ポケモンXYで冒険を進める上で欠かせない3種類の「つりざお」。
この記事では、「ボロのつりざお」「いいつりざお」「すごいつりざお」それぞれの正確な入手場所と性能の違いを徹底解説します。
さらに、カロス地方での釣りを最大限に楽しむための応用テクニック、特に色違いポケモンを狙える「連続釣り」の具体的なコツや、成功率を劇的に上げる「きゅうばん」ポケモンの活用法まで、ベテラントレーナーも納得の情報を網羅。
この記事を読めば、あなたの釣りライフが格段にレベルアップすること間違いなしです。
- 3種類のつりざおの入手場所と方法を網羅
- 各つりざおの性能と釣れるポケモンの違い
- 色違いを狙う「連続釣り」の成功のコツ
- 釣りの成功率を上げるおすすめポケモン紹介
ポケモンXYのつりざお完全入手ガイド
- ボロのつりざおの入手場所と使い方
- いいつりざおの入手場所と釣れるポケモン
- すごいつりざおの入手場所と性能
- 3種類のつりざお性能比較と使い分け
ボロのつりざおの入手場所と使い方

カロス地方で初めて手にするつりざおは、「ボロのつりざお」です。これは冒険の序盤、化石の研究で有名なコウジンタウンで手に入れることができます。町の北側にある水族館に入り、中にいるつりびとに話しかけることで、簡単にもらうことが可能です。このイベントはストーリー進行に必須ではないため、見逃さないように注意しましょう。
「ボロのつりざお」という名前の通り、その性能は非常に限定的です。ほとんどの釣りスポットでは、ラブカスのような特定の弱いポケモンしか釣ることができません。一見すると物足りなく感じるかもしれませんが、これは開発者がプレイヤーに釣りの基本操作を教えるための、いわばチュートリアルアイテムとしての役割を担っています。
複雑な要素を排除し、「!」マークが出た瞬間にボタンを押すという、釣りの根幹となるアクションに集中させてくれるのです。このシンプルなつりざおでタイミングを掴むことが、後々手に入る高性能なつりざおを使いこなすための第一歩となります。まずはこのボロのつりざおで、カロス地方の豊かな水辺に親しむところから始めましょう。
いいつりざおの入手場所と釣れるポケモン

冒険を進め、緑豊かな港町ヒヨクシティに到着すると、次なる釣り具「いいつりざお」を入手するチャンスが訪れます。ヒヨクシティの海に面したエリア、おこうを売っているお店の右側にある桟橋の先にいるつりびとに話しかけると、冒険の助けとして譲ってもらえます。ボロのつりざおと比べて格段に性能が向上しており、カロス地方のポケモン図鑑を埋める上で欠かせない重要なアイテムと言えるでしょう。
「いいつりざお」の最大の特徴は、釣れるポケモンの種類が大幅に増える点にあります。ボロのつりざおでは出会えなかった、様々な進化前のポケモンたちがヒットするようになります。例えば、ニョロモやヒトデマンといった、後のシリーズでもおなじみのポケモンたちと出会えるのは、この「いいつりざお」があってこそです。
これは、プレイヤーの冒険の進行度と、世界の広がりを象徴するゲームデザインとも言えます。コウジンタウンで釣りの基本を学んだトレーナーが、より大きな町で新たな道具を手に入れ、未知のポケモンと出会う。このステップアップが、冒険の感覚をより一層深めてくれます。図鑑の完成を目指すトレーナーにとっては、中盤の相棒となるつりざおです。
すごいつりざおの入手場所と性能

カロス地方における最強の釣り具、「すごいつりざお」は、冒険が終盤に差し掛かった頃に手に入ります。その入手場所は、カロス地方の中心に位置するミアレシティからほど近い、16番道路にある「つりハウス」です。この小屋の中にいるつりびとに話しかけることで、トレーナーの腕を見込まれて譲り受けることができます。主要な町の施設ではなく、少し寄り道が必要な道路沿いの小屋に配置されている点は、プレイヤーに世界の隅々まで探索することの楽しさを教えてくれます。
「すごいつりざお」の性能は、その名の通り絶大です。これまで出会えなかった強力なポケモンや、進化後のポケモンまでも釣り上げることが可能になります。例えば、ニョロゾだけでなくニョロトノが直接釣れたり、ギャラドスのような強力なポケモンがヒットしたりと、まさにエンドゲームにふさわしい性能を誇ります。このつりざおは、単に珍しいポケモンを釣るためだけでなく、後述する「連続釣り」で色違いのポケモンを狙う際にも主力となります。
最高の道具を手に入れたという達成感と共に、カロス地方のすべての水辺が新たな可能性を秘めたフィールドに変わる瞬間です。この一本があれば、カロス地方の釣りマスターへの道が完全に開かれると言っても過言ではありません。
3種類のつりざお性能比較と使い分け

ポケモンXYに登場する3種類のつりざおは、それぞれ明確な役割と入手時期が設定されており、計画的にアップグレードしていくことが冒険をスムーズに進める鍵となります。性能の違いを理解し、状況に応じて適切に使い分けることで、より効率的にポケモン集めや特定の目的を達成することが可能です。例えば、すごいつりざおを手に入れた後でも、特定のポケモンを狙うためにあえてボロのつりざおを使う場面も存在します。
これらの違いを分かりやすく把握するために、以下の表にまとめました。
つりざおの種類 | 入手場所 | くれる人 | 主な用途と釣れるポケモンの特徴 |
ボロのつりざお | コウジンタウン | 水族館内のつりびと | 釣り入門用。ラブカスなど特定の弱いポケモンが釣れる。 |
いいつりざお | ヒヨクシティ | おこう屋右のつりびと | 図鑑埋めに最適。様々な進化前のポケモンが釣れる。 |
すごいつりざお | 16番道路 | つりハウス内のつりびと | エンドゲーム用。強力な進化後ポケモンも釣れる。 |
この表からわかるように、基本的には冒険の進行度に合わせて、より性能の高い「すごいつりざお」をメインで使っていくことになります。しかし、例えばラブカスが持つことがある「ハートのウロコ」を集めたい場合、他のポケモンがヒットしない「ボロのつりざお」を使う方が圧倒的に効率的です。
このように、目的が明確な場合は、あえて古い道具を選ぶという戦略的な判断が求められることもあります。3本のつりざおは、単なる上位互換の関係ではなく、それぞれに独自の価値があるのです。
ポケモンXYのつりざおを極める応用テクニック
- 色違いを狙え!「連続釣り」のコツと確率
- 連続釣りに最適なカロス地方の釣りスポット
- 吸盤(きゅうばん)持ちポケモンで成功率アップ
- 釣りでしか出会えない珍しいポケモン一覧
色違いを狙え!「連続釣り」のコツと確率

ポケモンXYの釣りを語る上で絶対に外せないのが、「連続釣り」というテクニックです。これは、同じ場所で釣りを連続で成功させることで、色違いのポケモンが出現する確率が劇的に上昇するという、非常に魅力的なシステムです。通常、色違いポケモンとの遭遇率は極めて低いですが、この方法を使えば、比較的短時間で輝くポケモンと出会える可能性があります。
連続釣りの基本的なルールは、「移動しない」「釣り糸を垂らして失敗しない(『釣れないなあ…』と表示される)」「ポケモンがヒットした際に逃げられない」という条件を満たし続けることです。連鎖が続けば続くほど色違いの確率は上がり、研究によれば20連鎖を達成するとその時点で確率が最大に達し、それ以降は確率が維持されると言われています。
このシステムは、単調になりがちな釣りを、緊張感あふれるエキサイティングなミニゲームへと昇華させています。いつ連鎖が途切れるかというドキドキ感と、色違いが出た瞬間の達成感は、他の方法では味わえない特別なものです。集中力を研ぎ澄まし、「!」のタイミングを見極め、輝く一匹を釣り上げましょう。
連続釣りに最適なカロス地方の釣りスポット

連続釣りを成功させるためには、技術だけでなく「場所選び」が極めて重要になります。連鎖が途切れる最も一般的な原因の一つが、誤って陸地に向かって釣り竿を振ってしまい、岩などに釣り針が引っかかってしまうことです。これを防ぐためには、周囲が岩や壁で囲まれている、いわば「袋小路」のような場所で釣りをすることが鉄則となります。
カロス地方には、こうした連続釣りに適した場所がいくつか点在しています。特におすすめなのが、「すごいつりざお」が手に入る16番道路のつりハウス周辺や、美しい景観が広がるアズール湾の岩場などです。これらの場所は、特定の方向を向けば必ず水面に釣り糸を垂らせるように、地形が巧みにデザインされています。プレイヤーがスティックをどの方向に倒しても、陸地に引っかかるリスクが最小限に抑えられるのです。
これは、開発者が「連続釣り」というシステムを想定して、意図的に配置した「釣りアリーナ」とも言えるでしょう。こうした場所を見つけ出し、自分だけのお気に入りの釣りスポットを開拓するのも、カロス地方の釣りの楽しみ方の一つです。安定して連鎖を続けられる場所を確保することが、色違いポケモンへの一番の近道となります。
吸盤(きゅうばん)持ちポケモンで成功率アップ

連続釣りに挑戦する多くのトレーナーが直面する壁、それは「そもそもポケモンが食いついてこない」という問題です。どれだけ集中していても、釣り糸を垂れた後に「釣れないなあ…」というメッセージが表示されれば、その時点で無情にも連鎖は途切れてしまいます。このランダム性による失敗は、プレイヤーのモチベーションを大きく削ぐ要因となり得ます。しかし、この問題をほぼ完璧に解決してくれる、まさにプロの技と呼べるテクニックが存在します。
その鍵を握るのが、特性「きゅうばん」または「ねんちゃく」を持つポケモンです。これらの特性を持つポケモンを手持ちの先頭に配置しておくと、なんと釣りの際に必ずポケモンがヒットするようになります。つまり、「釣れない」という失敗要因を完全に排除できるのです。
この特性を持つポケモンには、オクタンやマルノームなどがいます。事前にこれらのポケモンを捕まえて準備しておくだけで、連続釣りの難易度は劇的に下がります。この準備を行うことで、連続釣りは運に左右される作業から、プレイヤーの集中力とタイミングだけが問われる、純粋なスキルゲームへと変化します。色違いポケモンを本気で狙うのであれば、この戦略的準備は必須と言えるでしょう。
釣りでしか出会えない珍しいポケモン一覧

カロス地方の広大なフィールドには、草むらや洞窟だけでなく、川や海にも多種多様なポケモンが生息しています。そして、その中には「釣り」という手段でしか出会うことのできない、貴重なポケモンたちが数多く存在します。ポケモン図鑑の完成を目指すトレーナーにとって、釣りの技術をマスターすることは避けては通れない道なのです。
例えば、カロス地方で初登場したウデッポウ(X限定)やクズモー(Y限定)は、特定の場所で釣り上げることでのみ捕獲が可能です。また、過去のシリーズから登場しているニョロモやタッツー、チョンチーといったポケモンたちも、カロス地方では主に釣りによって出会うことになります。
これらのポケモンは、単に図鑑のページを埋めるだけでなく、それぞれがユニークな進化を遂げたり、強力な技を覚えたりと、バトルにおいても重要な役割を果たします。このように、釣りは単なるサブイベントではなく、ゲームの世界観を豊かにし、ポケモン収集の多様性を確保するための重要なシステムとして機能しています。すべてのポケモンと出会うためには、草むらを歩き回るだけでなく、時には静かに水面を見つめ、釣り糸を垂れる時間も大切なのです。
総括:ポケモンXYのつりざおを完全制覇し、カロス地方の釣りを遊び尽くす
この記事のまとめです。
- つりざおは全部で3種類存在する
- ボロのつりざおはコウジンタウンで入手可能
- いいつりざおはヒヨクシティで手に入る
- すごいつりざおは16番道路のつりハウスにある
- 各つりざおは釣れるポケモンの種類が異なる
- ボロのつりざおはラブカスなど特定のポケモン専用
- いいつりざおは図鑑埋めに適した進化前ポケモンが中心
- すごいつりざおは強力な進化後ポケモンも釣れる
- 連続釣りは色違いポケモンの出現確率を上げるテクニックである
- 連続釣りは20連鎖で色違い確率が最大になる
- 連鎖を続けるには集中力とタイミングが重要
- 連続釣りの成功には釣り場の選択が不可欠
- 岩などで囲まれた場所が最適な釣りスポットである
- 先頭のポケモンを特性「きゅうばん」にすると釣りの成功率が上がる
- 釣りでしか出会えないポケモンも存在するため、図鑑完成には必須