう。
AZの手持ち3体の考察とバトル後の感動シーン
- コータスが選ばれた理由について考察する
- シンボラーとゴルーグが選ばれた理由について考察する
- バトル後に訪れる感動のフラエッテ再会シーンを紹介する
コータスが選ばれた理由を考察

AZの手持ちの1体目、コータスは素早さがとにかく遅く、ホウエン地方のジムリーダー・アスナの相棒ポケモンとしてもおなじみのポケモンです。ポケモンXYの頃は特性ひでりはなく、通常特性はしろいけむりのみでした。
では、なぜAZがコータスをパーティに選んだのでしょうか。AZがコータスをパーティに加えたのはおそらく長生きしそうだからという考察があります。ただし、コータスの寿命は他の2匹(シンボラー・ゴルーグ)と比べたら全然大したことがないかもしれず、採用理由としては説得力が薄いという指摘もあります。
コータスの生息地はヒャッコクシティの南東の終の洞窟がある道路で、シンボラーやゴビットの生息地(セキタイタウンの南)とはだいぶ離れています。この生息地の違いから、AZがどのようにコータスを手に入れたかについては複数の考察があります。彷徨っている途中で普通に捕まえた可能性、誰かから貰った可能性、そして最終兵器の光を浴びた3体という説などが挙げられています。AZはかつての王なのでボールを買うお金も十分持っていたとも言われており、入手経路については様々な見方があるようです。

シンボラーとゴルーグが選ばれた理由を考察

シンボラーとゴルーグに関しては、AZのパーティとしての適性が非常に高いという考察があります。
シンボラーは古代都市を守り続けるポケモンと考えられており、XYでも最終兵器があったセキタイタウンの南の道路に生息しています。最終兵器はAZが造ったものですから、その付近に生息し、寿命もとても長そうなシンボラーはAZにピッタリのポケモンと考えられています。
ゴルーグはさらに説得力が高いとされています。人やポケモンを守るために古代人によって生み出されたポケモンで、進化前のゴビットの図鑑を見ると数千年動き続けるとあります。しかも、ゴビットの生息地もセキタイタウンの南で、シンボラーと同じ場所です。シンボラーよりもさらに適任という考察もあります。
この2体については、3000年前から連れている可能性が十分あるという見方もあります。AZが最終兵器を使う時に、この3匹が一緒に見ていたかもしれないとの考察もあり、そのような背景があるとすれば、この2体の選定には非常に深い意味があることになります。
AZとフラエッテの3000年越しの再会

AZとのバトル後に訪れるシーンは、ポケモンXYのストーリーの中でも屈指の感動的な場面として多くのプレイヤーの心に残っています。
バトルを通じてAZは過去の自分と向き合い、ポケモンへの愛情を取り戻します。その結果、3000年もの長い時をかけて探し続けてきたフラエッテが、ついにAZの前に再び姿を現すのです。こうして3000年越しの再会が実現するという感動的なエンディングへとつながります。
AZとフラエッテの関係はストーリーの核心部分を担っています。フラエッテは通常の個体とは異なる黒い花を持っており、その姿は「えいえんのはな」と呼ばれています。フラエッテは機械の真実を知りAZのもとを去っていましたが、3000年の歳月を経て、主人公との戦いを経たAZの前にようやく姿を現しました。
なお、AZとフラエッテのその後については、XYから5年後のエピソードである『Pokémon LEGENDS Z-A』でも確認されています。AZはホテルZのオーナーとしてフラエッテと共に暮らしており、表情も穏やかになっているとのことです。長い放浪と悲しみの末に、ふたりがようやく平穏な日々を取り戻したことが伝わってくるシーンです。

ポケモンXYでAZに負けてもゲームオーバーにならない理由と感動の結末まとめ
この記事のまとめです。
- AZとのバトルはイベント戦であり、勝敗によってストーリーが分岐しない仕様になっている
- 敗北してもゲームオーバーにはならず、バトルイベントが終了すると物語が次の展開へ進む
- バトル前に手持ちポケモンが自動回復されているため、カルネ戦後の消耗を心配せずに挑める
- AZの手持ちはコータス・シンボラー・ゴルーグの3体で、いずれもレベル60
- 四天王よりもレベルが低く、技構成も比較的穏やかなため、全体的な難易度は高くない
- イベントバトルの扱いのため、倒しても経験値は入らない
- AZはバトルの場所であるミアレシティの祝賀パレードに突然現れ、「ポケモントレーナーとは何か知りたい」と語りかけてくる
- AZは3000年前にカロス地方を治めていた王であり、ポケモンシリーズ登場人物の中で最年長の人物とされている
- 身長が約3メートルあるのは最終兵器に使った機械の影響によるものという旨が海外インタビューで語られている
- コータスの採用理由については「長生きしそうだから」という考察があるが、他の2匹と比べて寿命面での説得力が薄いという見方もある
- シンボラーはセキタイタウンの南(最終兵器があった場所の近く)に生息し、古代都市を守るポケモンであることからAZとの関連性が指摘されている
- ゴルーグは古代人によって生み出され、数千年動き続けるとも図鑑に記されており、シンボラーよりさらに適任との考察もある
- シンボラーとゴルーグについては、3000年前から連れている可能性が十分あるという見方もある
- バトル後、AZの前に3000年探し続けたフラエッテが再び姿を現し、感動的な再会が実現する
- フラエッテは「えいえんのはな」と呼ばれる黒い花を持つ特別な個体であり、AZとフラエッテはLEGENDS Z-Aではホテルで共に穏やかに暮らしていることが確認されている

