「今ゲノセクトはどうやって入手できるのか」「どのカセットや技構成が強いのか」「レイドやGOバトルリーグで育てる価値はあるのか」といった疑問を抱えているのではないでしょうか。
この記事では、スマホアプリ『ポケモンGO』に登場するゲノセクトだけを対象に、タイプ・種族値・全5種類のカセットの違い、最新の入手状況と色違い事情、レイド対策やおすすめ技構成、GOバトルリーグやロケット団での実戦活用、さらに理想個体値と強化優先度まで順番に解説します。
他シリーズ(本編やカードゲームなど)の情報は一切混ぜず、ポケモンGOの仕様だけに絞って整理しているので、「ゲノセクトをちゃんと理解して正しく育成したい」というトレーナーの方は、必要なところだけ拾い読みしつつ、自分のプレイスタイルに合った使い方を見つけてみてください。
- ゲノセクトのタイプ・種族値・耐性と、ほのお二重弱点という特徴を整理
- 全5種カセット(ノーマル/イナズマ/ブレイズ/フリーズ/アクア)の違いと、専用技テクノバスターのタイプ別役割を解説
- 2025年12月時点の入手状況・過去のレイド履歴・色違い実装状況を整理し、次回復刻に備える考え方を紹介
- レイド・ジム・GOバトルリーグ・GOロケット団でのおすすめ技構成と立ち回りを具体的に解説
- 100%CP・PvP理想個体値・強化優先度を踏まえた、現実的な育成プランを提案
ゲノセクト ポケモンGOの基本性能と入手方法
- ゲノセクトのタイプと種族値
- 全5種類のカセットと違い
- 現在の入手方法と出現履歴
- レイドでの弱点・耐性と対策ポケモン
ゲノセクトのタイプと種族値

ポケモンGOにおけるゲノセクトは、むし・はがねの複合タイプです。種族値は攻撃252・防御199・HP174で、最大CPはPL40で3353前後、PL50まで強化すると3791まで伸びます。 攻撃種族値が非常に高く、「高火力寄りのアタッカー」という立ち位置のポケモンです。
タイプ相性もかなり極端です。むし・はがね複合の結果、くさ・どく・エスパー・ドラゴン・フェアリー・ノーマル・こおり・はがねなど多くのタイプに耐性を持ち、特にくさ・どくには強い耐性倍率がかかります。一方で弱点はほのおタイプのみで、ほのお技は2.56倍ダメージになる二重弱点です。 ほのお技を受けると一瞬でHPを削られてしまうため、「ほのおにだけは絶対に当てない」という意識が非常に重要になります。
耐久面は、HP種族値がそこまで高くない一方で耐性数が多いため、「純粋なステータス耐久は並〜やや低めだが、耐性によって実戦耐久はそれなりに確保されている」という評価が多いです。 エスパー技中心のボスなど、相手の技構成次第では思った以上に場持ちが良くなるケースもあり、刺さる相手にはかなり粘りながらダメージを稼げます。
また、ゲノセクトはイッシュ地方の幻のポケモンとして扱われており、ポケモンGO内でも「幻枠」に分類されています。そのためフレンドとのポケモン交換では入手できず、必ず自力で入手・厳選する必要があります。 レイドやスペシャルリサーチでの出現機会は限られているので、「チャンスが来たときにどこまで周回するか」を事前に決めておくと、後悔が少なくなります。
総合すると、「多くのタイプに強く出られるが、ほのおだけは致命的」というクセの強いポケモンです。レイドでもPvPでも、相手の手持ちに強力なほのおアタッカーがいるかどうかを事前にチェックしてから出すことが、ゲノセクトを安全に活躍させるコツになります。
全5種類のカセットと違い

ポケモンGOのゲノセクトには、「カセットなし(ノーマル)」に加えて、イナズマ・ブレイズ・フリーズ・アクアという4種類のカセットを装備したフォルムが存在し、合計5種類のフォルムが実装されています。
重要なのは、どのフォルムも種族値とタイプが共通で、すべて「むし・はがね」のままという点です。攻撃252・防御199・HP174・最大CP3791という基本性能や、ほのおが二重弱点というタイプ相性は全フォルム共通で、フォルムによって「硬さや火力が変わる」ということはありません。
フォルムごとの差は主に「覚える専用技テクノバスターのタイプ」と、一部のサブウェポンにあります。ノーマル(カセットなし)はノーマルタイプのテクノバスターを、イナズマはでんきタイプ、ブレイズはほのおタイプ、フリーズはこおりタイプ、アクアはみずタイプのテクノバスターを習得します。これらはいずれも威力120・2ゲージ相当の高性能ゲージ技で、特別な限定技(レガシー技)として扱われており、一度忘れさせてしまうと再習得にはすごいわざマシンスペシャルが必要になります。
さらに、カセット付きフォルムはテクノバスター以外のサブウェポンにも違いがあります。例えばイナズマカセットはでんき技のほうでんを覚え、ブレイズカセットはほのおのパンチやだいもんじ、フリーズカセットはれいとうビーム、アクアカセットはヘドロばくだんなど、それぞれの属性に対応した技を覚える構成になっています。 ただし、通常技2種(メタルクロー/れんぞくぎり)や、シザークロス・マグネットボム・はかいこうせんといった基本的なゲージ技はどのフォルムでも共通です。
色違いについては、全てのフォルム(ノーマル・イナズマ・ブレイズ・フリーズ・アクア)の色違いがすでに実装済みで、体の色が赤くなった共通デザインとなっています。 2023〜2024年にかけてアクア・ブレイズ・イナズマ・フリーズの順にレイドで色違いが段階的に解禁され、2025年には全フォルム含めた復刻レイドも開催されました。
フォルムが多い分、「どれを残して、どれを強化すべきか」で悩みがちですが、種族値が共通である以上、実際に大きく変わるのは「どのタイプの高火力技を撃てるか」です。手持ちの他タイプアタッカーの層を確認し、「こおりアタッカーが薄いからフリーズを優先」「でんきは十分なのでイナズマは図鑑埋め程度」など、役割ベースで優先度をつけていくと整理しやすくなります。
現在の入手方法と出現履歴

2025年12月1日時点では、ゲノセクトは常設で入手できるポケモンではありません。通常の野生出現・タマゴ孵化・フィールドリサーチからは登場せず、主な入手方法はイベント期間中の星5レイド(伝説レイド)と、一部イベントで配布されたスペシャルリサーチ報酬のみです。
初登場は2020年3月のスペシャルリサーチ「こせいだいポケモンの謎を解け!」で、その後2020年のウルトラアンロック「イッシュウィーク」などをきっかけに、カセットなしのゲノセクトが伝説レイドに複数回登場しました。 2021年以降は、イナズマ・ブレイズ・アクア・フリーズといったカセット付きフォルムが順番にレイド実装され、2023〜2024年にはそれぞれのフォルムの色違いも実装されています。
直近では、2024年12月にフリーズカセットのゲノセクトが伝説レイドに登場し色違いも同時実装、2025年2月のイベント「イッシュへの道」では全フォルムを含むゲノセクトが星5レイドに登場しました。さらに2025年10月のイベント「ハロウィン2025パート1」では、カセットなし・イナズマ・アクアカセットの3フォルムがレイドボスに選ばれています。
ただし、これらのレイドはすべて既に終了しており、2025年12月1日時点ではゲノセクトはどのフォルムもレイドボスとして出現していません。攻略サイトの入手方法欄でも、各フォルムとも「現在の入手方法:なし」と明記されています。 ゲノセクトは幻枠でフレンド交換もできないため、過去のレイドやスペシャルリサーチで入手できなかったトレーナーは、次回の復刻レイドを待つしかありません。
最近の傾向としては、シーズンのテーマやイベント内容(むしタイプイベント・ハロウィン・地方イベントなど)に合わせて、フォルムを切り替えながら数年おきに復刻している形です。完全に「一度逃したら二度と入手できない」タイプではないものの、登場期間が1週間前後と短いことも多いため、公式のイベントカレンダーや攻略サイトのレイド一覧をこまめにチェックし、告知が出たら早めに予定を組んでおくと安心です。
レイドでの弱点・耐性と対策ポケモン

レイドでゲノセクトを相手にする際、最も重要なのが「ほのお二重弱点」という一点です。むし・はがね複合の結果、ほのおタイプの技に対して2.56倍のダメージを受けるため、強力なほのおアタッカーさえ揃っていれば、星5としてはかなり倒しやすい部類のレイドボスになります。
具体的な対策ポケモンとして、メガ枠ではメガリザードンYとメガバシャーモが最有力候補です。どちらもほのおのうず+ブラストバーンといった高火力技を使えるうえ、メガシンカのタイプブーストで味方のほのお技の火力も底上げしてくれます。
通常ポケモンでは、ほのおのキバ+クロスフレイムのレシラム、やきつくす+オーバーヒートのズガドーン、ほのおのうず+オーバーヒートのシャンデラやウルガモス、ほのおのうず+マグマストームのヒードラン、ほのおのキバ+オーバーヒートのヒヒダルマといったポケモンが、DPS・耐久ともに非常に優秀な対策枠として挙げられています。シャドウポケモンでは、シャドウバシャーモやシャドウシャンデラ、シャドウリザードンなどもトップクラスの火力を出せる候補です。
ゲノセクト側の技構成にも注意が必要です。ゲノセクトは通常技としてメタルクロー(はがね)とれんぞくぎり(むし)を、ゲージ技としてシザークロス(むし)、マグネットボム(はがね)、はかいこうせん(ノーマル)、テクノバスターなどを使う可能性があります。 むし技が多い場合はエスパー・あく・くさタイプが大きく削られ、はがね技が多い場合はいわ・こおり・フェアリータイプが大ダメージを受けます。ほのおアタッカー中心で組む方針は変わりませんが、サブメンバーに上記の弱点タイプを詰め込みすぎないよう、パーティ全体のタイプバランスには気を配りたいところです。
個体値100%のゲノセクトは、レイド勝利後のゲットチャレンジ時に、天候ブーストなし(PL20)でCP1916、雨または雪の天候ブーストあり(PL25)でCP2395として出現します。 この数値で出た場合は個体値15-15-15確定なので、きんズリ+カーブボール・エクセレントスローで確実に捕獲を狙いましょう。
討伐人数の目安としては、ほのおアタッカーが十分育っているトレーナー同士であれば2人から討伐可能とされており、野良ロビーなど様々なレベルのトレーナーが混ざる場合は4人以上で挑めば安定しやすいとされています。 イベントに備えて、手持ちのほのおタイプを事前に強化しておくことが、ゲノセクト周回を快適に進めるカギになります。
ゲノセクト ポケモンGOの技構成と実戦活用
- ゲノセクトのおすすめ技構成
- ジム・レイドでの火力と立ち位置
- GOバトルリーグでの評価と立ち回り
- 理想個体値と強化優先度
ゲノセクトのおすすめ技構成

ポケモンGOのゲノセクトは、通常技としてメタルクロー(はがね)とれんぞくぎり(むし)、ゲージ技としてシザークロス(むし)、マグネットボム(はがね)、はかいこうせん(ノーマル)、そして特別な条件で覚えるテクノバスターを習得できます。
ジム・レイド向けのおすすめ構成は、役割によって少し変わります。
- むしアタッカーとして使う場合
れんぞくぎり+シザークロス構成がおすすめです。れんぞくぎりはゲージ回収性能が非常に高く、軽めのゲージ技であるシザークロスを連発しやすいため、短時間でダメージを稼げます。
- はがねアタッカーとして運用する場合
メタルクロー+マグネットボムの構成が安定します。どちらもタイプ一致で火力を伸ばしつつ、マグネットボムはそこまで重くないゲージ技なので、一定の回転と火力を両立できます。
テクノバスターを持っている個体は、レガシー技という希少性もあり、基本的には温存推奨です。ノーマルタイプ版はどの相手にも等倍を取りやすい汎用性がある反面、タイプ一致が乗らないため、他タイプの専用テクノバスターほど役割が明確ではありません。一方、フリーズカセットのこおりタイプ・テクノバスターは、ドラゴンやじめんタイプの多いマスターリーグ環境で特に価値が高く、PvPを意識するなら優先的に残しておきたい技です。
GOバトルリーグでの基本構成は、「れんぞくぎり+マグネットボム+テクノバスター」の3つです。れんぞくぎりで素早くゲージを溜め、軽めのマグネットボムでシールドを削りつつ、シールド枚数や相手の交代状況を見てテクノバスターを通していくのが定番の動きになります。 特にフリーズカセットの場合、こおりタイプのテクノバスターでドラゴンやじめんに大ダメージを与えられるため、「通ったときのリターン」が非常に大きいです。
GOロケット団バトルでは、れんぞくぎり+シザークロス構成が扱いやすく、エスパー・くさ・あくタイプのシャドウポケモンを相手に、ゲージ技を高頻度で連発してテンポよく倒していけます。 ほのお二重弱点が気になる相手には出しづらいものの、エスパー使いのしたっぱやボス戦など、刺さる場面では非常に頼もしいアタッカーです。
迷った場合は、まずレイド重視なら「れんぞくぎり+シザークロス」、PvPも視野に入れるなら「れんぞくぎり+マグネットボム+テクノバスター(フリーズカセット優先)」の2パターンを押さえておけば、ほとんどの場面をカバーできます。
ジム・レイドでの火力と立ち位置

ジム・レイド環境におけるゲノセクトは、「むしタイプアタッカーとしてトップクラス」という評価が多いです。実際にむしタイプおすすめポケモンのランキングでも、フェローチェやウルガモスと並んで上位常連になっており、「れんぞくぎり+シザークロス」の構成で高いコンボDPSを発揮します。
むしタイプは、エスパー・くさ・あくに対して有利が取れるため、ミュウツーやデオキシス、ユクシーやクレセリアといったエスパー系伝説レイドで特に活躍します。耐性面でも、エスパー技に強く、くさ・どく・ドラゴンなどからのダメージを抑えられるため、「刺さるレイドでは火力・場持ちともにかなり優秀」という印象です。
はがねタイプアタッカーとして見ると、技構成の関係で他のトップ級はがねポケモンと比べてわずかに見劣りする場面もありますが、メタルクロー+マグネットボムでフェアリー・いわ・こおり対策を兼ねられる点は魅力です。 手持ちに十分なはがねアタッカーが揃っていない場合には、「むしが刺さるレイドではむし型」「フェアリーやこおりが多いレイドでははがね型」と、1体で役割を切り替えながら運用していくこともできます。
また、耐久ステータス自体はそこまで高くないものの、多数の耐性によって総合耐久は並程度と評価されており、「柔らかすぎてすぐ倒れる」というタイプではありません。 特にエスパー技中心のボスやくさ技主体のボス相手であれば、こちらは弱点を突きながら相手の攻撃をいまひとつで受けられるため、ゲノセクトの長所を最大限活かせます。
一方で、ほのお二重弱点だけはどうしようもなく、ほのお技を使うボスに出すと一瞬で溶けてしまいます。レイドに連れて行く前に、攻略サイトやゲーム内表示でボスの技構成を確認し、ほのお技がないことを確認してから採用するのが安全です。「刺さる相手をきちんと選んで出してあげる」ことが、ゲノセクトをジム・レイドで長く活躍させるうえでのポイントになります。
GOバトルリーグでの評価と立ち回り

GOバトルリーグにおけるゲノセクトは、全リーグ通しての「環境トップ」というわけではありませんが、特定の環境や構築に刺さるメタ枠として評価されています。
スーパーリーグ・ハイパーリーグでは、CP制限の関係で耐久寄りのステータスが求められますが、ゲノセクトは攻撃寄りの配分かつHPがそこまで高くないため、同レート帯の環境トップと比べると安定感に欠ける場面が多くなります。 加えて、ほのお二重弱点を抱えているため、ほのお技を持つポケモンに後投げされた瞬間に一気に崩壊しかねません。
一方、マスターリーグでは最大CP3791まで伸びるうえ、フリーズカセットが覚えるこおりタイプのテクノバスターにより、環境に多いドラゴンタイプやじめんタイプに強く出ることができます。 特にドラゴン中心の構築に対しては、一度テクノバスターを通すだけで大きな圧力をかけられるため、「ドラゴン多めの環境をピンポイントでメタる枠」として採用されることがあります。
基本の技構成は、れんぞくぎり+マグネットボム+テクノバスターです。れんぞくぎりの高いゲージ回収性能で素早くゲージを溜め、軽めのマグネットボムでシールドを削りつつ、要所でテクノバスターを通していきます。 相手のシールド枚数・交代タイミングをよく見て、「ここでシールドを張らせるのか、それともテクノバスター本命を通すのか」を読み合うのが面白いところです。
立ち回りのポイントとしては、ほのおタイプやほのお技持ちに絶対に対面させないことが最重要です。パーティ全体でみると、ゲノセクトの後ろにみずやドラゴンなど、ほのおに強いポケモンを置いておくと、相手のほのおポケモンを誘ってから後ろで受ける動きがしやすくなります。逆に、相手の裏にほのおが潜んでいそうなときは、むやみに初手投げせず、終盤の詰め役として温存する選択肢も有効です。
GOロケット団バトルでは、PvPよりも扱いやすく、エスパー使いのしたっぱやボスの一部パーティに対して、れんぞくぎり+シザークロス構成で安定して活躍できます。 ロケット団バトルは相手の技構成が固定されているため、事前にほのお技の有無を調べてから選出すれば、安全にゲノセクトを通しやすくなります。
総合的に見ると、「どのリーグでも必須級というほどではないが、フリーズカセットを中心に局所的な強さを持つポケモン」という評価です。普段からドラゴンやじめんの多い環境で遊んでいるトレーナーにとっては、育てておくとシーズンによって面白い働きをしてくれます。
理想個体値と強化優先度

最後に、ゲノセクトの個体値と強化優先度について整理します。
レイド産の個体値100%(15-15-15)は、ゲットチャレンジ時にCP1916(天候ブーストなし/PL20)、CP2395(雨・雪ブーストあり/PL25)として出現します。 CP表ではこの2つが頂点となっており、この個体を最大まで強化するとPL40で3353前後、PL50で3791に到達します。
PvP向けの理想個体値はリーグごとに異なります。ポケらくの個体値ランキングによると、スーパーリーグ向けには10-15-14(CP1500・PL16.0付近)、ハイパーリーグ向けには10-12-12(CP2500・PL27.0付近)の個体が耐久面で有利になるとされています。マスターリーグではCP制限がないため、15-15-15がそのまま理想個体になります。
ただし、ゲノセクトは幻枠のためフレンド交換による厳選ができず、レイド産の個体値下限(10-10-10)以上の範囲から自力で理想個体に近いものを引き当てるしかありません。 PvP用に攻撃個体値を意図的に落とした理想個体を狙うのは現実的ではないため、「PvP完全理想」にこだわりすぎないことも大切です。
強化優先度については、手持ちの層と相談しながら決めるのがおすすめです。
- むしアタッカーがほとんどいない場合
れんぞくぎり+シザークロス型のゲノセクトを、まずはPL40前後まで1体しっかり育成しておく価値は高いです。むしタイプの中でもトップクラスの火力と、多数の耐性を活かして、エスパーレイドやロケット団バトルで長く活躍します。
- すでにフェローチェ・ウルガモス・クワガノンなど強力なむしアタッカーが揃っている場合
ゲノセクトの優先度はやや下がりますが、それでも「むし・はがねの両方で役割を持てる万能枠」として1体育てておくと、パーティの柔軟性が増します。
- マスターリーグを本格的に遊びたい場合
フリーズカセットのゲノセクトをマスターリーグ用にPL50まで強化するプランも検討に値します。こおりタイプのテクノバスターでドラゴン・じめんをまとめて見られる一方、アメXLとすごいわざマシンが必須で、他のマスターリーグ主力ポケモンとのリソース競合も激しいため、優先度は「他の主力がある程度揃った後」の中〜やや低めとされています。
現実的なおすすめ方針としては、
1. レイド100%やそれに近い高個体値を1体確保し、むしアタッカー兼ロケット団用としてPL40前後まで育成する。
2. 余裕があれば、フリーズカセットでテクノバスターを覚えた個体をマスターリーグ用に厳選し、将来的にPL50まで育てることを検討する。
という二段階育成が、コスパと実用性のバランスが良いプランです。アメXLやすごいわざマシンは貴重なので、他の伝説・幻ポケモンの育成状況も踏まえつつ、優先度を決めていきましょう。
総括:ゲノセクト ポケモンGOを理解してレイドもPvPも賢く攻略
- ゲノセクトはむし・はがね複合で、多くのタイプに耐性を持ちながら、ほのおタイプに二重弱点を抱える高火力アタッカーです。
- 種族値は攻撃252・防御199・HP174で、最大CPはPL40で約3353、PL50で3791に到達します。
- カセットなし・イナズマ・ブレイズ・フリーズ・アクアの全5種類がポケモンGOに実装されており、種族値とタイプは共通ですが、テクノバスターのタイプや一部サブウェポンがフォルムごとに異なります。
- 全てのフォルムで色違いが実装済みで、いずれも体が赤くなった共通デザインです。
- 主な入手方法はイベント期間中の星5レイドと一部スペシャルリサーチで、2025年12月1日時点では入手手段はなく、次回復刻は公式発表待ちの状態です。
- レイド100%CPは天候ブーストなしで1916、雨・雪ブースト時は2395で、二重弱点のほのおタイプで攻めることで最小2人から討伐可能とされています。
- レイド・ジムでは、れんぞくぎり+シザークロス(むし型)やメタルクロー+マグネットボム(はがね型)が定番で、むしタイプアタッカーとしてトップクラスの火力を発揮します。
- GOバトルリーグでは、スーパー/ハイパーではやや扱いづらいものの、フリーズカセットがマスターリーグでドラゴンやじめんをメタる局所的な強さを持ちます。
- PvP理想個体値はリーグごとに異なり、スーパー向け10-15-14、ハイパー向け10-12-12、マスター向け15-15-15などが候補ですが、幻枠で交換ができないため、現実的にはレイド産の高個体値を確保する方針が推奨されます。
- 育成優先度は手持ち次第ですが、「まずはむしアタッカーとして高個体値を1体育てる → 余裕があればフリーズカセットをマスター用に検討する」という二段階プランが、レイド・PvP・ロケット団のバランスを取りやすい現実的な選択肢です。
ゲノセクトは、「環境を壊す最強ポケモン」ではないものの、使いどころを理解して育成すれば、レイド・ロケット団・マスターリーグと幅広い場面で活躍の場を作れるポケモンです。自分のボックス状況と相談しながら、どのフォルムをどの役割で育てるかを決めて、次回の復刻に備えておきましょう。

