初代から愛されるポケモンGOの「カイリュー」。
その圧倒的な強さは、レイドバトルからGOバトルリーグまで、あらゆる場面でトレーナーの大きな助けとなります。
しかし、その真価を引き出すには、PVEとPVPで異なる最適技構成、シャドウ個体の重要性、そして「りゅうせいぐん」といった特別な技の仕様を深く理解する必要があります。
この記事では、カイリューの入手方法から、エリートトレーナーも唸るシャドウ個体の育成論まで、そのすべてを徹底的に解説します。
- カイリューのPVE・PVPにおける最強技構成
- シャドウカイリューの圧倒的な火力と育成方法
- 特別な技「りゅうせいぐん」の性能と習得チャート
- マスターリーグで真価を発揮するPVPでの使い方
ポケモンGOにおけるカイリューの強さと総合評価
- カイリューの基本ステータスとタイプ相性
- レイド・ジム戦(PVE)での最強アタッカー評価
- GOバトルリーグ(PVP)マスターリーグでの評価
- シャドウカイリューの圧倒的な火力と評価
カイリューの基本ステータスとタイプ相性

カイリューは、ポケモンGOのサービス開始当初から実装されている、カントー地方の「ドラゴン・ひこう」タイプのポケモンです。そのステータス、特に攻撃力の高さは、数多くのトレーナーにとって憧れの的であり続けています。
まずは、カイリューの基本性能を正確に把握することが、その強さを理解する第一歩となります。
| ステータス | 数値(最大PL50時) |
| 最大CP | 4287 |
| 攻撃 | 263 |
| 防御 | 198 |
| HP | 209 |
攻撃の種族値は $263$ と非常に高く、これは全ポケモンの中でもトップクラスの数値です。防御とHPも標準以上を確保しており、攻撃一辺倒ではなく、ある程度の耐久力を兼ね備えているのがカイリューの魅力です。このバランスの取れた高いステータスが、PVE(レイドバトル)とPVP(GOバトルリーグ)の両方で活躍できる基盤となっています。
次に、カイリューの運用において最も重要な「タイプ相性」を見ていきましょう。
カイリューのタイプ相性:
- 弱点(受けるダメージ:1.6倍): いわ、ドラゴン、フェアリー
- 二重弱点(受けるダメージ:2.56倍): こおり
- 耐性(受けるダメージ:0.625倍): むし、かくとう、ほのお、みず
- 二重耐性(受けるダメージ:0.39倍): じめん、くさ
この相性表には、カイリューの「最大の弱点」と「最大の強み」が明確に示されています。
最大の弱点は、言うまでもなく「こおり」タイプの技による2.56倍の二重弱点です。これは、「ドラゴン」タイプと「ひこう」タイプの両方が「こおり」タイプを弱点としているために発生します。ポケモンGOにおいて二重弱点を持つことは、バトルでの致命的なリスクとなります。例えば、レイドボスがふぶきを使ってきた場合や、PVPでれいとうビームを覚えている相手と対面した場合、カイリューはシールドを使わなければ一撃で瀕死に陥る可能性が極めて高いです。
しかし、その弱点を補って余りあるのが、豊富な「耐性」です。特に「じめん」タイプと「くさ」タイプの技を二重耐性(約 $0.39$ 倍)で受けられる点は非常に優秀です。これにより、例えばレイドバトルでグラードンと戦う際、相手の $じしん$ を恐れることなく、一方的にダメージを与え続けることができます。PVPにおいても、じめんタイプの技を主体とするポケモン(ドリュウズなど)に対して圧倒的に有利に立ち回れます。
カイリューを使いこなすとは、この「こおり技は絶対に避ける」という立ち回りと、「じめん・くさ技には積極的に受け出す」という強みの押し付けを理解することに他なりません。
レイド・ジム戦(PVE)での最強アタッカー評価

レイドバトルやジム戦(PVE)において、カイリューは「最強クラスのドラゴンタイプアタッカー」の一角として、長年にわたり活躍し続けています。
カイリューのPVEにおける最大の強みは、その高い攻撃力(263)から繰り出される、強力なドラゴンタイプの技です。ドラゴンタイプの攻撃は、「はがね」タイプと「フェアリー」タイプ以外の全てのタイプに等倍以上のダメージを与えられるため、汎用性が非常に高いのが特徴です。
多くのトレーナーが疑問に思うのは、「伝説のポケモン、例えばレックウザやパルキアと比較してどうなのか?」という点でしょう。純粋なDPS(1秒あたりのダメージ効率)だけを見れば、レックウザ(攻撃 $284$ )や、シャドウボーマンダといった一部のポケモンがカイリューを上回る場面もあります。
しかし、カイリューには、それらの伝説・準伝説ポケモンにはない、圧倒的な「実用性」と「コストパフォーマンス」という強みがあります。
その最大の理由は「入手性・育成のしやすさ」です。カイリューの進化前であるミニリュウは、過去に何度も「コミュニティ・デイ」の対象となっており、多くのトレーナーが高個体値の個体を確保し、育成に必要な「ミニリュウのアメ」を大量に集める機会がありました。
一方で、レックウザやディアルガといった伝説のポケモンは、星5レイドに登場する期間が限定されており、強化には貴重な「ふしぎなアメ」を大量に投入する必要があります。
つまり、「レックウザを6体揃える」のは非常に困難ですが、「カイリューを6体揃える」のは現実的であり、その6体で組んだドラゴンパーティは、ほとんどのレイドバトルでトップクラスの火力を叩き出します。この「手軽に最強クラスの戦力を揃えられる」という点が、カイリューがPVEにおいて絶大な評価を受け続ける理由です。
PVEにおける主要なドラゴンタイプアタッカーの比較(シャドウ・メガシンカを除く)は以下の通りです。
| ポケモン | タイプ | 攻撃力 | DPS/TDO(総合力) |
| レックウザ | ドラゴン・ひこう | 284 | S+ |
| パルキア | みず・ドラゴン | 280 | S+ |
| ディアルガ | はがね・ドラゴン | 275 | S |
| ボーマンダ | ドラゴン・ひこう | 277 | S |
| カイリュー | ドラゴン・ひこう | 263 | S |
| ガブリアス | ドラゴン・じめん | 261 | A+ |
表からも分かる通り、カイリューの攻撃力は伝説のポケモンに迫る勢いであり、総合的な火力もSランクに位置しています。レイドアタッカーに困ったら、とりあえずカイリューを編成しておけば間違いない。カイリューは、全トレーナーの戦力を底上げする、まさに「トレーナーの味方」と呼べる存在です。
GOバトルリーグ(PVP)マスターリーグでの評価

カイリューは、PVP(GOバトルリーグ)の、特にCP無制限の「マスターリーグ」において、環境を定義するほどの強力なポケモンとして君臨しています。
PvPoke.comなどのPVP評価サイトでは、カイリューは常にマスターリーグの上位にランクインしています。特筆すべきは、「マスターリーグ(オープン)」と「マスターリーグ・プレミアクラシック(伝説・幻なし)」での評価の違いです。
オープンマスターリーグ(全てのポケモンが使用可能)では、カイリューは強力なポケモンの一体ですが、ランキングでは50位前後になることもあります。これは、環境の頂点に君臨する「ディアルガ」の存在が大きいです。ディアルガは「はがね・ドラゴン」タイプであるため、カイリューのメインウェポンであるドラゴン技を「いまひとつ」に抑え込みつつ、自身のドラゴン技でカイリューの弱点を突いてきます。
しかし、「プレミアクラシック」(伝説・幻のポケモン使用不可)の環境になると、カイリューは文字通り「最強」の一角となります。ディアルガという天敵がいない環境では、カイリューのステータスと技範囲を止められるポケモンはごく僅かであり、ランキングでも常にトップ10に入る実力を持っています。
カイリューがPVPで強い理由は、その卓越した「技構成」にあります。
- 通常技(わざマシンノーマル): りゅうのいぶき
- ゲージ技(わざマシンノーマル): ドラゴンクロー
- ゲージ技(解放・推奨): ばかぢから
この技構成は、PVPにおける「理想的な組み合わせ」の一つとされています。
まず、通常技の $りゅうのいぶき$。これはPVPにおいて非常に高性能な技で、ダメージ効率(DPT)とゲージ増加効率(EPT)のバランスが極めて優れています。相手が耐性を持っていない限り、りゅうのいぶきだけで相手のHPをゴリゴリと削っていくことができます。
次に、ゲージ技の $ドラゴンクロー$。これはPVEでは威力が低く使い物になりませんが、PVPでは「消費エネルギーが非常に少ない」という一点において、最強クラスの技となります。カイリューは $りゅうのいぶき$ で高速にゲージを溜め、 $ドラゴンクロー$ を連発することで、相手に「シールドを使うか、使わないか」の択を絶えず迫ることができます。これは「シールドを誘う(ベイト)」動きとして非常に強力です。
そして、この構成の要となるのが、解放して覚えさせる第二のゲージ技ばかぢからです。ばかぢからは「かくとう」タイプの技であり、カイリューが苦手とする「はがね」タイプ(ディアルガ、メタグロス、メルメタルなど)や「いわ」タイプに対して、致命的なダメージを与えることができます。
相手が $ドラゴンクロー$ を警戒してシールドを温存したところに、$ばかぢから$ を叩き込む。あるいは、 $ばかぢから$ を見せた後でドラゴンクローを連発する。この戦略的な揺さぶりこそが、カイリューのPVPにおける強さの神髄です。
なお、ばかぢか の代わりに $かみなりパンチ$ を採用する構成もあり、これはカイオーガやトゲキッスへの有効打となります。パーティの構成によって技を柔軟に変えられる点も、カイリューの強みと言えるでしょう。
シャドウカイリューの圧倒的な火力と評価

通常のカイリューでさえこれほど強力ですが、ポケモンGOにはその性能をさらに極限まで高めた形態が存在します。それが「シャドウカイリュー」です。
シャドウポケモンは、GOロケット団から救出した特別な個体で、「シャドウボーナス」と呼ばれる特性を持っています。
- シャドウボーナス: 攻撃が1.2倍(20%アップ)になる代わりに、防御が0.8倍(20%ダウン)になる。
この仕様が、カイリューの性能を劇的に変化させます。
PVE(レイドバトル)において、最も重要な指標は「火力(DPS)」です。シャドウカイリューは、カイリューの元々高い攻撃力263が、さらに $1.2$ 倍されます。これにより、その火力は実質的に攻撃種族値315相当となり、これはあの「レックウザ」(攻撃284)をも遥かに凌駕する数値です。
防御が20%下がるデメリットは確かに存在しますが、レイドバトルは時間との戦いであり、防御を犠 ‘牲’ にしてでも火力を上げた方が、結果的にレイドボスを早く倒すことができます。そのため、PVEのドラゴンアタッカーとして、シャドウカイリューは「最強」の称号を手に入れています。メガシンカポケモンを除けば、シャドウカイリューの火力に匹敵するドラゴンポケモンは存在しません。
PVP(GOバトルリーグ)においても、シャドウカイリューは非常に強力です。PvPokeのマスターリーグ・プレミアランキングにおいて、シャドウカイリューは通常のカイリューとほぼ同等、あるいはそれ以上の9位にランク付けされています。
PVPでは、防御が下がるデメリットはPVEよりも大きく響きます。相手の技で受けるダメージが増えるため、より繊細なシールド管理が要求されます。しかし、その見返りは絶大です。
$りゅうのいぶき$ 一発一発のダメージが1.2倍になるため、シャドウカイリューは「対面性能の ‘化’ け物」と化します。シールドを張られようがお構いなしに、通常技だけで相手を瀕死に追い込むほどの圧力をかけることができます。
特に、バトル終盤でお互いにシールドが無い状況(クローザー)や、初手で相手に強烈な負荷をかける(リード)役割として、シャドウカイリューは無類の強さを発揮します。
もちろん、通常のカイリューも、耐久力がある分、安定した活躍が見込めます。しかし、「最強の火力」を求めるのであれば、シャドウカイリューの育成は、全トレーナーにとっての最終目標の一つと言えるでしょう。
ポケモンGOで最強のカイリューを育成する方法
- ミニリュウの入手方法とアメの効率的な集め方
- PVE・PVP別のおすすめ最適技構成
- 特別な技「りゅうせいぐん」の性能と習得方法
- シャドウカイリューの育成と「やつあたり」の消し方
ミニリュウの入手方法とアメの効率的な集め方

最強のカイリューを手に入れるためには、まずその進化前である「ミニリュウ」を捕獲し、育成するための「アメ」を集める必要があります。カイリューへの進化には、ミニリュウからハクリューへ「ミニリュウのアメ25個」、ハクリューからカイリューへ「ミニリュウのアメ 100個」、合計 125個のアメが必要です。
ミニリュウの主な入手方法は以下の通りです。
- 野生での出現ミニリュウは野生でも出現しますが、その頻度は非常に低く、レアポケモンに分類されます。天候ブースト「強風」の状況下では、ドラゴンタイプの出現率が上がるため、狙い目となります。水辺(川、湖、海など)の近くで目撃されることも多いです。
- イベントでの大量発生(最重要)ミニリュウを最も効率的に集められるのは、不定期に開催されるイベント、特に「コミュニティ・デイ」です。過去に2022年11月には「コミュニティ・デイ(復刻)」としてミニリュウが大量発生しました。この期間中は、ミニリュウが大量に出現するだけでなく、色違いのミニリュウに出会える確率も大幅に上昇します。通常のミニリュウは水色ですが、色違いは特徴的なピンク色をしています。色違いのカイリュー(緑色)が欲しい場合、このイベントで色違いのミニリュウを捕獲し、進化させるのが唯一の近道です。
- タマゴからの ‘孵’ 化ミニリュウは 10kmタマゴから ‘孵’ 化することがあります。タマゴから ‘孵’ 化したポケモンは、個体値(IV)が一定以上保証されているため、強力なカイリューを育成する上で有力な入手源となります。
- GOロケット団のしたっぱ(シャドウ個体)「シャドウカイリュー」の素体となる「シャドウミニリュウ」は、GOロケット団のしたっぱ(ドラゴンタイプを繰り出すセリフ:「ガオーッ!…コワイだろ?」など)とのバトルに勝利することで、ゲットチャレンジから入手できます。これが、最強のカイリューを育成する上で最も重要な入手方法となります。
アメを効率的に集めるには、ミニリュウを捕獲する際に「パイルのみ」を使うのが基本です(捕獲時のアメが $2$ 倍)。また、ミニリュウやハクリュー、カイリューを「相棒ポケモン」に設定して一緒に歩くことでもアメを獲得できます( $5$ kmごと)。イベント期間中は、相棒の距離が短縮されるボーナスが発生することもあります。
PVE・PVP別のおすすめ最適技構成

カイリューの真価を引き出すためには、使用する場面(PVEかPVPか)に応じて、技構成を最適化する必要があります。PVEで最強の技構成が、PVPでは全く役に立たない、ということがポケモンGOでは頻繁に起こります。
カイリューを育成する上で、最も重要な知識と言っても過言ではありません。
PVE(レイド・ジム戦)の最適技構成
- 通常技: りゅうのいぶき
- ゲージ技: げきりん
PVEは、制限時間内にどれだけ多くのダメージを与えられるか(DPS)が全てです。
通常技は $りゅうのいぶき$ が、 $ドラゴンテール$ よりもDPSとEPS(ゲージ増加効率)のバランスに優れています。
ゲージ技は げきりん(威力110 ・ 2ゲージ)が最適です。 げきりんは、 1ゲージ技( りゅうせいぐんなど)と比べて、ゲージが溜まったらすぐに発動できるため、オーバーチャージ(ゲージが満タンのまま攻撃を続けること)による無駄が少なく、また、技を撃つ直前にカイリューが倒されてゲージが無駄になる、といったリスクも最小限に抑えられます。安定して高火力を出し続けるには、 $げきりん$ が最も優れた選択です。
PVP(GOバトルリーグ)の最適技構成
- 通常技: りゅうのいぶき
- ゲージ技1: ドラゴンクロー
- ゲージ技2(解放): ばかぢから
PVPでは、PVEとは全く異なる戦略が求められます。
通常技はPVEと同じく $りゅうのいぶき$ で、高速ダメージとゲージ溜めを両立します。
ゲージ技の $1$ つは、 ドラゴンクローが必須です。PVPでの ドラゴンクローは、威力が 50に対して消費エネルギーが 35と非常に少なく、 りゅうのいぶきから最速で発動できます。この技の目的は「シールドを誘うこと」です。低コストで連発し、相手にシールドを使わせるか、ダメージの蓄積を強いることができます。
そして、PVP用カイリューの核となるのが、解放して習得する2つ目のゲージ技、 ばかぢからです。これは「かくとう」タイプの技で、カイリューのドラゴン技を半減してくる「はがね」タイプ(ディアルガ、メタグロス、メルメタル)への強力な回答となります。 ドラゴンクローを見せてシールドを誘い、相手が油断したところに ばかぢからを撃ち込む戦術は、カイリューの基本的な勝ちパターンです。
このように、PVEとPVPでは求められる技が全く異なるため、カイリューを両方で活躍させたい場合は、個体を $2$ 体以上用意するか、その都度「わざマシン」で技を変更する必要があります。
| 用途 | 通常技 | ゲージ技1 | ゲージ技2(解放) |
| PVE(レイド) | りゅうのいぶき | げきりん | (解放不要、または ぼうふうなど) |
| PVP(リーグ) | りゅうのいぶき | ドラゴンクロー | ばかぢから |
特別な技「りゅうせいぐん」の性能と習得方法

カイリューには、「レガシー技(特別な技)」と呼ばれる、通常の「わざマシン」では覚えることができない技が存在します。それがりゅうせいぐんです。
りゅうせいぐんは、2022年11月の「コミュニティ・デイ(復刻)」などの特別なイベント期間中に、ハクリューをカイリューに進化させることで覚えることができました。
この技の性能は、PVEとPVPで大きく異なります。
PVE(レイド・ジム戦)での性能
- 威力: 150(1ゲージ技)
PVEにおけるりゅうせいぐんは、威力150の非常に強力な1ゲージ技です。DPSで比較した場合、2ゲージ技のげきりん(110)を安定して撃つのと1ゲージ技の $りゅうせいぐん$ を撃つのとでは、総合的な火力はほぼ同等か、げきりんがわずかに上回るとされています。りゅうせいぐんは強力ですが、ゲージが溜まる前に倒されるリスクや、オーバーチャージの無駄が生じやすいため、PVEではげきりんが好まれる傾向にあります。
PVP(GOバトルリーグ)での性能
- 威力:150(消費エネルギー65)
- 追加効果: 使用後、自分の「こうげき」が2段階ダウン( 100%発生)
PVPにおいても威力 150は魅力的ですが、りゅうせいぐんには「使用後に自身の攻撃が2段階(大幅に)ダウンする」という、致命的なデメリットが存在します。このため、PVPにおいてりゅうせいぐんを採用するメリットは皆無に等しく、 ばかぢからや ドラゴンクローの方が遥かに優秀です。
りゅうせいぐんの習得方法
現在、イベント期間外で $りゅうせいぐん$ をカイリューに覚えさせる方法は一つしかありません。
それは、貴重なアイテム「すごいわざマシンスペシャル」を使用することです。
しかし、前述の通り、PVEではげきりんで十分であり、PVPでは りゅうせいぐんは非推奨です。したがって、りゅうせいぐんを習得させるために「すごいわざマシンスペシャル」を使用する優先度は、PVPで必須となる ばかぢから(これも一部の期間ではレガシー技でした)の習得に比べると、非常に低いと言わざるを得ません。
シャドウカイリューの育成と「やつあたり」の消し方
全ポケモンGOトレーナーにとっての最終目標の一つ、「シャドウカイリュー」。その育成には、通常のポケモンとは全く異なる、専門的な知識と手順、そして「忍耐」が必要となります。
最強のシャドウカイリューを育成する上で、トレーナーは「やつあたり」という技の壁に直面します。
「 $やつあたり$ 」は、全てのシャドウポケモンが捕獲時に覚えている、PVP・PVEともに全く役に立たないゲージ技です。そして、この やつあたりは、通常の「わざマシン」や「すごいわざマシン」を使っても、一切変更することができません。
この やつあたりを変更できるのは、Niantic(ナイアンティック)が不定期に開催する「GOロケット団占拠イベント」の期間中だけです。
ここで、多くの初心者が陥る「二つの罠」が存在します。
罠1:リトレーン(精製)してしまう
シャドウポケモンを「リトレーン」すると、 やつあたりは $おんがえしという技に変わり、個体値が上昇し、育成コストも下がります。しかし、リトレーンした瞬間、シャドウカイリューの最大の武器であった「攻撃 1.2倍」のシャドウボーナスは永久に失われます。最強の火力を求める場合、リトレーンは絶対にしてはいけません。
罠2:「やつあたり」を消す前に進化させてしまう
$やつあたり$ を覚えたままシャドウミニリュウをシャドウカイリューに進化させても、やつあたりは消えません。それどころか、コミュニティ・デイのイベント中に進化させたとしても、 $やつあたり$ が優先されるため、りゅうせいぐんなどの特別な技を覚えることすらできません。
最強のシャドウカイリューへの「正しい手順」
- 高個体値のシャドウミニリュウを厳選するGOロケット団のしたっぱを倒し、高個体値(なるべく攻撃15)のシャドウミニリュウを捕獲します。
- リトレーンせずに、ひたすら「待つ」捕獲したシャドウミニリュウを、進化もリトレーンもさせず、ボックスで保護します。
- 「GOロケット団占拠イベント」の開催を待つ公式からイベント(「 やつあたりをわざマシンで変更可能」と告知される)の発表があるまで、数ヶ月単位で待つこともあります。
- イベント期間中に やつあたりを消去するイベントが開始したら、シャドウミニリュウに「わざマシンスペシャル」(通常のもので構いません)を使用します。これにより、 $やつあたり$ が消え、別のゲージ技( アクアテールなど)に変わります。
- (イベント終了後でも可)進化・強化するやつあたりが消えたことを確認したら、アメを使ってシャドウカイリューに進化させます。
- 技を最適化する最後に、PVE用なら げきりん、PVP用なら $ドラゴンクロー / ばかぢからを、必要に応じて「すごいわざマシン」も使いながら習得させます。
この長く険しい手順を踏んで初めて、シャドウボーナスを持ち、かつ最適化された技構成を持つ、真の「最強のカイリュー」が誕生するのです。
総括:ポケモンGOのカイリューは今なお最強クラスの万能アタッカー
この記事のまとめです。
- カイリューは「ドラゴン・ひこう」タイプである
- 最大CPは4287、攻撃力が高いアタッカーとして優秀
- 弱点は「こおり」の2.56倍二重弱点である
- 「じめん」「くさ」タイプには二重耐性を持つ
- PVE(レイド)ではトップクラスのドラゴンアタッカーである
- 入手しやすさから、伝説ポケモンに匹敵する実用性を持つ
- PVEの最適技は「りゅうのいぶき」「げきりん」である
- PVP(マスターリーグ・プレミア)で最強格の1体である
- PVPの最適技は「りゅうのいぶき」「ドラゴンクロー」「ばかぢから」である
- シャドウカイリューはPVEで全ポケモン中最強クラスの火力を持つ
- シャドウボーナスは攻撃1.2倍、防御0.8倍の特性である
- シャドウ個体はロケット団のしたっぱから入手可能
- 特別な技「りゅうせいぐん」はPVPでは非推奨である
- 「りゅうせいぐん」の習得には「すごいわざマシンスペシャル」が必要
- シャドウ個体の「やつあたり」はロケット団イベントでのみ変更可能である

