ポケモンGOでジムにポケモンを置いたのに、なぜかコインが貰えなかった経験はありませんか?
特に「日をまたぐ」状況では、コインの計算方法が複雑に感じられがちです。この記事では、ジムコイン獲得の基本ルールである1日の上限50枚の仕組みから、ポケモンが帰還した日がすべてを決めるという大原則、複数ポケモンが戻ってきた際の計算方法まで、あらゆる疑問に答えます。
さらに、激戦区と過疎地での立ち回りや、配置時間を最適化して毎日50コインを安定して稼ぐための応用戦略も徹底解説。
この記事を読めば、あなたはもうポケコインの獲得で失敗することはありません。
- 1日にもらえるポケコインの上限は50枚
- コインはポケモンがジムから「帰還した日」にカウントされる
- 数日間防衛しても、もらえる上限は50コインのまま
- ジムの環境に合わせた戦略的な立ち回りが重要
ポケモンGOジムコインの基本:『日をまたぐ』仕様を完全解説
- 1日の上限は50枚!ポケコイン獲得の大原則
- コインはいつ貰える?「帰還した日」が全て
- 複数ポケモンが帰還した場合のコイン計算方法
- 【要注意】数日防衛しても上限は50コインです
1日の上限は50枚!ポケコイン獲得の大原則
ポケモンGOでジム防衛を通じて無料でポケコインを獲得する上で、絶対に知っておかなければならない最も重要なルール、それが「1日にもらえる上限は最大50枚」という大原則です。この上限は、トレーナー1人あたり、1日ごとに設定されています。複数のジムや複数のポケモンで防衛したとしても、この上限を超えることはありません。
ここで言う「1日」とは、サーバーの時間ではなく、各プレイヤーの現地時間で午前0時から午後11時59分までを指します。この24時間の間に、ジムから帰ってきたポケモンがもたらすコインの合計が50枚に達すると、その日はそれ以上コインを受け取ることはできなくなります。
ポケコインは、ジムを防衛した時間10分につき1コインのレートで蓄積されます。つまり、上限である50コインを1匹のポケモンで満額獲得するためには、合計で500分、すなわち「8時間20分」の防衛が必要になる計算です。この時間を達成することが、日々のポケコイン獲得における最初の目標となります。この基本ルールは、後述する全ての戦略の土台となるため、まずはこの数字をしっかりと覚えておきましょう。
コインはいつ貰える?「帰還した日」が全て

多くのトレーナーが混乱しがちなのが、ポケコインを受け取るタイミングです。結論から言うと、コインは「ジムに配置したポケモンが、他のチームのトレーナーに倒されて手元に戻ってきた日」を基準に計算されます。いつジムに置いたか、どれだけの時間を防衛したかに関わらず、コイン獲得の権利が発生するのは帰還したその瞬間なのです。
例えば、月曜日の夜にジムへポケモンを配置したとします。そのポケモンがジムを防衛し続け、水曜日の朝に倒されて戻ってきた場合、獲得したコインはすべて「水曜日」の獲得分としてカウントされます。月曜日や火曜日の防衛時間は、あくまで水曜日に受け取るコインの量を計算するために使われるだけで、それぞれの日の獲得枠を消費するわけではありません。
この仕様は、ジムシステムが単なる陣取りゲームではなく、他チームとの相互作用によって成り立つ経済システムであることを示唆しています。つまり、自分のポケモンを倒してくれるライバルチームの存在が、自分のコイン獲得に不可欠というわけです。ポケモンがジムに置かれているだけでは1コインにもならず、誰かに倒してもらって初めて、それまでの努力が報酬として確定するのです。
複数ポケモンが帰還した場合のコイン計算方法

1日に複数のポケモンが異なるジムから戻ってきた場合、コインの計算は少し複雑になりますが、ルールは一貫しています。その日に戻ってきたポケモンたちが稼いだコインは合算されますが、それでもなお、1日の上限である50コインを超えることはできません。上限を超えた分のコインは、残念ながら切り捨てられてしまいます。
具体的な例で考えてみましょう。ある日の午前中、ジムAからポケモンが戻ってきて30コインを獲得したとします。この時点で、その日の獲得枠は残り20コインです。同日の午後、今度はジムBから8時間20分以上防衛したポケモンが戻ってきました。このポケモンは本来50コインを稼いでいますが、あなたがその日に受け取れるのは残りの獲得枠である20コインのみです。合計で50コインに達したため、本来もらえたはずの残り30コインは消滅してしまいます。
このルールを理解していないと、せっかく長時間防衛したポケモンの努力が無駄になってしまう可能性があります。そのため、ベテラントレーナーは、どのポケモンがいつ頃戻ってきそうかを予測し、コインの受け取りが1日に集中しすぎないように配置を工夫します。これは、日々の収益を最大化するための重要なリスク管理術と言えるでしょう。
【要注意】数日防衛しても上限は50コインです

初心者が最も陥りやすい誤解の一つが、「長く防衛すればするほど、たくさんのコインがもらえる」というものです。例えば、ポケモンが3日間、つまり72時間ジムを防衛し続けた場合、50コイン×3日分で150コインがもらえると考えてしまうかもしれません。しかし、これは明確な間違いです。
ジムコインのルールでは、ポケモンがどれだけ長期間(たとえ数週間や数ヶ月であっても)ジムを防衛し続けたとしても、それが倒されて戻ってきた日にプレイヤーが受け取れるコインの上限は、やはり50コインです。防衛時間に応じて蓄積されるコインの計算は50コインで頭打ちとなり、それ以上は増えません。72時間防衛したポケモンがもたらす報酬は、8時間20分防衛したポケモンと全く同じなのです。
この仕様は、ゲーム全体の健全性を保つために設けられています。もし防衛日数に応じて報酬が増え続けるなら、過疎地のジムを少数のプレイヤーが独占し続けることが最適戦略となり、多くのプレイヤーがコイン獲得の機会を失ってしまいます。このルールがあるからこそ、ジムの流動性が保たれ、より多くのトレーナーに日々の報酬を得るチャンスが与えられているのです。長期間戻ってこないポケモンは、報酬の面では非効率であると理解しておくことが重要です。
ポケモンGOで毎日50コインを稼ぐ『日をまたぐ』応用戦略
- ジムの環境を見極める:激戦区と過疎地の立ち回り
- 配置時間の最適化でコイン獲得率を上げる方法
- 防衛時間を延ばすおすすめポケモンと育成のコツ
- 複数ジム配置によるリスク分散と管理のポイント
ジムの環境を見極める:激戦区と過疎地の立ち回り

毎日安定して50コインを獲得するための戦略は、あなたがプレイする地域の「ジム環境」によって大きく異なります。まずは自分の活動範囲が、ひっきりなしにジムの所有者が入れ替わる「激戦区」なのか、一度置くと数日間ポケモンが戻ってこないこともある「過疎地」なのかを見極めることが第一歩です。
激戦区での目標は、いかにして「8時間20分の防衛時間を達成するか」です。ここでは、耐久力の高いポケモンを置き、ライバルの活動が少なくなる時間帯を狙うなど、とにかく長く生き残る工夫が求められます。一方、過疎地での目標は全く逆で、いかにして「適切なタイミングでポケモンを倒してもらうか」が重要になります。何日も戻ってこなければ、その間コインは一切手に入らないため、あえて人の目に付きやすいジムに置くなどの戦略が必要になるかもしれません。
このように、ジムの状況によって目的そのものが変わるため、画一的な戦略は通用しません。成功の鍵は、地域のプレイヤーたちの活動パターンや暗黙のルールを観察し、それに合わせた立ち回りをすることです。これは単なるゲームの攻略ではなく、地域のコミュニティの動向を読む社会的なスキルとも言えるでしょう。
| 特徴 | 激戦区(駅前・繁華街など) | 中間的なエリア(住宅街など) | 過疎地(郊外・山間部など) |
| 主な目標 | 8時間20分を防衛し抜く | 予測可能な時間帯に戻らせる | 誰かに倒してもらう |
| 最適な配置時間 | 深夜・早朝 | 夕方・出勤前 | いつでも(ただし目立つ場所) |
| おすすめポケモン | 高耐久(ハピナス、カビゴン) | バランス型 | 高CPで威圧しつつも倒されやすいポケモン |
| 重要な戦術 | ライバルの活動が少ない時間帯を狙う、きんのズリのみでの防衛 | 地域の暗黙のルールを学ぶ、複数のジムに分散配置 | 最もアクセスしやすいジムを狙う |
配置時間の最適化でコイン獲得率を上げる方法

ジムコイン獲得の成否は、ポケモンを配置する「時間」に大きく左右されます。これは、他のプレイヤーの生活リズムを読み、ジムの攻防が落ち着く時間帯と活発になる時間帯を予測するゲームです。闇雲にポケモンを置くのではなく、戦略的にタイミングを選ぶことで、コイン獲得の確率を劇的に高めることができます。
例えば、多くの人が活動を終える午後10時から11時頃にポケモンを配置するのは非常に有効な戦略です。この時間帯に置けば、深夜から早朝にかけての静かな時間帯を乗り切り、翌朝の通勤・通学ラッシュで活動するプレイヤーに倒してもらうことで、ちょうど8時間以上の防衛時間を達成できる可能性が高まります。逆に、朝の出勤前に配置すれば、夕方の帰宅ラッシュ時に戻ってくるというサイクルを狙うこともできます。
避けるべきは、レイドバトル直後やコミュニティ・デイの終了直後など、多くのトレーナーがアクティブになっている時間帯です。このようなタイミングで配置しても、すぐに倒されてしまい、コイン獲得に必要な10分すら防衛できないことがほとんどです。ジムを落とすタイミングと、ポケモンを配置するタイミングを冷静に判断することが、安定した収益への近道となります。
防衛時間を延ばすおすすめポケモンと育成のコツ

特に激戦区において8時間20分の壁を越えるためには、どのポケモンをジムに置くかが極めて重要です。ジム防衛の目的は、敵を倒すことではなく、相手の攻撃にひたすら耐え、時間を稼ぐことにあります。したがって、HPとぼうぎょのステータスが非常に高いポケモンが最適任となります。
その代表格がハピナスとカビゴンです。これらのポケモンは圧倒的なHPを誇り、倒すのに多くの時間と回復アイテムを要するため、攻撃側にとっては非常に厄介な存在です。攻撃する側は「このハピナスを倒すのに時間とアイテムを費やすくらいなら、他の簡単なジムを探そう」と考えがちです。このように、相手に心理的な負担をかけ、攻撃を諦めさせることが、優れた防衛ポケモンの役割なのです。
これらのポケモンをジムで活躍させるためには、トレーナーレベルを上げてCPを可能な限り強化しておくことが基本です。また、ジムに配置した後は、時々「きのみ」を与えて「やる気」を回復させることも重要です。「きんのズリのみ」を使えばやる気を全回復できるため、ジムが攻撃されている通知が来たら遠隔で与えることで、さらに防衛時間を引き延ばすことが可能です。
複数ジム配置によるリスク分散と管理のポイント

1つのジムだけに頼るのは、コイン獲得戦略としては非常にリスクが高いと言えます。そのジムがすぐに落とされればその日の収入はゼロになり、逆に長期間戻ってこなければコインは全く手に入りません。そこで、上級者は複数のジムにポケモンを配置することで、このリスクを巧みに分散させています。
これは、投資におけるポートフォリオの考え方に似ています。例えば、人の往来が激しく短時間で戻ってくる可能性が高い「ハイリスク・ハイリターン」な駅前のジムと、比較的安定して長時間防衛が期待できる「ローリスク・ローリターン」な公園の奥のジムに、それぞれポケモンを配置します。こうすることで、どちらか一方が想定通りにいかなくても、もう一方でコインを確保できる可能性が高まります。
この戦略を実践する上で欠かせないのが、ゲーム内の「今日のまとめ」画面の確認です。ここで現在防衛中のポケモンや、その日に獲得したコインの枚数をリアルタイムで把握できます。例えば、既に40コインを獲得している状態であれば、無理に新しいジムを攻める必要はありません。逆に、まだ0コインであれば、積極的に複数のジムへ配置を試みるべきです。このように、日々の実績に応じて戦略を微調整していくことが、毎日50コインを達成する究極のコツなのです。
総括:ポケモンGOのジムコインは「日をまたぐ」帰還タイミングの理解が全て
この記事のまとめです。
- ジムコインの1日の獲得上限は50コインである。
- コインは防衛10分につき1コインのレートで蓄積される。
- 上限の50コイン獲得には8時間20分の防衛が必要である。
- 1日の区切りは現地時間の午前0時から午後11時59分までである。
- コインはポケモンがジムから手元に戻ってきたタイミングで獲得となる。
- 獲得コインは、ポケモンが戻ってきた「その日」の獲得分として計上される。
- 月曜に配置し水曜に戻った場合、コインは水曜日の獲得分となる。
- 複数ポケモンが同日に戻った場合、獲得コインは合算される。
- ただし、合算されたコインも1日の上限50コインを超えることはない。
- 上限を超えた分のコインは切り捨てられ、受け取れない。
- ポケモンが数日間ジムを防衛しても、受け取れる上限は50コインのままである。
- 防衛日数に応じて上限が加算されることはない。
- ジム戦略は「激戦区」と「過疎地」で大きく異なる。
- 激戦区では防衛時間の確保、過疎地では帰還させることが目標となる。
- プレイヤーの活動が少ない深夜や早朝の配置が有効である。

