長い道のりを越えて、ついにポケモンGOでトレーナーレベル(TL)50に到達すると、「この先は何を目標にすればいいの?」と少し手持ちぶさたな気持ちになるトレーナーは多いです。
しかも2025年10月の大型アップデートで、トレーナーレベルの上限は50から80へ引き上げられました。今はレベル50が「ゴール」ではなく、「後半戦の入り口」という位置づけに変わっています。ポケモンのレベル上限(ポケモンレベル=PL)はこれまで通り50のままなので、「ポケモンを最大レベルまで育てる条件が整った区切り」とも言えます。
この記事では、レベル50になったあとに何が変わるのか、どんな報酬やスペシャルリサーチが用意されているのか、そしてTL80時代にどんな目標を持つと長く楽しめるのかを整理します。XPの考え方、PL50育成やXLアメ運用のコツ、メダル・図鑑埋めなどのやり込み要素まで、先輩トレーナー目線でまとめました。
- レベル50になったあとに何が変わるかを、TL80環境の最新仕様で解説
- レベル50到達時の報酬や「レベル50チャレンジ」の現状を整理
- TL80上限時代におすすめの目標設定と、レベル帯ごとの長期プランを提案
- PL50育成・XLアメ管理・メダル/図鑑埋めを軸にしたやり込み方を具体的に紹介
ポケモンGOでレベル50になったら何が変わる?
- レベル50の位置づけと最新環境
- レベル50到達で解放される報酬
- レベル50チャレンジの内容と優先度
- レベル50トレーナーの基本ルーティン
レベル50の位置づけと最新環境

ここで扱うのは、スマホ向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」におけるトレーナーレベル(TL)の話です。ポケモンカードや本編シリーズとは仕様が異なるので注意してください。
2025年10月中旬のアップデートで、トレーナーレベルの上限は50から80へと引き上げられました。公式発表では、世界共通のアップデート開始日として10月15日が案内され、日本では10月16日早朝ごろから順次反映された形です。このタイミングでXPテーブルも再調整され、レベルアップに必要な経験値が大きく見直されています。
この再調整後のXPテーブルでは、レベル50に到達するために必要な累計XPは約1,275万3,000XPとなりました。かつて多くの攻略サイトで紹介されていた「1億7,600万XP」という数字は、すでに旧仕様です。長くプレイしてきたトレーナーほど、アップデート直後に一気にレベルが上がったはずです。
また、トレーナーレベル41〜50に存在していた「レベルアップリサーチ(レベル41チャレンジなど)」は、このアップデートで削除されました。今後、レベルアップリサーチが発生するのは、TL71〜80のゾーンのみです。アップデート前に受け取っていた41〜50のレベルアップリサーチは、削除されずそのまま進められる扱いになっていますが、新規で受け取ることはできません。
一方、ポケモンのレベル上限(PL)は変わらず50のままです。公式情報でも「トレーナーレベルのみが80まで引き上げられ、ポケモンレベルの上限は変更なし」と明言されています。つまり、TL50に到達したということは、「ポケモンをPL50まで育てる条件を満たした」という大きな区切りです。
TL80時代のレベル50は、次のように整理するとイメージしやすいです。
- ポケモン育成(PL50・XLアメ運用)に本格的に取り組める段階
- TL60〜70、さらにTL71〜80のレベルアップリサーチを見据えてXPとメダルを仕込む期間
- メダル・図鑑・コレクションなど、数字以外の「遊びの幅」を広げるタイミング
数字としてのレベルアップを追うだけでなく、「どんな遊び方をしたいか」を軸に舵を切っていくフェーズに入った、と考えてみてください。
レベル50到達で解放される報酬

レベル50に到達すると、従来通りレベルアップ報酬が配布されます。TL80アップデート後は、各レベル到達時の報酬内容も大きく見直されました。
現在の仕様では、レベルアップ報酬は主に次のような構成になっています。
- ポケモンボックスや道具バッグ、ギフト・ポストカードの上限アップ
- モンスターボール/スーパーボール/ハイパーボールをモチーフにしたアバター(キャップ・シューズ・ジャケットなど)
- ふしぎなアメやふしぎなアメXL、各種ボール・きのみ・ほしのすななどのアイテム
攻略サイトの一覧を見ると、TL50到達時には道具バッグの上限アップとともに、スーパーボールをモチーフにしたジャケットやポーズなどの着せ替えアイテムが設定されています。TL70ではマスターボールとキラフレンド確率アップ、TL80ではさらにボックス拡張やアバターが用意されており、レベルアップ報酬は全体的に「着せ替え+上限アップ」寄りの内容になりました。
ここでややややこしいのが、「レベル50ジャケット」と呼ばれるレガシー報酬の存在です。TL80上限解放前には、期間限定のキャンペーンとして、
- 2025年10月14日23:59(日本時間)までに到達した最高TLに応じた記念メダル
- その時点でTL50に到達していたトレーナー限定の「レベル50ジャケット」と専用ポーズ
が配布されました。これらはアップデート後、新規で入手することはできません。すでに受け取っている場合でも、アイテムが没収されることはないと案内されています。
つまり、現在新たにTL50になるトレーナーは、
- 新XPテーブルにもとづくレベルアップ報酬(ジャケットやポーズ、バッグ拡張など)
- それまでのTLに応じてさかのぼって配布される新報酬
を受け取ることができますが、「レベル50ジャケット(キャンペーン版)」だけは過去の到達者限定の勲章、という位置づけです。
レベル50そのものは、報酬の豪華さというよりも「ここまで遊び込んだ証」という意味合いが強いレベルになっています。そのうえで、TL80を目指すスタートラインでもある、という理解がしっくりきます。
レベル50チャレンジの内容と優先度

TL50と聞いて思い浮かぶ要素のひとつが、スペシャルリサーチ「レベル50チャレンジ」です。これは、レベルアップリサーチとは別枠のスペシャルリサーチで、長期的なやり込み用コンテンツとして実装されました。
ただし、2025年10月のTL80上限解放以降、このリサーチの扱いが少し変わっています。
- アップデート前までに「レベル50チャレンジ」を受け取っていたトレーナー
→ リサーチは削除されず、現在もそのまま挑戦可能(期限なし)
- アップデート後に新たにレベル50になったトレーナー
→ 現状、このスペシャルリサーチは新規配布されていないと案内されている
つまり、レベル50チャレンジは「過去に配布された人のためのレガシーリサーチ」という扱いに近くなっています。すでに受け取っている場合に限り、引き続き長期目標として使える、というイメージです。
内容は全4ステップ構成で、代表的なタスクを挙げると次のようなものがあります(要約)。
- カーブボールのグレートスローを500回投げる
- ポケストップを15日間連続で回す
- エクセレントスローを5回連続で決める
- タマゴを50個かえす
- GOバトルリーグで15勝する
- ポケモンを5,000匹捕まえる
- 相棒と歩いてアメを50個もらう
- ポケモンを50匹進化させる
- レイドバトルで50勝する など
報酬として、ほしのすなや各種アイテムに加え、アンノーンやオンバット、最終ステップではミュウツーとの遭遇や専用ポーズなどが用意されています。
このレベル50チャレンジを進めるうえで大事なポイントは次の3つです。
1. 期限がない
公式・攻略サイトともに「クリア期限はなく、マイペースに進めてよい」とされています。時間制限イベントではないので、焦って消化する必要はありません。
2. 普段のプレイと相性がよい
捕獲・タマゴ孵化・レイド・GBLなど、日常的に行っているプレイがそのまま進捗につながるタスクが中心です。特に「ポケモンを5,000匹捕まえる」は自然と時間がかかるため、コミュニティ・デイや大量発生イベントを活用すると効率よく進みます。
3. 難しいタスクは習慣でカバーする
15日連続ポケストップや「エクセレント5連続」など、うっかりミスでやり直しになるタスクもあります。毎日のルーティンに
- 1日1回はポケストップを回す
- 1日1セットだけでもGBLをプレイする
といった「小さな習慣」を組み込んでおくと、ストレスを減らしつつ確実に前進できます。
すでにレベル50チャレンジを持っている人にとっては、レベル50以降のわかりやすい大目標として非常に優秀です。他のやり込み要素と並行しながら、数カ月〜年単位でじっくり進めていきましょう。
レベル50トレーナーの基本ルーティン

「レベル50になったけれど、毎日何をしていけばいいか分からない」という声は、Q&Aサイトや掲示板でもよく見かけます。ここでは、TL50トレーナー向けの「基本ルーティン」を整理してみます。
まず前提として、「XPには今もはっきりした意味がある」ことを意識しておきましょう。TL80上限解放後は、レベル50以降で稼いだXPもそのまま次のレベル条件としてカウントされます。以前のように「TL50に到達したらXPを稼いでも意味がない」という状況ではありません。
日常的なルーティンとしては、次のような流れが取り組みやすいです。
- 通勤・通学や散歩のついでにポケストップを回し、見かけたポケモンはできるだけ捕獲する
- レイドボスやロケット団、ルート、タマゴ孵化など「XPとほしのすなが多めにもらえるコンテンツ」を意識して触る
- ほしのすな・アメ・アメXLを貯めながら、「育て切る価値のあるポケモン」を厳選して強化する
- GBLは1日1〜2セットだけでもよいので、シーズンを通して継続する
特に、PL50育成を始めると、ほしのすなとアメXLは常に不足しがちです。強化コストのデータを見ると、PL40→50まで強化するだけで、通常ポケモンの場合はアメXLが296個、ライトポケモンで272個、シャドウポケモンでは360個必要になります。ほしのすなも、PL40→50の区間だけで1匹あたり約25万も消費するので、無計画に強化しているとすぐに枯渇してしまいます。
そこで、日々のプレイでは次のような意識を持つとよいでしょう。
- 「とりあえず強そうだから全部強化」は封印する
- レイド用・GBL用・ロケット団用など、用途ごとに優先して育てるポケモンを数匹ずつ決める
- イベントのXPボーナスやほしのすなボーナス期間は、普段より多めにプレイして資源をまとめて稼ぐ
また、長く続けるうえで意外と重要なのが、「イベントが薄い時期は無理にフル稼働しない」というスタンスです。実際のプレイヤーの声でも、「モチベーションが落ちたときは、あえてログインだけにして他のゲームや趣味に時間を使う」という付き合い方がよく紹介されています。
レベル50になった今だからこそ、「毎日全力で走り続ける」のではなく、「自分のペースで長く続けられるリズム」を作るのがおすすめです。
ポケモンGOでレベル50になったら次に目指すこと
- レベル50から80までの長期目標
- ポケモンレベル50育成とXLアメの使い方
- レイド・GBLでのレベル50活用術
- メダル埋め・図鑑埋めでやり込みを楽しむ
レベル50から80までの長期目標

トレーナーレベル上限が80になった現在、レベル50は「後半戦の入り口」です。TL80までの道のりは長いものの、アップデートに伴うXPテーブルの再調整により、旧仕様よりはレベルアップしやすくなっています。
公式のXPテーブルを見ると、節目となるレベルまでの累計XPはおおよそ次のようになっています。
- レベル50:累計約1,275万XP
- レベル60:累計約3,435万XP
- レベル70:累計約8,585万XP
- レベル80:累計約2億335万XP
レベル71〜80の区間は、XP条件に加えて各レベルごとに「レベルアップリサーチ」の達成が必要です。例えば、TL71〜74あたりのレベルアップリサーチには、
- メダル○個をプラチナにする(例:15個、20個、25個…)
- ルートを7日連続で歩く
- こうかばつぐんのスペシャルアタックを200回使う
- ほしのすなを100万集める
- レイドで30勝する など
といったタスクが並びます。どれも「今日いきなりやろう」と思っても終わらない内容で、日常的なプレイの積み重ねがものを言う設計です。
このため、TL50以降の長期目標は、いきなり「レベル80まで行くぞ」と考えるよりも、次のように段階に分けると現実的です。
- 短期:TL55前後までをひとつの区切りにし、その過程でXLアメ・ほしのすな・プラチナメダルを意識的に増やす
- 中期:TL60〜65あたりで、自分の主力パーティの多くをPL50に到達させる
- 長期:TL70以降のレベルアップリサーチに備えて、タイプ・探索・ロケット団・ルートなどのメダルをあらかじめプラチナに近づけておく
特に「メダル○個をプラチナにする」という条件は、事前準備の有無で難易度が大きく変わります。TL71〜75のレベルアップリサーチでは、プラチナメダルの要求数が段階的に増えていくため、「メダルなんて飾り」と放置していると後半で苦労しがちです。
レベル50以降は、XPを稼ぐこと自体はイベントやボーナスで比較的やりやすくなっています。その一方で、「XPだけでは越えられない壁(メダル・ルート・ロケット団など)」が増えたため、数字だけを追うよりも「日々のプレイ内容そのものを少しずつ厚くする」イメージで目標を組むと、精神的にも続けやすくなります。
ポケモンレベル50育成とXLアメの使い方

TL50到達後の大きなテーマのひとつが、「ポケモンをPL50まで育てる」ことです。強化コストに関する最新のデータを整理すると、PL40→50の区間だけで必要になるアメXLとほしのすなは、おおよそ次の通りです。
- 通常ポケモン:アメXL 296個、ほしのすな 約25万
- シャドウポケモン:アメXL 360個、ほしのすな 約30万
- ライトポケモン:アメXL 272個、ほしのすな 約22万5千
これだけのコストがかかるため、「強そうなポケモンを片っ端からPL50にする」という育成方針は現実的ではありません。そこで大事になるのが、XLアメとほしのすなの「投資先」を決めることです。
おすすめの考え方は、用途ごとにエースを絞ることです。
- レイド・ジム用に数体(高火力アタッカー)
- ロケット団・ソロレイド用に数体(耐久やタイプカバー重視)
- GBL用に数体(環境に強いポケモン)
といった形で、「この役割はこのポケモンに任せる」という軸を作り、そのエースだけを集中的にPL50まで育てます。
次に意識したいのが、アメXLの集め方です。主な入手手段としては、
- レベル31以上のトレーナーがポケモンを捕獲したとき(確率でアメXL)
- 同じポケモンを博士に送る
- レイド報酬やポケモン交換、相棒と歩くことでの入手
- 通常のアメ100個をアメXL1個に変換する
などがあります。特に「捕獲+博士送り」は、普段のプレイのなかで自動的に積み上がる部分なので、PL50まで育てたいポケモンを決めたら、そのポケモンの出現イベントやコミュニティ・デイをできるだけ逃さないようにすると効率が良くなります。
また、シャドウ・ライト・キラの扱いも重要です。
- シャドウポケモン
火力が高い代わりに、ほしのすな・アメXLのコストが約1.2倍になります。PL50まで育てると、ほしのすな30万オーバー、アメXL360個と、かなり重い投資になります。
- ライト(リトレーン)ポケモン
コストが約0.9倍になり、PL50までのアメXLは272個で済みます。ただし、リトレーン前にシャドウとしてある程度育てていた場合、トータルコストが重複するケースもあるので注意が必要です。
- キラポケモン
ほしのすなのコストが半減するため、PL50育成の有力候補です。交換で狙って作る価値があります。
最初のうちは、次のような方針にしておくと破産を防ぎやすくなります。
- 基本は通常ポケモンかキラ・ライトを優先してPL50にする
- シャドウは「どうしてもこの1匹だけは育てたい」というお気に入りだけに絞る
- 伝説・幻をPL50にする前に、汎用性の高い非伝説アタッカーを先に揃える
育成候補が多すぎて迷う場合は、「よく使うタイプのアタッカーを2〜3タイプだけ決めて、そのタイプのエースだけPL50まで育てる」といった絞り方もおすすめです。
レイド・GBLでのレベル50活用術

レベル50になったからといって、ゲーム内で急に世界が変わるわけではありません。むしろ、「ここまで育ててきたポケモンたちを、どこでどう活かすか」を考える段階に入ったと言えます。
ジム・レイド面では、最新の火力ランキングや最強アタッカーランキングを見ると、メガシンカやゲンシカイキを含む超火力ポケモンに加え、入手しやすい非伝説アタッカーも依然として高く評価されています。タイプ別のおすすめアタッカー特集などを参考にしつつ、自分の手持ちと照らし合わせて「このタイプはこのポケモンをエースにする」という指名をしていきましょう。
例えば、
- かくとうタイプ:多くのレイドボスやジム配置ポケモンに刺さりやすく、最優先で強化する価値が高い
- いわ・あくタイプ:飛行や炎、エスパーなどに広く対応できる
- ゴーストタイプ:ロケット団のしたっぱや一部レイドボスで活躍しやすい
といったイメージで、「よく当たるタイプ」から優先的にPL50アタッカーを育てると、レイドライフがかなり快適になります。タイプごとに2〜3体ずつPL50の主力を揃えるだけでも、再突入の回数が減り、タイムアタック系の高難度レイドもクリアしやすくなります。
一方、GOバトルリーグ(GBL)では、リーグごとに求められるポケモンの姿が違います。
- スーパーリーグ/ハイパーリーグ
CP制限があるため、PL50にすること自体が目的ではなく、「CP制限ギリギリで強い個体」を育てることが重要です。アメXLを使ってPL50近くまで上げると強いポケモンも多く、XL育成の恩恵が大きいリーグでもあります。
- マスターリーグ/マスターリーグメガ
CP制限がないため、PL50+高個体値(できれば100%)のポケモンが基本ラインになります。伝説・準伝説・メガシンカのPL50育成はコストが重く、育成方針を誤ると一気に資源が尽きます。
TL50になったからといって、いきなりマスターリーグ専任になる必要はありません。おすすめのステップは次の通りです。
1. まずはスーパー/ハイパーリーグで、技構成や立ち回りを学ぶ
→ コストが比較的軽いポケモンから、徐々にXL育成を進めていく
2. 伝説レイドをある程度こなせるようになったら、マスター用のポケモン候補を1匹ずつ育成
→ 同じポケモンをレイド・GBL兼用で使えると、投資効率が上がる
3. シーズン中の「勝利時ほしのすなボーナス」やGBLイベント期間を活用して、砂とアメを集中的に確保
GBLは、TLや課金額だけで無双できるコンテンツではありません。相性・技・立ち回りの理解と、必要十分な育成が揃って初めて力を発揮します。レベル50到達をきっかけに、まずは「自分なりの得意リーグ」をひとつ作るつもりで挑戦してみると、上達も実感しやすくなります。
メダル埋め・図鑑埋めでやり込みを楽しむ

TL50以降のやり込みとして非常に相性がいいのが、「メダル」と「図鑑埋め」を軸にした遊び方です。
ポケモンGOのメダルには、ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの4段階があり、タイプ別捕獲メダルではランクが上がるほど該当タイプの捕獲率が上昇するボーナスもあります。さらに、
- 一定ランク到達でアバターが解放されるメダル
- TL71以降のレベルアップリサーチの条件に含まれるメダル(プラチナ○個など)
も存在し、特にプラチナメダルの数は今後のレベルアップ難度に直結します。
具体的な進め方としては、次のような意識づけがおすすめです。
- タイプ別捕獲メダル
→ 狙っているタイプの大量発生イベントやコミュニティ・デイは可能な範囲でがっつり回す
- 探索系メダル(歩いた距離・訪れたポケストップ数など)
→ 通勤ルートを少し変えて新しいポケストップを開拓する、ルート機能を積極的に使う
- バトル系メダル(ジム・レイド・ロケット団・GBL)
→ ロケット団の気球やポケストップは見かけたら基本倒す、レイドパスを無駄にしない
「メダルを埋めるためにプレイする」というより、「いつものプレイに少しだけ意識を足す」だけで、プラチナメダルはじわじわ増えていきます。
図鑑埋めも、レベル50以降の鉄板の目標です。現在も新しい世代やフォルムが定期的に追加されているため、図鑑が完全に埋まることはほぼありませんが、それでも
- 実装済みポケモンの通常図鑑を一通り埋める
- 地域限定ポケモンを交換や海外フレンドとの協力で集める
- レイド限定・イベント限定のポケモンはできるだけ取り逃さない
- 色違い・シャドウ・コスチュームなど、自分なりの「こだわりコレクション」をテーマにする
といった目標を設定すると、「レベルやXPとは別の達成感」が得られます。
実際のQ&Aサイトでも、「TL50になって燃え尽きた」という相談に対して、
- 「図鑑埋めや色違い収集を長期目標にしたら、また楽しくなった」
- 「イベントが薄い時期はあえてペースを落として、やる気が戻るまで気楽に遊ぶ」
といったアドバイスがよく寄せられています。
レベル50になった今こそ、メダル画面と図鑑をじっくり眺めてみてください。数字では見えなかった「自分なりのこだわり」や「まだ手をつけていない分野」が見えてきて、新しい目標が自然と生まれてくるはずです。
総括:ポケモンGOでレベル50になったら自分だけの目標を見つけて長く楽しもう
- レベル50は、現在のトレーナーレベル上限80時代における「後半戦の入り口」であり、ゴールではない
- 2025年10月の大型アップデートでTL上限が50→80へ引き上げられ、XPテーブルも再調整された
- 旧仕様で存在していたTL41〜50のレベルアップリサーチは削除され、現在はTL71〜80にのみレベルアップリサーチが配置されている
- レベル50までに必要な累計XPは、最新のXPテーブルでは約1,275万XPとなっている(旧仕様の1億7,600万XPという数字はすでに過去のもの)
- ポケモンのレベル上限は今もPL50のままで、トレーナーレベル上限引き上げの影響を受けていない
- TL50到達時には、道具バッグ拡張やアバター(ジャケット・ポーズなど)を含むレベルアップ報酬が配布される
- アップデート前にTL50だったトレーナーには、期間限定キャンペーンとして特別なメダルや「レベル50ジャケット」「専用ポーズ」などのレガシー報酬が配布されており、これらは現在新規入手できない
- スペシャルリサーチ「レベル50チャレンジ」は、アップデート前に受け取っていたトレーナーに限り、現在も期限なく挑戦できる長期ミッションとして残っている
- レベル50チャレンジのタスクは、捕獲・タマゴ・GBL・レイドなど日常プレイと相性が良く、コミュニティ・デイなどのイベントを活用することで自然に進行させやすい
- ポケモンをPL50にするには大量のアメXLとほしのすなが必要であり、育成対象はレイド・GBL・ロケット団など用途ごとに絞ることが重要
- 通常・シャドウ・ライト(リトレーン)ではPL50までに必要なアメXLとほしのすなの量が異なり、特にシャドウはコストが重いことを理解したうえで投資する必要がある
- レイドやGBLでは、タイプごとにエースを決めて少数精鋭をPL50に育成することで、資源を無駄にせず戦力を整えやすくなる
- メダルはプラチナまでの4段階があり、タイプメダルの捕獲率アップやアバター解放など実利に加え、TL71以降のレベルアップリサーチ条件としても重要な役割を持つ
- 図鑑埋めや色違い・シャドウ・コスチュームなどのコレクション目標を持つことで、XPやレベルとは別のモチベーションを保ちやすく、レベル50以降もポケモンGOを長く楽しめる
TL50は、大型アップデートを経た今でも「ひとつの到達点」であり続けると同時に、「ここからどう遊ぶか」を自分で決められるスタートラインでもあります。
数字としてのレベルアップを追いかけるのもよし、PL50育成やGBLに本腰を入れるのもよし、図鑑や色違い収集に全振りするのもよし。自分なりの目標をひとつ決めて、気負いすぎず、長く付き合える距離感でポケモンGOを楽しんでいきましょう。

