ポケモンZ-A ひかるおまもり 入手方法とモミジリサーチ攻略

『ポケモンZ-A』で色違い厳選に挑むトレーナーの皆さん。

必須アイテム「ひかるおまもり」の入手方法が、過去作から大きく変更されたことをご存知ですか?本作ではポケモン図鑑の完成ではなく、新システム「モミジリサーチ」の達成が鍵となります。

この記事では、Lv50報酬である「ひかるおまもり」の正確な入手方法、最終条件である「トレーナー1000人勝利」を高速でクリアするための「しんそくカイリュー」育成論、そして効果が適用されないポケモンの注意点まで、徹底的に解説します。

この記事のポイント
  • 『Z-A』での入手は「モミジリサーチLv50」達成
  • 過去作と異なり「ポケモン図鑑の完成」は必須ではない
  • 最終タスクは「トレーナー1000人勝利」
  • 高速周回用の「しんそくカイリュー」育成が鍵
目次

ポケモンZ-A「ひかるおまもり」の入手方法と新条件

  • 最速の答え:モミジリサーチLv50報酬
  • 過去作(X/Y, アルセウス)との入手条件の違い
  • 最終条件は「トレーナー1000人勝利」
  • モミジリサーチの効率的な進め方

最速の答え:モミジリサーチLv50報酬

最速の答え:モミジリサーチLv50報酬

『ポケモンZ-A』における「ひかるおまもり」の入手方法は、結論から申し上げると、新システムである「モミジリサーチ」のレベルを50にすることでもらえる報酬となっています。

本作の舞台、ミアレシティでの都市再開発に伴い、ポケモン研究所の所長代理である「モミジ」から、主人公は街のポケモン調査を依頼されます。この一連の調査依頼が「モミジリサーチ」と呼ばれる、本作のやり込み要素の根幹を成すシステムです。

モミジリサーチには様々なタスクが設定されており、それらをクリアすることで「リサーチポイント(pt)」が蓄積し、リサーチレベルが上昇していきます。レベルアップの過程でも「わざマシン」や「けいけんアメ」など、冒険に役立つ多くのアイテムが入手できますが、その集大成ともいえるLv50の達成報酬として、ついに「ひかるおまもり」がプレイヤーに授与されます。

過去のシリーズ作品のように、特定の建物の特定の人物に話しかけるだけで即座に入手できるものではなく、ミアレシティでの地道な調査活動と、後述する過酷なタスクをすべて達成したトレーナーだけが手にできる、まさに努力の結晶といえるアイテムになりました。まずはポケモン研究所のモミジを訪ね、リサーチを開始することがすべての第一歩となります。

過去作(X/Y, アルセウス)との入手条件の違い

過去作(X/Y, アルセウス)との入手条件の違い

ポケモンシリーズの伝統として、「ひかるおまもり」は「ポケモン図鑑の完成」という、収集(コンプリート)行為に対する最大の報酬として設定されてきました。

例えば、『ポケモンZ-A』の舞台の原型である『ポケットモンスター X・Y』では、カロス図鑑に登録される全718匹のポケモンを「みつけた」状態にして、ミアレシTィのポケモン研究所3階にいるプラターヌ博士に話しかけることが入手条件でした。

また、『ポケモンZ-A』の直系の先輩にあたる『Pokémon LEGENDS アルセウス』では、従来の「捕獲したら終わり」という図鑑システムが変更されました。全ポケモンの「研究レベル」を10にして、ラベン博士に報告することが入手の条件となっていました。これも形は違えど、「全ポケモンの生態をリサーチする」という意味での図鑑完成が求められたわけです。

しかし、『ポケモンZ-A』では、この「図鑑完成=ひかるおまもり」という長年の伝統が破られました。本作でも図鑑のコンプリートは重要なやり込み要素の一つですが、「ひかるおまもり」入手の直接的な条件は、前述の通り「モミジリサーチLv50の達成」という一点のみです。ゲームデザインが「収集」から、ミアレシティでの「活動量」そのものを評価する方向へとシフトした、大きな仕様変更点と言えるでしょう。

最終条件は「トレーナー1000人勝利」

最終条件は「トレーナー1000人勝利」

「モミジリサーチ」をLv50にするという目標は、非常に長く険しい道のりです。そして、その達成における最大の関門、すなわち実質的な「最後のタスク」として設定されているのが、「トレーナー1000人に勝利すること」です。

この「1000人」という数字は、ストーリー攻略中に戦うトレーナーの数とは比較にならない、膨大な回数を要求するものです。ミアレシティの再開発が進むと、ワイルドゾーンやバトル施設などで再戦可能なトレーナーが多数出現します。彼らとのバトルを文字通り1000回こなし、勝利を収めなければなりません。

このタスクは、プレイヤーの戦略性やポケモンの育成度を試すというよりも、いかに効率よくバトルを周回し、時間を投資できるかという「忍耐力」と「効率化」が問われるタスクです。

過去作の「図鑑完成」が、知識と探索、そしてプレイヤー間のポケモン交換といった「幅の広い」努力を要求したのに対し、『Z-A』の「1000人勝利」は、ひたすらにバトルを繰り返す「縦積みの」努力を要求します。この仕様変更は、プレイヤーにとって最も大きな挑戦となるでしょう。この過酷なタスクをいかに効率よく達成するかが、ひかるおまもり入手の鍵となります。

モミジリサーチの効率的な進め方

モミジリサーチの効率的な進め方

トレーナー1000人勝利という最終タスクに至るまで、まずはリサーチレベルを1から49まで上げる必要があります。このレベル上げは、リサーチタスクをこなして「リサーチポイント(pt)」を稼ぐことで進行します。

『Z-A』のモミジリサーチは、『アルセウス』の図鑑タスクをさらに拡張したような内容になっており、様々な方法でポイントを獲得できます。効率的にポイントを稼ぐには、以下のタスクを並行して進めるのがおすすめです。

  1. ワイルドゾーンのポケモンをすべて捕獲する:各ワイルドゾーンには固有の出現ポケモンが設定されています。そのゾーンのポケモンをすべて捕獲(コンプリート)するたびに、報酬として1000ptが加算されます。
  2. 通信交換でポケモンを進化させる:通信交換によって進化するポケモン(ゴーリキー、ユンゲラーなど)を5回進化させると、それだけで合計6000ptという莫大なポイントが獲得できます。
  3. ポケモン図鑑を埋める:図鑑の完成自体はひかるおまもりの条件ではありませんが、図鑑の登録数に応じたリサーチタスクが大量に用意されています。例えば、220種類のポケモンを図鑑に登録するまでに、累計で19,400ptものポイントが得られます。

また、捕獲を効率化する重要アイテム「あおのカナリィぬい」の存在も欠かせません。これはラシーヌ工務店の横にいる男性と「カラフルなネジ」を交換することで入手でき、3個所持することでポケモンの捕獲率が30%以上も上昇します。

効率的なリサーチタスク達成条件と報酬
ワイルドゾーン制覇各ワイルドゾーンの出現ポケモンをすべて捕獲(達成ごとに1000pt)
通信進化通信交換でポケモンを5回進化させる(合計6000pt)
図鑑登録(序盤)図鑑に220種類登録するまで(タスク#44達成)で合計19,400pt
メガシンカ図鑑埋めメガストーンを集め、メガシンカさせたポケモンの図鑑を埋める

ポケモンZ-A版ひかるおまもりの効果と厳選のコツ

  • 色違いの確率:4倍(1/1024)
  • 効果が適用されないポケモンの注意点
  • 1000人勝利のおすすめ周回ポケモン
  • 育成論:高速周回用「しんそくカイリュー」

色違いの確率:4倍(1/1024)

色違いの確率:4倍(1/1024)

トレーナー1000人勝利という過酷な試練を乗り越え、苦労して入手した「ひかるおまもり」の効果は、もちろん絶大です。

『ポケモンZ-A』においても、ひかるおまもりは「持っているだけで」効果を発揮する大切なものです。その効果は、「色違いのポケモンと出会いやすくなる」というもので、具体的な確率も判明しています。

通常、野生のポケモンが色違いとして出現する確率は 1/4096 です。これは非常に低い確率であり、狙ったポケモンの色違いを出すには膨大な時間と運が必要になります。しかし、「ひかるおまもり」を所持していると、この確率が大幅に緩和されます。ひかるおまもり所持時の色違い出現確率は 1/1024 となります。

これは、通常時と比較して実に4倍も色違いに出会いやすくなることを意味します。この効果は、ワイルドゾーンに出現するオヤブン個体を含む、すべての「野生」ポケモンに対して適用されます。

『Z-A』で本格的に色違い厳選(色違いのポケモンを探すこと)を始めるのであれば、このアイテムは絶対に欠かせません。1000人勝利の先には、快適な色違い厳選ライフが待っているのです。

状況色違い出現確率
通常時(おまもり無し)1/4096
ひかるおまもり所持時1/1024 (4倍)

効果が適用されないポケモンの注意点

効果が適用されないポケモンの注意点

ひかるおまもりは非常に強力なアイテムですが、その効果には明確な「例外」が存在します。この仕様を知らずに厳選を始めると、膨大な時間を無駄にしてしまう可能性があるため、必ず確認してください。

『ポケモンZ-A』において、ひかるおまもりの色違い確率アップ(1/1024)が適用されない、つまり「効果がない」ポケモンは以下の通りです。

  1. 固定エンカウントポケモン(ストーリー上で必ず出会うポケモンや、特定の場所でシンボルとして固定配置されているポケモン)
  2. 伝説・幻のポケモン(多くの伝説・幻のポケモンは、色違いが出現しないように「色違いブロック」と呼ばれる処理がされています)
  3. 配信ポケモン(ふしぎなおくりものなどで受け取るポケモン)
  4. 化石ポケモン

このリストの中で、トレーナーが最も注意すべきは「化石ポケモン」です。過去の作品では、化石を復元する瞬間に色違い判定が行われるため、ひかるおまもりの効果を乗せた上でリセットを繰り返す(通称「化石リセット」)厳選方法が主流でした。

しかし、本作『Z-A』では、化石ポケモンはひかるおまもりの効果対象外となっています。つまり、化石ポケモンの色違いを狙う場合、その確率はひかるおまもりを持っていても 1/4096 のまま、ということになります。1/1024 の確率を期待してリセットを続けても、その期待は報われません。これは、色違い厳選を行う上で最も重要な注意点と言えるでしょう。

1000人勝利のおすすめ周回ポケモン

1000人勝利のおすすめ周回ポケモン

さて、ひかるおまもりの重要性と注意点を理解したところで、再び最大の壁である「トレーナー1000人勝利」に話を戻しましょう。このタスクの本質は「強さ」ではなく、いかにバトル1回あたりの時間を短縮できるかという「速さ」にあります。

この「高速周回」という目的に、多くのベテラントレーナーがたどり着いた最適解があります。それが、「しんそくカイリュー」です。

カイリューが選ばれる理由は、まずその高い「こうげき」種族値にあります。そして、何よりも重要なのが、カイリューが覚える「しんそく」という技です。

「しんそく」は、優先度+2の非常に強力な先制攻撃技です。多くの先制技(でんこうせっか、こおりのつぶて等)の優先度が+1である中、+2の優先度を持つ「しんそく」は、相手が先制技を使ってきたとしても、その上から一方的に攻撃できる可能性が極めて高い技です。

これにより、バトル開始と同時に「しんそく」を選択するだけで、相手が行動する前にポケモンを倒すことができます。バトルアニメーションや相手の行動時間を極限まで削減(時短)できるため、1000回という試行回数をこなす上で、これ以上ない適任者と言えます。

さらに、カイリューは「しんそく」が無効化されるゴーストタイプや、半減されるはがね・いわタイプに対しても、サブウェポン(別の技)で対応できる器用さを持ち合わせています。まさに1000人勝利を達成するためだけに生まれてきたようなポケモンです。

育成論:高速周回用「しんそくカイリュー」

育成論:高速周回用「しんそくカイリュー」

「トレーナー1000人勝利」タスクを最短でクリアするための、高速周回用「しんそくカイリュー」の育成論を紹介します。この育成論は、いかに「しんそく」の威力を高め、取りこぼしをなくすかに特化しています。

まず、ベースとなる個体は、「オヤブン個体」のカイリュー(またはミニリュウ)を推奨します。オヤブン個体は、捕獲した時点で個体値が3V(3つのステータスが最高値)以上であることが保証されているため、育成の厳選が非常に楽になります。ワイルドゾーン20など、高レベルのオヤブンがランダムに出現するエリアで探してみましょう。

捕獲したら、レベルを100まで上げ、「すごいとっくん」で個体値をすべて最大にします。その後、努力値をリセットし、「こうげき」と「すばやさ」に全振り(252)しましょう。「すばやさ」に振る理由は、万が一「しんそく」で倒しきれなかった場合や、相手がカイリューより速いポケモンだった場合に備えるためです。

性格は「こうげき」が上がり「とくこう」が下がる「いじっぱり」が最適です。ミントを使って変更しましょう。

持ち物は「しんそく」がノーマルタイプの技であるため、その威力を1.2倍に引き上げる「シルクのスカーフ」が最も推奨されます。

項目高速周回用ビルド理由・解説
入手個体オヤブン個体3V以上が確定しているため厳選が容易
性格いじっぱりこうげきを最大化するため(ミントで変更可)
努力値こうげき(A) 252 / すばやさ(S) 252「しんそく」の威力を最大化し、先手も取りやすくする
持ち物シルクのスカーフメインウェポン「しんそく」の威力を1.2倍に強化
技構成1しんそく高速周回(時短)の核となる最優先の先制技
技構成2ほのおのパンチサブウェポン。はがねタイプへの打点
技構成3かわらわりサブウェポン。いわ・はがねタイプへの打点
技構成4ドラゴンクローサブウェポン。しんそく無効のゴーストタイプへの打点

このカイリューを育成し、ミアレシティのトレーナーたちとのバトルを高速で周回することで、ひかるおまもりへの道は大きく近づくはずです。

総括:ポケモンZ-Aのひかるおまもりは、1000人勝利の先にある証

この記事のまとめです。

  • 『ポケモンZ-A』の「ひかるおまもり」は、「モミジリサーチ」のLv50達成報酬である
  • 過去作の『X・Y』や『アルセウス』とは入手条件が異なり、ポケモン図鑑の完成は必須ではない
  • モミジリサーチの管理者は、ポケモン研究所の所長代理「モミジ」である
  • Lv50に到達するための実質的な最終タスクは、「トレーナー1000人勝利」である
  • モミジリサーチはポイント制であり、Lv49まではタスクをこなしポイントを稼ぐ必要がある
  • 効率的なポイント稼ぎには「ワイルドゾーンの全捕獲(1ゾーン1000pt)」がある
  • 「通信交換による進化5回(合計6000pt)」も効率的である
  • 捕獲補助アイテム「あおのカナリィぬい」は、「カラフルなネジ」と交換で入手できる
  • 「あおのカナリィぬい」3個で捕獲率が30%以上上昇する
  • ひかるおまもりの効果は、色違いポケモンの出現確率が4倍になることである
  • 通常の確率1/4096が、おまもり所持時は1/1024になる
  • この効果はオヤブン個体を含む、野生のポケモンに適用される
  • 【最重要】「化石ポケモン」は、ひかるおまもりの効果対象外である
  • 化石ポケモンの色違い確率は、おまもりがあっても1/4096のままである
  • トレーナー1000人勝利の高速周回には、「しんそくカイリュー」の育成が強く推奨される
  • 「しんそく」によるバトル時間の短縮(時短)が周回の核となる
  • カイリューの個体は、「オヤブン個体」をベースにするのが最適である
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この記事を書いた人

初代ポケモン発売当時からのゲーマー。
発売から29周年にもなる超大ヒットゲームになるとは・・・
旧作から最新版まで、かゆいところにも手が届く情報発信を心がけています。

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