ポケモンスリープでアラームが鳴らない?原因と解決策を完全解説

『ポケモンスリープ』で設定したはずのアラームが鳴らず、寝過ごしてしまった経験はありませんか。

毎日の睡眠計測に欠かせない機能だからこそ、正常に作動しないと困ってしまいますよね。実は、アラームが鳴らない原因は、アプリ内の単純な設定ミスから、スマートフォン本体の意外な盲点、さらには「Pokémon GO Plus +」特有の問題まで様々です。

この記事では、考えられる全ての原因を一つずつ丁寧に解き明かし、誰でも確実に解決できる具体的な手順を網羅的に解説します。

この記事を読めば、もうアラームの心配なく、安心してカビゴンとの睡眠リサーチに臨めるようになります。

この記事のポイント
  • スマホ本体の「メディア音量」がゼロになっていないか確認
  • GO Plus+を使っているなら本体のサイレントモードを解除
  • アプリ内のアラーム設定が正しくONになっているか再確認
  • 睡眠計測自体が失敗するとアラームは作動しない
目次

『ポケモンスリープ』でアラームが鳴らない主な原因と解決策

  • まずは基本!アプリ内のアラーム設定はONか
  • 意外な盲点!スマホ本体のメディア音量を確認
  • 「おやすみモード」や「集中モード」が原因かも
  • アプリや端末の再起動で解決するケース

まずは基本!アプリ内のアラーム設定はONか

まずは基本!アプリ内のアラーム設定はONか

『ポケモンスリープ』でアラームが鳴らない時、まず最初に確認すべき最も基本的な項目は、アプリ内でのアラーム設定です。意外と見落としがちなポイントですが、過去に一度アラームをOFFにして、そのまま設定を戻し忘れているケースは少なくありません。

特に、普段とは違う時間に仮眠を取る際などに一時的にOFFにしたまま、ということが考えられます。確認方法は簡単です。まず、ホーム画面下部にある緑色の「ねむる」ボタンをタップします。すると、睡眠計測を開始する前の設定画面に移行します。この画面の中央付近に「アラーム」という項目があり、その右側に時刻が表示されています。この時刻表示のさらに右隣にあるスイッチがON(有効な状態)になっているかを確認してください。

もしOFF(無効な状態)になっていれば、タップしてONに切り替えましょう。このスイッチがアラーム機能の大元となりますので、ここがOFFになっている限り、他の設定がどうであれアラームが鳴ることはありません。まずはこの基本設定を見直すことが、問題解決への第一歩となります。

意外な盲点!スマホ本体のメディア音量を確認

アプリ内の設定が正しくてもアラームが鳴らない場合、次に疑うべきはスマートフォン本体の音量設定です。これは非常に多くのユーザーが見落としてしまう「意外な盲点」と言えるでしょう。

多くのスマートフォンでは、「着信音量」「通知音量」「メディア音量」といったように、音の種類ごとに音量を個別に設定できます。一般的な目覚まし時計アプリは「アラーム音量」として独立していることが多いですが、『ポケモンスリープ』のアラーム音は「メディア音量」と連動しています。

つまり、ゲームのBGMや効果音、動画サイトの音声などと同じ扱いです。そのため、就寝前にゲーム音を消すためにメディア音量をゼロにしていると、アラームも一緒に無音になってしまいます。この問題を解決するには、『ポケモンスリープ』を起動した状態で、スマートフォンの側面にある物理的な音量ボタンを操作してください。

画面に表示される音量スライダーが「メディア」のものであることを確認し、十分な音量まで上げておきましょう。この仕様を理解することが、原因不明のトラブルを解決する鍵となります。

「おやすみモード」や「集中モード」が原因かも

「おやすみモード」や「集中モード」が原因かも

スマートフォンの便利な機能が、意図せずアラームの妨げになっている可能性もあります。特に、iOSの「集中モード」やAndroidの「おやすみ時間モード(Digital Wellbeing)」などが有効になっていると、アプリからの通知や音が抑制され、結果として『ポケモンスリープ』のアラームが鳴らなくなることがあります。

これらの機能は、睡眠の質を高めるために就寝中の通知を遮断する目的で設計されていますが、その設定によってはアラーム音までミュートしてしまうのです。お使いのスマートフォンの設定画面から、「集中モード」や「おやすみモード」の項目を探し、設定内容を確認してみてください。

もし有効になっている場合は、一時的に無効にしてアラームが鳴るか試すか、あるいは『ポケモンスリープ』からの通知(アラーム)を許可するよう設定をカスタマイズする必要があります。例えば、特定のアプリを例外として許可するオプションがあれば、『ポケモンスリープ』を追加しましょう。

最新のOSではこれらの機能がより細かく設定できるようになっているため、自分の睡眠スタイルに合わせて正しく設定することが重要です。

アプリや端末の再起動で解決するケース

アプリや端末の再起動で解決するケース

あらゆる設定を確認しても問題が解決しない場合、一時的なソフトウェアの不具合が原因である可能性が考えられます。このような場合、古くから伝わる基本的な対処法が有効です。

まずは、『ポケモンスリープ』のアプリを完全に終了させてから、再度起動してみてください。アプリをマルチタスク画面からスワイプして閉じることで、メモリ上に残っていた不安定な要素がクリアされ、正常な状態に戻ることがあります。それでも改善しない場合は、スマートフォン本体の再起動を試しましょう。

電源を一度完全にオフにし、少し時間をおいてから再び電源を入れることで、OSレベルで発生していた軽微なエラーや、バックグラウンドで動作していた他のアプリとの競合が解消されることがあります。公式のトラブルシューティングでも推奨されているこの方法は、原因が特定できない多くの問題に対して効果を発揮します。

特に、長期間再起動せずにスマートフォンを使い続けていると、予期せぬ動作不良が起こりやすくなります。アラームが鳴らないという問題も、こうした一時的な不調の表れである可能性を考慮し、一度リフレッシュさせてみましょう。

確認項目確認場所対処法
アプリ内アラーム設定ホーム画面 → 「ねむる」 → アラーム設定画面アラーム右側のスイッチを「ON」にする
メディア音量スマートフォン本体の音量設定アプリ起動中に音量ボタンでメディア音量を上げる
おやすみモードスマートフォン本体の通知・集中モード設定モードをOFFにするか、アプリを通知許可リストに追加
GO Plus+ サイレントモードGO Plus+ 本体サブボタンを押しながらメインボタンを長押しして解除
GO Plus+ バッテリーGO Plus+ 本体LEDが赤点滅ならUSBケーブルで30分以上充電する
デバイスの置き場所就寝時の枕元固い床や机の上ではなく、振動を検知できる布団やベッドの上に置く

【GO Plus+】連携時にアラームが鳴らない場合の特定チェック項目

  • 最重要:GO Plus+本体のサイレントモードを解除
  • バッテリー残量は十分?充電と接続の安定性
  • GO Plus+専用のアラーム・音量設定を確認
  • 睡眠計測の失敗がアラーム不発の原因に

最重要:GO Plus+本体のサイレントモードを解除

「Pokémon GO Plus +(以下、GO Plus+)」を使用していてアラームが鳴らない場合、最も可能性が高く、そして最も見落としやすい原因が、GO Plus+本体の「サイレントモード(マナーモード)」です。このモードは、アプリ内の設定画面には表示されない、GO Plus+という物理デバイス固有の機能です。

そのため、アプリの設定をいくら確認しても問題が見つからず、途方に暮れてしまうユーザーが後を絶ちません。サイレントモードがONになっていると、ピカチュウの鳴き声や通知音、そして最も重要なアラーム音を含む、デバイスから発せられる全ての音が停止します。解除方法は非常に特殊なボタン操作を要します。

まず、GO Plus+の上部にある小さな「サブボタン」を押したままの状態にし、その状態を維持しながら中央の大きな「メインボタン」を1秒以上長押しします。正しく操作できると、本体が1回短く振動し、サイレントモードが解除されます。逆に、2回短く振動した場合はサイレントモードがONになった合図です。

この操作は無意識のうちに行ってしまうこともあるため、GO Plus+で音が鳴らない場合は、まず何よりも先にこの操作を試してみてください。

バッテリー残量は十分?充電と接続の安定性

GO Plus+の正常な動作には、十分なバッテリー残量が不可欠です。バッテリーが消耗していると、Bluetooth接続が不安定になったり、睡眠計測の途中で機能が停止してしまったりすることがあります。

結果として、睡眠データが正しく記録されず、アラームが作動しないという事態につながります。バッテリー残量は、GO Plus+のサブボタンを押した際に点灯するLEDの色で確認できます。緑色なら十分、黄色なら減少気味、赤色の点滅は残量わずかのサインです。もし赤色に点滅している場合は、付属のUSBケーブルを使って30分以上は充電しましょう。

また、安定した睡眠計測のためには、スマートフォンとGO Plus+の物理的な距離も重要です。就寝中は、できるだけ両者を近くに置いてください。間に障害物があったり、電子レンジやコードレス電話のような電波干渉を引き起こす機器が近くにあったりすると、接続が途切れる原因となります。

アラームが鳴らないという問題は、実はこうした接続の不安定さが根本的な原因であるケースも少なくありません。安定した電力と通信環境を確保することが、確実なアラーム作動の前提条件となります。

GO Plus+専用のアラーム・音量設定を確認

GO Plus+専用のアラーム・音量設定を確認

GO Plus+を連携させている場合、アラームに関する設定がアプリ内の専用メニューに存在します。スマートフォン単体で計測する場合とは設定箇所が異なるため、こちらも忘れずに確認しましょう。

まず、『ポケモンスリープ』のホーム画面右下にあるGO Plus+のアイコンをタップします。次に表示される画面で「接続・設定へ」進むと、GO Plus+関連の設定メニューが開きます。この中にある「起床について」という項目をタップすると、GO Plus+から鳴るアラームの時刻やアラーム音の種類、そして音量を設定できます。

特に重要なのが「音量と再生テスト」機能です。このボタンを押すと、現在の設定音量でテスト音が再生されます。もしここで音が鳴れば、GO Plus+のスピーカー自体は正常に機能していることが確認できます。逆に、ここで音が鳴らない場合は、前述のサイレントモードがONになっているか、あるいはハードウェアの故障である可能性が考えられます。

この再生テストは、問題の切り分けを行う上で非常に有効な診断ツールです。設定が正しいかを確認すると同時に、このテスト機能を活用して、デバイスが音を出す状態にあるかをチェックする習慣をつけましょう。

睡眠計測の失敗がアラーム不発の原因に

これまで挙げてきたどの原因にも当てはまらない場合、問題は「アラーム機能」そのものではなく、「睡眠計測」自体が失敗している可能性を考える必要があります。

『ポケモンスリープ』のアラームは、あくまで正常に完了した睡眠計測の終了を知らせるための機能です。したがって、何らかの理由で睡眠計測が有効なセッションとして記録されなかった場合、アラームも作動しません。睡眠計測が失敗する主な原因としては、まずデバイスの設置場所が挙げられます。

スマートフォンやGO Plus+を、体の動き(寝返りなど)を検知できない固い床やサイドテーブルの上に置いてしまうと、睡眠が正しくトラッキングされません。必ず枕元など、振動が伝わる場所に置きましょう。また、1日の睡眠計測は2回までという上限があります。すでに2回計測を終えた後に3回目の計測を開始しようとしても、エラーとなり記録されません。

さらに、海外旅行などでタイムゾーンが大きく変わった直後は、過去の睡眠データと時刻が重複してしまい、計測が開始できないこともあります。これらのケースでは、そもそも有効な睡眠計測が始まっていない、あるいは完了していないため、結果としてアラームも鳴らないのです。

総括:『ポケモンスリープ』でアラームが鳴らない問題は設定の見直しで解決できる

この記事のまとめです。

  • 『ポケモンスリープ』のアラーム音はスマートフォンのメディア音量と連動する。
  • アプリ内のアラーム設定スイッチがOFFになっていないか確認することが基本である。
  • GO Plus+にはアプリ内では確認できない物理的なサイレントモードが存在する。
  • サイレントモードの解除はサブボタンとメインボタンの同時長押しで行う。
  • GO Plus+のバッテリー残量低下は接続不良を引き起こし、アラーム不発の原因となりうる。
  • バッテリー残量はサブボタンを押した際のLEDの色で確認可能である。
  • GO Plus+専用の設定メニュー内にアラームの音量調整と再生テスト機能がある。
  • 再生テストは問題の切り分けに有効な診断手段である。
  • スマートフォンの「おやすみモード」などがアラーム音を抑制することがある。
  • アプリやスマートフォン本体の再起動は一時的な不具合の解消に効果的である。
  • 睡眠計測が正常に完了しなければ、アラームは作動しない。
  • デバイスを固い場所に置くと、動きを検知できず計測に失敗する。
  • 1日の睡眠計測は2回までという上限が設けられている。
  • タイムゾーンの大幅な変更は、データ重複エラーを引き起こす可能性がある。
  • アラームが鳴らない原因は複合的であり、一つずつ順を追って確認することが重要である。
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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