ポケモンZ-Aのポケモンホーム連携はいつから？2026年開始の仕様と注意点

『ポケモンレジェンズ Z-A』の発表に、多くのトレーナーが心を躍らせていることでしょう。舞台となるミアレシティでの新たな冒険、そして「メガシンカ」の復活は、期待せずにはいられません。

そんな中、皆さんが最も知りたいことの一つが「ポケモンホーム（Pokémon HOME）との連携はいつから可能なのか？」ということだと思います。

結論から申し上げますと、『ポケモンレジェンズ Z-A』の発売日は2025年10月16日ですが、ポケモンホームとの連携は2026年に予定されています。

そして、今回の連携では、過去作の『スカーレット・バイオレット』などとは異なる、非常に重要な「一方通行」の仕様が発表されています。この記事では、公式発表に基づく正確な連携時期の予想と、大切なポケモンを守るために絶対に知っておくべき連携の注意点について、専門家の視点で徹底解説します。

この記事のポイント

『ポケモンZ-A』の発売日は2025年10月16日
ポケモンホームとの連携は2026年に予定
Z-Aへ一度送ったポケモンは過去作に戻せない
連携時期の鍵は2026年2月発売のDLCか

『ポケモンZ-A』とポケモンホーム連携はいつから？公式発表まとめ

結論：ポケモンZ-AのHOME連携は「2026年」予定
ポケモンZ-Aの発売日は2025年10月16日
発売日と連携日が異なる理由の考察
過去作の連携時期から見る「2026年」の最速予想

結論：ポケモンZ-AのHOME連携は「2026年」予定

まず、トレーナーの皆さんが最も知りたい結論からお伝えします。『Pokémon LEGENDS Z-A』と『Pokémon HOME』の連携機能は、公式に「2026年に利用可能になる予定」と発表されています。

これは、ポケットモンスターオフィシャルサイトや関連する公式ニュースで明確に述べられている情報です。重要なのは、ゲームの発売と同時ではない、という点です。

「2026年」とだけ発表されており、現時点では「2026年の何月何日」といった具体的な日付は一切明らかにされていません。

そのため、「2026年1月1日になったらすぐに解禁される」と考えるのは早計です。開発チームが連携機能の最終調整や、後述する新しい仕様のテストを行うための期間として、2026年という枠が設定されていると考えるのが妥当でしょう。

過去のシリーズでも、ゲーム発売から数ヶ月後にHOME連携が解禁されるケースはありました。今回も同様に、プレイヤーがまずは『Z-A』の世界観にじっくりと浸れるよう、あえて時間差を設けている可能性が高いです。

いずれにせよ、公式の続報が発表されるまでは、連携は「2026年中」と捉えておくのが最も正確な認識となります。

ポケモンZ-Aの発売日は2025年10月16日

ポケモンホームの連携時期を考える上で、大前提となるゲーム本体の発売日も確認しておきましょう。『Pokémon LEGENDS Z-A』の発売日は、全世界同時に2025年10月16日（木）でした。

つまり、2025年10月16日の発売日から、少なくとも2026年の連携機能が解禁されるまでの期間（最短でも約2ヶ月半）、『Z-A』は完全に独立したゲームとしてプレイすることになります。

この「タイムラグ」は、ゲームの楽しみ方に直結する非常に重要な情報です。

例えば、公式情報では『Z-A』のランクバトル（オンライン対戦）のシーズン1が、発売日と同じ2025年10月16日の15時から開始されました。

これは、ポケモンホームの連携が開始される「前」に、最初の公式大会が開催されることを意味します。すなわち、シーズン1の対戦環境は、『Z-A』のミアレシティで捕獲・育成したポケモンのみで構成される、「純粋なZ-A環境」となることが確定しました。

発売と同時に過去作の強力なポケモンが流れ込むことはないため、全てのトレーナーが同じスタートラインで、新しいポケモンの探索や育成、バトルに臨むことになります。

発売日と連携日が異なる理由の考察

では、なぜゲームフリークは『Z-A』の発売日とポケモンホームの連携日をあえて分けるのでしょうか。これについて公式な言及はありませんが、ポケモンエキスパートの視点から、その理由を深く考察します。

最大の理由は、「ゲームの初期体験を保護するため」であると考えられます。

もし発売初日からポケモンホームが連携可能だった場合、多くのプレイヤーが『スカーレット・バイオレット』や『ポケモン GO』などで育成しきった、レベル100の伝説のポケモンや、努力値を完璧に振り分けた対戦用のポケモンたちを、即座にミアレシティへ転送するでしょう。

そうなると、ゲームのストーリー攻略や難易度バランスが著しく崩れてしまいます。『Z-A』で初めて出会うポケモンを捕まえ、メガシンカという新たな（あるいは懐かしい）システムを学び、試行錯誤しながら冒険を進めるという、『レジェンズ』シリーズならではの体験が損なわれてしまうのです。

開発陣としては、まずは『Z-A』のために用意された舞台とポケモンたちだけで、ミアレシティの再開発という物語をじっくりと味わってほしい、という強い意図があるはずです。

もう一つの理由は、技術的な調整期間の確保です。後述しますが、今回の『Z-A』とホームの連携には、過去作とは根本的に異なる「新しい転送ルール」が導入されます。この重大な仕様変更を、数千万人が利用するポケモンホームのシステムに組み込むには、入念なテストとデバッグ期間が不可欠です。ゲーム本体の開発と並行しつつ、安定した連携サービスを提供するために、あえて連携時期をずらしているとも考えられます。

過去作の連携時期から見る「2026年」の最速予想

「2026年」と聞いても、1月なのか12月なのかで大きく異なります。そこで、過去の事例と現在の公式発表を組み合わせて、「2026年のいつ頃になるのか」を専門的に予想します。

現在、私たちが持っている確定情報は以下の2点です。

ポケモンホームと『Z-A』の連携は「2026年」に予定されている。
『Z-A』の有料追加コンテンツ（DLC）である『M（メガ）次元ラッシュ』の追加ストーリー・コンテンツが、「今冬予定」と発表されている。

この「今冬予定」とは、一般的に2025年末から2026年の初頭（1月～2月頃）を指すと考えられます。

この2つの情報を並べると、有力な仮説が浮かび上がります。

それは、「ポケモンホームの連携解禁は、このDLCの配信時期と近い、2026年の早い段階になる可能性が高い」というものです。

ゲーム運営の戦略として、大型アップデート（HOME連携）と大型コンテンツ（有料DLC）の配信を近い時期に行うことは、休止していたプレイヤーを呼び戻し、ゲームを最も盛り上げるための強力な一手となります。

DLCで新たなストーリーやバトルコンテンツが追加されるタイミングで、同時にポケモンホームからお気に入りのポケモンたちを連れてこられるようになれば、プレイヤーの満足度は最大化されます。

したがって、具体的な日付はまだ不明ですが、「2026年の早い時期」（例えばDLCが配信されるであろう2026年の第1四半期頃）を一つの目安として準備を進めておくのが、現時点での最も有力な見解と言えるでしょう。

ポケモンZ-Aのポケモンホーム連携の仕様と重要注意点

Z-Aへの転送は「一方通行」！最大の注意点を解説
過去作からZ-Aへ連れてこれるポケモンの条件
Z-AからHOMEへ預けられるポケモンの仕様
転送の目玉！メガシンカポケモンと注目株一覧

Z-Aへの転送は「一方通行」！最大の注意点を解説

ここからが本題であり、この記事でお伝えしたい最も重要な警告です。

2026年にポケモンホーム連携が解禁された際、その仕様は『スカーレット・バイオレット（SV）』の時とは根本的に異なります。

公式の発表には、こう記されています。

「一度『Pokémon LEGENDS Z-A』に連れていったポケモンは、それまでの『ポケットモンスター』シリーズに連れていくことができなくなります。」

これは、非常に重大なルール変更です。『SV』や『レジェンズアルセウス』では、HOMEを経由してポケモンを預けたり、引き出したり、あるいは別の対応ソフトへ移動させたりと、比較的自由な行き来が可能でした（一部の技構成が変更されるなどの制限はありましたが）。

しかし、『Z-A』では、一度『Z-A』の世界に足を踏み入れたポケモンは、二度と『SV』『剣盾』『BDSP』『アルセウス』などの「過去作」には戻れない「一方通行（One-Way Transfer）」の仕様となることが明言されています。

これは、過去作から連れてきたポケモンだけでなく、『Z-A』で捕まえたポケモンをHOMEに預けた場合も同様で、それらのポケモンも過去作へ送ることはできません。

この仕様変更を知らずに、『SV』でリボンをコンプリートした大切な相棒や、貴重な配布ポケモンを『Z-A』に転送してしまうと、二度と『SV』のパルデア地方へ連れ戻すことはできなくなります。

この取り返しのつかない事態を避けるため、以下の比較表で『SV』と『Z-A』のルールの違いを明確に理解してください。

転送パターン	『SV』の場合（従来の仕様）	『Z-A』の場合（新しい仕様）
① HOME → ゲーム (新作へ)	○	○
② ゲーム → HOME (新作から)	○	○
③ ゲーム → HOME → 過去作 (新作から過去作へ)	○ (※1)	× (不可)
④ 過去作 → HOME → ゲーム (過去作から新作へ)	○ (※2)	○ (※2)
⑤ 過去作 → HOME → ゲーム → HOME → 過去作	○ (※1, 2)	× (不可)
※1：同ソフトへの送り返しを含む。
※2：各ソフトに登場するポケモン（内定ポケモン）に限る。

この仕様変更の背景には、『Z-A』が新しいゲームエンジンで開発されている可能性や、ポケモン自体の内部データ構造が過去作と互換性がなくなるほど変更される（例えば、新しい言語データが追加されるなど）といった技術的な理由が推測されます。

いずれにせよ、連携が解禁された際は、まず「失っても構わないポケモン」で転送テストを行うことを強く推奨します。

過去作からZ-Aへ連れてこれるポケモンの条件

『Z-A』が「一方通行」であるという重大なルールのほかに、もう一つ重要な制限があります。

それは、過去作から『Z-A』へ連れてくることができるポケモンは、「『Z-A』に登場するポケモン」に限られる、という点です。

これは、『ソード・シールド』以降の作品でお馴染みのルール、通称「内定システム」が『Z-A』でも採用されることを意味します。

『Z-A』の図鑑は全230体で完成し、いわゆる「全国図鑑」には対応していません。

したがって、ポケモンホームに預けている約1000種類以上の全てのポケモンを『Z-A』に連れてこられるわけではなく、この230体のポケモンだけが、ミアレシティへの入国許可を得られる、ということです。

例えば、もし『Z-A』の図鑑（全230体）に「ドオー」が含まれていなければ、『SV』で捕まえたドオーを連れてくることはできません。

逆に、『Z-A』でメガシンカが確認されている「リザードン」や「ルカリオ」などは、当然図鑑に含まれているため、過去作で捕まえた個体も（一方通行のルールを承知の上でなら）連れてこられる、ということです。

Z-AからHOMEへ預けられるポケモンの仕様

では、逆に『Z-A』で捕まえたポケモンをポケモンホームへ送る場合はどうなるのでしょうか。

これについては、公式から「『Pokémon LEGENDS Z-A』で仲間にしたポケモンたちを『Pokémon HOME』に預けることができるようになります。」と発表されています。

これは、ポケモンホームが持つ「すべてのポケモンが集まる場所」というクラウドストレージの基本機能を、『Z-A』もサポートすることを意味します。

ミアレシティで捕まえた色違いのポケモンや、厳選した個体を、未来の作品へ連れていくためにHOMEで安全に保管しておくことが可能です。

ただし、ここでも「一方通行」のルールが関連してきます。『Z-A』で捕まえ、HOMEに預けたポケモンは、当然ながら『SV』や『アルセウス』といった「過去作」へ送ることはできません。

『Z-A』は、ポケモンのデータ世代における「新しい出発点」と考えるべきでしょう。『Z-A』からHOMEに預けたポケモンは、『Z-A』本人に戻すか、あるいは『Z-A』の後に発売される「未来のポケモン作品」（例えば、第10世代）へ送るためだけの「フォワード・オンリー（前進専用）」のポケモンになると考えられます。