ポケモンGOをプレイ中、突如として「ゲットチャレンジが消えた」という状況に遭遇し、困惑していませんか?
レイドバトルでボスを倒したはずなのに捕獲画面に進まなかったり、フィールドリサーチで後回しにしていたポケモンがいつの間にかいなくなっていたりすると、非常に焦ってしまいます。
この記事では、その「ゲットチャレンジが消えた」現象について、最新の「ウィークリーチャレンジ」のバグ情報から、レイドバトルやリサーチスタックの仕様まで、考えられるすべての原因を網羅的に解説します。
症状別の対処法や、万が一の際に公式サポートへ連絡する方法も詳しく紹介しますので、ぜひ落ち着いてご確認ください。
- 最新の「ウィークリーチャレンジ」バグの詳細
- レイドバトルで捕獲画面が消える原因
- リサーチスタックの上限とポケモンの消失
- 症状別の原因と公式サポートへの連絡方法
ポケモンGO「ゲットチャレンジが消えた」最新バグ速報と対処
- 消えたのは「ウィークリーチャレンジ」のバグ
- 現在の公式(Niantic)の対応と復旧見込み
- 完了画面が消せない・固まった時の対処法
- 症状別!ゲットチャレンジ消失の原因と対処法(簡易診断表)
消えたのは「ウィークリーチャレンジ」のバグ

もしごく最近になって「チャレンジが消えた」と感じた場合、それはあなた個人の問題ではなく、ポケモンGOのゲーム全体で発生している最新の不具合である可能性が非常に高いです。
現在、多くのトレーナーが報告している「消えた」現象は、新しく導入された「ウィークリーチャレンジ」機能に関連するものです 1。このウィークリーチャレンジは、最大4人のグループで協力してタスクを達成するという内容でした。
しかし、この機能が実装されて間もなく、深刻なバグが確認されました。具体的には、ウィークリーチャレンジを達成(コンプリート)した一部のユーザーが、「完了ポップアップ」画面を閉じることができなくなり、ゲームが一切操作不能になる(いわゆる「フリーズ」や「文鎮化」と呼ばれる状態)という致命的な不具合です。
この重大な問題を受け、開発元のNiantic(ナイアンティック)は、このウィークリーチャレンジ機能自体をサーバー側から一時的に無効化する措置を取りました。
つまり、「ゲットチャレンジが消えた」と感じている場合、それは二つの意味を持っている可能性があります。一つは、この公式の対応によって、すべてのアカウントからウィークリーチャレンジ機能そのものが「消えた(非表示になった)」こと。もう一つは、運悪くバグに遭遇し、完了画面が消せない(=他のゲットチャレンジにも進めない)状態に陥ってしまったことを指します。
現在の公式(Niantic)の対応と復旧見込み

このウィークリーチャレンジのバグに関して、Nianticは公式のサポートアカウント(X、旧Twitter)を通じて問題を認識していることを発表しています。
発表によれば、「一部のユーザーがウィークリーチャレンジの完了ポップアップを閉じることができず、ゲームプレイを続行できなくなる問題を認識している」とし、「問題を調査するため、ウィークリーチャレンジ機能を一時的に無効にした」と説明しています。
これは、この問題が個々のスマートフォンの不具合や通信環境によるものではなく、ゲームサーバー側、あるいはアカウントデータに起因する根深いバグであることを示唆しています。
現在、Nianticのサポートページでは、ウィークリーチャレンジのバグが「既知の不具合(Known Issues)」としてリストアップされており、開発チームが修正に向けて調査を進めている段階です。
残念ながら、この記事を執筆している時点では、恒久的な修正パッチや復旧の具体的な日時は発表されていません。このような深刻なバグは、修正に時間がかかる場合もあります。
ただし、Nianticは2025年10月14日に補填対応を発表しており、完了画面がフリーズしたトレーナーに対して、ほしのすな6,000とXP 20,000を補填しています。また、ウィークリーチャレンジを途中で退出させられたトレーナーに対しても、ほしのすな4,000とXP 20,000の追加補填を実施しました。
私たちトレーナーにできることは、公式のサポートアカウント(@NianticHelpJP)や、ゲーム内ニュース、公式ヘルプサイトの「既知の不具合」ページを定期的に確認し、最新の情報を待つことです。
完了画面が消せない・固まった時の対処法

ウィークリーチャレンジのバグに遭遇し、現在まさに「完了画面が消せない」「ゲームがフリーズして操作できない」という状態に陥っているトレーナーもいらっしゃるかもしれません。
まず試してしまいがちな対処法として、ポケモンGOのアプリを削除し、再インストールするという方法が考えられます。しかし、海外のトレーナーコミュニティの報告によれば、このバグはアカウントに紐付いている可能性が高く、アプリを再インストールしても症状は改善しないケースがほとんどです 1。無闇に再インストールを試すのは避けた方が賢明でしょう。
現在、コミュニティによって発見されている一時的な回避策がいくつか存在します。
一つは、Android端末限定の方法ですが、「戻るボタン」を使用することです。一部のAndroid端末では、OS標準の「戻る」ボタンを押すことで、問題の完了画面を一時的に閉じることができたと報告されています。ただし、これは一時的な回避に過ぎず、ゲームを再起動すると再びポップアップが表示されてしまうようです 1。
もう一つの回避策は、「機内モード」を利用したトリックです 5。ゲームにログインした直後、すぐにスマートフォンを機内モードにして通信を切断します。そのまま1〜2分待機した後、機内モードを解除して通信を再開させると、ポップアップを回避してマップ画面に進めることがある、というものです。これもまた、アプリを完全に終了するまでの応急処置に過ぎませんが、どうしてもプレイしたい場合の最終手段として試す価値はあるかもしれません。
根本的な解決は、あくまでNianticによる公式の修正を待つ必要があります。
症状別!ゲットチャレンジ消失の原因と対処法(簡易診断表)
「ゲットチャレンジが消えた」という現象は、実はさまざまな原因によって引き起こされます。最新のウィークリーチャレンジのバグ以外にも、古くから存在する仕様や別の不具合が原因である可能性もあります。
ここで、あなたの状況がどれに当てはまるか、簡易的な診断表にまとめました。まずはご自身の症状と照らし合わせ、最も近い原因を特定することから始めてみましょう。
この表は、あなたが直面している問題の切り分けに役立ちます。最新のバグなのか、それとも以前から存在する仕様や別のバグなのかによって、対処法は大きく異なります。次のH2見出し以降で、ここに挙げた「レイド」や「リサーチ」に関する恒常的な原因について、さらに詳しく掘り下げていきます。
| 症状 (Symptom) | 考えられる原因 (Likely Cause) | 対処法 (Solution) |
|---|---|---|
| 「ウィークリーチャレンジ」がゲーム内から消えた | Nianticによる機能の一時停止 | 公式の復旧発表を待つ |
| 完了画面が消せず、ゲームが操作不能 | ウィークリーチャレンジの完了バグ | 一時的対処(機内モード等)をしつつ、ほしのすな6,000とXP 20,000の補填を受け取る。途中退出時はさらにほしのすな4,000とXP 20,000を追加受け取る。 公式の修正を待つ |
| レイドで全滅後、捕獲画面にならずマップに戻った | リモートレイドの時間切れ・全滅バグ | 発生後は対処不可。時間ギリギリのリモートレイドを避ける。発生時は公式サポートに連絡しレイドパスの補填を求める。 |
| 昔のリサーチ(スタック)のポケモンがいなくなった | ストック上限(100匹)超過による自動削除 | 復旧不可。ストックは100匹未満に保つ |
| ポケモンをタップしても捕獲画面が始まらない | GPSまたは通信エラー | アプリや端末の再起動、ネットワーク設定のリセット |
ゲットチャレンジが消える他の原因と仕様(レイド・リサーチ)
- レイド:全滅してフィールドに戻された
- リサーチ:スタック上限100匹の罠
- スタックから消えたポケモンは戻る?
- 通信エラーとGPSの問題
- 最終手段:公式サポートへの連絡方法
レイド:全滅してフィールドに戻された

レイドバトル、特に伝説レイドやメガレイドで苦労してボスを倒した後、最も緊張するのがゲットチャレンジです。しかし、「ボスを倒したはずなのに、ゲットチャレンジに進めず、気づいたらフィールド(マップ画面)に戻されていた」という非常に悔しい経験をしたトレーナーも少なくないはずです。
これは、特に「リモートレイドパス」を使って遠隔地から参加した場合に発生しやすい、古くから知られている不具合(あるいは仕様)の一つです 6。
この現象が発生する典型的なパターンが報告されています 6。
まず、招待されたリモートレイドの残り時間が非常に少ない、いわゆる「時間ギリギリ」の状態(例えば残り1〜2分)でロビーに入室します。そして、バトル中に自分のパーティが「全滅」してしまいます。
通常であれば、全滅してもロビー画面に戻り、新しいパーティを選んで再突入できます。しかし、この「時間ギリギリのリモートレイド」で全滅すると、ロビーに戻るプロセスが正常に処理されず、そのままフィールド画面に強制的に戻されてしまうことがあるのです。
その間に他の参加者がボスを倒してくれていたとしても、フィールドに戻されてしまったプレイヤーにはゲットチャレンジの権利が発生しません。つまり、レイドボスを捕獲するチャンスそのものが「消滅」してしまうのです 6。
この現象は一度発生してしまうと、後からゲットチャレンジをやり直すことはできません。予防策としては、「残り時間が少ないリモートレイドへの参加は避ける」、または「全滅しないように、耐久力の高いパーティを編成しておく」といった自己防衛しかありません。
リサーチ:スタック上限100匹の罠

フィールドリサーチのタスクを達成した際、リワードがポケモンとの遭遇(ゲットチャレンジ)である場合があります。この時、すぐに捕獲せず、画面左上の「逃げる」ボタンを押すことで、そのポケモンを一時的に「ストック(スタック)」しておくことができます 8。これはポケモンGOの便利な機能の一つです。
例えば、「ほしのすな3倍」や「XP2倍」といったイベントが来た時に、スタックしておいたポケモンを一気に捕獲してボーナスを得たり 8、ボックスの空きがない時に一時的に避難させたり、後でゆっくりAR写真を撮ったりと、多くのトレーナーが活用しています。
しかし、この便利なスタック機能には、ゲーム内で一切明示されていない「恐ろしい罠」が潜んでいます。それは、「スタックしておけるポケモンは最大100匹まで」という上限です 7。
最も注意すべき点は、この100匹という上限に達しても、プレイヤーには何のアラート(警告)も表示されないことです 7。そして、上限の100匹に達した状態で、新たに101匹目となるポケモンをスタックしようとすると、自動的に「スタックの中で最も古いポケモン(一番最初に追加したポケモン)」が、警告なしに削除されてしまうのです。
もしあなたが数ヶ月前に捕まえた貴重な色違いポケモンや、コミュニティ・デイ限定技を覚えたポケモンをスタックに眠らせていたとしたら、新しくスタックしたポッポやコラッタによって、その貴重なポケモンが永遠に失われてしまう可能性があります。これも「ゲットチャレンジが消えた」現象の、非常に深刻な原因の一つです。
スタックから消えたポケモンは戻る?

「リサーチのスタック上限(100匹)を超えて、古いポケモンが消えてしまった。どうにかして元に戻すことはできないか?」と考えるのは当然のことです。
残念ながら、非常に厳しい現実をお伝えしなければなりませんが、この「上限超過による削除」はポケモンGOの(隠された)仕様であり、プレイヤー自身の管理ミスと見なされます。そのため、上限を超えて消えてしまったポケモンは、基本的に元に戻す(復旧する)ことはできません 7。公式サポートに連絡しても、仕様による削除であるため、対応してもらえる可能性は極めて低いです。
ただし、過去に一度だけ例外がありました。2018年に、このスタック上限が100匹に変更される際、公式のアナウンス(8月27日)よりも早いタイミング(8月17日)で仕様が誤って適用されてしまい、多くのトレーナーが意図せず100匹以上のスタックを失うという大きなバグが発生しました 8。
この時は、Nianticの不手際による大規模なバグであったため、特例として、指定されたフォームから「#ResearchReward」というハッシュタグを付けてサポートに連絡することで、失われたタスク(ポケモン)を復旧してもらえる措置が取られました 8。
この過去の事例から言えることは、「仕様(上限超過)による消失は自己責任であり復旧不可」だが、「Niantic側の新たなバグによってスタックが消失した疑いがある場合」に限り、サポートに連絡すれば対応してもらえる可能性がある、ということです。
いずれにせよ、最も重要な自衛策は、自分のスタックが今何匹溜まっているかを大まかにでも把握し、決して100匹に近づけすぎないことです。定期的にスタックを消化する習慣をつけましょう。
通信エラーとGPSの問題

ここまで紹介してきた深刻なケースとは異なり、もっと単純な技術的問題が原因でゲットチャレンジが消えたり、始まらなかったりすることもあります。それは「通信エラー」または「GPSの問題」です。
ポケモンGOは、常に安定したモバイルデータ通信(またはWi-Fi)と、正確なGPS(位置情報)を必要とするゲームです。これらのどちらかが不安定になると、さまざまな不具合が発生します。
よくあるのが、「GPSの信号を探しています (11)」というエラーメッセージが表示される状態です 9。このような状態では、マップ上で自分のアバターが動かなくなったり、ポケストップやジムが正しく表示されなくなったりするだけでなく、野生のポケモンが出現しなくなったり 9、ポケモンをタップしてもゲットチャレンジ画面に正常に移行できなくなったりします。
これは、ポケモンが「消えた」というよりは、「正常に読み込めていない」状態です。
対処法は比較的簡単です 9。まずは、ポケモンGOのアプリを完全に終了させ、再度起動(再起動)してみてください。地下や建物の中にいる場合は、空の見える屋外に出るだけでGPSが安定することもあります。
それでも改善しない場合は、スマートフォン本体の再起動を試みてください。
最終手段としては、スマートフォンの「設定」メニューから、「ネットワーク設定をリセット」する操作も有効です。これにより、Wi-Fi、モバイルデータ通信、Bluetoothの設定が一度リセットされ、通信状況が改善することがあります 9。深刻なバグと切り分けるためにも、まずはこれらの基本的な対処法を試してみましょう。
最終手段:公式サポートへの連絡方法
ウィークリーチャレンジのバグでゲームが操作不能になった、レイドバトルで不具合によりゲットチャレンジの権利を失い「リモートレイドパス」を無駄にしてしまった、あるいはリサーチスタックがバグによって消失した疑いがある。
このように、ゲームの不具合によって明確な不利益を被った場合は、最終手段としてNianticの公式サポートに問題を報告し、対応を求めることができます。
最も推奨される連絡方法は、ポケモンGOのアプリ内から直接問い合わせる方法です。これにより、あなたのアカウント情報がサポート側に伝わりやすく、迅速な対応が期待できます。
アプリ内からの具体的な連絡手順は以下の通りです:
まず、マップ(フィールド)画面で、画面下中央にあるモンスターボールのアイコンをタップし、「メインメニュー」を開きます。
メインメニューの右上にある「設定」ボタン(歯車のアイコン)をタップします。
「設定」画面が開いたら、画面を一番下までスクロールし、「ヘルプを見る」をタップします。(端末によっては「ヘルプ」や「サポート」と表示される場合もあります)
ヘルプセンターのページが開きます。ここで既存の記事を読んでも解決しない場合は、画面の右上にある「お問い合わせ」(またはチャットのアイコン)をタップします。
ここから、サポート担当者(またはAIボット)とのチャット形式で問題を報告することができます。
報告する際は、「いつ(日付と時間)」「どこで」「何をしていたか(例:ウィークリーチャレンジを完了した直後、リモートレイドで全滅した際など)」「どのような問題が発生したか(例:完了画面が消えない、マップに戻された)」を具体的に、かつ簡潔に記述することが重要です。アイテム(レイドパスなど)の補填を希望する場合は、その旨も明確に伝えましょう。
総括:ポケモンGOでゲットチャレンジが消えた時の冷静な原因特定と対処
この記事のまとめです。
- 「ゲットチャレンジが消えた」という現象は、複数の異なる原因によって発生する
- 直近の最も大きな原因は、新機能「ウィークリーチャレンジ」の深刻なバグである 1
- このバグにより、一部ユーザーは完了画面が消えずゲームがフリーズしている 1
- Nianticはこのバグを認識し、ウィークリーチャレンジ機能自体を一時的に停止している 1
- フリーズバグの恒久的な解決策は、公式の修正パッチを待つ以外にない
- 応急処置として、Androidの「戻るボタン」や「機内モード」の利用が報告されている 1
- アプリの再インストールでは、ウィークリーチャレンジのバグは改善しない可能性が高い 1
- 恒常的な原因として、リモートレイドの不具合がある 6
- 時間ギリギリのリモートレイドで全滅すると、ゲットチャレンジの権利を失いやすい 6
- このレイドの不具合は、一度発生すると復旧できないため予防が重要である
- フィールドリサーチの「スタック」には100匹の上限が存在する 7
- スタックが100匹を超えると、警告なしに最も古いポケモンから自動的に削除される 7
- 上限超過で消えたポケモンは、仕様であるため原則として復旧できない
- 過去にスタックのバグが発生した際は、サポートによる復旧対応がなされた事例がある 8
- 単純な通信エラーやGPSの不具合(11番エラーなど)も原因となり得る 9
- 通信やGPSの問題は、アプリや端末の再起動、ネットワーク設定のリセットで対処する 9
- 不具合でアイテムを失った場合などは、アプリ内のヘルプから公式サポートに連絡すべきである 10

