ポケモンGOシャドウ交換は不可?リトレーン仕様と育成活用法

「シャドウポケモンをフレンドと交換してキラにしたい」「リトレーンしたライトポケモンは特別な交換になるって本当?」──そんな疑問から「ポケモンGO シャドウ 交換」と検索しているトレーナーは多いと思います。

結論から言うと、2025年12月時点でもシャドウポケモンのままでは一切交換できません。交換したい場合はシャドウポケモンをリトレーンしてライトポケモンにする必要があります。ライトポケモンは対面交換では特別な交換として扱われ、通常の交換より多くのほしのすなが必要で、原則1日1回までという上限にも関わってきます。

一方で、2025年12月から順次実装が始まったリモート交換では、条件を満たせばライトポケモンを交換しても特別な交換の回数にカウントされないという新仕様も登場しました。

この記事では、ポケモンGOにおけるシャドウ交換の最新仕様と、その背景にあるバランス調整の理由、リトレーン後ライトポケモンの交換ルール、リモート交換との関係、そして実際にどのシャドウをリトレーンして交換に回すべきかまでを、公式情報と国内攻略サイトのデータをもとに整理していきます。

この記事のポイント
  • 2025年現在シャドウポケモンは交換不可で、交換したいならリトレーンが必須
  • ライトポケモンは交換可能だが、対面交換では特別な交換として扱われる
  • リモート交換では特別な交換の回数にカウントされないが、シャドウや幻などの制限は残る
  • 育成用と交換用でシャドウをどうリトレーンするかの判断基準を整理
  • 交換前にチェックしたい条件と、エラーを避けるためのポイントを解説
目次

ポケモンGOのシャドウ交換仕様

  • なぜシャドウ交換が禁止なのか
  • 現在の交換ルールと対象外ポケモン
  • リトレーン後ライトポケモンの交換
  • リモート交換とシャドウの制限
  • 過去に存在したシャドウキラ交換

なぜシャドウ交換が禁止なのか

なぜシャドウ交換が禁止なのか

まず押さえておきたいのが、「なぜシャドウポケモンは交換できない仕様になっているのか」という点です。

シャドウポケモンは、GOロケット団とのバトルに勝利することでゲットチャレンジに登場する、専用の演出と性能を持つ特別なポケモンです。ジム・レイド・PvPいずれでも、与えるダメージに約1.2倍の補正がかかる一方で、被ダメージも増え、強化やサードアタック解放に必要なほしのすな・アメも通常より多く設定されています。火力と引き換えに耐久と育成コストを犠牲にする、ハイリスク・ハイリターンな仕様と言えます。

実は実装当初、シャドウポケモンは短期間だけ交換可能でした。この時期に一部のプレイヤーが行っていたのが、「シャドウを交換でキラにしてからリトレーンし、高個体や100%個体を狙う」という使い方です。キラポケモンは交換でのみ誕生し、個体値が最低でも12・12・12以上に保証されます。さらに、シャドウをリトレーンすると全ての個体値が+2されるため、キラシャドウをリトレーンすると、最低でも14・14・14以上、場合によっては個体値100%が比較的高い確率で出せてしまいました。

この「キラ+リトレーン」による個体値ブーストは、高個体値ポケモンを自力で探す楽しみを薄め、ゲームバランスを壊しかねない挙動として問題視されました。開発チームのインタビューや解説記事でも、シャドウ交換禁止の理由として「個体値100%の希少性を守るためのバランス調整」であることが明言されています。

その結果、2019年7月25日前後のアップデートでシャドウポケモンは交換不可となり、以降この仕様が継続しています。要するに、「シャドウ交換禁止」はプレイヤー間の格差を抑えつつ、個体値厳選の価値や達成感を守るための措置だと考えておくと理解しやすいです。

現在の交換ルールと対象外ポケモン

現在の交換ルールと対象外ポケモン

続いて、シャドウに限らず「そもそもどんなポケモンが交換できないのか」を整理しておきましょう。ここを理解しておくと、「交換画面に出てこない」「エラーが出る」といったトラブルの原因を特定しやすくなります。

まず、基本的な交換の利用条件は以下の通りです。

  • トレーナーレベルが12以上であること(公式ヘルプ準拠)
  • 互いにフレンドになっていること
  • 対面交換の場合は、お互いがおおよそ100m以内にいること
  • アカウントの年齢・保護者設定などが、ソーシャル機能の利用条件を満たしていること

特にトレーナーレベル条件は、古い攻略記事では「レベル10以上」と書かれている場合があるので注意が必要です。実際に困ったときは、必ず公式ヘルプの最新記載を確認するのがおすすめです。

交換対象外となる代表的なポケモンは次のようなものです。

  • ミュウなど、メルタン・メルメタル以外の幻のポケモン全般
  • 一度でも交換されたことのあるポケモン(キラポケモンを含む再交換不可個体)
  • シャドウポケモン(リトレーン前の状態)
  • お気に入り登録中のポケモン
  • 相棒に設定中のポケモン
  • ジム・パワースポット・プレイグラウンドに配置中のポケモン
  • メガシンカ中のポケモン
  • 合体フォームや一部の特殊な伝説ポケモン
  • HPが減っているポケモン(ダメージを回復しないと交換候補に出てこない場合がある)

ここで誤解しやすいのが、「キラポケモンは交換できない」という言い回しです。厳密には「一度交換されたポケモンは再交換できない」ため、「交換でしか誕生しないキラポケモンは、すべて仕組み上再交換できない」というのが正しい説明です。「キラだから交換できない」のではなく、「すでに一度交換されているから交換できない」というロジックを覚えておくと混乱しにくくなります。

シャドウが交換できない理由と、キラが再交換できない理由はまったく別物なので、頭の中で混ざらないように整理しておきましょう。

リトレーン後ライトポケモンの交換

リトレーン後ライトポケモンの交換

「シャドウのままでは交換不可」と聞くと、次に気になるのが「じゃあリトレーンしてライトポケモンにすれば交換できるの?」というポイントです。ここは実践的に非常に重要なパートになります。

シャドウポケモンをリトレーンすると、ライトポケモンに変化します。ライトポケモンの主な特徴は次の通りです。

  • 全ての個体値が+2される(すでに15の箇所はそれ以上は上がらない)
  • ポケモンレベルが基本的に25になる
  • 強化・進化・サードアタック解放のコストが軽減される(強化・進化のほしのすな/アメが約1割減、技解放は2割減)
  • シャドウ専用技「やつあたり」が消え、ゲージ技「おんがえし」を覚える
  • 「おんがえし」はわざマシンスペシャルで別の技に変更可能だが、一度消すと再習得できない

ライトポケモンは、シャドウと違って通常のポケモンと同様に交換可能です。ただし、対面交換においてはライトポケモンが含まれる交換は「特別な交換」として扱われます。特別な交換は、色違い・伝説・未登録ポケモンなどと同じ枠で管理されており、原則1日1回までしか行えません(イベントで増加する場合あり)。ライトポケモン同士の交換もこの枠を消費します。

ここで一つ注意したいのが「ライト図鑑」のカウントです。ポケモン図鑑にはライトポケモンの獲得数が表示されますが、この数は「シャドウをリトレーンした回数」で増える仕組みであり、ライトポケモン同士を交換してもカウントは増えません。図鑑埋め目的であれば、「どのシャドウをリトレーンするか」が重要で、「ライトを何体交換したか」は関係ない点を覚えておきましょう。

また、ライトポケモンは特別な交換扱いでほしのすな消費も大きくなるため、「今日の特別な交換枠をライトに使うのか、それとも色違いや伝説に回すのか」をフレンドと相談して決めるのがおすすめです。

リモート交換とシャドウの制限

リモート交換とシャドウの制限

2025年12月から順次実装が始まった「リモート交換」は、新しい仲良し度ランク「大親友+」のフレンド同士であれば、世界中どこにいてもポケモン交換ができる機能です。実装当初は一部地域からの段階的な解放となっており、今後数週間〜数か月かけて全世界へ展開されていく形が公式ニュースで案内されています。

リモート交換には、対面交換と大きく異なる点がいくつかあります。

  • 「大親友+」まで仲良し度を上げたフレンド同士のみ利用できる(通常の大親友では不可)
  • リモート交換自体は、「特別な交換」の回数としてカウントされない
  • 代わりに「リモート交換チャージ」という専用の回数管理があり、フレンドとの交流でチャージを貯めて使う仕組み
  • 交換で消費するほしのすな量や個体値の下限は、基本的には通常の交換ルールに準じる

2つ目のポイントが特に重要で、リモート交換ならライトポケモンを交換しても、その日は対面で別の特別な交換(色違い・伝説・未登録など)を行うことができます。遠方のフレンドとライト図鑑埋めやキラ狙いを進めつつ、身近なフレンドと対面で特別な交換枠を使う、といった柔軟な計画が立てやすくなりました。

一方で、リモート交換には対象外となるポケモンが明確に定められています。公式ニュース・ヘルプを合わせると、おおよそ次のようなポケモンはリモート交換では交換できません。

  • 過去30日以内に捕まえたポケモン
  • 過去に交換したことがあるポケモン(再交換不可のルールがリモートにも適用)
  • シャドウポケモン
  • 幻のポケモン(メルタン・メルメタルを含む)
  • メガシンカ中のポケモン
  • 合体フォームや一部の特殊な伝説ポケモン
  • ジム・パワースポット・プレイグラウンドを守っているポケモン
  • 現在相棒にしているポケモン

ここでも「シャドウポケモン」は対象外として明記されており、対面・リモートを問わず、シャドウ状態では一切交換できないことがはっきり示されています。「リモートならシャドウもいけるのでは?」と思いがちですが、仕様上そのような抜け道はないので注意しましょう。

過去に存在したシャドウキラ交換

過去に存在したシャドウキラ交換

シャドウ交換の話題になると、古参トレーナーの間でときどき出てくるのが「昔はシャドウを交換してキラにできた」「キラシャドウをリトレーンして100%を量産できた」という思い出話です。

実際、2019年夏頃のごく短い期間、シャドウポケモンは交換可能でした。この時期に行われた検証では、シャドウを交換でキラにした上でリトレーンすると、高い確率で個体値100%が出ることが確認されています。

理由はシンプルで、

  • キラポケモンの個体値下限が12・12・12であること
  • リトレーン時に全個体値が+2されること

という2つの仕様が組み合わさった結果、「最低でも14・14・14以上が保証される」という状況になっていたからです。もちろん実際にはそれ以上の個体値が出ることもあり、実用上かなり高い確率でほぼ理想個体を作れてしまう状態でした。

こうした挙動は、Nianticの開発スタッフが公開した開発裏話記事でも「バランスを崩す要因」として触れられており、その対策としてシャドウポケモンの交換禁止が導入されたと説明されています。その後も各種公式・攻略サイトで「シャドウは交換できない(ためキラにもならない)」という記述が繰り返し更新されており、2025年12月時点でもこの仕様は変わっていません。

当時に作られたキラシャドウや、それをリトレーンして生まれた個体は、現在ではごく少数のレガシーポケモン扱いです。今から同じ手順を再現することはできないので、「昔の限定仕様で生まれた珍しいポケモン」として割り切っておくのがよいでしょう。

ポケモンGOシャドウ交換と育成戦略

  • シャドウを交換前にリトレーンすべきか
  • 個体値厳選とキラ交換の考え方
  • PvE・PvPでのシャドウとライトの使い分け
  • 交換に使うおすすめシャドウ候補
  • 交換トラブルを防ぐチェックリスト

シャドウを交換前にリトレーンすべきか

シャドウを交換前にリトレーンすべきか

「このシャドウ、強そうだからフレンドにあげたい。でもリトレーンしていいのか迷う……」という場面はよくあります。

まず前提として、シャドウのままでは交換に出せないので、「誰かにあげたい」「ライト図鑑を埋めたい」「キラを狙いたい」といった目的がある場合は、リトレーンが必須になります。一方で、シャドウポケモンには

  • 与ダメージ約1.2倍・被ダメージ増加というシャドウボーナス
  • 強化・技解放のコストが通常より重い

という特徴があり、レイドやロケット団バトルでの火力要員として非常に強力です。そのため多くの攻略記事では、「レイドアタッカーとしてトップクラスのシャドウは、基本的にリトレーンしない方がよい」といった方針が紹介されています。

ここから導ける判断の軸は、ざっくり次の三つです。

1. 自分がそのシャドウをアタッカーとして使う予定があるか

2. 手持ちに既に高個体の通常個体・ライト個体がどのくらい揃っているか

3. フレンドはそのポケモンをどの用途(レイド・PvP・図鑑埋めなど)で欲しがっているか

例えば、すでに通常個体の高個体や100%を持っていて、今後そのポケモンをレイドで複数体並べる予定がないなら、「自分用にシャドウを1体だけ残し、残りの低レベルシャドウをリトレーンして交換用に回す」といった運用が現実的です。

逆に、そのポケモン自体が環境トップ級のアタッカーで、しかも良個体のシャドウをようやく引けた、といった状況であれば、安易にリトレーンして交換用にしてしまうのはもったいないケースが多いです。将来の技追加やメガシンカ、シャドウレイドの動向次第で評価が変わることもあるので、「迷ったらとりあえずボックスに残しておき、急いでリトレーンしない」という選択肢も十分ありだと思います。

個体値厳選とキラ交換の考え方

個体値厳選とキラ交換の考え方

リトレーン済みライトポケモンを交換に出す目的の一つが、「キラポケモンを狙って個体値厳選をしたい」というものです。

キラポケモンには次のようなメリットがあります。

  • 個体値が最低12・12・12以上に保証される
  • 強化に必要なほしのすなが半分になる

特に伝説や準伝説、長期的に使うエースアタッカーは、強化コストが非常に重いので、「キラ高個体を1体でも作れるかどうか」が育成効率に大きく影響します。

一方で、通常の交換でもフレンドの仲良し度に応じて個体値の下限が設定されており、大親友同士なら最低個体値が5・5・5まで底上げされます。これにライトポケモンの「リトレーン時+2補正」を組み合わせると、ライト同士、あるいはライト+通常個体で交換したときに、高個体値が出やすい土台を作ることができます。

ただし、ライトポケモンは対面交換では特別な交換枠を消費するため、

  • 図鑑未登録の伝説や色違いを優先したい日
  • どうしても今すぐ高個体が欲しいライトをピンポイントで交換したい日

など、1日の中で「特別な交換枠を何に使うか」という優先順位付けが重要になってきます。リモート交換を使えばライト交換を特別な交換枠と切り離して進められるとはいえ、リモート交換チャージにも上限があるため、無制限にライトを投げられるわけではありません。

また、キラ交換の確率は「ポケモンの捕獲からの経過年数」によって上昇するとされており、古いポケモンほどキラになりやすい傾向があります。キラ狙いでライト交換をする場合は、できるだけ古い個体を残しておき、最近捕まえた個体から順にアメにする、といった整理の仕方が有効です。

PvE・PvPでのシャドウとライトの使い分け

PvE・PvPでのシャドウとライトの使い分け

交換やリトレーンを考えるとき、最終的な使い道を意識しておくと判断しやすくなります。ここではざっくりと、PvE(ジム・レイド)とPvP(GOバトルリーグ)での使い分けの考え方を整理します。

PvEでは、シャドウボーナスによる与ダメージ1.2倍の恩恵が大きく、同じポケモンであれば通常個体よりシャドウの方が火力面で優秀です。レイドボスを少人数で倒したい、タイムアタックを狙いたい、という場合にはシャドウの価値が特に高く、多くのレイド向け解説でも「主力アタッカーのシャドウは基本的にリトレーンしない」という方針が推奨されています。

一方PvPでは、単純な火力だけでなく、耐久や技構成、CP制限に合わせた個体値(いわゆるSCP)など、複数の要素が絡みます。

  • シャドウのまま使うと、与ダメージは増えるが耐久が落ちるため、シールド管理がシビアになる
  • ライトにすると育成コストが下がり、「おんがえし」を絡めた独特の立ち回りが可能になる場合もある

といったように、ポケモンごとに最適解が変わってきます。スーパーリーグやハイパーリーグでは、「シャドウで使うと耐久が厳しいので、リトレーンしておんがえし型で使うのがおすすめ」と紹介されるポケモンも少なくありません。

リトレーンして交換に回すか迷ったら、そのポケモンが

  • 自分はレイド用として何体くらい欲しいのか
  • GOバトルリーグ用の候補をどのくらい確保したいのか
  • フレンドはレイド用・PvP用・図鑑埋めのどれを重視しているのか

を一度整理してみるとよいです。「レイド用のシャドウアタッカーは自分用に確保しつつ、PvP向きの種族やコストの軽いシャドウはリトレーンしてライト交換用に回す」といった線引きを意識すると、後悔しにくい運用になります。

交換に使うおすすめシャドウ候補

交換に使うおすすめシャドウ候補

最後に、「どんなシャドウをリトレーンして交換に回すとよいか」という観点で、考え方の例をまとめます。具体的なポケモン名は環境やイベントで変わりやすいため、ここでは方針ベースで整理しておきます。

各種攻略記事では、リトレーンのメリットとして

  • 個体値+2で高個体を狙いやすい
  • PL25スタートで育成が楽になる
  • 強化・進化・技解放のコストが軽くなる

といった点がよく挙げられます。一方で、シャドウボーナスの消失や「やつあたり」から「おんがえし」への変更など、バトル面での性質も大きく変化します。

これらを踏まえ、交換用にリトレーンする候補としては、例えば次のようなタイプが考えられます。

  • レイド最強クラスではないが、PvPでの採用率が高く、ライト個体でも十分活躍できるポケモン
  • 自分はすでに通常個体やシャドウ高個体を複数体持っていて、余剰気味になっているシャドウ
  • 図鑑のライト登録を進めたいフレンドが欲しがっているポケモン
  • リトレーンに必要なほしのすなが少ないシャドウ(コラッタなど、コスト1000のもの)

逆に、次のようなポケモンは安易にリトレーンして交換に回すと後悔しやすいです。

  • レイドアタッカーとしてトップクラスに位置付けられているシャドウ(高火力エース枠)
  • 伝説シャドウや、苦労してようやく引いた高個体シャドウ

こうしたポケモンは「まず自分用のアタッカーとして確保する」ことを強く意識した方がよいでしょう。

また、リトレーンに使えるほしのすなが限られている場合は、

  • まずコスト1000でリトレーンできるシャドウでリトレーナーバッジやタスクを進める
  • その中から、フレンドが欲しがりそうなポケモンを選んでライト化し、交換に出す

といった節約術も有効です。こうしておくと、すな負担を抑えつつライト図鑑とフレンドへの還元を両立しやすくなります。

交換トラブルを防ぐチェックリスト

交換トラブルを防ぐチェックリスト

せっかくリトレーンして交換しようとしても、「なぜか交換候補に出てこない」「リモート交換のリストに表示されない」といったトラブルは意外と起こりがちです。最後に、交換前に確認したいポイントをチェックリスト形式でまとめておきます。

対面交換・リモート交換共通でチェックしたい項目は、だいたい次の通りです。

  • トレーナーレベルが条件(現在は12以上)を満たしているか
  • 互いにフレンド登録が済んでいるか
  • アカウントの年齢設定・保護者許可などに問題がないか(Niantic Kids/PTCログインの場合は特に注意)
  • ポケモンがお気に入り登録されていないか
  • ポケモンが相棒・ジム・パワースポット・プレイグラウンドに配置されていないか
  • HPが減っている場合は、回復アイテムで全回復させているか

そのうえで、ポケモン固有の条件としては次のような点も確認しましょう。

  • シャドウのままになっていないか(交換したいならリトレーン済みか)
  • 幻のポケモンではないか(メルタン・メルメタルを除き交換不可)
  • すでに一度交換された個体ではないか(再交換はできない)
  • メガシンカ中、合体フォームなど特殊な状態になっていないか

リモート交換の場合はさらに、次のポイントも重要です。

  • 相手が「大親友+」のフレンドになっているか(通常の大親友ではリモート交換不可)
  • 過去30日以内に捕まえたポケモンではないか
  • リモート交換の対象外として挙げられている種類(シャドウ・幻・メガ中・一部伝説など)に該当していないか
  • 自分と相手の「リモート交換チャージ」が足りているか

特に「過去30日以内に捕まえたポケモン」「すでに一度交換された個体」「シャドウのまま」という3点は、うっかり見落としやすいポイントです。交換会の前にこれらを一通りチェックしておけば、「せっかく集まったのに交換できなかった」というトラブルはかなり減らせます。

総括:ポケモンGOシャドウ交換の仕様を理解し賢くリトレーン・交換する

  • シャドウポケモンは仕様変更により現在は一切交換できない
  • 交換したい場合はシャドウをリトレーンしてライトポケモンにする必要がある
  • ライトポケモンは対面交換では特別な交換として扱われ、原則1日1回の枠を消費する
  • 特別な交換枠は色違い・伝説・未登録ポケモンなどとも競合するため、計画的な運用が必要
  • リモート交換は特別な交換の回数にカウントされないが、専用のチャージ管理があり回数無制限ではない
  • リモート交換でもシャドウ・幻・再交換個体などは対象外であり、シャドウ状態で交換することは一切できない
  • 一度交換されたポケモンは再交換不可であり、交換でしか誕生しないキラポケモンも再交換できない
  • シャドウは火力約1.2倍と引き換えに被ダメ増加と育成コスト増加があり、レイドアタッカーとして非常に強力
  • リトレーンすると個体値+2とPL25相当・育成コスト軽減・「おんがえし」取得などの恩恵があるが、シャドウボーナスは失われる
  • PvEでは主力アタッカーのシャドウは基本リトレーンせず自分用に残す方がよいケースが多い
  • PvPでは「おんがえし」やコスト面を活かしたライト個体が有効な場面も多く、ポケモンごとに最適解が異なる
  • キラ交換を絡めるとライトから高個体値を狙いやすくなるが、特別な交換枠やリモート交換チャージの管理が重要
  • 交換前にはトレーナーレベル・年齢制限・お気に入り・相棒・ジム配置・HPなどの条件を必ず確認する
  • リモート交換では「大親友+」や捕獲から30日経過といった追加条件も満たす必要がある
  • シャドウ交換の歴史と制限理由を理解したうえで、「育成用に残すシャドウ」と「リトレーンして交換に回すシャドウ」を切り分けて運用することが、長期的な戦力強化と図鑑埋めの両立につながる

これらを踏まえ、「どのシャドウをいつリトレーンし、誰とどの形で交換するか」を意識して立ち回れば、ほしのすなやアメを節約しつつ、効率よく強いポケモンとコレクションを揃えていけるはずです。

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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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