「同じポケモンなのに、なぜか自分のポケモンはすぐに倒されてしまう」「CPは高いのに、レイドバトルであまりダメージを与えられない」といった疑問を持ったことはありませんか。実はその原因、ポケモンの「個体値」にあるかもしれません。ポケモンGOには、目に見えるCPだけでは分からない、それぞれのポケモンが生まれ持った才能のような数値が存在します。
この記事は、トレーナーレベル20から40程度で、ボックス整理に悩み始めた方を主な対象としています。コミュニティ・デイなどのイベント後にボックスがいっぱいになり、「どれを残してどれを送ればいいのか分からない」と途方に暮れている方も、この記事を読み終える頃には「自分なりの厳選基準」を持って整理ができるようになります。
- コミュニティ・デイやレイドウィークエンド直後に、検索フィルタで一気に高個体値だけを残せるようになる
- GOバトルリーグのシーズン開幕時など、環境入りしたポケモンの理想個体を探す際に役立つ
- 個体値はポケモンの強さを決める隠しステータスであり後から変更する手段が非常に限られている
- チームリーダーの評価機能と検索フィルタを使えば高個体値を一瞬で判別することができる
- レイドバトル用とトレーナーバトル用では理想とされる個体値の配分が全く異なる場合がある
- 初心者はまずは個体値にこだわりすぎず高いCPのポケモンを即戦力として使うことから始めるのが良い
実際に、ここで紹介するフィルタリング機能を活用することで、これまでイベント後に30分以上かかっていたボックス整理の時間が、わずか5分程度に短縮できたという声も多く聞かれます。効率よく整理し、浮いた時間を冒険の時間に充てましょう。
ポケモンGOの個体値とは?強さに関わる仕組みを徹底解説
個体値について詳しく見ていく前に、まずは「種族値」「個体値」「CP」という3つの要素の関係性を整理しておきましょう。これらは車の性能に例えることができます。「種族値」は車種ごとの基本性能(軽自動車かスポーツカーか)、「レベル」はエンジンの改造度合い、「個体値」は製造時のパーツの精度の良し悪し(当たり外れ)です。
例えば、コイキングとミュウツーでは、そもそもの「種族値」が違うため、どんなに優秀なコイキングでもミュウツーの攻撃力を超えることはできません。しかし、同じミュウツー同士であれば、個体値の差が最終的な強さを分けます。CPはこれらを総合した「現在の強さの目安」に過ぎません。
実際のプレイでどれくらい差が出るかというと、例えばカイリューをレベル50まで強化した場合を考えてみましょう。個体値がすべて最高(100%)のカイリューと、個体値が低め(約60%)のカイリューでは、CPに数百の差が出ることがあります。また、HPの実数値や攻撃力にも差が出るため、ギリギリのレイドバトルにおいて「相手のスペシャルアタックを耐えられるか」「時間内に倒し切れるか」といった場面で勝敗を分ける要因になります。
初心者が陥りやすい誤解として、以下の点は今のうちに解消しておきましょう。
- CPが高いからといって、必ずしも個体値が高いわけではない(レベルが高いだけの可能性がある)。
- リーダー評価の星3つが必ずしも強いとは限らない(PvPでは星1つ程度の方が強いケースがある)。
- 個体値の基本概念と種族値・CPとの違いについて
- チームリーダーによる「ポケモンを調べてもらう」評価の見方
- 攻撃・防御・HPのステータスバーを正しく読み解く方法
- 検索フィルタを活用して高個体値を一瞬で絞り込むテクニック
- 個体値は後から変更できるのか?リトレーンや交換の影響
個体値の基本概念と種族値・CPとの違いについて

ポケモンGOの世界には、強さを表す指標として「種族値」「個体値」「CP」という3つの要素が絡み合っています。これらを正しく区別することが、脱初心者への第一歩です。まず「種族値」とは、そのポケモンの種類ごとに決まっている能力のベースラインのことです。例えば、ミュウツーは攻撃力が非常に高く設定されていますし、ハピナスはHPが驚異的に高く設定されています。これは同じ種類のポケモンであれば、すべての個体で共通している数値です。どんなに頑張っても、コイキングがミュウツーより攻撃力が高くなることはありません。
次に「CP(コンバットパワー)」ですが、これはポケモンのレベルと、これから解説する個体値を総合して計算された「現在の強さの目安」です。CPが高いポケモンは強いといえますが、あくまで現在のレベルが高いだけで、伸びしろがあるかどうかは別問題です。そして、今回のテーマである「個体値」は、同じ種類のポケモンであっても一匹ごとに異なる、生まれ持った才能の数値です。「攻撃」「防御」「HP」の3つのステータスに対し、それぞれ0から15までの16段階で評価されます。
つまり、種族値が基礎となる身体能力、レベルがトレーニング量だとすれば、個体値はそのポケモンの「才能」や「センス」と言い換えることができます。CPが同じ数値のカイリューが2匹いたとしても、個体値がオール15(満点)のカイリューと、個体値がオール0のカイリューでは、最終的にレベル50まで強化した時の強さに明確な差がつきます。この「最終的な強さの天井」を決めるのが個体値なのです。
チームリーダーによる「ポケモンを調べてもらう」評価の見方

捕まえたポケモンが強いのか弱いのか、見た目だけで判断することはできません。そこで重要になるのが、チームリーダーによる「ポケモンを調べてもらう」機能です。この機能を使うと、皆さんが所属しているチームのリーダー(ブランシェ、キャンデラ、スパーク)が、そのポケモンの才能を診断してくれます。この診断結果は、育成において最も信頼できる公式の情報源となります。
ポケモンを捕まえたら、まずはメニュー画面右下のメニューボタンをタップし、「ポケモンを調べてもらう」を選択してください。すると、リーダーが画面に現れ、星の数とグラフで評価を表示してくれます。この時、最も注目すべきは「星の数」です。ゲーム内の評価は星0〜3個と背景色で表現されます。ボックス検索では「0*〜4*」の5段階で評価されており、4*が個体値100%に対応します。
星3つのときは「言うことなし」「とても優秀」などの高評価コメントが表示され、全体的に個体値が高い証拠になります。一方で「活躍が難しそう」「まずまず」といったコメントは、星が少ないときに出る低評価のメッセージなので、育成候補からは外れることが多いです。ただし、後述しますが、対戦(PvP)においては星の数が少ない方が逆に好ましいケースもあるため、星が少ないからといってすぐに博士に送ってしまうのは早計です。まずはこの星の数で、大まかなポテンシャルを把握する癖をつけましょう。
攻撃・防御・HPのステータスバーを正しく読み解く方法

チームリーダーの評価画面では、星の数の下に「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」という3つのバーが表示されます。このバーの長さこそが、個体値の具体的な数値(0〜15)を可視化したものです。このグラフを正確に読み取ることで、そのポケモンが攻撃特化型なのか、耐久型なのか、あるいはバランス型なのかを詳細に分析することができます。
バーは3つの区切り線で分割されており、それぞれが「5」「10」「15」の目盛りを表しています。バーが一番左端で全く伸びていない状態は個体値「0」、最初の区切り線まであれば「5」、真ん中の線なら「10」、そして右端まで振り切れていれば最大の「15」となります。この数値は非常に重要です。たとえば、ジムやレイドバトルでアタッカーとして使いたい場合、「こうげき」の個体値が15であることは非常に大きな意味を持ちます。攻撃個体値が1違うだけで、相手に与えるダメージの計算が変わる「ブレイクポイント」という閾値が存在するからです。
また、バーの色にも注目してください。個体値が高いとバーは赤やピンク色に近づき、低いと黄色やオレンジ色になります。すべてのバーが右端まで振り切れ、全体がピンク色に輝いている状態が、いわゆる「個体値100%(15/15/15)」です。逆にすべてのバーがゼロの状態を「個体値0%」と呼び、これもまた確率的には100%と同じくらい希少な存在としてコレクターに人気があります。バーの長さを一目見て「攻撃はMAXだけどHPが低いな」「全体的に平均的だな」といった判断ができるようになると、ボックス整理のスピードが格段に上がります。
検索フィルタを活用して高個体値を一瞬で絞り込むテクニック

ポケモンGOを長く続けていると、ボックスがあっという間に数百匹、数千匹のポケモンで埋め尽くされてしまいます。コミュニティ・デイなどのイベント直後は特に整理が大変です。そんな時に役立つのが、ボックス検索機能を活用した「フィルタリング」です。一つひとつリーダーに評価してもらう手間を省き、条件に合うポケモンを一瞬で抽出することができます。
まず覚えておきたいのが、個体値の総合評価で絞り込むコマンドです。検索窓に「4*」と入力すると、個体値100%(満点)のポケモンだけが表示されます。同様に「3*」と入力すれば、個体値82.2%以上の高個体値が表示されます。ボックス整理の際は、まず「4*」で検索してお気に入り登録をし、次に「3*」を確認して優秀な個体を残す、という手順を踏むのが効率的です。
さらに詳しく個体値を絞り込みたい場合は、「属性評価(0〜4)」をステータス名の前に付けて検索します。例えば、攻撃個体値が最大の個体だけを絞り込みたい場合は「4こうげき」と入力します。防御とHP個体値が高い個体を探したい場合は「3ぼうぎょ&3HP」のように入力します。「3」は個体値11〜14、「4」は個体値15を意味するため、これらを組み合わせることで「0こうげき&3ぼうぎょ&3HP」のようなPvP向きの特殊な個体も一瞬で見つけ出すことができます。これらのショートカットを辞書登録しておくと、日々のプレイが劇的に快適になります。
個体値は後から変更できるのか?リトレーンや交換の影響

多くのRPGやポケモンの本編シリーズでは、アイテムを使って個体値を鍛える(実質的に最大化する)機能が存在することがありますが、現在のポケモンGOにおいて、個体値を自由に上げ下げするアイテムは実装されていません。つまり、捕まえた時点で個体値は固定されており、基本的にはその数値と一生付き合っていくことになります。これが、ポケモンGOで「厳選」が重要視される最大の理由です。
ただし、例外的に個体値が変動するアクションが2つだけ存在します。一つ目は、GOロケット団から救出したシャドウポケモンを「リトレーン」することです。リトレーンを行うと、攻撃・防御・HPの各個体値がそれぞれ「+2」されます。例えば、個体値が「13/13/13」のシャドウポケモンをリトレーンすると、すべて+2されて「15/15/15」の個体値100%になります。
二つ目は「ポケモン交換」です。フレンドとポケモンを交換すると、個体値はランダムで再抽選されます。自分が送ったポケモンの個体値が高くても、相手に届いた時には低くなっている可能性がありますし、その逆もまた然りです。ただし、仲良し度が高いフレンドと交換する場合や、「キラ交換」が発生した場合は、一定以上の個体値が保証されます(キラポケモンの場合は各ステータス12以上確定)。個体値が低くてバトルには使えない伝説のポケモンなどは、博士に送る前にフレンドと交換し、再抽選による個体値向上(いわゆる「交換厳選」)を狙うのが賢い方法です。
個体値の厳選基準とバトルリーグ別の最適解
個体値厳選において最も重要なのは、「そのポケモンをどこで使いたいか」によって正解が変わるという点です。ジムやレイドバトル(PvE)では「時間内に倒す」ことが目的ですが、対人戦(PvP)のスーパーリーグやハイパーリーグでは「CP制限の中でどれだけステータスを詰め込めるか」が勝負の鍵となります。
それぞれの目的ごとの「目標個体値」をざっくりまとめると以下のようになります。
- ジム・レイド・ロケット団用:攻撃15かつ、全体評価が星3つ以上。
- スーパー・ハイパーリーグ用:理想は個体値ランク1〜100(攻撃が低く、防御・HPが高い個体)。
- マスターリーグ用:15/15/15の個体値100%が最優先。
このように使い分けることで、「どの星評価を残すべきか」が明確になります。よくある失敗例として、何も考えずに星1や星2のシャドウポケモンをすべて博士に送ってしまい、後からレイドバトルで最強クラスのアタッカーだったと知って後悔するケースがあります。また、スーパーリーグ用に星1個体を残したものの、実際には中途半端な個体値で耐久力が足りなかったということもあります。この記事の基準を参考に、目的に応じた「タグ付け」をする習慣をつけましょう。
- ジム・レイドバトル用のアタッカーは攻撃MAXを狙うべき理由
- GOバトルリーグ(GBL)で攻撃ステータスが低い方が強い仕組み
- 3つ星や4つ星(個体値100)を優先して残すべきシチュエーション
- シャドウポケモンの個体値厳選とやつあたり変更イベントの重要性
- 初心者が最初に目指すべき個体値厳選の妥協ラインと目標設定
ジム・レイドバトル用のアタッカーは攻撃MAXを狙うべき理由

ジムバトルやレイドバトルにおいて、アタッカーとしてポケモンを選出する場合、最も重視すべきステータスは「攻撃(こうげき)」の個体値です。これには明確な理由があります。レイドバトルは時間との戦いであり、制限時間内にどれだけ多くのダメージをボスに与えられるかが勝敗を分けるからです。防御やHPが高くて長く生き残れたとしても、時間切れになってしまっては意味がありません。
攻撃個体値が15(MAX)であることが推奨されるのは、ポケモンのダメージ計算式において「ブレイクポイント」という概念が関わってくるからです。これは、攻撃力が一定の数値を超えると、通常技(ノーマルアタック)の一発あたりのダメージが「1」上昇する境界線のことを指します。たかが1ダメージと思うかもしれませんが、レイドバトル中には通常技を何十回、何百回と連打することになります。一発ごとのダメージが増えれば、総ダメージ量は大きく跳ね上がり、討伐スピードが数秒から数十秒早まることもあります。
特に、少人数で高難易度のレイドボスに挑む場合、この数秒の差がクリアできるかどうかの瀬戸際になります。もちろん、防御やHPも高いに越したことはありませんが、厳選の優先順位としては「攻撃15」が絶対条件であり、その上で防御とHPがなるべく高い個体を選ぶのが、PvE(対コンピュータ戦)における基本戦略です。逆に言えば、攻撃が15であれば、防御やHPが多少低くても、アタッカーとしての役割は十分に果たせることが多いのです。まずは「攻撃MAX」を合言葉に厳選を進めてみてください。
GOバトルリーグ(GBL)で攻撃ステータスが低い方が強い仕組み

「個体値が高い方が強い」というのは直感的に正しいように思えますが、対人戦であるGOバトルリーグ(GBL)の一部リーグにおいては、この常識が覆ります。特に「スーパーリーグ(CP1500以下)」や「ハイパーリーグ(CP2500以下)」といったCP制限があるルールでは、一般的に「攻撃個体値が低く、防御・HP個体値が高い」ポケモンが最強とされています。初心者の方が最も混乱しやすいポイントですが、これにはCPの計算式が深く関係しています。
ポケモンのCPは、攻撃・防御・HPのステータスを元に計算されますが、この計算式において「攻撃力」は他のステータスよりも重く反映される仕様になっています。つまり、攻撃力が高いポケモンは、防御やHPが低くてもCPがぐんぐん上がってしまうのです。逆に、攻撃個体値をあえて「0」近くまで下げることで、CPの上昇を抑えることができます。CPの上昇を抑えられるということは、制限のCP1500に到達するまでに、より多くの回数「強化」を行い、レベルを上げることができるようになります。
結果として、攻撃個体値が高い個体よりも、攻撃個体値が低い個体の方が、同じCP1500でも実際のレベルが高くなり、総合的な耐久力(防御×HPの実数値)が高くなります。GBLでは、一発のダメージの重さよりも、相手の攻撃を一度でも多く耐えてスペシャルアタック(ゲージ技)を打ち込む回数を増やす方が有利になる場面が多くあります。そのため、スーパー・ハイパーリーグ用には「0/15/15」のような、一見すると弱そうに見えるステータス配分が「理想個体」として重宝されるのです。ただし、CP制限のない「マスターリーグ」では、CPを抑える必要がないため、単純にステータスが高い方が強く、15/15/15の個体値100%が最強となります。
3つ星や4つ星(個体値100)を優先して残すべきシチュエーション

前のセクションでPvP向けの特殊な個体値について解説しましたが、それでは従来の「3つ星」や「4つ星(個体値100%)」は不要なのかというと、決してそんなことはありません。むしろ、ゲーム全体を通して見れば、高個体値が正義である場面の方が圧倒的に多いです。まず、先述した通り「レイドバトル」「ジムバトル」「GOロケット団戦」といった対コンピュータ戦では、CP制限がないため、すべてのステータスが高い高個体値が純粋に最強となります。
また、GOバトルリーグの中でも最高峰のカテゴリである「マスターリーグ」は、CP上限が存在しません。ここではすべてのポケモンをレベル50まで最大強化し、ステータスを極限まで高めた状態で戦うことになります。そのため、妥協のない「15/15/15」の個体値100%を持っているかどうかが、勝敗に直結します。特に伝説のポケモン同士の戦いでは、攻撃個体値がMAXでないと、同時発動した技の優先権(CMP)争いで確実に負けてしまうため、マスターリーグを目指すなら高個体値厳選は必須です。
さらに、将来的に「メガシンカ」や「ゲンシカイキ」をする可能性があるポケモンについても、高個体値を優先して残すべきです。メガシンカ後のポケモンは主にレイドバトルでの超高火力アタッカーとして運用されるため、攻撃MAXを含む高個体値であることのメリットが非常に大きくなります。そして何より、背景がピンク色に輝く「4つ星」はコレクターとしてのロマンです。実用性だけでなく、その希少性自体に価値があるため、どのようなポケモンであれ個体値100%は大切に保管し、タグを付けてロックしておくことを強くおすすめします。
シャドウポケモンの個体値厳選とやつあたり変更イベントの重要性

GOロケット団とのバトルで入手できる「シャドウポケモン」は、通常のポケモンとは異なる特殊な仕様を持っています。シャドウポケモンは常に「攻撃力が1.2倍」になり、代わりに「防御力が約0.83倍」になるという「シャドウボーナス」がかかっています。この攻撃力1.2倍という補正は非常に強力で、個体値の差を軽く凌駕するほどの火力アップをもたらします。極端な話、個体値0のシャドウポケモンの方が、個体値100の通常ポケモンよりもレイドバトルでのダメージ効率が良いことさえあります。
そのため、シャドウポケモンの厳選においては、個体値の基準を通常よりも少し緩めて考えるのが一般的です。もちろん高個体値であれば最高ですが、攻撃個体値が10〜15程度あれば、十分に育成する価値があります。特にレイドアタッカーとして優秀なマンムーやメタグロスなどのシャドウは、多少個体値が悪くても確保しておくべきです。ただし、シャドウポケモンは育成に必要な「ほしのすな」や「アメ」が通常よりも多くかかるため、コストパフォーマンスを考えると、やはりある程度厳選した個体にリソースを注ぎたいところです。
また、シャドウポケモンを運用する上で避けて通れないのが、専用技「やつあたり」の存在です。この技は普段は変更することができず、バトルではほとんど役に立ちません。シャドウポケモンの真価を発揮させるためには、数ヶ月に一度開催される「GOロケット団占拠イベント」などの特定の期間中に、「わざマシンスペシャル」を使って「やつあたり」を忘れさせる必要があります。個体値の良いシャドウポケモンを入手したら、まずは「やつあたり消去待ち」というタグなどを付けて保存しておき、イベントが来たら忘れずに技を変更する、というサイクルを確立しましょう。
初心者が最初に目指すべき個体値厳選の妥協ラインと目標設定

ここまで個体値の奥深さについて解説してきましたが、始めたばかりの初心者の方が、最初からすべてのポケモンで完璧な個体値を追い求めるのは現実的ではありませんし、何よりゲームの進行が止まってしまいます。個体値厳選はあくまで「エンドコンテンツ」の一つであり、最初のうちはもっと気楽に考えて大丈夫です。まずは自分の中で「妥協ライン」を設定し、段階的にステップアップしていくことをおすすめします。
初期段階では、個体値よりも「CPの高さ(レベルの高さ)」を優先してください。例えば、個体値は低いけれどCPが高い野生のポケモンを捕まえたら、あえて強化せずにそのまま進化だけさせて、即戦力のアタッカーとして使い潰すのが最も効率的です。「ほしのすな」は貴重な資源なので、序盤は温存しておきましょう。ある程度戦力が整ってきたら、次は「攻撃個体値が15(または14以上)」のポケモンを残すように意識します。これだけでレイドバトルでの貢献度が大きく変わります。
本格的な厳選を始めるのは、トレーナーレベルが30を超え、野生ポケモンの最大レベルが出現するようになってからでも遅くありません。最終的な目標としては、レイド用なら「攻撃15かつ星3つ以上」、PvP用なら「各リーグごとの理想順位トップ100以内」などを目指すことになりますが、これらは長い時間をかけて達成していくものです。まずは「リーダー評価で星3つだったらラッキー、星4つなら奇跡」くらいの感覚で、日々の出会いを楽しみましょう。完璧でなくても、愛情を持って育てたポケモンは必ずあなたの力になってくれます。
総括:知識を武器に、あなただけの最強ポケモンを育て上げよう
- ステップ1:ボックスで「4*」「3*」検索を試し、まずは高個体値だけにお気に入りマークを付ける。
- ステップ2:よく使うレイドアタッカー(例:ドラゴン・かくとう・あくタイプ)から順に攻撃15・星3以上を中心に強化する。
- ステップ3:GOバトルリーグでよく見るポケモンについて、攻撃が低く防御・HPが高い個体を1〜2体だけ意識して残してみる。
- 個体値は攻撃・防御・HPの3つのステータスそれぞれに0〜15の16段階で設定された“才能”の数値であり、基本的には捕まえた時点で固定される(リトレーンや交換による再抽選を除き後から変更できない)。
- チームリーダー評価の星の数とグラフを見ることで正確に強さを把握できる
- 検索フィルタ「4*」「3*」などを活用すればボックス整理が劇的に早くなる
- レイドバトルでは攻撃個体値15が最重要であり妥協すべきではないポイントである
- スーパーリーグやハイパーリーグでは攻撃が低く耐久が高い個体が有利になる
- マスターリーグでは15/15/15の個体値100%が正真正銘の最強となる
- シャドウポケモンは攻撃補正が強力なため個体値が多少低くても育成価値がある
- リトレーンすると全ステータスが+2されるがシャドウのまま使う方が強い場合が多い
- ポケモン交換をすることで個体値の再抽選が可能であり、キラ交換なら攻撃・防御・HPがそれぞれ12以上に保証されるため高個体値を狙いやすい。
- 初心者は個体値よりもCPが高い個体を進化させて即戦力として使うのが効率的
- ほしのすなは貴重なので高個体値やシャドウなど将来性のある個体に集中投資する
- 攻撃個体値15はダメージ計算のブレイクポイントに影響し討伐速度を変える
- 4つ星(個体値100)は希少価値が高いため実用性に関わらずロックして保存する
- シャドウの「やつあたり」は特定のイベント期間中にしか変更できないので注意する
個体値100%ではないけれど、長く相棒として戦ってきたポケモンにも価値があります。完璧を目指しすぎて育成が止まってしまうより、自分なりの妥協ラインを決めて育てることが、長く楽しくプレイする秘訣です。

